インフィニット・エグゼイド~意志を継ぐ医者~   作:ルオン

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今回は早めに投稿できました‼

今回の話では、あの中国娘と例の男女が転校してきます。
そして最後に珠美が、大胆な行動をとります‼

それでは本編スタートです‼


Stage22:中国からの転校生と転校してくる友人

「ん……ここは…………俺の部屋?」

 

「目が覚めたか?」

 

「猛?」

 

酒を誤って飲んで暴走し、珠美によって気絶させられた永流は、翌日の朝に自分の部屋で目を覚ました。

猛が目覚めた永流に声をかけながら近づく。

 

「気分はどう?頭痛くない?」

 

「大丈夫。猛、俺はセシリアたちと織斑の就任パーティに参加してたはずだけど、いつ部屋に戻ったんだ?」

 

「もしかして永流くん、昨日のこと覚えてない?」

 

「あ、ああ。黛さんに脅……忠告したとこまでは覚えてるんだけど、その後のことが思い出せないんだ」

 

「えっと、実は…………」

 

猛は、記憶がない永流に、昨日のことを説明する。

説明を聞いた永流は、頭を抱えてため息をつく。

 

「はぁ…………俺は何やってんだ。セシリアやユリシア、教師である織斑先生や山田先生にそんなことしてしまうなんて。男として最低だ」

 

「あははははは…………(まぁ4人とも、まんざらでもなかったんだけどね)」

 

「とりあえず、シャワーを浴びてくるよ」

 

そう言った永流はシャワーを浴び、制服に着替えて食堂に向かった。

食堂に着くと、食堂には先日の永流の被害者たち千冬と真耶、ユリシアとセシリアが、ため息をつきながら食事をしていた。

永流は覚悟を決め、4人に近づいていく。

 

「織斑先生、山田先生、ユリシア、セシリア」

 

「「「「えっ?ッ⁉宝生(永流)(さん)⁉」」」」

 

永流の登場に驚く4人。

そんな4人に永流は頭を下げ、再び4人が驚く。

 

「ほ、宝生⁉」

 

「昨日は大変失礼なことをしてしまい、申し訳ありませんでした‼」

 

「え、永流さん‼頭を上げてください‼私たちは気にしておりませんから‼」

 

「そ、そうよ‼皆から理由は聞いたから、永流が気にやむ必要はないのよ」

 

「そ、そうです‼お酒を飲んでああなってしまったんですから、気にしないでください‼」

 

「そ、そうだ‼お前が気にやむ必要はない‼」

 

「ですが、好きでもない異性にあんなことされた皆さんの気持ちを考えると、気にしない訳にはいきません」

 

「そんな、私は逆に嬉しかったですし」

 

「えっ?」

 

「と、とにかく‼////私たちは気にしておりませんので、永流さんも気にしないでくださいまし‼////」

 

「…………でも」

 

セシリアに言われても、気にしないではいられない永流。

そんな永流に、千冬が大胆な行動をする。

 

「宝生」

 

「えっ?なんですk『ギュッ』えっ⁉」

 

「「「お、織斑先生⁉」」」

 

突然永流の名を呼んだ千冬が永流に抱きつき、抱きつかれた永流はもちろん、見ていた3人も驚いた。

 

「お、織斑先生⁉////」

 

「宝生、1つ聞かせろ」

 

「えっ?な、なんですか?////」

 

「お前は…………私を……ブリュンヒルデではなく、1人の女性と見ているか?」

 

「えっ?あ、当たり前でしょ‼織斑先生は綺麗な女性ですよ⁉」

 

「ふふ♪そうか♪」

 

「あの……織斑先生?」

 

「宝生……私を本気にさせたんだ。覚悟しろよ?永流」

 

永流の耳元でそう呟いた千冬は、自分が使っていた食器を片付け、食堂から出ていった。

 

「な、なんだったんだ?」

 

「ほ、宝生さん‼」

―ギュッ―

 

「えっ⁉や、山田先生⁉////」

 

