セラフィムの学園   作:とんこつラーメン

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今日、無くしたと思っていた携帯が見つかりました。

心の底から安心した……。

いつも傍にある物がいきなり無くなると、急に不安になりますよね。







第15話 訓練開始

「始まった」

「始まった!始まった!」

「彼が」

「彼女が」

「「『否定』と出会った」」

「後悔しても」

「もう遅い」

「君の伝説が」

「君の神話が」

「「遂に産声を上げる」」

「楽しみだ」

「楽しみ!楽しみ!」

「愚かな『兎』には止められない」

「愚かな『戦乙女』にも止められない」

「「さぁ!その蒼い炎で未来を照らせ!」」

「そして、戦いの果てに」

「至るだろう」

「「『黒騎士』へと」」

「次なる世代」

「新たなる世代」

「「そこが、君の生きる場所だ」」

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

「うぅ……?」

 

 眩しさが目に刺さり、意識が浮上する。

 

「あ! 目が覚めた?」

 

 視界に写ったのは、心配そうにこっちを見つめる芳美さんと、先程見た更衣室の天井だった。

 

「はい……なんとか……」

 

 起き上がると、俺は自分が更衣室のベンチに寝かされているのが分かった。

 

「びっくりしたわよ、いきなり倒れるんだもの」

「すいません……」

「謝る必要は無いわ」

 

 ニコニコしながら、こっちの唇に人差し指を当てた。

 

「あの……あれからどれぐらい経ったんですか?」

「大丈夫。貴女が気を失ってから10分ぐらいしか経ってないわ」

「そうですか……」

 

 よかった。

 長時間気絶していて、一夏に心配とかかけたくなかったからな。

 

「ねぇ、あの時…貴女がディナイアルに触れた瞬間、一体何があったの?」

「……俺にもちゃんとしたことは分からないんですけど」

「分かる範囲でいいわ」

「分かりました」

 

 と言っても、感覚的な事しか話せないけど。

 

「ディナイアルに触れた瞬間、俺の頭の中にいきなり、幾つもの情報が流れ込んできたんです」

「そう……」

 

 芳美さんは顎に手を当てて考える仕草をした。

 

「それは多分、ISの機体情報が流れてきたんだわ。その現象は訓練機でも発生するけど、それで気絶するとか聞いた事ないわ。どんな情報が流れてきたの?」

「色んな格闘技についてでした。空手や柔道、レスリングやボクシング。他にはムエタイに功夫、それからマーシャルアーツもありました」

「……よく知ってるわね…」

「名称も一緒に流れてきましたから」

 

 その前から知ってはいたけどね、名前だけは。

 

「後、聞いた事ない格闘技の情報が最後に流れ込んできましたね」

「どんなの?」

「確か……次元覇王流……だった筈です」

「次元覇王流? 聞いた感じではどこかの流派みたいだけど、そんな中二病全開な流派なんて聞いたことも無いし……」

「俺もです。なんなんでしょう?」

「私にもサッパリ。詳しくはあの機体を整備した人間に聞くしかないわね」

「ですね」

 

 ここであれこれと考えるよりも、その方が確実だ。

 

「とにかく、今日は早く帰って休んだ方がいいわ」

「そうします」

 

 俺は芳美さんに体を支えられながら、訓練所を後にした。

 途中で自販機でドリンクを買って貰った。

 俺は味が分からないので、ミネラルウォーターにして貰った。

 それから、芳美さんの車で家まで送ってもらった。

 

 家につくと、遅くなった俺の事を心配したのか、玄関で待っていてくれた。

 その際に芳美さんが俺達に謝罪してくれたが、俺は勿論、一夏も許してくれた。

 きっと、一目で芳美さんの人柄を分かったのか、結構フランクに話していた。

 

 因みに、今後は放課後に芳美さんが迎えに来てくれることになった。

 俺としては大歓迎だ。

 少なくとも、あの大島さんよりはずっととマシだから。

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 次の日の放課後。

 芳美さんが約束通りに学校まで迎えに来てくれた。

 

「今日からが本番だな」

「頑張れよ、千夏姉」

「ああ。行ってくる」

「松川さんによろしくな」

「ん」

 

 さてと、じゃあ行くとしますかね。

 

「なんの会話なのか、さっぱりわからねぇ……」

「いずれ分かる。気にするな、弾」

「へいへい」

 

 それがいつになるかは未定だがな。

 精々、首を長くして待っていてくれ。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 訓練所に行くと、俺は早々と更衣室へと向かい、そこで芳美さんから俺の分のISスーツを手渡された。

 

