宿毛泊地提督の航海日誌 春イベ編   作:謎のks

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春イベント、終わっちゃいましたね?
イベント参加者の皆さん、お疲れ様でした!(いるかわからないけど…)

今回少々見づらいかもしれません…許してください。分割しようにもネタがないのデス。





…といってネタだらけになったけどね?今回。



宿毛泊地提督の航海日誌 春イベ編 E-3

―コンコン

 

静まり返った空間にドアのノック音が響き、扉の向こう側から少女の声が木霊した。

 

『司令官、吹雪です。運営鎮守府よりe2の報酬が届きました。』

「おう、入りや。」

 

返答を確認すると、吹雪は静かに提督執務室に入室する。

 

「失礼します。…こちらが報酬と、あとお手紙が…」

「?、てがみぃ??」

 

吹雪に言われ、早速中身を開ける提督。

 

「おう!先生ぇからや!」

 

内容を理解した提督が開口一番にしたのは、「先生」と呼ばれる者の帰還を意味する言葉だった。

その人物は、各鎮守府に勤務する艦娘の健康管理を担う、旅する軍医だという。

目的は健康診断を兼ねた艦娘のメンタルケア、及び居住環境の適正調査…と、言うのは建前。

実際の目的は、本人曰く「もう一種のお嬢さん達」を癒すこと。

それこそ「鬼」だろうと「姫」であろうとも、身体の損傷の治癒、並びに深海艤装の修復など諸々までを一手に引き受けていた、もちろん「非公式」で。

 

…え?もしかして冬イベで提督がぽろっと言ってた「知り合い」ですか?その設定生きてたんですねえ?

 

「そうですか!手紙には何と…?」

「おう、「もう少しでそっちに行けそうだから、ご馳走を楽しみにしてます」…て。」

「…相変わらずみたいですね?」

「まあ、先生ぇには世話になっちょるしにゃぁ?ほっぽが風邪ひいた時とか。」

「ああ、あの時は熱がどんどん上がって…大変でしたねえ。」

「先生ぇの薬がなかったら、イカンかったかもにゃぁ?…ワンコのネエチャンとか、崩れ泣きそうやったし。」

「「港湾凄姫」さん、ですからね?一応。」

 

わかっちょるわい、とおどけると自然と笑みを浮かべる二人。

 

「よっしゃ!そうと決まったら、先生ぇが来る前にやること終わらせんとにゃぁ!」

「はい!…では司令官、お願いします!」

「おう、編成やにゃ?任せちょき!」

 

そう告げると、提督はいつもの仕事、画面を見ながら海域に最適な艦娘を選出する。

…やれやれ、でもその「先生」って一体…?まあ、そのうち分かるものとして、今はイベントを楽しみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

2017 春

「出撃!北東方面_第五艦隊」

 

Next E3 艦隊抜錨!北方防備を強化せよ!

 

第五艦隊を主軸に北方方面艦隊の戦力を前方に展開。

我が北方防備を強化し、迎撃体制の確立を急げ!

 

単冠湾泊地へ集結した艦隊。

北方より攻め入る敵深海群への防備を強化するため、艦隊は択捉島より更に北へ

かつて第五艦隊の拠点にもなった幌筵(ぱらむしる)泊地への戦力物資の輸送を開始する。

まずは幌筵泊地への、輸送護衛部隊を編成し、同泊地へ物資輸送を…と言いたいのですが。

その前に北海道は北、「樺太(からふと)島」に設置された輸送ポイント3地点に向かう必要があります。

 

つまり。

 

輸送ポイント(輸送護衛部隊)

輸送ボスゲージ(輸送護衛部隊)

戦力ボスゲージ(水上打撃部隊)

 

と、計三段階の出撃をする必要があります。

これは、とある戦いをモチーフにしているためと思われますが…ええ、もちろんがっつり割愛しますよ。ぐだってもしょうがないですからね?

 

では、輸送ポイントに難なく到達し、幌筵泊地へと輸送を開始する場面。…ここから見ていきましょうか?

 

 

 

 

 

「…ねえ、ところでさあ提督?」

『お?なんか言うたかよ?鈴谷?』

「何故にわたしは改のままなの?」

『そりゃあ…練度が足りんきよ。』

 

e3に参加した航空巡洋艦「鈴谷」の当然の質問に、あっけらかんと回答する提督。ああ、最近改二が実装されましたからねえ?