今度は真耶が永流に抱きついてきた。

 

「や、山田先生⁉////な、何を「私も‼」えっ?」

 

「私も…………負けませんから‼////」

 

永流にそう言った真耶は、顔を真っ赤にしながら永流から離れ、食堂から出ていった。

何がどうなってるのか、理解できない永流の元に、ユリシアとセシリアが近づいてくる。

 

「「永流(さん)」」

 

「え、な、なに?」

 

「私たちも」

 

「負ける気はございませんので」

 

「は、はい」

 

2人の気迫に押され、返事することしかできなかった永流。

そして永流に言いたい事を言ったユリシアとセシリアは、食器を片付けて食堂を出ていった。

残された永流は、完全に空気になっていた猛と共に朝食を食べ、食器を片付けた後、教室に向かった。

余談だが、織斑は急所を蹴られたことは記憶から消えていた。

そして永流と猛が挨拶をしながら教室に入ると、中にいた生徒が一斉に永流を見る。

永流が普段通りだと分かると、嬉しいような悲しいような表情になった。

何がなんだか分からないまま席に着く永流に、亜夢とマドカ、本音が近づいてきた。

 

「お兄ちゃん大丈夫?頭痛くない?」

 

「大丈夫だよ。心配かけたな亜夢」

 

「兄さん、昨日のことについてだが」

 

「大丈夫。猛から全部聞いたよマドカ。みんなにも迷惑かけてごめん」

 

「気にしないでいいよ~エルルン♪」

 

「ありがとう本音」

 

この後、先に来ていたセシリアとユリシアを含めた7人で話しを始めた永流。

その数分後、織斑が篠ノ之と一緒に教室に入ってくる。

その瞬間、クラスが重い空気に包まれ、篠ノ之は永流を憎しみを込めた目で睨む。

それに対して永流も、殺気を込めて睨み返し、睨まれた篠ノ之は顔を青ざめて直ぐ様席についた。

その時、3人の女子生徒が永流に近づいてきた。

 

「宝生さん聞きましたか?」

 

「えっ?何を?」

 

「実は今日、中国から転校生が来るらしいですよ」

 

「中国から転校生?」

 

「ええ。しかも、代表候補生みたいですよ」

 

「中国の代表候補生…………か」

 

女子生徒から話を聞いた永流は、その転校生に疑問を持った。

その永流に、猛が気づき永流に訊ねる。

 

「どうかしたか?」

 

「ん?いや、何故今の時期に転校してきたのかって思って」

 

「どういう意味お兄ちゃん?」

 

「カナ…………楯無から聞いた話なんだが、ここの編入試験は、入学試験より難しいらしいんだ」

 

「なるほど…………その試験に合格して入れるような子が、何故入学試験を受けないで編入という形できたのか。そこに疑問を持ったわけだ」

 

「その通りだ」

 

猛が永流の考えていることを当て、それを聞いていた亜夢たちは納得する。

 

「なるほど確かにそうだよね」

 

「編入できる程の人物が、何故入学試験を受けなかったのか」

 

「考えられるのは、俺と織斑のISのデータが目的か、織斑個人が目的か」

 

「?兄さん、織斑個人とはどういう意味だ?」

 

「簡単さ、織斑に惚れ込んできたか、織斑と恋人となり、織斑先生の後盾を得るためってことさ」

 

「そ、そんな考えを持つ人いるんですか?」

 

近づいてきた3人のうち1人が、永流に質問する。

 

「飽くまで可能性だけどね」

 

「そう……ですか」

 

「そ、その話は置いといて、今年の代表戦、織斑くんには勝ってもらわないと‼でないと、1年間のデザートフリーパスが手に入らない‼」

 

重くなった空気を話題を無理矢理変えた女子生徒。

それを聞いていた周りの生徒たちが、織斑に近づいていく。

 

「織斑くん頑張って‼フリーパスは、織斑くんにかかってるんだから」

 

「お、おう」

 

「まぁ今年は楽かな?専用機持ってるのは、1組と4組だけだし」

 

