もちろん、他のライダーたちも戦います‼
それでは本編スタートです‼
永流たちが猛たちを向かわせたその頃、施設内ではたまたま来ていた３組のリアスが、生徒たちの避難誘導をしていた。
「みんな慌てず避難して‼でも、できるだけ急いで‼」
リアスに言われ、慌てず急ぎめに避難していた。
だがその時
「ほう、パニックにならず避難誘導するとは。なかなか肝が座った女だ」
「えっ？キャッ⁉」
ショッカーの怪人の一体であるスパイダーが現れ、リアスの頬を叩き、リアスは床に倒れ意識を失う。
「きゃぁあああああ⁉」
「か、怪物よ～⁉」
「お前ら‼ここにいる女どもを全員捕らえろ‼いいな‼」
「「「「「イー‼」」」」」
スパイダーに言われ、女子生徒たちを捕らえようとする戦闘員たち。
そして指示したスパイダーは、意識を失ったリアスに近づく。
「先ずは貴様だ。貴様は素質がありそうだから、いい改造人間になれるだろう」
そう言ったスパイダーは、リアスを連れて行こうと、リアスに触れようとする。
しかし
「ライダーパンチ‼」
「ぐわっ⁉」
ホッパー１号へと変身した猛が、スパイダーにライダーパンチを叩き込み、リアスの誘拐を阻止した。
「ぐぅぅ⁉き、貴様はホッパー⁉」
「久しぶりだな、スパイダー」
「まさか、貴様までいたとはな…………大人しくその娘を渡せ‼」
「断る‼グレモリーさんも、この学園にいる皆も、守ってみせる‼」
「ふん‼貴様１人に何ができる？」
「誰が１人だと言った？」
「なに？『『イ～‼』』なっ⁉」
猛の言葉にスパイダーが首をかしげていると、戦闘員たちの叫び声が聞こえ、戦闘員たちの方に顔を向けるスパイダー。
するとそこには、戦闘員を蹴散らすレーザーに変身した貴利矢と、２代目ネクロムがいた。
「ま、まさかライダーまでいたとは⁉」
「覚悟してもらうぞ‼スパイダー‼」
「ほざけ‼」
猛の言葉を聞いて、猛に飛びかかるスパイダー。
その頃、アリーナに残った永流と陽太郎、２号とイクサは戦闘員たちと戦っていた。
「それに……しても…………数が……多い……な‼」
『『『『『イ～～～‼』』』』』
「そう……です…………ね‼」
『『『『『イ～～～‼』』』』』
「この……ままじゃ…………拉致が……あかな……い‼」
『『『『『イ～～～‼』』』』』
「こう……なった……ら…………仕方……ない‼」
『『『『『イ～～～‼』』』』』
「ハァ………ハァ………こうなったら、さっきもらったガシャットを使わせてもらう‼」
《ロックオンスナイパーブルーティアーズ‼》
《ガシャット‼ガッチョーン》
「大・大・大変身‼」
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションＸ‼アガッチャ‼敵をロックオン‼敵を撃ち抜く‼ロックオンスナイパー‼ブル～～ティアーズ‼》
永流は貴利矢から渡されたガシャットの１つ【ロックオンスナイパーブルーティアーズ】を起動させる。
すると、永流の背後に画面が現れ、白式同様ブルーティアーズのＩＳゲーマ が出てきた。
そして永流がレバーを引き音声が鳴ると、ブルーティアーズが永流の体に装着され、エグゼイドのピンク色の部分が青く変わり、永流は【仮面ライダーエグゼイド スナイパーアクションゲーマーレベル３】へと変わる。
「おお‼凄いな⁉」
「ほぅ……」
「これが、ＩＳゲーマ…………」
「２号はブラック将軍を頼みます‼イクサと隷汽は２体の怪人を‼残りの戦闘員は全員俺が倒します‼」
「１人で大丈夫か？」
「心配は無用です‼はっ‼」
永流は上空に飛びながら、ブルーティアーズの武器【スターライトMK-Ⅲ】を展開すると同時にビットを射出する。
「上空から射ちまくるので‼」
「分かった‼頼んだぞ‼」
「はい‼……さぁ‼踊ってもらおうか‼俺が奏でるソングで‼」
『『『『『イ～⁉』』』』』
永流はライフルとビットによる同時攻撃で、戦闘員たちを蹴散らしていく。
「凄いな後輩⁉俺も負けてられんな‼」
「なんか……敵が可哀想だ」
「さすが永流先生‼僕も頑張ります‼」
永流に感化され、２号はブラック将軍に、イクサは怪人の一体であるヤマアラシロイドに、陽太郎は怪人の一体であるバッファルに向かっていく。
