「・・・う、うーんアレここどこだ。」
俺が目を覚ますと知らない天井が見えた。
「そうか俺、昨日幻想入りして霊夢と話してたらいつの間にか暗くなってて、霊夢に泊めてもらったんだっけか、てか今何時だよ」
ふと思い、俺はスマホを取り出し時間を見た。
時間は早朝の5時過ぎだった。俺はいつも6時過ぎに起きて射法八節をしていたが今日は、いつも部活で使っている弓と矢があったので木に向かって弓を引いた。
許可は勿論取ってあるから心配ないと思う。
自主練をしていたら霊夢が起きてきた。
「悪い、起こしちまったか?」
「大丈夫よ、朝食が出来たから呼びに来たの」
霊夢にそう言われ時計を見ると7時を過ぎていた。
「あぁ、もうこんな時間か呼びに来てくれてありがとな」
「気にしなくてもいいわよ」
霊夢は照れくさそうに言った
褒められてないんだな、こういった所は、可愛いよな」
「・・・なっ、何言ってんのよ/////」
(ん?俺なんか言ったのか?)
「まぁいいや、ところで霊夢朝ごはんできてるんだろ?食べようぜ」
「え、えぇ分かったは」
それから俺と霊夢は朝食を頂いた。
(霊夢の作ったご飯美味しいな。何ていうかザ、和食って感じだ。俺が黒歴史メーカーじゃ無かったら危うく告って、振られてたぜ・・・って振られるんだなこう考えてみると悲しいなぁ)
そんな馬鹿なことを俺は考えていた。
「朝食を食べたら結界を緩めるから帰りなさい。」
「おう、分かった」
俺はそう返事した。
「ごちそうさまでした。」
「お粗末さまでした。」
「霊夢片付けは俺がやるよ。」
「いや、いいわよ、それくらい私がやるわよ」
「ハァ、いや俺にやらせてください。だってよこんな美少女に、朝食を頂けたんだぜ?片付けもお願いしたら罰が当たっちまうよ」
俺は冗談半分でそう言った。
「じゃ、じゃあお願いするわね。/////」
「おう、任せとけ」
俺はそういい朝食のあと片付けをした。
片付けが終え、霊夢は結界を緩めるから準備を始めていた。
「結界を緩めたわよ、さぁ帰りなさい」
「ありがとう、本当に短い間だったが何もかもしてくれてありがとな、飯凄い美味かったぞ。さよなら」
「えぇ・・・さよなら・・・」
お互い別れの挨拶を済ませ俺は、結界から抜けようとしたその時
バチィ
何かに跳ね返されるように体を押し返された。
「・・・は?なんで俺帰れないの?」
なんで帰れないのか焦ったが1番驚いていたのは俺でもなく霊夢だった。
「・・・え?なんで帰れないの?」
「霊夢結界を緩めたんだよな?」
「えぇ確かに緩めたはずよ、でも何で・・・」
「それは多分伊藤 京に能力が目覚めたからよ」
突如俺と霊夢の間から声が聞こえた。
「誰だ!」
俺は驚きとっさに叫んでいたが、霊夢はそうでもなかった。
「紫」
「紫?確か幻想郷の結界を支えている妖怪の賢者だったけか?」
「えぇそうだけど、何故、その事を知ってるのかしら?昨日から見てたけど霊夢がそのことについては、語ってないわよ。」
「そうそう、私も気になったの教えてないのに結界のことを言われたから気になっていたのだけど何で知ってるのよ、あと紫また勝手に除いてたのね・・・」
「ん、その事か説明してなかったな、こっちの事は外でもある程度有名だからなまぁこっちはゲームでなんだけどな、だから紫さんのことも結界のことも知ってるわけだ。」
「あら、私達って外の世界でも有名なのね。」
「ところで紫さんかなり脱線しましたけど、俺が能力に目覚めたってどうゆう事ですか?」
どうもKyoroです。
今回のお話はどうでしたでしょうか?
今回はわざと中途半端に終わらせてみました。
次回もゆっくりと読んで言ってください。