インフィニット・エグゼイド~意志を継ぐ医者~   作:ルオン

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お待たせいたしました‼

今回の話では、ある人物たちも永流たちがいる世界にやって来ていて、ある人物たちが助けにきます。

それでは本編スタートです‼


Stage45:来ていた仲間と復活の守り人

永流たちが始から話を聞いていたその頃、遠く離れた工場地帯、永流の妹である亜夢とマドカは、友人である英志とアン、英志の父親である進ノ介、ラッキーの仲間であるサソリ座系惑星ニードルの出身である、キュウレンジャーの1人、【サソリオレンジ】ことスティンガーと、スティンガーの相棒で、ロボレスリングと呼ばれる大会のチャンピオンであり、キュウレンジャーの1人、【オウシブラック】ことチャンプがいた。

 

「話を整理するぞ?亜夢ちゃんとマドカちゃんは、ここに来る前に、散歩をしていたんだな?」

 

「そうです。私と亜夢は、天気が良かったので、散歩をしてたんです」

 

「英志とアンちゃんは、買い物をしていたんだな?」

 

「そうですおじ様。英志さんと2人で買い物してました」

 

「あんたたちキュウレンジャーは、仲間の捜索をしていたんだな?」

 

「ああ。俺と相棒は、仲間の捜索をしていた」

 

「俺はここに来る前、ベルトさんとパトロールをしていた」

 

『そして全員、突然目の前に謎の穴が現れ、吸い込まれてしまい、ここで目覚めたと……なんとも不思議な話だね』

 

全員が同じように、謎の穴に吸い込まれたことに、不思議がるクリム。

 

「とにかく、ここから移動しよう」

 

「そうだな。ここにいても、解決にはならないしな」

 

そう言って、進ノ介たちは移動しようとする。

だがその時

 

「見つけたぞ‼仮面ライダー‼」

 

「ッ⁉ショッカー⁉」

 

突如、ショッカーが現れ、戦闘員たちが進ノ介たちを取り囲んだ。

そして戦闘員たちの中から、イカの怪人が出てきた。

 

「こんなとこにいたのか…………捜すのに時間がかかったぞ‼」

 

「お前は…………イカ怪人⁉」

 

「えっ?イカ怪人?イカゲソ怪人じゃないの?」

 

「タコ怪人ではないのですか?」

 

「どれも違うわー‼俺様はスペースイカデビルだ‼おい女‼どこをどうみたら、タコと間違えるゲソか⁉」

 

的外れな答えに、怒るスペースイカデビル。

その時、スティンガーが思い出した。

 

「…………思い出した、お前、一度俺やラッキーを邪魔した怪人だな」

 

「誰だ貴様?貴様なぞ知らないぞ?」

 

「この姿を見れば思い出すだろうさ…………チャンプ」

 

「よし‼行くぞ」

 

そう言ったスティンガーとチャンプは、セイザブラスターに、自分たちのキュータマ、【サソリキュータマ】と【オウシキュータマ】を取り出してセットする。

 

《サソリキュータマ‼》

《オウシキュータマ‼》

《セ・イ・ザ・チェンジ‼》

 

「「スターチェンジ‼」」

 

スティンガーとチャンプは、セイザブラスターのグリップを引き、スティンガーは【サソリオレンジ】に、チャンプは【オウシブラック】へと姿を変えた。

 

「ポイズンスター‼サソリオレンジ‼」

 

「リングスター‼オウシブラック‼」

 

「究極の救世主‼宇宙戦隊‼」

 

「「キュウレンジャー‼」」

 

「カッコいい‼」

 

姿を変えたスティンガーとチャンプの名乗りを聞いて、亜夢はキラキラ目を輝かせる。

脇で見ていた進ノ介は、顔をひきつらせていた。

スペースイカデビルに関しては、スティンガーを見て驚いた。

 

「き、貴様はあの時の⁉丁度いい‼貴様を地獄に送ってやる‼」

 

「やれるものなら、やってみろ‼ハッ‼」

 

「行くぞ‼モォー‼」

 

スティンガーは【キュースピア】を、チャンプは【キューアックス】を構えて、スペースイカデビルに突っ込む。

 

