要塞空母デスピナ出撃す。 第1篇仮初の世界   作:まはまは

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どうも、初めまして
今回艦これと地球防衛軍を使って小説を書きました
処女作なので、言葉のおかしい所、誤字など多いと思います。また、私は文才はありません。
それでも良いよという方はぜひ見てください。
では、よろしくお願いします。

7月21日 加筆修正


第0章 転移編
第1話 転移


第0章 転移編

第1話転移

 

よく晴れた朝、俺、山本裕一は駅に向かって歩いていた。山本裕一。男。17歳の高校3年生。近くの県立の進学校に通っていて、部活は剣道、3段を持っている。また、艦これプレイ歴4年で嫁艦は翔鶴である。そして、ココ最近は地球防衛軍をやっている。

俺は、昨日も艦これを少しした後、地球防衛軍を夜遅くまでやっていた。そのため今非常に眠い。その時、1匹の猫が車道を渡っているのが目に入った。

裕一「おい、危ないぞ。猫。こっちに戻っておいで。」

猫に優しく声をかける。猫はなんだといいたげな感じで俺の呼びかけを無視した。

その時、トラックが猛スピードで走って来たのだ。トラックは猫に気づいていないのかそのまま走って来る。

裕一「おい、早くこっちに来い!」

猫に大声で叫ぶ。

しかし、猫は道路の真ん中で座りあくびをしていた。自分の声は剣道やっているため大きくびっくりして、どこかへ行くと思ったのだが。なかなかに図々しい猫である。

裕一「クソ!」

仕方なく、そんな図々しい猫を保護するため俺は車道に飛び出し、猫を捕まえたがすぐ手前までトラックは迫っていた。運転手は居眠り運転だった。

裕一 (やばい、間に合わない。)

猫だけは死なないよう抱きしめ、身構えて目を瞑った。

 

 

 

しかし、いつになっても何も起きない。

裕一 (あれ、何かおかしいな。)

そっと、目を開けてみると目の前にトラックが止まっていた。そして、雀の鳴き声もなんにも聞こえない。まるで時間が止まっているようだ。

裕一 (どういうことだ、これは。)

辺りを見回すと、歩道に帽子を被った女の子がいた。

女の子「初めまして、まずはその子を助けてくださりありがとうございます。山本裕一さん。」

女の子はちょこんとお辞儀した。

俺の腕から猫が抜け出し女の子の方に行った。彼女が猫の飼い主だろうか。お宅の猫、躾がなっていませんよー。もちろんそんなことは言わない。

裕一「君は?なぜ僕の名前を知っている。これは君の仕業かい?」

そう俺は問いかけた。

女の子「はい。私はあなた達が言う神様に仕えてるものです。実は、この子を探していたのですが見つけたと思ったらトラックが来て危うく死ぬところでしたので、時間を止めました。」

女の子は猫を両手でぶら下げて、そう答えた。猫の飼い主は神様に仕えていた。てことは猫も実はとても神聖ななお方なのか?

裕一 (猫をなぜぶら下げている。あれ、これどこかで見たような……。)「で、俺をどうするの?助けてくれるのかい?」

女の子「残念ながら、山本裕一さん。あなたは、ここで死ぬことになります。」

裕一「えっ!?」

女の子「この世界ではあなたは死ぬことになっていました。そこで、この猫の恩返しにあなたを今から異世界に転移させます。それ以外あなたの生きる道はありません。どうしますか?」

俺は少し考え、

裕一「……。転移させてくれ。まだここで死にたくはない。」

死んでたまるか、これから人生を謳歌しなければならないのだ私は。

女の子「わかりました。では、これよりあなたをある世界に転移させます。そこは艦これが現実となった世界です。では、いってらっしゃい。」

女の子がそう言うと、俺の体はだんだん光っていき目の前が真っ白になっていく。

女の子「どうか、私たちの世界を救って下さい。」

女の子のそんなお願いを聞いて俺の視界は白く染まった。

 

 

 

 


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