幻想破滅曲 ~Ruin song~   作:東方マニア

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悪魔の兵器 第二部 破壊されたはずの機械

 魔理沙の渾身の一撃で破壊されるはずだった機械はかすり傷もなく、こちらへ、進んでいた。「うそだろ…。俺の攻撃が当たったにも関わらず無傷だなんて、信じられねえぜ。」その時、機械の中に誰かがいるらしく、「なんだ今の攻撃は?全然効いていないぜぇ!」と聞こえてきた。辺りはそこら辺にいくつものデコボコがいくつもある状態だった。霊夢達はそばに隠れていて反撃の機会を伺っているらしい。しかし、私はこの声に聞き覚えがあった。(マーカス少尉か?)「あなたはマーカス少尉か?!本人ならこのようなことはやめろ!」「その声は矢島か?丁度いい、お前もそこにいる奴もこのメタルギアで粉々にしてくれるわ!!!」「どうする、霊夢、魔理沙?」小声で言った。「どうするって聞かれても…。全員で一斉に攻撃をすればやれるかも。」「バカじゃない魔理沙!やったら一網打尽にされるだけだわ。」「一体どうすれば…。」いきなり爆発音が鳴った。確認すると、メタルギアという機械から黒煙が上がっていた。

 

 「くそっ、どこから攻撃してきやがった?」マーカスは攻撃をされた方を見ると、空中で何かが止まっていた。「あれは路空か?」霊夢が言った瞬間、メタルギアの右脚は破壊された。「このマーカスが負ける?そんなのはありえない!ありえない!!」スピーカーを外にセットし、「聞こえるかこのゴミくず共!!!俺はまだ負けていないからな!」         その後、五分経っても出てこないから、「なあ霊夢、あいつ逃げたのか?」「多分もう、逃げ‥」言おうとしたら、メタルギアからマーカスがでてきて「誰が、逃げたといったか?」と言った。マーカスは何かを着ている。そばにあった、双眼鏡を使い見てみると黒い瘴気が漂っていた。「あれは魔理沙の時の…!」「どうやらそのようね」

「霊夢達!今すぐここから離れろ!」路空が言っている間に、マーカスは瘴気を操り路空を攻撃しようとしていた──

 路空は肉弾戦は得意なのだが、覚醒したマーカスの方が、路空よりもスピード、パワーが圧倒的に上だ。(このままじゃあ負けるな。どうすれば?)その時、マーカスに霊夢と魔理沙が突っ込んでいったのだ。私は近くにあった残骸から武器を探しスナイパーライフルを見つけだし、それを使い援護した。ほぼ互角の戦いだった。しかし、マーカスに撃っているがどうも火力不足で、当たっても効いていなかった。私は、また残骸の中から、探した。色々な物があり、奴を倒すにはもっと火力が高いものが必要。途端、思い浮かんだのはレールガン(超電磁砲)だった。なぜか、目の前の残骸が光りだし、次の瞬間、レールガンが目の前に出てきた。(冗談じゃない)と思いながら手に持ち本物かどうか試すかわりにマーカスへ一発撃ってみた所、本物だった。空間が歪んで、音速で飛んでいき見事命中。しかし私は、反動に耐え切れず落としてしまった。


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