「これは?」

「注文したスーツが届くまでの代用品って所かしら。ここではこれを着るようにしてね」

「わかりました」

「そのスーツね、結構性能いいのよ。代表候補生の子達とかは服の下に着たりしてるし、そのままシャワーを浴びても問題無いし」

「ISスーツ万能説。まるで水着みたいなのに」

「そこには同感。最初は誰もが呆れたり、羞恥心に悶えたりするもの」

「姉さんも?」

「うん。顔を真っ赤にしながら『なんでこんなデザインなんだ!』って叫んでたし」

 

 あの気丈な姉さんが赤面か。

 ちょっと見てみたいかも。

 

「サイズはちゃんと合うはずよ。向こうを向いているから、試しに着てみて」

「はい」

 

 芳美さんが後ろを向いて、俺は服を脱いでISスーツに着替えた。

 基本的には学校指定の水着と同じ感覚で着れたが、どうも違和感がある。

 それは多分、今から水場に行くわけでもないのに、こんなにも露出の多い格好をしているからだろう。

 とは言っても、今の俺に羞恥心なんてモノがあるかどうかは微妙だが。

 

「もういい?」

「はい、どうぞ」

「どれどれ……?」

 

 彼女がこっちを向いての最初の一言は……。

 

「あら! 凄く似合ってるじゃない!」

 

 だった。

 そうか? 自分では見えないからよく分からないけど。

 

「千夏ちゃんのそんな姿を見ると、千冬と初めて会った頃を思い出すわね」

「それ、本人の前で言ったら絶対に殺されますよ」

「ちゅ……注意するわ」

 

 それがいい。

 あの人って冗談が通じない事があるから。

 

「そ……そうだ。そのスーツは防弾機能や防刃機能にも優れているの。至近距離で拳銃の直撃を受けても穴一つ開かないわよ。流石に衝撃はあるけど」

「でも、露出度高いから意味無いですよね」

「言わないで……」

 

 あ、この人も自覚してるのね。

 

「と……とにかく、着替えたのなら皆の所に行きましょうか」

「皆?」

「ここで訓練している訓練生の子達の所。まずは挨拶をしないとね」

「そうか……」

 

 ここでの俺はまごう事無き新人。

 挨拶するのは当然の事だ。

 

 そんな訳で、俺は芳美さんと共にここにあるアリーナへと向かった。

 

 ここって、想像以上に大きいんだよな……。

 外から見たら分かりにくいけど。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 アリーナに向かうと、そこでISを纏って訓練をしている者、端の方で柔軟をしている者、その全てがこちらに注目した。

 

「全員集合!」

 

 コーチらしきジャージを着た女性が大きな声を上げて、全員を一か所に集合させた。

 

「私達も行くわよ」

「了解」

 

 皆が並んでいる場所に向かうと、その視線がこっちに集中した。

 ここには十数名ぐらいいて、興味深そうに俺の事を見ている。

 気持ちは分かるが、俺だけじゃなくて芳美さんの方も見て欲しい。

 

「今日からここに新しい訓練生が加わることになった。では、芳美さん。お願いします」

「はい」

 

 芳美さんが前に出て、俺の背中を押した。

 その途端、訓練生の子達がひそひそと話し出した。

 

「芳美さんって……もしかして?」

「うん。千冬様と代表の座を争ったって言う、元日本代表候補生の松川芳美さんよ」

「そんな大物がどうしてここに?」

「隣にいる白い髪の女の子が関係してるのかな?」

 

 聞こえてるぞ~。

 

「こらそこ! 静かにする!」

 

 ほら、注意された。

 

「え~……私は松川芳美。一応、貴女達の先輩ってことになるのかしら」

 

 でしょうね。

 

「今日から私は、この子の専属コーチになってここに通う事になるから、よろしくね」

「「「「「はい!」」」」」

 

 いい返事だこと。

 

「じゃあ、貴女も挨拶して」

「それはいいですが、どこまで話せば?」

 

 ここにいる子達にはどこまで言っていいのか分からない。

 そんな気持ちを込めて芳美さんの方を向くと、彼女がそっと耳打ちしてくれた。

 

「一応、貴女が委員会代表だって事は伏せた方がいいわね。私が適当に話すから、千夏ちゃんも適当に自己紹介してくれればいいわ」

「了解」

 

 ここは一つ、転校生にでもなった気持ちで行きますか。

 

「皆さん初めまして。俺の名前は織斑千夏と言います。これからここで一緒に訓練をする事になります。迷惑をかける事も多々あると思いますが、どうかよろしくお願いします」

 

 定型文にのっとり、適当に言ってみた。

 これで良かったか?