 

ちなみに、鈴谷ちゃんのは今流行りの「コンバート改装」で、改装することで艦種が変わる仕様です。

彼女の場合は航空巡洋艦から、軽空母になります。

 

「なにそれ意味ワカンナイんですけどー!…で今何レベ?」

『妖怪じゅうたりない(74)』

「むおぉ!?く、くっそー、次回のイベントまでには!」

『貴重な航巡やき、軽母にゃせんけど?』

「マジ意味ワカンナイこの提督ー!?」

 

まあ、この辺は各提督のさじ加減次第ですね?

 

「すみません鈴谷さん…司令官の考えが自由過ぎて」

「ああ、ふぶっちのせいじゃないよー、いざとなったらジカダンパンするから!」

「はい、その時は私もお手伝いします!」

「お!それは心強いねえ〜?」

『や め て』

 

まあコンバートするにも更に練度を…って言わぬが花ですね?

さて、そんなことを言いながら、輸送地点へと急ぐ艦隊でしたが?

 

「あっ!待って!ちょっと小ネタ!」

 

何なの…あんまりややこしくしないでください?

 

「まあ聞いてちや!今、連合艦隊に吹雪達3人がおるやろ?」

 

吹雪、照月、磯風ちゃんの3名でしょ?アンタが編成したんだから…

 

「ちょっと編成しよって思ったがやけんど…」

 

 

「第十一駆逐隊、吹雪!出撃します!!」キリッ

「第六十一駆逐隊、照月!抜錨します!!」キラッ★

「第十七駆逐隊、磯風!推参!!」ドヤァ

 

 

「…何か良うない?」

 

はあ?

 

「いや、ばらばらやけんど、この統率された感じ…良うない?」

 

…いや、あまりにもくだらなすぎるんですが??

 

「いや!これは誰か分かってくれるはず!にゃぁそうやろ!?」

 

誰に言ってんだ…変なこといってないで、次の場面に移りますよ?

 

「はーい、お時間とらしゃっしたー」

 

イラァ ^ - ^

 

…えーと、輸送を終えた艦隊はそのまま、敵機動連合艦隊と交戦しますが、その相手が…?

 

 

 

『…フフフ、ヨク来タナ!艦娘ドモオ!』

 

こ、この声は…!?

 

 

 

軽母ヌ級?『コノ大海原ガ、貴様ラノ棺桶ヨ!!!』バアァーーン!!!

 

 

 

「「「げえ!?ヌ級が喋ったあぁーー!?」」」

 

まさかのシュトロハ〇ムぅ!?こんなの予測できるかあ!?

 

『ああ!何と!!空母の中でもただの雑魚とさえ言われたヌ級は!!!深海棲艦群の最新技術により!S(スーパー)ヌ級…否!!S(シュトロハ〇ム)ヌ級へと生まれ変わったのだ!!!!!』

 

どこの大川さんん!!?っていうか仕事とるなっつーの!!!

 

「何であれ、無理して倒さなくてもいいんしょ?んじゃ上手ーく切り抜けよ!熊野!」

「鈴谷、一応私が旗艦なので…え?もう始まった!!?と、とおおおぉぉう↑!!」

 

いきなり仕掛けてきたヌ級改あらためSヌ級!その航空爆撃は凄まじかった!!

 

『ブルラアァカモノガアア!!!我アーガ深海棲艦群ノ技術ハ世界一イイイィ!!!!デキンコトハナイイイィ!!!!!』

 

対するは、照月の対空射撃!!

 

「いっくよー!ノリちゃん!!撃ち方はじめぇ!!」

「うーむ、ネタに走るような気がするから、あまりやりたかねぇが…仕方ねえ!ぶるあああ!!!」

 

ズドォン!!

 

『クラエ艦娘ドモ!!30ミリノ鉄板ヲ貫通デキル!重機関砲!!…ヲ搭載シタ我ガ艦載機ヲオォ!!!』

 

ブオォン!!!

 

『一発一発ノ弾丸ガオ前タチノ体ヲ!削リトルノダ!!!』

「抜かせえ!貴様如きがあぁ俺に勝てると!思っているのかあ!!?」

 

ノリちゃん!結構ノリノリです!!

 

『ヌオ”オオオォオオ!!!』

「ぶるああああああぁあ!!!」

 

 

 

「…うむ、とりあえず五月蠅いな。」ドヤァ

「あの喋り方、結構疲れるはずなのに…大丈夫かな?」

「はーい吹雪ちゃーん!私たちはあっちに集中しようね?」

 

そう諭すのは輸送護衛部隊第二艦隊旗艦、元祖きらりん系軽巡の「阿賀野」ちゃん。

その目の前には、敵重巡リ級が主力の、敵第二艦隊が待っていた。

 

「はい!すみません阿賀野さん!」

「いいのよお~?もうすぐ夜戦フェイズになるから気を付けないと…ね?」

「はい!時々知らないうちになるから…あれ?」

 

吹雪ちゃんは周りを見て気づいた。

視界が暗転していること、つまりすでに艦隊戦が「夜戦」に突入していたことを…!