永流side
戦闘員を受け持った永流は、上空から戦闘員を射ちまくっていたが、いまだに数が減らないでいた。
「クソッ‼さっきから当てまくってるのに、全然減らない‼こうなったら‼」
しびれを切らせた永流は、貴利矢からもらったガシャットの１つ【バスターオブキャノン‼クロス】のガシャットを取り出す。
《バスターオブキャノン‼クロス‼》
《ガッシューン ガシャット‼ ガッチョーン》
「大・大・大変身‼」
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションＸ‼アガッチャ‼射つぜバスター‼射つぜキャノン‼敵を灰にするぜ～‼バスターオブキャノン‼クロ～ス‼》
永流はブルーティアーズのガシャットを抜きとり、直ぐ様クロスのガシャットを挿入しレバーを引く。
すると先程のようにＩＳゲーマのクロスが画面から現れると同時にブルーティアーズが消え、クロスが永流の体に装着され、永流は【仮面ライダーエグゼイド キャノンアクションゲーマーレベル３】へと変わった。
「さぁ‼これでも喰らっとけ‼ファイヤ‼」
『『『『『イ～‼』』』』』
「まだまだぁあああ‼ファイヤ‼ファイヤ‼」
『『『『『イ～‼』』』』』
永流の放つエネルギー砲に次々と倒されていく戦闘員たち。
怖くなった戦闘員たちは、入ってきた壁から逃げようとする。
しかし
「お前ら、逃げられると思うなよ？」
『『『『『イ～⁉』』』』』
永流に先回りされ、逃げられなくなってしまう。
すると、戦闘員たちは一斉に土下座した。
「謝るから、逃がしてくれってか？」
『『『『『イー‼』』』』』
永流の言葉に、一斉に頷く戦闘員たち。
しかし
《ガッシューン》
《ガシャット‼キメワザ‼》
『『『『『イッ⁉』』』』』
《KUROS CRITICARSTSIKE》
「許すわけ…………ないだろー‼」
―ﾄﾞｶﾞｧｱｱｱｱｱｱﾝ‼―
『『『『『イ～‼』』』』』
《会心の一発》
《GAME CLEAR》
永流は許すことなく、大出力のエネルギー砲を戦闘員たちに放ち、残りの戦闘員たちを灰にした。
「よし‼いっちょ上がり‼この調子で倒すぜ‼」
永流はクロスを纏ったまま、他のライダーの援護をするため、飛んでいった。
永流sideend
イクサside
その頃イクサは、イクサの武器【イクサカリバー】でヤマアラシロイドと斬りあっていた。
「ふん‼女にしてはやる―――アダッ⁉」
「女性のライダーを甘く見ない方がいいぞ？」
油断していたヤマアラシロイドに、一太刀浴びせるイクサ。
するとヤマアラシロイドはイクサから距離をとった。
「おのれ～‼これでも喰らえ‼」
「がぁあああああ⁉」
距離をとったヤマアラシロイドは、自分の針をイクサに放ち、イクサはまともに喰らい地面に転がってしまう。
「はっはっはっ‼どうだ‼もう一度喰らえ‼」
再びイクサに針を放つヤマアラシロイド。
しかし
「二度も喰らうか‼」
―ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾝ―
「な、なにっ⁉」
イクサはイクサカリバーをガンモードにして、ヤマアラシロイドが放った針を全て撃ち落とした。
「ば、バカな⁉俺様の針を全て撃ち落としただと⁉」
「油断大敵だぞ」
「なっ⁉」
ヤマアラシロイドが驚いている間に、イクサはイクサカリバーをカリバーモードにしてヤマアラシロイドに近づいていた。
そしてイクサは、【フエッスル】と呼ばれる電子キーの１つ【カリバーフエッスル】をベルトに挿入して読み込ませる。
《イ・ク・サ・カ・リ・バ・ー・ラ・イ・ズ・ア・ッ・プ》
「イクサ…………ジャッジメント‼」
「がぁあああああ⁉……し、新生ショッカー…………バンザーイ‼」
―ﾄﾞｶﾞｧｱｱｱｱｱｱﾝ―
イクサはイクサカリバーを使った必殺技【イクサジャッジメント】でヤマアラシロイドを斬りさき、斬られたヤマアラシロイドは叫びながら爆発した。
「ふぅ……少し油断してしまったな。もっと精進しなきゃ。とりあえず、２号先生の元に」
