水着イベも回れないほど忙しいで察して!
素早く壁にフープをくっつけるドラえもん。
「早くってなんだい?!ってこの先通路になってるじゃないか!」
「いいからくぐってください」
後ろからのび太がロマニの後を押す。
押されるがままロマニは中腰になりゲートをくぐった
「ちょま 危ないよ!ってほんとに部屋の前の通路に出ちゃった」一回咳払いをしきお取り直してロマニが言う
「なんだかんだ言って君たち結構怪しいね」
最もな指摘にドラえもんは頭をかく
「でも実際出れて助かったし処分はどうなるかわからないけど自由になったら美味しいケーキをご馳走するよ」
じゃぁとお互いに手を振れ合うと共に地響きと光を失う。
一瞬の出来事にドラえもん達は戸惑う
ロマニは驚きを隠せない
「カルデアで明かりが消えるなんて...一体何か「BUNN Bunn 緊急事態発生」」
サイレンとアナウンスに言葉が遮られる
「中央発電所及び中央管制室で火災が発生しました。中央区画の隔壁は90秒後に閉鎖されます。職員は速やかに第二ゲートから避難して下さい。 繰り返します....」
と数秒後自立の非常灯が薄暗く灯る
「火災でこんな...モニター!管制室を写してくれ!みんな無事なのか?!」
ロマニは場所が場所なだけに焦りを隠せない。
あまりに早い展開にドラえもんとのび太はおいて行かれいたが管制室と聞くとマシュの事を思い出す。
「「管制室ってマシュちゃんが!」」
モニターに赤く燃え盛る管制室が映し出される。
「これは....」
ほんの一瞬口に手を当てロマニは考えると
「君達は避難するんだ。正直に言って君達は結構怪しいけど人命が一番だからね」
「第二ゲートは向こうだから、そこから避難すると良い」
と言い残すと第二ゲートと反対へと走り始める
残された2人は...
「どらえもん!」
「うん、マシュちゃん達を助けに行こう!」
のび太の呼びかけに答えるどらえもん 2人はロマニの後を走った
「のび太くん遅いよ!」
「待ってよドラえもーん」
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「あぁーやっと追いついだぁ」
と同時に管制室が開く
ドアが開くとかなり強い熱風が襲う
ドラえもんは大丈夫みたいだが肩で息をしているのび太くんには辛いようだ
「き、君達は何をやってるんだい 速くひな「「僕達も手伝わせて下さい!」」」
ここぞという時のロマニの判断は早い
「仕方がない...でもありがとう二人共 今すぐ逃げてほしいけど 捜索中危険に感じたら逃げていいからね」
「わかりました。ロマニさんも気をつけて」
二人は振り返るとマシュの捜索を始めた。
「「マシュちゃーん」」
時間にして数分。しかし災害現場での数分はとても長く被害者に取っては地獄のような時間。
「のび太くんあんまり煙を吸っちゃダメだよ僕らも倒れちゃう!」
「先....輩...?」
「「マシュ!!」」
すまない