 

「はぁ!?しまった!!?」

「言ってるそばからこれだもんねえ~?」

「は、早く準備を…!阿賀野さん!危ない!!」

「へぇ??」

『シャアアァァーー!!!』プシューッ!!

 

敵重巡リ級の雷撃カットイン!!…このままでは、直撃は免れません!?

 

「阿賀野さん!」

 

吹雪ちゃん、対応が遅れてます!誰か、誰か彼女を助けて下さい!?

 

「…きゃ!?」

『ニヤリ』

 

 

  「ドヤ顔バリア!!!」

 

 

ペカアアァーー …ポフッ

 

損傷 5

 

『!!!?!??!!????!』

 

ええ!!?そんなエ〇ァのATフィールドみたいな!!??

 

※一番阿賀野から離れていた磯風が、阿賀野を庇って魚雷カットインを食らったけど、何故かダメージは「5」ちなみに難易度は「甲」もちろん実話。

 

「キラ付けが上手くいったな(適当)」

『オ、オネガイ…コロサナイデエ…コr』

「だが断る」ボガーン

『ギャアアアアアァ!!!!!』

「い、磯風ちゃん、無慈悲…」

「何、気にすることはない」ドヤァ

 

もうぐちゃぐちゃですが、なんとかヌ級達を追い払うことに成功した輸送護衛部隊。

 

『アイルビーバアアアック!!!』

 

もういいから!

えー例の如く戦力ゲージがスッと出てきました。

更に、提督は水上打撃連合艦隊を編成し、ついでにボスにたどり着けました!…え?適当すぎる!?

 

…私、ナレーターやめたくなっちゃいました。無理ですよ、こんな押し寄せるようなネタの波…

 

「あきらめたらそこで、試合終了やきにゃ?」

 

安西先生…(普通の)艦これが…したいです。

 

『司令官、ナレーターさんが死にそうなので、変わってあげたらどうですかね?』

「ふぁ!?」

「ハラショー!?」

 

ああもう…なんでも構いませんよ…なんでも。

 

「ふぅむ、面白そうやにゃぁ!やってみるかよ?」

「スパスィーバ!!?」

 

※ここからのボス戦のみ、土佐弁提督のナレーションが入ります。分かりづらいだろうからその都度説明入れます!

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………………………

 

―敵艦隊・接敵―

 

クラス「姫」出現…

 

 軽空母

護 衛 棲 姫

 

『ネムッテ…イタノニ……。ブスイナ……ヒト…タチ……。』

 

お?新しいコやにゃぁ?…言うて、オマエそんなに眠いん?

 

『…』コクリ

 

誰も止めんき、はよ寝ぇや?

 

『………zzzzz』

「ホントに寝たー!?し、司令官!ちゃんとしてください!?」

 

ははwスマンにゃぁ?

えーと「ここから連合艦隊戦スタートです!」って書いちゅうけんど?…もうちょい話さんかよ?

 

「司令官ん”!?」

 

いやぁ、ざんじ(訳:急いで)行かなイカンちゅうことはわかっちょるけんど?

土佐のモンがそっこまで短気や思われたくないきにゃぁ、オレは?

 

「ふむ…具体的には何を話すのだ?」

「いっそ風ちゃん!?」

 

そうやにゃぁ…今回の新艦娘で、一番かわゆいコは!

 

「あ、私は「占守(しむしゅ)」ちゃん!仲良くなれそう!」

「照月ィ…おめえ、んなこと言ってるb」

「私は「国後(くなしり)」だな?あの斜に構えてそうな態度、可愛がり甲斐がありそうだ。」ドヤァ

 

おお!海防艦のコやにゃぁ?…アレは、なんや、R18のゲームに出てきそうって思うたの俺だけ?

 

「しれ”-かんん!!?」

「言うよねー?…で、提督は?」

 

オレは、あれよ?神威(かもい)ちゃんよ!

 

「その心は?」

 

そりゃあエロ可愛いからに決まっちょるわ…あの中破姿に「トキメ」かんヤツはおらん思うがよwwクフフwww

 

『…(ああ、こりゃダメだ。と帽子を深く被るヴェルちゃん)』

 

 

 

『………ショ』

 

お?何か言うた?

 

『ホカ…ニモ……イル…デショ………?』

 

…???

 

『ホラ…突破報酬……トカ…?』

 

……んー?…!おお、ほうやにゃぁ!

