要塞空母デスピナ出撃す。 第1篇仮初の世界   作:まはまは

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お待たせしました。第25話です。

今回は戦闘なのですが…、沖ノ島から全く進歩しない戦闘シーン。
なんか、上手く書けないんですよね…。まぁ、自分の想像の中でも戦闘のイメージがなかなか浮かんでこないからなのですが。
ホエールもうすこし出したかったなー。近くもう一度出してみます。多分。

長くなりましたが、本編をお楽しみ下さい。


第25話 北方防衛戦

第3章 北方海域編

第25話 北方防衛戦

 

9月7日 08:58

北海道北東沖150km地点

大和「艦隊!敵艦隊の索敵を開始!」

大和さんからの命令が出る。

艦隊の蒼龍、飛龍は矢筒から彩雲の矢を取り出し弓につがえ、

蒼龍、飛龍「索敵開始!」

弓から矢が放たれ、計6機の彩雲が発艦していった。

大鳳はボウガンにカセットを装填し、

大鳳「さぁ、やるわ。偵察機発艦!」

引き金をひき、二式艦上偵察機8機が発艦していく。

そろそろ俺も偵察行動を開始する。

裕一「スカイレイヴン、発艦はじめ!」

飛行甲板からスカイレイヴンが発艦していく。

今回の索敵には、蒼龍、飛龍から彩雲6機。大鳳から二式艦上偵察機が8機。俺からスカイレイヴン2個中隊24機。

今回は2段索敵を行い、確実に敵艦隊を補足することになっている。

はたしてどこからやってくるかな?

 

09:12

スカイレイヴン第一中隊 8番機

「うん?あれは…。」

下の海上に黒い点をたくさん見つけた。

「深海棲艦の艦隊!何て数だ!」

 

CDC「スカイレイヴン第一中隊8番機より入電!敵艦隊補足、方位080、距離本艦から96km!」

裕一「敵艦隊の規模を報告せよ!」

CDC「敵艦隊、現在確認できたもので265隻、いずれもelite級以上!」

裕一「了解。大和さん!敵艦隊を補足!方位080、本艦隊からの距離96km。現時点での規模は265隻。いずれもelite級です!」

大和「了解です。通信妖精!各艦隊へ打電。我、敵艦隊を補足!これより戦闘を開始す。」

大和通信妖精「了解!」

大和「艦隊戦闘用意!第一次攻撃を開始!」

蒼龍、飛龍、大鳳、裕一「了解!」

裕一「索敵中の部隊へ、引き続き索敵を行え!敵艦隊を見落とすな!」

蒼龍、飛龍「第一次攻撃隊発艦はじめ!」

蒼龍、飛龍から護衛の烈風、攻撃機は流星改、彗星12型甲が、

大鳳「第一次攻撃隊、全機発艦!」

大鳳からは護衛の紫電改二、攻撃機は流星改、彗星12型甲。

裕一「全航空隊発艦を開始する!」

俺からは、保有する航空隊を全て出撃させる。護衛兼制空隊としてスカイレイヴン、攻撃機としてカロン、ミッドナイト、アルテミス、ホエールが発艦する。搭載している航空機の数が数のため、飛行甲板からは絶えず艦載機が発艦し続けた。

 

第一次攻撃隊編成は以下の通り

蒼龍 烈風12機、流星改20機、彗星一二型甲10機

飛龍 烈風12機、流星改20機、彗星一二型甲12機

大鳳 紫電改二18機、流星改18機、彗星一二型甲18機

デスピナ F/A-63Bスカイレイヴン240機、EB-01カロン180機、EB-02Cミッドナイト72機、BA-05アルテミス72機、AC-20ホエール12機

 

制空隊計282機、攻撃隊計434機。総合計716機

 

見てもらえば分かるが俺の航空隊の規模が尋常じゃない。後から第二次攻撃隊を出す時間が惜しかったので、全ての航空機を発艦させたからなのだが。

裕一「デスピナより第一次攻撃隊へ。敵艦隊の情報は随時こちらから送る。全機、無線チャンネルを合わせておけ。敵艦隊の規模はまだまだこれから拡大する。君らの攻撃の成否は今作戦に大きな影響を与える。各員奮励せよ。」

