今回は永流とクロスキャラであるユリシアが戦います‼
そして最後に、ある奴等が出ます。
それでは本編スタートです‼
織斑との対戦を終えた永流は、最初にいたピットに戻ってきていた。
「ただいま戻りました」
「お疲れさん永流♪最高だったぜ」
「いい戦いだった」
「見事だったぞ」
「素晴らしかったよ」
「ありがとうございます‼」
「おめでとう永流くん‼」
「ありがとな猛‼」
貴利矢、大我、飛彩、黎斗の4人に褒められ、嬉しくなり、祝福してくれた猛と握手する永流。
その時、千冬が永流に近づいてきた。
「宝生、先程の戦い見事だった。それと、先程は家の愚弟がすまなかった」
「気にしないでください織斑先生。先生が謝ることじゃありません。ですけど、織斑にしっかりと、自分が扱う力の危険性を言ってくださいね?じゃなきゃ、この試合で怪我人、最悪死人が出かねない」
「ああ、ちゃんと説明しておく。それとは別なんだが、ファランドールの準備ができているが、どうする?5分休憩するか?」
「いえ、このまま行きます」
「分かった」
「頑張ってこいよ永流‼」
「上手くやれよ?」
「しっかりな」
「期待してるよ」
「大丈夫‼永流くんなら勝てる‼」
「よし‼行ってくるぜ‼」
猛たちに背中を押され、アリーナに向かって歩いてく永流。
アリーナに出ると、既にユリシアがISを展開して待っていた。
「あら?休憩しなくていいの?」
「大丈夫。さっきの戦い、全然疲れてないから」
「あらそうなの?」
「ああ。それが君の専用機の」
「そう。アメリカで作られた専用機『クロス』よ。さぁ、貴方も専用機を出して‼」
「いいぜ‼」
《マイティアクションX》
「大変身‼」
《ガシャット‼》
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションX‼》
《ガシャコンブレイカー》
永流はゲーマドライバーにガシャットを挿入しレバーを引いて、エグゼイドレベル2に変身する。
そして永流がガシャコンブレイカーを取り出すと同時に、試合開始のブザーが鳴った。
「さぁ‼戦いを始めましょ‼」
「ああ‼ノーコンティニューでクリアしてやるぜ‼」
そう言った永流は、ガシャコンブレイカーをハンマーモードにした状態で、ユリシアに突っ込む。
それに対してユリシアは
「ファイヤ‼」
「いきなりかよ⁉」
大火力のエネルギー砲で永流に目掛けて放つ。
永流はギリギリで攻撃を回避する。
「あ、危なかったぁ~。映像で見たのより凄い火力だ」
「惜しかったわねぇ。でも、次は外さないわ‼」
「(あの火力をどうにかしないと…………なら‼)こいつで‼」
《ガッチョーン》
《ガシャット‼》
「大・大・大変身‼」
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションX‼アガッチャ‼ババンバン‼バンババン‼バンバンシューティング‼》
《ガシャコンマグナム》
永流はバンバンシューティングガシャットを挿入し、エグゼイドシューティングアクションゲーマレベル2カスタムへと変わった。
そして永流はガシャコンマグナムを取りだし、ユリシアに向かってエネルギー弾を放つ。
しかし
「無駄よ‼」
「なっ⁉ぐあっ⁉」
永流の放ったエネルギー弾は、ユリシアのエネルギー砲にかきけされ、そのまま永流に当たり、永流は吹っ飛ぶ。
「くっ‼ダメか⁉」
「残念だったわね‼私は甘くないわよ‼」
「なら‼」
《タドルクエスト》
《ガッチョーン ガッシューン》
《ガシャット‼》
「大・大・大変身‼」
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションX‼アガッチャ‼ダトルメグル、ダトルメグル、タドルクエスト‼》
《ガシャコンソード》
永流はタドルクエストガシャットを起動させ、バンバンシューティングガシャットを抜きとり、タドルクエストガシャットを挿入し、エグゼイドクエストアクションゲーマレベル2カスタムへと変わった。
「少しでもダメージを‼」
《ガッシューン》
《ガシャット‼キメワザ‼》
《TADDLE CRITICAR FINISH》
「さらに‼」
《高速化‼》
永流はタドルクエストガシャットをガシャコンソードに挿入して、剣先に二色の炎を纏わせ、近くにあったチョコブロックを壊して高速化のエナジーアイテムをゲットする。
そしてそのまま永流はユリシアに近づき、ガシャコンソードを降り下ろす。
しかし
「甘いわ‼」
「ぐわぁあああああ⁉」
ガシャコンソードが当たる前に、至近距離でエネルギー弾を永流に放つユリシア。
喰らった永流は大きく吹き飛び、壁に激突する。
「く……くそ……‼決まったと……思ったのに……」
「私ね、反応速度には自信があるのよ。そう簡単には当てさせないわ」
「くっ‼(タドルとバンバンが通じない…………やはりコレを使うしかないのか)」
タドルクエストとバンバンシューティングが通じないことを悟った永流は、黒いガシャットを取り出す。
「(プロトガシャット…………その1つ1つが強力なガシャット…………その分、体に負担が大きい)ん?うわっ⁉」
