要塞空母デスピナ出撃す。 第1篇仮初の世界   作:まはまは

12 / 44
本日の分です。


第11話 歓迎会後編

第1章 横須賀鎮守府編

第11話 歓迎会後編

 

 

次に、重巡洋艦のいる場所へ。ここでも

ポーラ「服がじゃま~。」

ザラ「ポーラ!服を着なさい!」

と、ポーラの見事なメロン2つが見えたり、他の酔っ払いに絡まれたり、

青葉から取材の申し込みを受けたりした。取材は後日行うことになった。

 

次に、軽巡洋艦のもとへ。ここでは、夜戦が好きか聴かれたり、北上さんに変なことしたらタダではおかないぞ、的な脅しをかけられたりした。あと、明石さんもここにいた。どうやら夕張と一緒にいるらしい。

 

つづいて、潜水艦のもとへ。ここは、酔っ払いが1人いる以外特に何もなかった。

 

最後に、駆逐艦のもとへ。ここでは、多くの駆逐艦と話した。初めての男の艦娘なので興味があるからなのか、誰とでも話せる子供の性質からなのか。とにかく、怖がられて話せないなんてことは無く、たくさん触れ合えたのでよかったとする。後、ロリに目覚めかけた。

 

そんなこんなで、歓迎会は21:00頃にはお開きになった。会場の片付けをして部屋に戻った。

裕一 (多くの艦娘と交流できてよかった。しかし、デスピナっていう名前にはまだ慣れていないな。名前を呼ばれても自分だってことに反応できてなかったからな。早く慣れねば。)

と反省しつつ、俺は、眠りについた。

 

翌日、06:00の起床ラッパを聞きながら起きた。身支度を整え、食堂に向かうため部屋を出た。寮の前で翔鶴さんと瑞鶴に会った。

裕一「おはようございます。」

翔鶴「あら、おはようございます。」

瑞鶴「おはよう。」

翔鶴「デスピナさんも一緒に食堂で食べませんか?瑞鶴もいいわね?」

裕一「えぇ、ぜひ。」

瑞鶴「別に、いいよ翔鶴姉ぇ。」

というわけで、3人で食堂に向かった。

 

食堂はもうすでに、多くの艦娘がいた。カウンターで料理を選び、席を探す。窓辺の席が空いていたので、そこを取る。俺は、焼き鮭のセットを。翔鶴さんは、目玉焼きセットを。瑞鶴は洋食セットを選んだ。3人で食べている時、瑞鶴が

瑞鶴「そういえば、デスピナさん今日の予定は?」

裕一「とりあえず、提督の所に行って聴いて、午後は工廠長にお呼ばれ。」

瑞鶴「ふ~ん、そうなんだ。」

裕一「そっちは?」

瑞鶴「今日は翔鶴姉ぇと近海に出撃して、哨戒。」

翔鶴「お昼はご一緒出来ないんです。」

と、少し寂しそうに翔鶴さんは言ったので、

裕一「よかったら、これから毎朝、一緒に朝食を食べませんか?」

翔鶴「いいんですか!ぜひ、お願いします!」

さっきとは、打って変わって表情が明るくなった。やはり、翔鶴さんは笑顔が1番である。

瑞鶴「翔鶴姉ぇ、そろそろ準備しに行かないと。」

翔鶴「あら、やだ。もうそんな時間。デスピナさんここで失礼しますね。」

裕一「はい、頑張ってください。」

俺は、手を振って見送った。

もう少し、寛ぐため食器は返却口に持っていき、コーヒーを持って元の席に戻る。

裕一 (さて、今日から頑張りますか。)

そう、気合を入れた。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。