「父さん‼クリムさん‼アン‼俺たちも行こう‼」

 

「ああ‼」

 

『OK‼start your engine』

 

「はい‼」

《スタンバイ》

《イエッサー‼ローディング》

 

「「「変身‼」」」

 

《ドライブ‼タイプ、ネクスト‼》

《ドライブ‼タイプ、ワイルド‼》

《テンガン‼ネクロム‼メガウルオウド‼》

《クラッシュザインベーダー!》

 

英志はダークドライブタイプネクストに、進ノ介はドライブのフォームの1つである【ドライブ タイプワイルド】に、アンはネクロムに変身して、戦闘員たちに突っ込んで行った。

 

「フッ‼ハァッ‼タァッ‼」

 

『『『イ~~~⁉』』』

 

英志はブレードガンナーで

 

《タイヤコウカーン‼》

《ランブルダンプ‼》

 

「ハァアア‼テリャァアアア‼」

 

『『『イ~~~⁉』』』

 

進ノ介は、シフトカーの1台、【ランブルダンプ】でタイヤ交換を行い、左腕に装備されたドリルと、専用武器である【バンドル剣】で

 

「ハッ‼ヤァッ‼」

 

『『『イ~~~⁉』』』

 

アンは、拳や足で、戦闘員たちを蹴散らしていた。

 

「何をやっている⁉たった三人に、押されるなど、あっては―――「余所見をするな‼」「オラッ‼」―――ゲソ~⁉」

 

英志たちに押されている戦闘員たちを見て、怒りだしたスペースイカデビルであったが、スティンガーとチャンプに殴り飛ばされる。

 

「げ、ゲソ~…………こうなったら‼戦闘員たち‼ライダーじゃない小娘どもを狙え‼」

 

『『『イー‼』』』

 

戦闘員たちは、スペースイカデビルの指示に従い、目標を亜夢とマドカへと変えた。

 

「させるか「行かせん‼」ぐっ⁉」

 

「貴様らの相手は、この俺様だぁ‼」

 

「ぐあっ⁉このイカ擬きが‼」

 

亜夢とマドカを守りに行こうとするスティンガーとチャンプだったが、スペースイカデビルによって妨害されてしまう。

 

「なら俺が――『ドガァアアアン』――がぁっ⁉」

 

「英志さん⁉――『ドガァアアアン』――きゃあ⁉」

 

「アンちゃん⁉――『ドガァアアアン』――ぐあっ⁉」

 

「ふっふっふっ…………助けには行かせぬわ‼」

 

スティンガーたちの代わりに、亜夢たちを守りに行こうとした英志たちだったが、突如現れた怪人、【カメバズーカ】に妨害されてしまう。

 

「ナイスだカメバズーカ‼戦闘員どもよ‼小娘ども殺せ‼」

 

『『『イー‼』』』

 

カメバズーカを誉めたスペースイカデビルは、戦闘員たちに再度襲うように指示を出す。

指示された戦闘員たちは、ナイフなどを取り出し、亜夢とマドカに襲いかかる。

だが

 

《ガシャコンブレイカー‼》

《ジャッキーン‼》

 

「そぉれ‼」

 

『『『イ~~~⁉』』』

 

《ガシャコンソード‼》

 

「マドちゃん‼」

 

「フッ‼ハァッ‼」

 

『『『イ~~~⁉』』』

 

「「「「「なっ⁉」」」」」

 

「なぁぁぁにぃぃいいい⁉」

 

亜夢は襲われる直前に、ガシャコンブレイカーを出現させ、ソードモードにして、戦闘員を斬りさいた。

そしてマドカは、亜夢が出現させたガシャコンソードを受け取り、戦闘員を斬りさいた。

英志たちはもちろん、敵であるスペースイカデビルも驚いた。

 

「小娘‼何故貴様が、エグゼイドが使用していた武器を持ってる⁉」

 

「教えてあげないよ~だ‼」

 

「皆さん‼私と亜夢のことは気にせず、ショッカーを倒してください‼」

 

「「「「「分かった‼」」」」」

 

マドカに言われた英志たちは、戦闘に集中する。

戦闘に集中した英志たちの猛攻に、スペースイカデビルたちは押され始めた。

 