 

「お……織斑?」

「それって……」

 

 案の定、俺の苗字に注目したか。

 

「皆ももう気が付いたと思うけど、この千夏ちゃんは千冬の実の妹よ。この間の適性検査で高いランクが検出されて、彼女自身の自己防衛の為にここで訓練する事になったの。どこで情報が洩れているか分からないし、何も知らないまま高い適性を持っていれば、一体どうなるか……君達も分かるよね?」

「「「「「……………」」」」」

 

 全員が一気に沈黙する。

 ここの子達は、多少なりとも裏の事も分かっているのかもしれない。

 ま、実際に一回、俺は誘拐されたしね。

 だからこそ、ここで俺は強くなる。

 もう、無力な子供の時間は終わりだ。

 

「ん?」

 

 訓練生達の一人……水色の特徴的な髪色の眼鏡を掛けた少女が、食い入るようにこっちをジッと見ている。

 

(なんだ……? まるで嫉妬の様な、哀れみの様な……そんな感じで見られている気がする)

 

 まぁ、こんな視線を一々気にしていたら、これからやってられない。

 

「ま、とにかく今日から千夏ちゃん共々よろしく!」

 

 芳美さんの言葉に合わせてお辞儀をする。

 

「では、訓練再開!」

「「「「「はい!」」」」」

 

 トレーナーさんの大声に合わせて、皆は再び散り散りになった。

 この場には取り残された俺と芳美さんのみ。

 

「今日は初日だから、ISには乗らなくて、基本的な身体能力テストみたいなことをしましょうか?」

「身体能力ですか?」

「そ。まずは君の基礎能力を知らないと訓練のしようが無いし」

「ごもっとも」

 

 俺は自分の身体能力を測る為に、トレーニングルームに行くことになった。

 どんな事をするんだろうか?

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 俺は現在、トレーニングルームにてルームランナーで走っている。

 もうどれぐらい経っただろうか?

 数時間なような気もするし、数分な気もする。

 

「大丈夫~?」

「は……い……」

 

 まだいける……!

 

「無理は禁物よ?」

「わかっていま……」

 

 あ、こけた。

 

「あ~……」

 

 倒れたまま、俺は流れに沿ったままルームランナーから落ちた。

 

「はぁ……はぁ……」

「はい」

「どうも……」

 

 なんとか体を上げて、芳美さんが出してくれたスポドリを手に取った。

 味を感じなくても、この状況での水分は非常に有難い。

 

「スタミナは普通よりは少し下って感じかしら?」

「そう……です…か……」

「今までスポーツとかってした事ある?」

「小さな頃に剣道をしたことがあるけど……」

 

 息が整い始めた。

 少しだけ楽になった。

 

「少しだけ……ね。それ以降は?」

「全く。ずっと家事ばかりしてました」

「そう……」

 

 実に今更ながら、自分の体力の無さを実感した。

 これはこれからが大変そうだ。

 

「少し休憩してから、次に行きましょうか?」

「は……い……」

 

 そのまま寝っ転がって、俺は体を休める事にした。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

「次は、千夏ちゃんの腕力や脚力を見てみようか?」

「具体的には何を?」

「そこにあるサンドバックに向かって、全力で殴りかかってみて」

 

 そう言って、芳美さんは少し離れた所にある真っ赤なサンドバックを指差した。

 

「『全力』ですか?」

「そ、全力」

 

 全力……ね。

 まさか、こんな形で今の自分の『全力』を出す機会が来るとは。

 因果なものだ。

 

 俺はサンドバックの前まで行き、『頭の中』に思い浮かんだ構えを構えた。

 

「あれ? 千夏ちゃんって格闘技の心得があるの?」

「いえ、ありませんけど」

「その割には、その構えがかなり『さま』になってるけど……」

 

 そうなのか?

 適当に構えただけなんだけど。

 

「もしかして、ディナイアルに触れた際に流れたって言う格闘技の情報に関係が…?」

 

 ブツブツとなんか言ってますね。

 

「あの……いいですか?」

「あ、いいわよ」

「それでは……いきます」

 

 拳を思いっきり握りしめて、足を踏みしめて、右腕全体に力を込めて……。

 

「はっ!!!」

 

 撃つべし。

 

 拳がサンドバックの中心に直撃し、凄まじい炸裂音が鳴った。

 そのままサンドバックは吹っ飛んで、壁にぶつかってめり込んでしまった。

 

「な……な……な……」

 

 これが今の俺の『全力』か。

 痛覚が無くなって力のリミッターが無くなっているに等しい影響がこれか。

 明らかに、俺の細腕で出せるパワーじゃないな。

 

「なんなの!? その馬鹿力は!?」

「それは……」

 

 なんて説明する?

 ちゃんと白状するか?

