イベント参加者の皆さん、お疲れ様でした!(いるかわからないけど…)
今回少々見づらいかもしれません…許してください。分割しようにもネタがないのデス。
…といってネタだらけになったけどね?今回。
―コンコン
静まり返った空間にドアのノック音が響き、扉の向こう側から少女の声が木霊した。
『司令官、吹雪です。運営鎮守府よりe2の報酬が届きました。』
「おう、入りや。」
返答を確認すると、吹雪は静かに提督執務室に入室する。
「失礼します。…こちらが報酬と、あとお手紙が…」
「?、てがみぃ??」
吹雪に言われ、早速中身を開ける提督。
「おう!先生ぇからや!」
内容を理解した提督が開口一番にしたのは、「先生」と呼ばれる者の帰還を意味する言葉だった。
その人物は、各鎮守府に勤務する艦娘の健康管理を担う、旅する軍医だという。
目的は健康診断を兼ねた艦娘のメンタルケア、及び居住環境の適正調査…と、言うのは建前。
実際の目的は、本人曰く「もう一種のお嬢さん達」を癒すこと。
それこそ「鬼」だろうと「姫」であろうとも、身体の損傷の治癒、並びに深海艤装の修復など諸々までを一手に引き受けていた、もちろん「非公式」で。
…え?もしかして冬イベで提督がぽろっと言ってた「知り合い」ですか?その設定生きてたんですねえ?
「そうですか!手紙には何と…?」
「おう、「もう少しでそっちに行けそうだから、ご馳走を楽しみにしてます」…て。」
「…相変わらずみたいですね?」
「まあ、先生ぇには世話になっちょるしにゃぁ?ほっぽが風邪ひいた時とか。」
「ああ、あの時は熱がどんどん上がって…大変でしたねえ。」
「先生ぇの薬がなかったら、イカンかったかもにゃぁ?…ワンコのネエチャンとか、崩れ泣きそうやったし。」
「「港湾凄姫」さん、ですからね?一応。」
わかっちょるわい、とおどけると自然と笑みを浮かべる二人。
「よっしゃ!そうと決まったら、先生ぇが来る前にやること終わらせんとにゃぁ!」
「はい!…では司令官、お願いします!」
「おう、編成やにゃ?任せちょき!」
そう告げると、提督はいつもの仕事、画面を見ながら海域に最適な艦娘を選出する。
…やれやれ、でもその「先生」って一体…?まあ、そのうち分かるものとして、今はイベントを楽しみましょう!
2017 春
「出撃!北東方面_第五艦隊」
Next E3 艦隊抜錨!北方防備を強化せよ!
第五艦隊を主軸に北方方面艦隊の戦力を前方に展開。
我が北方防備を強化し、迎撃体制の確立を急げ!
単冠湾泊地へ集結した艦隊。
北方より攻め入る敵深海群への防備を強化するため、艦隊は択捉島より更に北へ
かつて第五艦隊の拠点にもなった幌筵(ぱらむしる)泊地への戦力物資の輸送を開始する。
まずは幌筵泊地への、輸送護衛部隊を編成し、同泊地へ物資輸送を…と言いたいのですが。
その前に北海道は北、「樺太(からふと)島」に設置された輸送ポイント3地点に向かう必要があります。
つまり。
輸送ポイント(輸送護衛部隊)
↓
輸送ボスゲージ(輸送護衛部隊)
↓
戦力ボスゲージ(水上打撃部隊)
と、計三段階の出撃をする必要があります。
これは、とある戦いをモチーフにしているためと思われますが…ええ、もちろんがっつり割愛しますよ。ぐだってもしょうがないですからね?
では、輸送ポイントに難なく到達し、幌筵泊地へと輸送を開始する場面。…ここから見ていきましょうか?
「…ねえ、ところでさあ提督?」
『お?なんか言うたかよ?鈴谷?』
「何故にわたしは改のままなの?」
『そりゃあ…練度が足りんきよ。』
e3に参加した航空巡洋艦「鈴谷」の当然の質問に、あっけらかんと回答する提督。ああ、最近改二が実装されましたからねえ?
ちなみに、鈴谷ちゃんのは今流行りの「コンバート改装」で、改装することで艦種が変わる仕様です。
彼女の場合は航空巡洋艦から、軽空母になります。
「なにそれ意味ワカンナイんですけどー!…で今何レベ?」
『妖怪じゅうたりない(74)』
「むおぉ!?く、くっそー、次回のイベントまでには!」
『貴重な航巡やき、軽母にゃせんけど?』
「マジ意味ワカンナイこの提督ー!?」
まあ、この辺は各提督のさじ加減次第ですね?
