ナオトもコレ位、言って良いと思うんだ☆
ソレと02で書き損ないましたが?
02登場の違法パーツ屋の店主は、原作キャラです。
店主は華麗な転職を果たしました☆
職業の設定変更です。
「貴方は、リューズ!?」
突然だが、回想を始めようと思う。
お城的建物で久々に熟睡した翌日。
うん、熟睡と言うモノは素晴らしい。
本当にこの世界はウルサイから!熟睡は至宝☆
そして目を覚ませば?隣にステキなお嫁さんが居るとか!
ヘヴンだね!いつの間にか、オレはヘヴンに移住済☆
リューズの感触は独り占めしたいから、詳しい内容はカットな?
で、翌日から直ぐに行動に出た。
昨夜に感知した音に関してだ。うん、ヤヴイと思う。
場所は区画京都、都市全体の要たるコアタワー。
深度は地下24層辺りだと思う。
実は数日前から、軍から仕事が回って来てイナイ。
軍用空港にギルドの輸送艇が着いていたのも気付いていた。
ここまで情報が揃えば、ギルドがコアタワーの修理に来たのは確実だろう。
で、未だにコアタワーの呻きは止まってイナイ。
第一級時計技師、マイスター共が揃ってこの展開!
京都壊滅確定じゃね?強制パージも在りそうな展開ですよ?
此処は京都壊滅前提で動こう!
まずは手持ちの貴重なパーツの荷を作り、
そして京都外、次の拠点候補の近くに在る貸し倉庫に送る。
次に信頼の置ける運送会社を選択!取り扱い店を検索。
近場だと、セントラルホテルの中に取り扱い店が在った。
そして手続きを済ませる。←今ココ。
此処までは良かった。問題無い。
だがここから急転直下だ。
セントラルホテルのロビーで、金髪とヤクザ面の二人組に呼び止められた。
リューズを名指しで、だ。
リューズの関係者!一番在り得るのは?法的なリューズの所有者だろう。
だがリューズはオレの嫁で在る。
うん、バラそう。
ヤクザ面はサイボーグで、かつ歴戦の貫禄を感じるが?関係無い。
此処で始末するのは流石に目立つ。
この二人組、特に金髪が何か話が在るらしい。ホテルの一室に誘われる。
都合が良いね?誘いに乗り、指定の一室へ。
「私のナオト様に、何のマネですか?」
オレが動くより早く、リューズが動いたよ!
此処に居るリューズ以外の、誰もが気付く前にソレは展開していた。
ソレは正しく死神の鎌!
二振りの死の使いが、迂闊な金髪とヤクザ面を補足済だった。
因みに金髪の話は、要するにこうだ。
今この京都がヤヴァイ!うん、知ってる。
こんな時の為のリューズ!(金髪の予想話)
リューズは本来ブレゲの資産!返還して当然。
華麗に断るオレを、向こうもバラす気満々☆
リューズさん激オコ☆←今ココ。
ヤクザ面ことハルター降伏。銃から手を離す。
金髪ことマリーも謝罪。死んだ目で自分の命を確認中☆
もう話は終ったよね?と退席しようとすると、マリーが食い下がる。
リューズが最後に告げた希望。
唯一オレ(の耳)なら、故障ヶ所が割り出せる!と言う言葉にすがっていた。
「どうして、どうしてそんな簡単に二千万もの命を見捨てられるの!?」
そう言う事は強制パージを実行する、軍の高級将校に言いましょうね?
でもオレは?こう言うヒーローユニット的、
当たり前の正義理論ってのが嫌いだった。
だから答えてやるよ!特別サービスだ!!
「オレに親は居ない。とっくに死んだ。
オレに友達何て居ない。
学生時代に歯車が嫌いだと公言したら、ハブられてボッチだ。
オレの家はもう無い。アンタ等の不手際でマンションは倒壊した。
ソレでも無関係の他人二千万の為に、命懸けで作業に挑めっての?
アンタ、オレの何様だ?」
そう、優先順位を明確に決めて何が悪い?
一番大切なモノの為、他を切り捨てて何が悪い?
オレにとって人間全てが一番外なダケだ!
切り捨てられるモノなダケだ!ソレの何が悪い!?
「その他大勢より一人のオートマタを、
リューズを選ぶ事が悪いってのか?
………オレからすれば、オマエの方が異常にしか見えない」
コレは価値観の違いだ。知ってる。何度も経験した。
硬直するマリーをスルーして、今度こそ退席する。
さっさと京都を出よう。
マリーの情報提供で、予測は現実に変わった。猶予は無い。
「………他の何より私一人を選んで下さるナオト様。
私は何よりソレを嬉しく思います。
ですが違う筈です。
ナオト様にも、もっと捨てられないモノが在る筈です」
だがそんなオレを止めるのもリューズだった。
大切なモノが他の奴より少ない。
少なくても良いオレにも、捨てられないモノが在ると言う。
リューズは少し悪戯っぽい顔でオレを見る。
そんな顔を見るのも初めてで、リューズは魔法の言葉を口にする。
「この京都のコアタワー深部にアンクルが、
私の妹………Yシリーズ四番機、撃滅する者アンクルが眠っています」
リューズの妹!