生徒の1人が自信満々に言ったその時

 

「その情報古いよ‼」

 

「えっ?」

 

「2組の代表候補生も、専用機持ちに変わったのよ。だから、そう簡単には勝てないわ」

 

1人の女子生徒が教室の出入口で、女子生徒の発言を否定した。

そして織斑が、その女子生徒を見て驚いていた。

 

「お前…………鈴か⁉」

 

「そうよ‼中国代表候補生鳳 鈴音(ふぁん りんいん)‼今日は宣戦布告しに来たってわけ‼」

 

鈴音という女子が織斑を指さしながら、小さく笑って宣言する。

それを見た織斑はというと

 

「何やってんだ?すげぇ似合わないぞ?」

 

「なっ⁉なんてこと言うのよあんたは⁉」

 

鈴音に似合わないと言い放ち、言われた鈴音の雰囲気がガラッと変わった。

するとそこに

 

「おい、鳳」

 

「えっ?……ッ⁉ち、千冬さん⁉」

 

「織斑先生だ。そろそろ授業が始まる。自分の教室に戻れ」

 

「は、はい‼じゃあ一夏、また後でね‼逃げるんじゃないわよ‼」

 

そう言って鈴音は教室へ戻った。

そして千冬が教室に入り、教壇に立つ。

 

「諸君、実はこのクラスに転入することになった者が2人、入ることとなった」

 

『『『『『え……えぇええええええええ⁉』』』』』

 

千冬の発言に、永流と猛以外の生徒たちが驚く。

 

「お、織斑先生、さっきの子だけじゃなかったんですか⁉」

 

「ああ。鳳以外に2人転校生がいる」

 

「……なぁ猛」

 

「なに?」

 

「なんか……すげぇ嫌な予感がする」

 

「奇遇だね。俺もだ」

 

千冬の言葉を聞いて、何故か嫌な予感がする永流と猛。

 

「今、廊下で待たせている。入ってこい」

 

千冬がそう言うと、2人の男女が教室に入ってきた。

その2人を見た永流と猛はもちろん、周りの生徒たちも驚きを隠せなかった。

 

「自己紹介してくれ」

 

「うっす‼え~、初めまして‼沢芽市から来た葛葉 紘助(かずらば こうすけ)だ‼好きな食いもんはカツ丼にフルーツ。趣味はダンスだ‼何故かIS動かしちまってここに来た。年齢は皆より年上の19だけど、気軽に声をかけてくれ。よろしくな‼」

 

『『『『『きゃぁあああああああ‼』』』』』

 

「うおっ⁉ビックリした⁉」

 

紘助が自己紹介を終えると、永流と猛の時のように歓喜の叫びを響かせる女子生徒たち。

あらかじめ嫌な予感をしていた永流と猛は耳をふさぎ、紘助は驚いて一歩引いた。

 

「さ、3人目‼3人目の男子よ‼」

 

「いやいや、風文字さんも入れたら4人よ‼」

 

「宝生さんや風文字さんと雰囲気の似たイケメン‼」

 

「私と一緒に夜の熱いダンスをして~」

 

「これは、宝生×葛葉ね‼」

 

「なに言ってるの‼風文字×葛葉よ‼」

 

「いいえ違うわ‼宝生×風文字×葛葉よ‼」

 

「皆なに言ってるの‼宝生×葛葉×風文字×織斑よ‼」

 

「静かにせんか‼」

 

盛り上がっていた女子生徒たちが、千冬の一言で静まる。

 

「まだ自己紹介は終わっていない。葛葉姉、頼む」

 

「はい。葛葉 恋(れん)です。先程紹介した葛葉 紘助の双子の姉です。趣味はダンスに裁縫、お料理です。訳があって今まで高校に通えませんでした。皆さんより年上ですが、気軽に話しかけてください。よろしくお願いします」

 

紘助の姉、恋の自己紹介を聞いた生徒たちが拍手する。

 

「では2人の席だが、え……んん‼宝生と風文字の後ろだ」

 