「「「「了解!」」」」

 

09:58

横須賀艦隊から86km地点。

カロン第一大隊長『こちら第一次攻撃隊。敵艦隊から迎撃隊が発艦中。』

裕一『了解、全機エンゲージ。制空隊は迎撃機を早く落とせ。攻撃隊、敵艦隊への攻撃を許可する。繰り返す、攻撃を許可する。』

カロン第一大隊長『了解。第一大隊、空爆開始!』

蒼龍烈風隊『戦闘開始!全機降下!』

蒼龍の烈風隊が深海棲艦の迎撃機を迎え撃つ。

深海棲艦から対空砲の射撃が始まる。

カロン第一大隊長『第一大隊、爆撃プランFを発動。敵艦隊側面、方位170より侵入。高度4,000mにて行う。』

大隊が攻撃隊本隊から離脱し敵艦隊の側面にまわる。

裕一『ホエール、全火器使用を許可する。敵艦隊への攻撃を開始せよ。』

ホエール1番機『ホエール、了解。』

ホエールが敵艦隊5,000mの所で旋回を始めた。

ホエール1番機『各機、あらゆる火器を使って敵を沈めろ!』

12機のホエールから120mm、150mm砲、40mm重機関砲が火を吹く。

5,000m下ではホエールからの攻撃で120mm、150mmの砲撃を受けた軽巡、重巡らが数発で爆沈して沈んでいく。40mm重機関砲を受けた駆逐艦は体全体が穴だらけになって沈んでいく。

そこにカロンからの空爆が始まる。カロン36機からの攻撃によって、深海棲艦が吹き飛ぶ。そして、運良く生き残った深海棲艦達はもはや大破ばかりであった。

そこに蒼龍、飛龍、大鳳の攻撃隊が急降下爆撃で、雷撃で沈めていく。敵艦隊との戦闘は20分で終わった。

裕一『攻撃隊へ、新たな敵艦隊複数を補足。アルファ群方位101そこから30km先。ブラボー群方位140、そこから34km先。チャーリー群方位025そこから40km。デルタ群方位156、そこから15km先。』

カロン第一大隊長『デスピナへ、これより補給のため帰還する。』

裕一『了解。他にも補給の必要な航空隊は帰還せよ。それ以外は攻撃隊を四つに散開せよ。』

『了解。』

 

10:23

CDC「新たな敵艦隊、エコー群方位124距離350km。フォックストロット群方位072距離248km。ゴルフ群方位168距離178km。」

裕一「ちっ、多いな…。」

CDC「エコー群、142隻。フォックストロット群125隻。ゴルフ群、186隻。」

裕一「対水上戦闘用意!空母、戦艦にN5、N6巡航ミサイルを照準。残りには、ライオニック全機照準。」

CDC「目標、トラックナンバー割り振り完了。ミサイル斉射用意、発射!」

艤装のミサイルハッチが一斉に開き大小合わせて190発のミサイルが敵艦を沈めるために飛んでいく。

裕一「次弾装填急げ!」

CDC「更に、敵艦隊!ホテル群方位135距離65km。数…。」

裕一「どうした?」

コマンドのレーダーを確認すると…

裕一「575隻だと…。これ以上は俺では裁き切れない。」

奴等が敵の本隊か。ならば、

裕一「大和さん!方位135距離65kmに575隻を確認!」

大和「575隻!?」

裕一「俺でも裁き切れません。現在交戦中の艦隊を片付け次第応援に向かいますので、しばらくそちらの相手をお願いします!」

大和「分かりました。呉艦隊に連絡!これより深海棲艦との砲雷撃戦に入ります!空母の皆さんはここで引き続き航空攻撃をお願いします。艦隊、続け!」

空母を残し、横須賀艦隊は呉艦隊と共にホテル群の深海棲艦との戦闘に向かった。

 