そう言ったイクサは、２号の元へと向かった。
イクサsideend
隷汽side
一方その頃、陽太郎はバッファルにエネルギー弾を撃ち込んでいた。
しかし
「フハハハハハハ‼俺にそんなちんけなエネルギー弾効くわけないだろう‼」
「やはりダメか…………なら接近戦だ」
《ギュ・イーン‼》
陽太郎はガシャコンバグヴァイザーをチェンソーモードにして、バッファルに斬りかかる。
「フッ‼」
「ぐぅ⁉」
「セイッ‼ハッ‼タァッ‼」
「ぐぅうううううう⁉」
陽太郎による連続攻撃でダメージを喰らうバッファル。
しかし
「調子にのるな‼」
「があっ⁉」
バッファルが陽太郎の腹にパンチを叩き込み、陽太郎を殴り飛ばす。
殴り飛ばされた陽太郎は地面を転がり、腹をおさえる。
「ぐっ⁉……く、クソッ‼」
「このまま殴り殺してやる‼」
そう言ったバッファルは、陽太郎に向かって駆け出す。
だが
「ファイヤ‼」
「なにっ⁉がぁあああああ⁉」
「え、永流先生」
陽太郎に向かっていたバッファルに、永流がエネルギー砲を放って吹き飛ばした。
「大丈夫か陽太郎くん⁉」
「な、なんとか…………でも、奴はまだ」
「ああ…………今のじゃ倒せないだろうな」
「おのれ～‼」
永流に吹き飛ばされたバッファルはすぐに立ちあがり、永流を睨み付ける。
「エグゼイド‼貴様は必ず殺す‼」
「悪いけど、死ぬ気はないよ」
《ガッシューン》
永流はクロスのガシャットを抜きとり、レベル２へと戻る。
それと同時に、永流は貴利矢からもらった最後のガシャットを取り出す。
「永流先生…………そのガシャットは……」
「貴利矢さんから受け取った最後のガシャット。使わせてもらうぜ‼」
《エンシェントレジェンドソード・クエスト》
《ガシャット‼ガッチョーン》
「大・大・大・大・大変身‼」
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションＸ‼アガッチャ‼古代の伝説の剣～♪捜し求めて、世界を駆けろ～♪エンシェントレジェンドソォォォド～～♪》
永流は新たなガシャット【エンシェントレジェンドソード・クエストガシャット】を挿入しレバーを引く。
すると、後ろに現れた画面から鎧が出てきて、永流の体に装着され、新たなガシャコンウェポン【ガシャコンブレード】と【ガシャコンシールド】が装備される。
その姿は、騎士を思わせるような姿をしており、永流は【仮面ライダーエグゼイド エンシェントアクションゲーマーレベル５】へと変わった。
「なんか……凄いですね」
「凄い……力を感じる……………いくぜ‼」
永流はガシャコンブレードとガシャコンシールドを構えて、バッファルに向かって駆け出す。
「フッ‼ハァッ‼」
「ぐっ⁉がぁっ⁉」
「セイッ‼ハァッ‼ラァッ‼」
「がぁあああああああ⁉」
「す、凄い⁉」
永流の連続攻撃で苦しむバッファル。
それを見て、驚く陽太郎。
「今なら倒せる‼陽太郎くん、合わせるか⁉」
《ガッシューン ガシャット‼キメワザ‼》
《ANCIENT CRITICARFINISH》
「はい‼」
《FULL CHARGE》
永流はガシャコンブレードにガシャットを、陽太郎はベルトにパスをかざして、各自の武器にエネルギーを蓄積させる。
そして
「フッ‼ハァッ‼セイッ‼ラァッ‼」
「ぐぅうううううう⁉」
「ハァッ‼タァッ‼ヤァッ‼」
「ぐぅうううううう⁉」
「「たぁああああああああ‼」」
「がぁあああああああ⁉」
―ﾄﾞｶﾞｧｱｱｱｱｱｱﾝ―
バッファルは永流と陽太郎による連続攻撃を受け、爆発した。
「よしっ‼」
「やりましたね‼」
「ああ。よし、２号先輩に加勢しにいくぞ‼」
「はい‼」
永流と陽太郎は２号とブラック将軍がいる元に向かう。
陽太郎sideend
その頃、２号はというと
「がぁあああああ⁉」
ブラック将軍を圧倒していた。
「く、クソッ‼何故ここまで強くなっている⁉」
「俺は常日頃、旅をしながら鍛えてるんでな。ブラック将軍‼さっさと本気を出したらどうだ‼」
「…………いいだろう‼ふんっ‼」
ブラック将軍が服を脱ぎさると、ブラック将軍はヒルカメレオンの姿へと変わった。