 

「スタミナは無いのに、パワーだけは常人を遥かに凌駕しているなんて……どんなカラクリ?」

 

 スタミナと無痛症は関係無いしな。

 

「って! その手!」

「ん?」

 

 手がどうかしたのか? って……。

 

「血が……」

 

 俺の拳の皮が破れて、そこから血が出ていた。

 全く気が付かなかったな。

 痛覚が無いから仕方ないけど。

 

「もう~! 拳が破ける程のパワーって…どうなってるのよ!?」

 

 なんて言いながらも、テキパキと俺の手に応急処置を施して、テーピングを巻いてくれた。

 

「話してくれる? その有り得ない程のパワーはなんなの?」

 

 ……もう隠せそうにないな。

 

「これは周囲には隠していることなんで、内緒にしてくれると助かります」

「それは一夏君にも黙っている事?」

「はい……」

 

 心苦しいけどな。

 でも、千冬姉さんと一緒に決めた事だから。

 

「分かったわ。私の心の中に秘めておくことにする」

「感謝します」

 

 それから、自分の体に起きていることについて話した。

 と言っても、話したのは感覚器官を失った事だけで、それ以外の事……睾丸性女性化症候群については黙っておいた。

 流石にこれは絶対に話せない。

 俺自身も墓まで持って行くと決意してるから。

 

「幼い時に交通事故に遭って、その時の怪我で感覚が……ね」

「はい」

「確かに、痛覚が無くなる事によって本来セーブされている力が解放されるって聞いた事はあるけど、まさか本当だったなんて……」

「正直、俺自身もびっくりしてます。全力を出したのって、これが初めてですから」

「そうなの?」

「ええ。そもそも、その機会自体がありませんでしたし」

 

 振るおうとも思わなかったしな。

 

「そ……それもそうね。普通に学生生活をしていて、こんなパワーを発揮する機会なんてないわよね……」

「はい。それよりも……」

 

 あれ……どうしよう?

 

「あのサンドバック……大丈夫ですか?」

「あれぐらいなら問題無いわよ。流石に壊す事は無かったけど、似たような事は千冬も毎回してたし」

「うわぁ……」

 

 何をしてるかな……我等が姉様は。

 

「次の日には元に戻ってるわよ。主に金の力で」

「金の力って……」

 

 これが委員会の力か。

 多分違うと思うけど。

 

「次……どうします?」

「そうね……少なくとも、筋力関係は規格外だって分かったから、スタミナ関係をもうちょっと測りましょうか?」

「分かりました」

 

 壁にめり込んだサンドバックを背景に、俺は学校でもよくやるような身体測定をこなしていった。

 

 反覆横跳びとか垂直飛びとか。

 他には上体反らしに長座体前屈。

 他にも色々。

 その結果として分かった事は……。

 

「パワー以外は比較的普通ね。スタミナは一般的な女子中学生と同じぐらいだし、体は少し柔らかい方かな? でも、垂直飛びは凄かったわね。脚力も尋常じゃないレベルになってる証拠ね」

 

 足の筋力を使うからな。

 う~む、ワイヤーアクションいらずのこの体。

 その気になれば、生身で特撮のような事が出来るかもしれない。

 

「あと、貴女の規格外のパワーに体の方が耐えきれてない感じがしたわ。これからは、柔軟さとスタミナを鍛えながら、体も丈夫にしていかないとね。そうじゃないと、自分のパワーで自分が傷つくなんて、本末転倒な事になってしまうし」

「やる事は……山積みですね……はぁ……はぁ……」

「でも、目標があるのはいい事よ」

「それは……はぁ……はぁ……分かります」

 

 具体的にやる事があると、モチベーションの維持にも繋がるしな。

 俺としてもありがたい事だ。

 

「今日はもうこれぐらいにしておきましょうか?千夏ちゃんも疲れたでしょう?」

「はい……。出来ればスッキリしたいですね……」

「シャワー室を使ってもいいわよ。今なら誰も使ってないと思うし」

「わかりました……」

 

 遠慮なくシャワー室を使わせて貰って、全身の汗を流した。

 ちゃんとISスーツは脱いだからな?

 着たままじゃちゃんと汗は流せないし。

 

 シャワーの後に着替えて、その日は少しだけ早めに帰宅した。

 

 家に帰ると、夕食と風呂の後に速攻でベットイン。

 久方振りに爆睡させて貰ったよ。

 

 余談だが、トレーニングルームの壁とサンドバックは、本当に次の日には元通りになっていた。

 これはもう、ある種の超常現象じゃないだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回、ちょっとだけ原作キャラが出ましたけど、分かりました?

場所が場所なだけに、これから原作よりも早めに絡ませたいなと思っている、今日この頃だったりします。

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