「すみません鈴谷さん…司令官の考えが自由過ぎて」
「ああ、ふぶっちのせいじゃないよー、いざとなったらジカダンパンするから!」
「はい、その時は私もお手伝いします!」
「お!それは心強いねえ〜?」
『や め て』
まあコンバートするにも更に練度を…って言わぬが花ですね?
さて、そんなことを言いながら、輸送地点へと急ぐ艦隊でしたが?
「あっ!待って!ちょっと小ネタ!」
何なの…あんまりややこしくしないでください?
「まあ聞いてちや!今、連合艦隊に吹雪達3人がおるやろ?」
吹雪、照月、磯風ちゃんの3名でしょ?アンタが編成したんだから…
「ちょっと編成しよって思ったがやけんど…」
「第十一駆逐隊、吹雪!出撃します!!」キリッ
「第六十一駆逐隊、照月!抜錨します!!」キラッ★
「第十七駆逐隊、磯風!推参!!」ドヤァ
「…何か良うない?」
はあ?
「いや、ばらばらやけんど、この統率された感じ…良うない?」
…いや、あまりにもくだらなすぎるんですが??
「いや!これは誰か分かってくれるはず!にゃぁそうやろ!?」
誰に言ってんだ…変なこといってないで、次の場面に移りますよ?
「はーい、お時間とらしゃっしたー」
イラァ ^ - ^
…えーと、輸送を終えた艦隊はそのまま、敵機動連合艦隊と交戦しますが、その相手が…?
『…フフフ、ヨク来タナ!艦娘ドモオ!』
こ、この声は…!?
軽母ヌ級?『コノ大海原ガ、貴様ラノ棺桶ヨ!!!』バアァーーン!!!
「「「げえ!?ヌ級が喋ったあぁーー!?」」」
まさかのシュトロハ〇ムぅ!?こんなの予測できるかあ!?
『ああ!何と!!空母の中でもただの雑魚とさえ言われたヌ級は!!!深海棲艦群の最新技術により!S(スーパー)ヌ級…否!!S(シュトロハ〇ム)ヌ級へと生まれ変わったのだ!!!!!』
どこの大川さんん!!?っていうか仕事とるなっつーの!!!
「何であれ、無理して倒さなくてもいいんしょ?んじゃ上手ーく切り抜けよ!熊野!」
「鈴谷、一応私が旗艦なので…え?もう始まった!!?と、とおおおぉぉう↑!!」
いきなり仕掛けてきたヌ級改あらためSヌ級!その航空爆撃は凄まじかった!!
『ブルラアァカモノガアア!!!我アーガ深海棲艦群ノ技術ハ世界一イイイィ!!!!デキンコトハナイイイィ!!!!!』
対するは、照月の対空射撃!!
「いっくよー!ノリちゃん!!撃ち方はじめぇ!!」
「うーむ、ネタに走るような気がするから、あまりやりたかねぇが…仕方ねえ!ぶるあああ!!!」
ズドォン!!
『クラエ艦娘ドモ!!30ミリノ鉄板ヲ貫通デキル!重機関砲!!…ヲ搭載シタ我ガ艦載機ヲオォ!!!』
ブオォン!!!
『一発一発ノ弾丸ガオ前タチノ体ヲ!削リトルノダ!!!』
「抜かせえ!貴様如きがあぁ俺に勝てると!思っているのかあ!!?」
ノリちゃん!結構ノリノリです!!
『ヌオ”オオオォオオ!!!』
「ぶるああああああぁあ!!!」
「…うむ、とりあえず五月蠅いな。」ドヤァ
「あの喋り方、結構疲れるはずなのに…大丈夫かな?」
「はーい吹雪ちゃーん!私たちはあっちに集中しようね?」
そう諭すのは輸送護衛部隊第二艦隊旗艦、元祖きらりん系軽巡の「阿賀野」ちゃん。
その目の前には、敵重巡リ級が主力の、敵第二艦隊が待っていた。
「はい!すみません阿賀野さん!」
「いいのよお~?もうすぐ夜戦フェイズになるから気を付けないと…ね?」
「はい!時々知らないうちになるから…あれ?」
吹雪ちゃんは周りを見て気づいた。
視界が暗転していること、つまりすでに艦隊戦が「夜戦」に突入していたことを…!