「ぐっ⁉コイツら、急に力が増しやがったゲソ‼」

 

「どうするカメか⁉スペースイカデビル⁉撤退するカメか⁉」

 

「やむを得んゲソ‼」

 

そう言って、撤退しようとするスペースイカデビルたち。

するとその時

 

「苦戦してるようだな?スペースイカデビル?」

 

「むっ?お、お前は⁉」

 

「ッ⁉この声と威圧感は⁉」

 

その場に、1人の男の声が響き渡った。

その声に聞きおぼえのあったスペースイカデビルと進ノ介は、声の聞こえた方へと顔を向ける。

周りで戦っていた英志たちも、敵味方関係なく、声の聞こえた方へと顔を向ける‼️

そこには、かつてショッカーが生み出した、最強最悪の仮面ライダー、【仮面ライダー4号】がいた。

 

「来てくれたのか4号‼」

 

「首領の指示でな。苦戦してるお前らの、助っ人に来た」

 

「ありがたいゲソ‼」

 

「それと…………久しぶりだな?仮面ライダードライブ?」

 

「4号お前⁉蘇ったのか⁉」

 

「まぁな?」

 

「父さん、あのライダーを知ってるの?」

 

『奴の名前は仮面ライダー4号。ショッカーが生み出した最強最悪のダークライダーだ‼』

 

「「ダークライダー⁉」」

 

クリムの話を聞いた英志とアンは驚いた。

 

「さて、初めて奴もいるが…………まずは」

 

「ぐあっ⁉」

 

「父さん⁉」

 

遠く離れていたはずの4号が、一瞬で進ノ介の目の前に移動し、進ノ介を殴り飛ばした。

 

「テメェに復讐させてもらうぜ?ドライブ?」

 

「ぐっ⁉」

 

『なんて速さだ⁉頑丈なタイプワイルドでなかったら、変身が解ける威力だぞ⁉』

 

「よくも父さん‼」

 

「ドライブの息子か?…………だが‼」

 

「があっ⁉」

 

「英志さん⁉」

 

ブレードガンナーで、4号に斬りかかった英志だったが、4号の速いパンチで、殴り飛ばされる。

 

「隙だらけだ」

 

「よくも英志さんを‼」

《ダイテンガン‼ネクロム‼オメガウルオウド‼》

 

「ハァッ‼」

 

英志を殴り飛ばされ、怒ったアンは、4号に向かってエネルギー弾を放つ。

だが

 

「ハァッ‼」

 

「えっ?きゃぁああああ⁉」

 

4号はエネルギー弾を拳で弾き返し、アンに命中させる。

 

「ドライブ以降のライダーと聞いていたが、弱いな」

 

「なんだ奴は⁉」

 

「とにかく止めるぞ‼」

 

4号の強さに驚くスティンガーたちだが、4号が危険だと感じ、4号に向かって駆け出す。

しかし

 

「フン‼ハァッ‼」

 

「があっ⁉」

 

「ぐおっ⁉」

 

4号は2人に一瞬で近づき、殴り飛ばした。

 

「ライダーと違う戦士だと聞いていたが、大したことないんだな」

 

そう言った4号は、倒れている進ノ介に近づいていく。

 

「終わりだドライブ。あの世で悔やむんだな」

 

「4号‼がっ⁉」

 

進ノ介は、4号に掴みかかろうとしたが、4号に踏まれ、動けなくなる。

そして4号は、進ノ介にトドメをさそうと、拳を振り上げる。

だがその時

 

「ッ⁉ちぃっ‼」

 

どこからか、赤い光弾が4号に向かって飛んできた。

4号はすぐにその場から離れ、光弾をかわし、光弾が飛んできた方に顔を向ける。

そこにいたのは、かつて、人の夢を守るために戦い、世界を守るために戦い、死んでしまった戦士【仮面ライダーファイズ】と、錬金術で作られたコアメダルを使って戦う戦士【仮面ライダーオーズ】が何故か2人いた。

 

to be next stage




今回はここまでです‼

次回はファイズと2人のオーズが4号と戦います。

次回も是非読んでください‼

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