「「はい」」

 

千冬の言葉に返事をした2人は、永流と猛の後ろの席に座った。

 

「それでは授業を始める」

 

千冬の号令と共に、永流たちは授業を受けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後、昼休みになり、永流たちは紘助と恋と共に、楯無と虚、簪と合流して食堂で食事をしていた。

 

「それにしても、こうして面と向かって会うのは久しぶりだな‼元気だったか永流?猛?」

 

「ああ、元気だったよ紘助」

 

「俺もだよ、紘助くん」

 

「亜夢ちゃんも本音ちゃんも大きくなっちゃって‼お兄ちゃん嬉しい‼」

 

「えへへ♪紘助お兄ちゃん、恋お姉ちゃん、久しぶり♪」

 

「久しぶり~コスケ♪レンレン♪」

 

「ふふ♪ホント久しぶりね亜夢♪本音♪」

―ナデナデ―

 

「「ふにゃ~♪」」

 

恋に撫でられ、猫化する亜夢と本音。

その変わりように、ユリシアとセシリア、マドカはは驚き、永流と猛、楯無と虚、簪は苦笑いする。

 

「カナちゃ……いや、今は楯無だっけ?虚ちゃん、簪ちゃんも久しぶり♪」

 

「ふふ♪3人とも久しぶり♪」

 

「久しぶりね紘助くん♪恋ちゃん♪」

 

「お久しぶりです。お2人とも♪」

 

「お久しぶりです♪」

 

「それから猛、久しぶり♪たくましくなったわね♪」

 

「そう……かな?」

 

「ええ♪たくましくなったわ♪……そして」

 

再会を喜んでいた紘助と恋。

その途中で恋は永流の顔を真っ直ぐに見る。

そして

 

「永流~♪」

―ギュッ―

 

「のわっ⁉」

 

「「「なっ⁉」」」

 

先程までクールな感じだった恋が、急に永流に抱きつき、まるで甘えん坊なネコのように頬ずりする。

その恋の動きに、恋たちを知らない3人が驚く。

 

「ち、ちょっと葛葉さん‼何故永流さんに抱きついてますの⁉」

 

「まさか、付き合ってるの⁉」

 

「ふふ♪そうよ♪」

 

「「なっ⁉」」

 

「嘘をつくな」

 

「あだっ⁉」

 

恋の発言を否定しながら、恋の頭を叩く永流。

 

「この2人は、俺と猛の幼馴染みなんだよ」

 

「幼馴染み……ですか?」

 

「そう。そして恋ちゃんのこの行動は、昔からなんだ」

 

「そ、そうだったの」

 

猛の言葉を聞いて、一安心するセシリアとユリシア。

だが

 

「でも、永流と運命を共にしたいとは思ってるけどね♪」

 

「「なっ⁉」」

 

恋の発言を聞いて、再び焦り始める。

 

「あなたたちもそうなんでしょ?」

 

「え、ええ」

 

「そ、そうよ」

 

「私、負ける気はないから」

 

「私も、負ける気はございませんわ‼」

 

「私もよ‼」

 

「そう。改めて葛葉 恋よ」

 

「イギリスの代表候補生、セシリア・オルコットですわ」

 

「アメリカの代表候補生、ユリシア・ファランドールよ」

 

互いに名乗った3人の間に火花が散る。

 

「言っとくけど」

 

「私たちも」

 

「負ける気は」

 

「ないよ~‼」

 

楯無、虚、簪、本音の4人が立ちあがり、恋たちと火花を散らす。

その空気に耐えられなくなった紘助が、無理矢理話題を変えた。

 

「そ、そういえば永流⁉その女の子誰だ⁉」

 

「えっ?ああ、この子はマドカ。俺の妹だ」

 

「えっ?妹って亜夢ちゃんだけじゃねぇの?」

 

「マドカは義理の妹なんだ」

 

「なるほどな」

 

「初めまして、宝生マドカです。よろしくお願いします」

 