「はぁ!?しまった!!?」
「言ってるそばからこれだもんねえ~?」
「は、早く準備を…!阿賀野さん!危ない!!」
「へぇ??」
『シャアアァァーー!!!』プシューッ!!
敵重巡リ級の雷撃カットイン!!…このままでは、直撃は免れません!?
「阿賀野さん!」
吹雪ちゃん、対応が遅れてます!誰か、誰か彼女を助けて下さい!?
「…きゃ!?」
『ニヤリ』
「ドヤ顔バリア!!!」
ペカアアァーー …ポフッ
損傷 5
『!!!?!??!!????!』
ええ!!?そんなエ〇ァのATフィールドみたいな!!??
※一番阿賀野から離れていた磯風が、阿賀野を庇って魚雷カットインを食らったけど、何故かダメージは「5」ちなみに難易度は「甲」もちろん実話。
「キラ付けが上手くいったな(適当)」
『オ、オネガイ…コロサナイデエ…コr』
「だが断る」ボガーン
『ギャアアアアアァ!!!!!』
「い、磯風ちゃん、無慈悲…」
「何、気にすることはない」ドヤァ
もうぐちゃぐちゃですが、なんとかヌ級達を追い払うことに成功した輸送護衛部隊。
『アイルビーバアアアック!!!』
もういいから!
えー例の如く戦力ゲージがスッと出てきました。
更に、提督は水上打撃連合艦隊を編成し、ついでにボスにたどり着けました!…え?適当すぎる!?
…私、ナレーターやめたくなっちゃいました。無理ですよ、こんな押し寄せるようなネタの波…
「あきらめたらそこで、試合終了やきにゃ?」
安西先生…(普通の)艦これが…したいです。
『司令官、ナレーターさんが死にそうなので、変わってあげたらどうですかね?』
「ふぁ!?」
「ハラショー!?」
ああもう…なんでも構いませんよ…なんでも。
「ふぅむ、面白そうやにゃぁ!やってみるかよ?」
「スパスィーバ!!?」
※ここからのボス戦のみ、土佐弁提督のナレーションが入ります。分かりづらいだろうからその都度説明入れます!
…………………………………………………
―敵艦隊・接敵―
クラス「姫」出現…
軽空母
護 衛 棲 姫
『ネムッテ…イタノニ……。ブスイナ……ヒト…タチ……。』
お?新しいコやにゃぁ?…言うて、オマエそんなに眠いん?
『…』コクリ
誰も止めんき、はよ寝ぇや?
『………zzzzz』
「ホントに寝たー!?し、司令官!ちゃんとしてください!?」
ははwスマンにゃぁ?
えーと「ここから連合艦隊戦スタートです!」って書いちゅうけんど?…もうちょい話さんかよ?
「司令官ん”!?」
いやぁ、ざんじ(訳:急いで)行かなイカンちゅうことはわかっちょるけんど?
土佐のモンがそっこまで短気や思われたくないきにゃぁ、オレは?
「ふむ…具体的には何を話すのだ?」
「いっそ風ちゃん!?」
そうやにゃぁ…今回の新艦娘で、一番かわゆいコは!
「あ、私は「占守(しむしゅ)」ちゃん!仲良くなれそう!」
「照月ィ…おめえ、んなこと言ってるb」
「私は「国後(くなしり)」だな?あの斜に構えてそうな態度、可愛がり甲斐がありそうだ。」ドヤァ
おお!海防艦のコやにゃぁ?…アレは、なんや、R18のゲームに出てきそうって思うたの俺だけ?
「しれ”-かんん!!?」
「言うよねー?…で、提督は?」
オレは、あれよ?神威(かもい)ちゃんよ!
「その心は?」
そりゃあエロ可愛いからに決まっちょるわ…あの中破姿に「トキメ」かんヤツはおらん思うがよwwクフフwww
『…(ああ、こりゃダメだ。と帽子を深く被るヴェルちゃん)』
『………ショ』
お?何か言うた?
『ホカ…ニモ……イル…デショ………?』
…???
『ホラ…突破報酬……トカ…?』
……んー?…!おお、ほうやにゃぁ!
『ウンウン…』
e5の新しい海外戦艦やにゃあ?まぁだ見てないけんど、どんなコか楽しみやにゃあ!!
