アリスさんの人形はどれも出来が良く、とっても可愛いイメージです。自分の家にも一体ほしいですね(笑)
では、本編いきます。
次の日の朝、アリス達は弾幕ごっこを始めていた。魔理沙の激しい攻撃にもかかわらず、彼女は余裕の表情で避けていった。
「どうして私の弾幕が一つも当たらないんだよぉ〜!!」
「がむしゃらに攻撃してはだめよ。しっかりと集中して狙いを定めないと当たるものも当たらないわ。こんな風にね。」
アリスは何体かの人形を取り出し、魔理沙に向けて放った。
「ホーミング機能が付いているのか。なかなか便利な技だけど、潰してしまえば問題ない!」
彼女は襲いくる人形の一体をレーザーで攻撃した。
ドガーーンッ!!
なんと、レーザーに当たった瞬間に爆発したのである。ただ爆発するだけでなく、さらにそこから弾幕が出てきたのである。
「な、危ねぇっ!ただでさえ爆風で体制が崩れるって言うのに。これはかなり手強いぜ...。」
「それだけじゃないわ。周りをよく見てごらんなさい。」
「こ、これはっ───」
爆発で周りを撹乱しているあいだに糸で結界を張り巡らせていたのである!!!
「ふふ、どうやらこれには驚いたようね。貴方にはこれを破ることができるかしら?」
「動けば糸に絡まり、動かないと人形の爆発で終わるってことか。だが、ここで負けを認めるわけにはいかない!」
そういうと魔理沙は魔力を全開にした。
『結界もろともぶち抜くぜ!恋符「ノンディレクショナルレーザー」!!」
彼女ががスペルを発動すると、全体に5つの色鮮やかなレーザーが放たれた。そのレーザーで糸と人形達を破壊し、さらに星の弾幕でアリスに追い討ちした。
「へぇ、この状況を難なくクリアするとは中々やるじゃないの。少し本気を出そうかしら────」
反撃しようとしたが、どこからか何者かに見られている気配がして一瞬動きが止まった。その後、魔理沙の弾幕に当たってしまい勝負に負けてしまった。
「最後のは一体どうしたんだ?勝負の最中に余所見なんてアリスらしくないじゃないか。」
「少しきになることがあって、ね。」
彼女はそう言うと、人形を木の茂みに放り込んだ。
「「「うわぁっ!」」」
突然目の前に3匹の妖精が現れたのである。
「ちょっと、サニー!驚いて能力を解かないでよ!」
「なによ!貴方こそ音が消えてなかったんじゃないの!ドジ!」
「サニー、ルナ、2人とも落ち着いて。どっちもドジなのは変わらないんだから、今は逃げることに集中しなさい。」
サニーミルク 彼女は三妖精のなかでリーダー的存在であり、「光を屈折させる程度の能力」を持ち合わせている。単体でも使えるが、組み合わせで更に強くなる。
ルナチャイルド 彼女も能力持ちで、「音を消す程度の能力」がある。一部の音だけを消すこともできたりもする。月の光に強く影響される。
スターサファイア 「動く物の気配を探る程度の能力」を持っている。相手が全く誰かわからないのが欠点だが、広範囲で使える探知機の役割をしている。
そうだった と現状把握し逃げ出そうとする2人だったが、すでに魔理沙達に包囲されていた。
「またお前達か。悪戯するなら他所に行ってくれ。今は忙しいんだ。邪魔するなら相手になるけど?」
「まぁまぁ、見ていたのがこの子達なら問題はないわ。何か殺気のような物を感じ取ったのだけれど、気のせいみたいね。それよりお茶にしましょう。貴方達も食べていきなさい。」
「「「はーい!」」」
お昼は妖精達とお菓子を食べて過ごしていた。
一方その頃、紅魔館ではある出来事に悩まされていた...
アリスさんって、どんな時でも冷静ですごい頼りになりそうですよね。ワンポイントアドバイスみたいな物をもらえそうです。