10:46

CDC「ミサイル着弾5秒前、4、3、2、1、弾ちゃーく…今!」

遥か先で、ミサイルが次々と深海棲艦を沈めていく。

CDC「全弾命中!エコー群残り86隻、フォックストロット群75。ゴルフ群残り125隻。」

裕一「残りに照準、発射!」

砲雷長「斉射用意、ってぇ!」

再び、N5、N6、ライオニックが放たれ撃ち漏らした敵に向かっていく。

 

さて、第一次攻撃隊は。

カロンが爆撃プランE、Fを、ミッドナイトがクラスター弾を投下して、深海棲艦を吹き飛ばす。アルテミスがグラインドバスターで深海棲艦を貫き、体のほとんどが消え沈んでいく。ホエールが空から雨のように鉛の弾丸を降らし、深海棲艦を蜂の巣にして沈める。さらに、スカイレイヴンから対艦ミサイルを放ち深海棲艦を沈める。

ホエール一番機「あらかた片付いたが…、今回の作戦は深海棲艦が湧いて出てくるな。」

裕一『こちらデスピナ。全機補給のため帰還せよ。繰り返す、補給のため帰還せよ。』

ホエール一番機『しかし、まだ残存勢力が…』

裕一『心配はいらない。間もなく巡航ミサイルが到達する。』

ホエール一番機『了解です。全機帰還します。』

通信が終わると同時に海上では残存の深海棲艦にライオニックが命中していた。

 

 

11:43

大和「敵艦補足、方位136距離40,000。砲雷撃戦用意!」

アイオワ「さぁ、私の火力見せてあげるわ…。」

長門「改装されたビック7の力、侮るなよ。」

大和「38,000で砲撃を開始する。」

長門「千歳、千代田。制空権は?」

千歳「我がほうに優勢です。弾着観測可能です。」

長門「よし。零観発艦!」

長門が零式水上観測機を飛ばす。

大和「間もなく敵艦隊との距離38,000。目標は戦艦、空母を優先。主砲、一式徹甲弾装填!諸元入力。全主砲薙ぎ払え!」

アイオワ「オープン、ファイア!」

長門「全主砲、斉射!ってーー!」

大和の46cm三連装砲計3基、9門。アイオワの16inch三連装砲 Mk.7+GFCS 3基、9門。長門の試製41cm三連装砲2基、6門と41cm連装砲2基、4門が火を吹いた。

 

零観妖精「弾着…今!命中弾14。戦艦ル級5、空母ヲ級6、軽母ヌ級3隻撃沈。至近弾14。」

大和「よし!そのまま継続して射撃します。距離34,420。主砲撃てー!」

今度は、比叡、霧島も主砲を斉射する。

 

零観妖精「弾着…今!命中弾多数。戦艦ル級12空母ヲ級25軽母3撃沈!」

長門「艦隊突っ込むぞ!艦隊この長門に続け!」

大和「軽巡と駆逐艦の皆さんは敵艦隊側面からの雷撃を!」

阿武隈「皆さん、あたしの指示に従って下さい。」

横須賀、呉艦隊は長門を先頭に大和、アイオワ、比叡、霧島、那智、足柄、摩耶、青葉、衣笠。阿武隈、神通、木曽、睦月、如月、文月、吹雪、叢雲、千歳、千代田に艦隊を2分した。

 

12:53

副長「現在、航空隊の補給は8割がた完了しています。」

砲雷長「すでにミサイルの装填、及び補給も完了しました。」

裕一「ありがとう。CDC、新たな敵群は補足したか?」

CDC「ホテル群の後方200km地点に325隻を確認しました。」

裕一「まだ、出てくるか…。」

CDC「今のところ本艦から半径500km圏内にはそのふたつの群しかありません。」

裕一「これより、本艦はミサイルによる支援を開始する。蒼龍さん、飛龍さん、大鳳さん。攻撃隊の全力出撃を要請します!」

飛龍「任せて、蒼龍やるよ!」

蒼龍「うん。」

蒼龍、飛龍「攻撃隊、発艦始め!」

大鳳「私も、攻撃隊発艦!」

蒼龍、飛龍、大鳳から艦載機全てが空に上がっていく。

裕一「ライオニック、N5、N6巡航ミサイル全機照準!撃ちー方始め!」

ミサイルハッチから190発のミサイルが飛び出していった。

 