『…(ブチッ)』
んん?
『…全艦、砲戦準備、コレヨリ敵ヲ殲滅スル!』
ナンデエ!?
―敵艦発見!攻撃開始!―
『メッセヨ…!』
ブオォン!
えらい(訳:物凄い)怒りゆうけんど、基地航空隊の皆さんにゃぁ敵わんやろ!いったれぇ!
「「「WRYYYYYYYY!!!」」」
さらに隼膺達で、制空権をもろたで、工藤!
「ヒャッハー!」「行きましょう!(千歳)」
『ハアアァ………』
「物凄い形相で、艦載機を巧みに操ってる…」
「これはもう止められんな?」
「っていうか提督ってデリカシー無さすぎじゃない?」
「それはもぉう、誰もが気付いてんじゃねえかぃ?」
よっしゃ!さあ判定……!?「均衡」!!?ええ、「優勢」やないの!!??
※制空権判定が「均衡」以下だと、砲戦で連撃ができない等、こちらの行動に制限がかかるぞ!
どの位で「優勢」以上になるかは、ネット等で計算してくれるサイトがあるので活用しよう!もちろん作者は愛用してます。(使うとは言ってない。)
「それ、バチが当たったぞ?」
「私たちがアブナイけど、是非もないよネ☆」
「よくない!全然よくないよお!!ナレーターさぁん、早く帰ってきてぇ;;」
…呼びましたー?^^
「来た!ナレーターさんきた!!これで勝つる!!!」
はぁい!吹雪ちゃんのおかげでリフレッシュしてきました!…みなさん、休むことは大切ですよ?
「お願いですから、このカオスをどうにかしてくださいぃ!!」
了解しましたー!…さてさて、愚鈍な提督を殲滅しようとする護衛棲姫ちゃんでしたが…?
水上打撃部隊のエース、戦艦「陸奥」さん「霧島」ちゃんの「一発」で、窮地に立たされちゃいます。
『…グッ』
そして奮戦も虚しく、そのまま夜戦へ…重巡「那智」さんとお馴染み雷巡の「北上」様の連撃がクリーンヒット!
『グア…アア!』
そのまま見事に削りきられ、勝負はこちら側の勝利として決しました。…ふう、こんなところですね?
『マタ…クライウミニモドルノ? イヤダ…モウ……。』
『…エッ、ドウシて……? アなタノテが…アたタかい…。ヤさしい…!』
―あたし!
『…』
「…」
『……zzz』
「「「寝るなあぁーーー!!!」」」
はい、これでe3は無事攻略完了しました。前段作戦はこれにて終了です…皆さんお疲れ様です、それからご心配おかけしました。
「良いんですよ!やっぱりナレーターさんでないと、この面子の行動は制御できません!」
「いや~☆」
「それほどでも」ドヤァ
「ないき」
「少しは反省しろぉ!?」
やれやれ…皆さん、少々走り書きでしたが、いかがでしたか?それでも楽しんで頂けたら幸いです。
では本日はここまで!次回はいよいよe4…後段作戦へ突入します!
「…にゃぁ、冬イベはe3でおわったがやき、もうここで…」
「ダ メ で す !」
「(´・ω・`)」
〇宿毛泊地メモver.2
〇鈴谷
航空巡洋艦の一人。ギャルっぽい言葉遣いと人懐っこい態度が人気。
密かに空母に憧れているが、提督の空っぽな考えにその夢は脆く崩れ去る。
「とりあえず二隻目作ればいんじゃね?」と鈴谷2号の建造申請を画策している。(多分やらない)
〇熊野
航空巡洋艦の一人。鈴谷とは仲良し。
宿毛泊地でも指折りの実力の持ち主で、そのため各イベントにも度々参加している。
とおおおぉぉう↑っても素敵な奇声の持ち主だが、最近現れた「騒音棲姫」に自身のポジションを取られまいか、焦りを感じている。
「…って、そんなわけないですわ!誰ですのこんな出鱈目書いたの…って、青葉ぁ!?」
〇阿賀野
最新鋭のきらりん系軽巡。
ふわふわした雰囲気のため少々危なっかしいが、その実力は本物。
深海棲艦の姫「軽巡棲鬼」とは大の仲良し(本編で出すかは未定)
―提督、今日の一言―
「最近忙しいにゃぁ…書類仕事マジめんでぃー」