アンクルちゃんが京都の、しかもパージ寸前のコアタワーに居るだと!!
くあぁぁぁぁぁっっっ欲しい!アンクルちゃん欲しい!!
いやマテ?いくら軍が無能でザルでも、
コアタワーは長年、軍の管理下に在った筈!そこまで無能か?
いやデモ!?と思考が巡る。
「ほら、まだ在りました。ナオト様の捨てられないモノ。
ソコの脳筋技師様………いえ、
マリー様もそうやって手を伸ばしているのかと」
「誰が脳筋技師よ!!?」
リューズの微笑みはしてやったり、と言うモノ。
完敗だ。
リューズを嫁にして、京都の強制パージを知って、
オレは何が在ってもリューズを喪いたく無いと、
小さくまとまっていたのか?
参ったな、どうやら無様をサラシたらしい。
ついでにホンの少しこの脳筋、マリーの言い分も理解出来た。
「良いゼ?オレもコアタワーに行く。
だが無償奉仕は無い。マリーにも相応の対価を払って貰う。
正式にリューズはオレに譲渡!
鬱陶しいブレゲの追及や、刺客の類の実力行使も何とかしろ。
ソレが今回の報酬だ」
話がまとまった処で、ホテルの地下駐車場へ。
ソコに車が止めて在り、コアタワーへ一直線!
正面強行突破だ。
通常なら無謀な進軍だが?コチラの戦力は残念ながら揃っている。
そして時間も無いらしい。
軍はどう在ってもパージを実行したいようだ。
やはり軍はザル。報酬ダケを吐き出していれば良いモノを?
「マークされて居たな?来るぞ」
だがマリー達を張る頭は在るらしい。
地下駐車場で軍用オートマタ部隊の待ち伏せだ。
だが此処でもオレの耳が活躍する。
敵の配置と数、聞き慣れた音なので型も解る。
で、フルボッコタイムの始りで在る。
とにかくリューズが刹那の速さで両断!
視界のスミでは、ハルターのオッサンが拳で粉砕。
あのゴツイ銃を使ってネェよ、このオッサン!
マリーも地味に活躍している。意外だ。
「オレの直接戦闘に期待はするなよ?」
オレは索敵担当。
直接戦闘に期待する方が間違いだ。
だがデカブツがリューズを一息抑え、
ザコが数と連携でハルターのオッサンを圧殺し、
まだまだ連携の取れないオレ達の前線を突破して来る奴が居る。
タランチュラ。
屋内戦を想定した超軽装軍用オートマタ。
名の通り蜘蛛型で機動力/跳躍力が高く、
死角で在る天井から強襲するのが得意な、対人戦用の機体だ。
だがコイツの潜行にも、勿論オレは気付いている。
歯車の音も静かだが、静寂には程遠い!
銃を抜き、対オートマタ用の徹甲弾を撃つ。
異物が侵入し、
何処を撃てば一撃で機能停止するかも?オレの耳は走査出来る。
「言っただろう?オレは索敵担当だと」
と言う訳で、フルボッコタイムは終了。
言うまでも無く、被弾無しでオレ達の勝利だ。
で、車に乗り込みコアタワーへ向かう。
因みにこの車は結構デカイ。
運転はハルターのオッサンが、マリーは助手席。
オレとリューズは後部座席に座っている訳だが?
もう一度言おう!この車は結構デカイ。
後部座席に座るリューズに膝枕をして貰っても?余裕なスペースが在る!!
大は小を兼ねる!偉大な言葉だネ☆
「ナ、ナオト様?
お褒め頂くのは大変嬉しく思うのですが?
流石にこのような場所で公開プレイは///」
「大丈夫だ。問題無い!
別に本番に移行する訳も無いし、このままだから☆」
と、互いに多分前の二人には届かない小声で言葉を交わす。
オッサンはサイボーグだからアウトかも?
だがオレは!リューズを堪能するのを!止めない!!
「あっ、ヤベ」
うん、ミサイルの発射を確認。直撃コース!
流石にリューズを堪能するのを中断。
リューズも手早く状況を把握したらしい。
リューズがオレを助けようと、回避運動に入る。
オレはその行動に身を委ねた。
ナオトの戦闘シーンも発生☆
ですが撃墜数は1。作中通りです。
タランチュラは本作のオリジナルオートマタ!
あの三人の活躍を突破出来るのって?
上しか無い!と思ってキャラメイクしました。