13:25

CDC「ミサイル着弾5秒前、4、3、2、1、弾ちゃーく…今!」

裕一「全弾命中、敵艦175隻撃沈、残りは大破か。」

CDC「攻撃隊全機突撃、敵艦45隻撃沈、大破4隻。」

大和『こちら大和、デスピナさん援護ありがとうございます!』

裕一「いえいえ、もう一度やりますので気をつけて下さい。CDC残りは?」

CDC「ホテル群残り105後方は残り265隻。」

裕一「ライオニック、N5、N6巡航ミサイル全機照準、発射!」

 

大和「主砲、重巡リ級flagshipに照準撃て!」

アイオワ「oh shit!うぅ…、やってくれたわね。Fire! Fire!」

大和「アイオワさん、大丈夫ですか!」

アイオワ「問題ないわ、ただのかすり傷よ。それよりも…」

アイオワがある方向見る。大和もそれに続いてその方向を見ると…

長門「はあぁぁぁー!」

長門が戦艦ル級flagshipの顔面を右アッパーで殴ってから至近距離で主砲の一斉射を食らわしていた。さらに

霧島「マイクチェックの時間だ!ゴルァ!」

霧島が深海棲艦にメンチを切りながら深海棲艦を次々と沈めていた。ちなみにその横で、

比叡「ヒェー、妹が怖いよ…。」

比叡が半泣きになりながら戦っていた。

アイオワ「すごい……日本の戦艦はcrazyだわ。」

大和「あれは、ちょっと特殊な方達ですから。」

大和がすこし遠い目をしていると

アイオワ「missileが来たわ!」

デスピナから放たれたミサイル190発が来た。

大和「長門さん達ー!支援攻撃が来ますので、また離れて下さいー!」

長門「むっ、比叡、霧島!一旦離れるぞ!」

比叡「は、はい!」

霧島「チッ、了解です。」

長門と比叡、霧島が離れてすぐにミサイルが着弾し、深海棲艦を撃沈する。

裕一『支援攻撃終了。残りの26隻です。』

大和「支援ありがとうございます。」

アイオワ「あー、ハープン積みたいな…。」

長門「よし、残敵掃討だ!」

再び、長門が深海棲艦に接近戦を挑みにいった。

 

裕一「それにしても…、呉の長門は肉弾戦を好むのか…。絶対相手にしたくないなー。」

蒼龍「呉の長門さんは拳で勝負する人だからね。乱戦になったら強いよー。」

飛龍「でも、呉の霧島さんも凄いよね。」

大鳳「戦艦の方達も凄いですけど…、呉の神通さんも凄いですよね…。」

蒼龍「そうそう。」

飛龍「呉の人達って何で戦いになったらあんなに怖くなるんだろう。」

蒼龍達が話している間に、

裕一「500km圏内に敵影確認せず。終わったかな?」

14:35日本近海防衛戦以来の大規模防衛戦、北海道北東沖防衛戦が終結した。

 

16:45

大湊警備府

戦闘が終了し、全ての艦隊が大湊警備府に帰投した。

出撃ドックから出ると、高野提督が出迎えてくれた。

高野「皆さん、お疲れ様でした。防衛成功のお祝いとして食堂で宴会席を用意しておりますので、入渠して汗を流してきてくださいね。」

蒼龍「宴会!?」

飛龍「やったー!」

艦娘達は我先にと入渠施設に向かった。そんなに宴会が嬉しいのか。ところで…

裕一「高野提督……一つ質問してもよろしいですか?」

高野「なんですか?」

裕一「男性用の入渠施設はありますか?」

高野「…あっ。」

どうやら無いようだ。

高野「混浴は…」

裕一「できないです。憲兵さんに捕まります。」

高野「ですよねー。…彼女達が上がってきてからお願いします。」

裕一「はい…。俺は部屋にいますので、艦娘の皆さんが上がってきたら教えてください。」

高野「分かりました。では、私は準備があるので!」

と、走っていってしまった。元気で満ち溢れているいい提督だと思った。指揮はアレだが。

 