「おう‼よろしくな‼改めて葛葉 紘助だ‼俺の事は名前で呼んでいいぜ‼」

 

「では、私も名前で呼んでください紘助さん」

 

「おう‼よろしくなマドカちゃん‼」

 

そう言って、互いに握手する紘助とマドカ。

その時ふと、紘助が何かを思い出したかのように、永流に聞いた。

 

「それはそれとして、財団が来た後大丈夫だったか?」

 

「それが「ちょっと待って‼」ユリシア?」

 

「何故貴方が財団のことを知ってるの⁉この事は、当時学園にいた者しか知らないはずよ⁉」

 

「そりゃあ、俺もあの場で戦ったから」

 

「あの場で?まさか、永流さんを助けた鎧武者とは⁉」

 

「そう‼俺がその鎧武者だ‼」

 

ユリシアとセシリア、マドカに暴露する紘助。

 

「やっぱりお前だったのか紘助」

 

「声や動きを見てまさかとは思ったけど」

 

「へへ♪まぁ、そんな訳だからよろしくな‼」

 

永流たちに笑顔になりながら言う紘助。

その時

 

「あの、ちょっといいですか?」

 

「えっ?」

 

鈴が永流たちに話しかけて来た。

 

「君は確か、中国代表候補生の鳳 鈴音さん……だよね?」

 

「はい。中国代表候補生の、鳳 鈴音です。あの、天才ゲーマーのLさん……ですよね?」

 

「えっ?知ってるの?」

 

「はい‼私大ファンなんです‼サインください‼」

 

「う、うん‼」

 

鈴に色紙を渡され、サインする永流。

 

「はい、どうぞ」

 

「ありがとうございます♪あの、宝生さんって、代表候補生と戦って勝ったと聞いたんですけど、本当ですか?」

 

「うん。そうだよ」

 

「あの、放課後アリーナの予約とるので、戦ってもらえませんか?」

 

「いいけど?」

 

「ありがとうございます‼それじゃあ♪」

 

そう言って立ち去ろうとした鈴だったが、途中で足を止めて紘助と恋を見る。

 

「2人とも、昨日はありがとう♪」

 

「気にするなよ。困った時はお互い様だ‼」

 

「また後でね鈴♪」

 

「うん‼じゃあね‼」

 

そう言って鈴は、食堂から出ていった。

 

「知りあいだったのか?」

 

「昨日の夕方、総合受付事務の場所が分からなかった鈴を見つけて、一緒に行ったんだ」

 

「へ~」

 

そう永流たちが話しているその時

 

「紘助‼」

 

「ッ⁉た、珠美⁉」

 

珠美が慌てた様子で食堂に入ってきて紘助の名を呼び、それに反応した紘助が珠美の名を呼び立ち上がる。

 

「紘助~‼」

 

「珠美~‼」

―ギュッ―

 

『『『『『えぇええええええええ⁉』』』』』

 

紘助と珠美が互いの名を呼びながら、抱きあった。

それを見ていた生徒たちが驚く。

 

「え、永流さん。どうして名護先生と葛葉さんは抱きあってますの⁉」

 

「それは、あの2人が…………あ」

 

「え?」

 

永流が紘助たちの方を指さし、セシリアは再び紘助たちを見る。

そしてその紘助たちは

 

「「ん…………」」

 

『『『『『きゃぁあああああああ‼//////』』』』』

 

キスをしていて、それを見ていた生徒たちが恥ずかしくなり悲鳴をあげた。

 

「な、なななななな⁉////き、キスしましたわよ⁉////」

 

「え、永流////もしかして2人って////」

 

「恋人だよ」

 

「「「えぇええええええええ⁉」」」

 

永流の話を聞いて驚く、セシリアとユリシア、マドカ。

そしてこの後、悲鳴を聞いて駆けつけた千冬に、紘助と珠美が捕まり、昼休み終了まで説教されていた。

 

to be next stage




今回はここまでです‼

次回は永流と鈴が戦います‼

次回も是非呼んでください‼

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