「この姿に変わった以上、先程のように攻撃できるとは思うな‼」
そう言うと、ヒルカメレオンの姿が消える。
「透明か…………」
２号は拳を構え、意識を集中する。
その間にヒルカメレオンは、２号の背後へ忍び寄り、２号に飛び掛かった。
しかし
「ハァッ‼」
「があっ⁉」
２号はヒルカメレオンに向かってパンチを叩き込んだ。
叩き込まれたヒルカメレオンは、透明化が解除されてしまい、地面に倒れる。
「な、何故だ⁉何故私の居場所が分かった⁉」
「貴様の殺気はバレバレだ。意識を集中すれば、簡単に分かる」
「クソッ‼」
(今だ‼)
隙を見せたヒルカメレオンに向かって、拳を構えながら駆け出す２号。
「ッ⁉しまった⁉」
２号に気づき、迎撃しようとするヒルカメレオン。
だが
「ライダーパンチ‼」
「がぁあああああああああああ⁉」
２号のライダーパンチが早く、ヒルカメレオンは殴り飛ばされた。
「お、おのれ‼２号‼」
「２号先輩‼」
「２号‼」
「２号先生‼」
悔しがるヒルカメレオンと、そのヒルカメレオンを見ている２号の元に、永流と陽太郎、イクサの３人が駆けつける。
「おお‼エグゼイド‼イクサ‼異世界のライダー‼無事に怪人を倒したか」
「はい‼」
「２号先生は…………どうやら圧勝だったみたいですね」
「まあな」
「流石は伝説の７人ライダーの１人ですね」
「ま、まさか⁉ヤマアラシロイドやバッファル、戦闘員たちをこうも短時間で倒すとは「ぐわぁああああああ⁉」ッ⁉スパイダー⁉」
ヒルカメレオンがライダーたちに驚いていると、猛たちと戦っていたはずのスパイダーが吹っ飛ばされてきた。
そして、スパイダーが飛んできた方向から、猛を先頭に貴利矢とネクロムがやって来た。
数時間前、猛はスパイダーと激しい殴り合いをしていた。
「フッ‼タァッ‼」
「ぐっ⁉がぁっ⁉……………このっ⁉」
「がぁっ‼」
互いに一歩も引かない二人。
その時
「オラッ‼」
「ハァッ‼」
「ッ⁉ぐわっ⁉」
「ッ⁉レーザー⁉ネクロム⁉」
「大丈夫かホッパー⁉」
「お怪我は大丈夫ですか⁉」
「このくらい、なんともない」
「よし‼３人で決めるぞ‼」
《ガッシューン ガシャット‼キメワザ‼》
《BAKUSOU CRITICARSTSIKE》
「はい‼」
《ダイテンガン‼ネクロム オメガウルオウド‼》
「はああぁぁ……………」
それぞれの右足にエネルギーを蓄積する３人。
そして
「「「ハッ‼……………はぁああああああ‼」」」
「ぐわぁああああああ⁉」
３人による同時キックを喰らったスパイダーは、ヒルカメレオンのところまで蹴り飛ばされた。
これによって、現在にいたる。
「ホッパー、レーザー、ネクロム、無事で良かった」
「まあな‼」
「まさか、改良に改良を加えたスパイダーまでここまで傷つくとは」
「さぁ、どうするヒルカメレオン？この人数を相手に、まだ戦うか？」
「くっ……………覚えていろ‼」
ヒルカメレオンはどこからか煙玉を出し、地面に投げつけ、スパイダーを連れて逃げ去った。
「逃げたか…………」
「良かったんですか？逃がしてしまって？」
「ん？奴とは、さしで決着をつけたいからな」
「宝生ー‼」
「ん？」
永流が振り返ると、千冬と真耶、楯無が走って来ていた。
「さて、俺とネクロムは退散させてもらうぜ。じゃあな‼」
「またお会いしましょう♪」
そう言った瞬間、ネクロムは目の紋章を描き、２号と一緒に入って消えた。
「ところで、イクサは行かなくて良かったの？」
「私は元々、ここの教師だから♪」
「えっ？……………なっ⁉」
「君は⁉」
イクサの言った言葉に永流が驚いていると、イクサは変身を解除した。
その解除した変身者を見て、驚く永流と猛。
「「珠美⁉」」
「そう♪名護珠美(なごたまみ)、ＩＳ学園の教師で7代目仮面ライダーイクサよ♪」
to be next stage
と、いうことで、今回は私が考えたブルーティアーズとクロスのＩＳガシャットと、Ｖデスティニーさんが提供してくださったエンシェントレジェンドソード・クエストガシャットが出ました‼
次回は、陽太郎くんと織斑が決着つけます。
次回も是非読んでください‼