18:00

大湊警備府 食堂

高野「みんなーグラスは持ったー?では、乾杯!」

「「「かんぱーい!」」」

食堂に集まった艦娘、妖精がグラスを掲げ、食堂のテーブルにあるたくさんの料理に手をつけ、近くの艦娘と楽しくお話を始める。俺は、目の前に並ぶ料理をひたすら食べる食べる。

 

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ…ごっくん。

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ…ごっくん。

もぐもぐ…うっ。

 

大和「デスピナさん!?お水です。」

大和から渡された水を一気に飲む。

裕一「はぁー。ありがとうございます大和さん。」

大和「それにしても、そんなに慌てて食べルなんて、どうしたんですか?」

裕一「うーん…昔からの性分でパーティとかそういう所では最初は料理をたくさん食べてしまうもので…。でも、ここから普通のペースで食べるので大丈夫ですよ。」

大和「ホントに気をつけて下さいね。」

裕一「ありがとうございます。ところで、なぜ俺の所に?他の艦娘の皆さんと話してきたらどうですか?」

大和「いえ、もう軽くお話はしてきたので。それよりもデスピナさんと一緒にいたかったので…。」

後半の方はよく聞こえなかったが、まぁ、いいだろう。

裕一「そうそう、大和さん戦闘の時の姿、とてもかっこよかったですよ。さすがは、連合艦隊旗艦を務めていただけありますね。」

そう、褒めると大和さんは

大和「そんなことないですよ。艦だった時はあまり活躍出来ませんでしたから…、長門さんの方が凄いです。」

と謙遜する。

裕一「俺は、大和さんの方が好きですけどねー。」

と大和さんの方が長門さんより旗艦に合っていると言った。

大和「わ、わ、私の方がしゅき…。」

大和さんが顔を真っ赤にして俯く。あれ?俺なんか失礼なことを言ったか?それともそんなに嬉しかったのか?

裕一「えぇ、大和さんみたいな方がいいなぁと思いまして。」

大和「私のどこがいいんですか…?」

裕一「そうですね…。さっきも言いましたが戦闘の時の凛々しさ、戦闘以外でも頼りになって、とても優しいところですかね。後、ご飯も美味しいし。大和さんは良いお嫁さんになりますね。」

大和「お、お、お、お嫁さん!!」

大和さんの顔がさらに赤くなる。そんなに嬉しくて、照れているのか。でも、さすがにこれ以上褒めちぎるのはやめておこう。

裕一「そんなに照れなくていいですよ。事実を述べただけですから。ほら、お水飲みますか…って。大和さん!?大丈夫ですか?おーい!」

大和さんがテーブルに突っ伏して動かなくってしまった。

 

裕一と大和の認識が異なったことにより大和の精神が悶え死んでしまう、ハプニングはあったが宴会は日付けが変わるまで行われた。

ちなみに、大和は裕一が部屋に寝かしつけ翌朝やりすぎたと謝罪した。

 

さらに、横須賀鎮守府では裕一が大和を褒めちぎっている頃。

瑞鶴「しょ、翔鶴姉…?」

翔鶴「ふ、ふふふ。デスピナさんを狙う泥棒猫がデスピナさんを誘惑している気配を感じるわ。…ふ、ふふふ。」

翔鶴の背後から禍々しいオーラが溢れ出ている。今までのオーラの1段上に昇格していた。

瑞鶴(たすけてー!デスピナさーん!私の寿命が縮んじゃうー!)

心の中でデスピナに怒り半分で懇願し、デスピナのことを想い過ぎている姉を宥めるために動き始めた。

その姿は、強敵に挑む戦士の様であった。

 

 

 


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