永流が貴利矢から渡されたプロト爆走バイクガシャットを使用するか悩んでいたところに、ユリシアからエネルギー砲を放たれた。
永流は直前で気づき、エネルギー砲を回避する。
「何を考えてるか知らないけど、考えがまとまる前に倒させてもらうわ‼」
「くっ‼こうなったらやけだ‼」
《爆走バイク》
《ガッチョーン ガッシューン》
《ガシャット‼》
「大・大・大変身‼」
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションX‼アガッチャ‼爆走‼独走‼激走‼暴走‼爆走バーイク‼》
プロト爆走バイクガシャットをドライバーに挿入し、レバーを引く永流。
すると、エグゼイドの左右のショルダーアーマーに、レーザーレベル3以降のボディアーマーが装着され、色が黄色へと変わり、目がピンク色へと変わる。
そして両腕にレーザーレベル1が装備しているフロント&リアアームドユニットが装備され、永流はエグゼイドバイクアクションゲーマレベル0へと変身した。
「新しい姿ね」
「コレは…………(体に負担がない?)」
『聞こえるかい永流くん?』
「黎斗さん?」
永流が自分の体に負担を感じないことに疑問をもっていると、黎斗から通信が入った。
『恐らくプロトガシャットを使って体に負担がかからないことに疑問をもっていると思うが、そのプロトガシャットは改良して作ったタイプだから、負担はかからないよ』
「え~⁉それ最初に言ってくださいよ‼」
「ど、どうしたの⁉」
急に大きな声を出した永流に驚いてしまったユリシア。
「あっ、ごめん。ちょっと知りあいから通信に驚いてさ。それじゃあ、のりのりで再開だ‼」
すると、永流は高速化を使った時よりも速くユリシアに接近した。
(は、速い⁉)
「ハァ‼」
「くぅ⁉」
ユリシアが先程よりも速い永流に驚いている間に、フロント&リアアームで攻撃する永流。
そのまま連続できた攻撃していく永流。
「いい加減にして‼」
「おっと‼」
永流の攻撃を阻止するために、砲身を横に振り払い永流との距離をあけたユリシア。
「(今よ‼)ファイヤ‼」
永流が離れた瞬間を狙ってエネルギー砲を放つユリシア。
しかし
「よっと‼」
「なっ⁉」
先程までギリギリで避けていた永流が、余裕で避けたことに驚く。
「お次はコレだ‼」
「ぐぅううう‼」
永流は、高速で移動しながら、フロント&リアアームドユニットについているマシンガンで、ユリシアを攻撃していく。
エネルギー砲を放ちたいユリシアだが、高速で移動している永流を、捉えることができないでいた。
「(よし‼そろそろ…………)決めるぜ‼」
「ッ⁉後ろ⁉」
《ガッシューン》
《ガシャット‼キメワザ‼》
《BAKUSOU CRITICAR STRIKE》
「さらに‼」
《マッスル化‼分身化‼》
「「ふっ‼」」
「なっ⁉」
今すぐにでもエネルギー砲を撃とうとしたが、エナジーアイテムの分身化で増えた永流に驚き、どちらを狙えばいいか分からなくなってしまった。
その隙をついて、フロント&リアアームドユニットをユリシアに投げつけた永流は、足にエネルギーをためてユリシアに突っ込む。
「(こうなったら‼)こっちよ‼」
勘で片方の永流に、エネルギー砲を放つユリシア。
その攻撃が見事に永流に命中する。
しかし
「はぁあああああああ‼」
「なっ⁉しまっ───きゃあああああああ⁉」
《会心の一発》
《GAME CLEAR》
『試合終了‼勝者、宝生永流‼』
ユリシアの攻撃が命中したのは分身の方で、本物の永流はフロント&リアアームドユニットと跳び蹴りをユリシアに叩き込む。
マッスル化でパワーが上がった一撃を喰らって、ユリシアのエネルギーは一気に0になったため、ISが解除され試合終了のブザーが鳴る。
ISが解除されたため、地面に向かって落ちていくユリシア。
しかし
「ほいっと」
「あ……」
落下地点には既に永流がおり、ユリシアをキャッチする。
「大丈夫か?」
「ええ……ふふ♪ありがとうMr.宝生♪」
「気にしないでくれ、ファランドールさん」
「ユリシアで良いわよ?」
「えっ?いいの?」
「ええ♪だってあんなに楽しく戦えたの、久しぶりだったから♪」
「そっか……なら俺も永流でいいよ」
「あら?私は信頼に値するのかしら?」
「ああ。それに、あんなに心が踊ったのは久しぶりだったしな。そんな心を踊らせてくれた相手が名前を呼んでいいと言ってくれたんだ、それに答えるのが流儀だろ」
「ふふ♪なら、遠慮なく呼ばせてもらうわ♪Mr.永流♪」
「普通に永流でいいよ、ユリシア」
「ふふ♪分かったわ永流♪それと、助けてくれてありがとう♪」
「どういたしまして♪」
永流はユリシアと友情を築き、ユリシアをピットへと運んでいった。
その頃、IS学園はとある場所で
「少々出遅れてしまいましたが、まだ完全に試合は終わってないようですね」
「では、手筈通りに」
「ええ。代表候補生のISを…………奪いましょう」
謎の二人組が代表候補生のISを狙って、学園に潜入してアリーナへと向かった。
to be next stage
今回はここまでです‼
次回はユリシアとセシリアの戦い…………の最中に、最後に出てきた奴等が、アリーナを混乱させます。
次回も是非呼んでください‼