 

『ウンウン…』

 

e5の新しい海外戦艦やにゃあ?まぁだ見てないけんど、どんなコか楽しみやにゃあ!!

 

『…(ブチッ)』

 

んん?

 

『…全艦、砲戦準備、コレヨリ敵ヲ殲滅スル!』

 

ナンデエ!?

 

 

 

 

 

―敵艦発見!攻撃開始!―

 

『メッセヨ…!』

 

ブオォン!

 

えらい(訳:物凄い)怒りゆうけんど、基地航空隊の皆さんにゃぁ敵わんやろ!いったれぇ!

 

「「「WRYYYYYYYY!!!」」」

 

さらに隼膺達で、制空権をもろたで、工藤!

 

「ヒャッハー!」「行きましょう!(千歳)」

『ハアアァ………』

「物凄い形相で、艦載機を巧みに操ってる…」

「これはもう止められんな?」

「っていうか提督ってデリカシー無さすぎじゃない?」

「それはもぉう、誰もが気付いてんじゃねえかぃ?」

 

よっしゃ!さあ判定……!?「均衡」!!?ええ、「優勢」やないの!!??

 

※制空権判定が「均衡」以下だと、砲戦で連撃ができない等、こちらの行動に制限がかかるぞ!

どの位で「優勢」以上になるかは、ネット等で計算してくれるサイトがあるので活用しよう!もちろん作者は愛用してます。(使うとは言ってない。)

 

「それ、バチが当たったぞ?」

「私たちがアブナイけど、是非もないよネ☆」

「よくない!全然よくないよお!!ナレーターさぁん、早く帰ってきてぇ;;」

 

…呼びましたー?^^

 

「来た!ナレーターさんきた!!これで勝つる!!!」

 

はぁい!吹雪ちゃんのおかげでリフレッシュしてきました!…みなさん、休むことは大切ですよ?

 

「お願いですから、このカオスをどうにかしてくださいぃ!!」

 

了解しましたー!…さてさて、愚鈍な提督を殲滅しようとする護衛棲姫ちゃんでしたが…?

水上打撃部隊のエース、戦艦「陸奥」さん「霧島」ちゃんの「一発」で、窮地に立たされちゃいます。

 

『…グッ』

 

そして奮戦も虚しく、そのまま夜戦へ…重巡「那智」さんとお馴染み雷巡の「北上」様の連撃がクリーンヒット!

 

『グア…アア!』

 

そのまま見事に削りきられ、勝負はこちら側の勝利として決しました。…ふう、こんなところですね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『マタ…クライウミニモドルノ? イヤダ…モウ……。』

『…エッ、ドウシて……? アなタノテが…アたタかい…。ヤさしい…!』

 

―あたし!

 

『…』

「…」

『……zzz』

「「「寝るなあぁーーー!!!」」」

 

はい、これでe3は無事攻略完了しました。前段作戦はこれにて終了です…皆さんお疲れ様です、それからご心配おかけしました。

 

「良いんですよ!やっぱりナレーターさんでないと、この面子の行動は制御できません!」

「いや~☆」

「それほどでも」ドヤァ

「ないき」

「少しは反省しろぉ!?」

 

やれやれ…皆さん、少々走り書きでしたが、いかがでしたか?それでも楽しんで頂けたら幸いです。

では本日はここまで!次回はいよいよe4…後段作戦へ突入します!

 

「…にゃぁ、冬イベはe3でおわったがやき、もうここで…」

「ダ メ で す !」

「(´・ω・`)」

 




〇宿毛泊地メモver.2

〇鈴谷
航空巡洋艦の一人。ギャルっぽい言葉遣いと人懐っこい態度が人気。
密かに空母に憧れているが、提督の空っぽな考えにその夢は脆く崩れ去る。
「とりあえず二隻目作ればいんじゃね?」と鈴谷2号の建造申請を画策している。(多分やらない)

〇熊野
航空巡洋艦の一人。鈴谷とは仲良し。
宿毛泊地でも指折りの実力の持ち主で、そのため各イベントにも度々参加している。
とおおおぉぉう↑っても素敵な奇声の持ち主だが、最近現れた「騒音棲姫」に自身のポジションを取られまいか、焦りを感じている。
「…って、そんなわけないですわ!誰ですのこんな出鱈目書いたの…って、青葉ぁ!?」

〇阿賀野
最新鋭のきらりん系軽巡。
ふわふわした雰囲気のため少々危なっかしいが、その実力は本物。
深海棲艦の姫「軽巡棲鬼」とは大の仲良し(本編で出すかは未定)

―提督、今日の一言―
「最近忙しいにゃぁ…書類仕事マジめんでぃー」

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