ISと無気力な救世主   作:憲彦

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出てくるのは少ししてからです。

そして読む前に、何かごめんなさい。キャラはおろか、作者自身が崩壊してしまいました……。

※短いよ~。


天のベルト

一夏を先に向かわせ、蜘蛛の女と戦っているバジン。しかし、今のバジンの状況は、

 

「おいおいどうした!攻撃してこいよ!!ポンコツ!」

 

女が言っている通り、バジンは避けるだけで、攻撃も防御もとらず、ただ避けるだけだった。

 

だが、皆さん勘違いしないで願いたい。バジンは攻撃が出来ずに避けているのではない。相手の癖と隙を探しているのだ。つまり観察だ。

 

バジンの様な機械なら兎も角、人間や動物の様に意思や感情を持っている者にはかならず癖があり、スタミナが無くなると隙も生まれる。

 

分かりやすい具体例をあげるとしたら、時間が経つと利き脚を下げる。や蹴りを入れるときに左腕で顔半分を隠してしまう。等だ。

 

因みに、スタミナが無くなると起こることは、攻撃や動きが極端になる。や目が泳ぐ等があげられる。

 

なので、そろそろ

 

「ガァ!?」

 

バジンの攻撃が始まり、ジワジワと追い詰め始めた。

 

「なんつー力だよ……チッ!」

 

因みに、バジンは物理的攻撃力はクソが付くレベルで高い。ブラスター<バジン<オーガ的な具合いだ。実はバジン、かなり強いのだ。物理攻撃しか使えないけどな。

 

そして、

 

「な!は、離せ!」

 

機械故、腕力?馬力?は半端なく強い。攻撃に出された腕をつかんで離さない。むしろ掴まれた腕が動かない。腕を支点にして体を水平に出来るくらいだ。

 

機体の出力を最大にして抜けようとしたり、逆に壁に打ち付けようとしたが、やっぱりピクリとも動かない。

 

ガン!!!

 

瓦礫の山に投げつけた。不思議な事にそれだけでシールドエネルギーが殆ど持ってかれた。

 

「マジかよ……。化物か?あのロボット」

 

『化物とは心外だな。貴様とは性能が違うだけだ。』

 

「聞こえてんのかよ…………」

 

かなり小さい声で言った筈だが、言った直後にこの文が飛んできた。変なところで高性能だな。

 

『時間が無いので終わらせて貰う。』

 

「は?グワォハ!!!」

 

突然飛んできた短文。理解に少し手間取ってしまい、普通に殴られてシールドエネルギーが消え失せ、衝撃で操縦者は気を失ってしまった。

 

「……((( ̄へ ̄井)」

 

後は一夏の後を追って先へと進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「殆ど死んだとは言え、出てこなさ過ぎだろ。」

 

取り敢えず残っている道を歩いているが、誰も出てこない。転がってる物は見たが、それ以外は本当に何も出てこない。

 

「バジン連れてくるんだった……」

 

歩くのが鬱陶しくなってきたようだ。まぁ確かに延々と歩き続けてたら鬱陶しくなるのは分かるが、この状況では中々出てこない感情だ。

 

「おーい!誰か居ないか~!」

 

試しに敵の誰かを呼んでみた。バカだろ。アホだろ。この状況で何言ってんだ?コイツ。これで返事をするヤツがいたら相等のバカだ。

 

「呼んだかしら?」

 

居たよ。底知れぬバカがここにも居たよ。書いてるのは自分だけど少し呆れてきたよ。長身で金髪の謎のセレブオーラを纏った人が出てきたよ。

 

「何で出てくんだよ。バカだろお前。」

 

「敵の本拠地で「誰か居ないか~!」とか叫んでる君に言われたくないんだけど。」

 

いやバカさ加減で言ったらどっこいどっこいだよ。バカ共。

 

「まぁそんなことはどうでも良いわ。そうね。ファイズ相手なら申し分無いわね。このベルトを試すのには。」

 

そう言うと、手に持っていた青が目立つベルトを見せた。

 

「サイガギア。お前が持ってたのか。」

 

「えぇ。貴方なら丁度良いわ。」

 

『315』

 

『ENTER』

 

『Standingby』

 

「変身」

 

『Complete』

 

変身が完了すると、基本カラー黒のファイズとは真逆の白いライダーが立っていた。

 

「何でオーガと2人で来ないんだよ…………」

 

「ウァ……」

 

完全に見落としてた様だ。一夏にとっては有利な展開を作ってしまった。




なーんかキャラだけじゃなくて作者まで崩壊しかけてるよこれ……。最近ネタとか出てこないしまとめられないんだよね……。

『取り敢えず、教えて!憲八先生!!』

テンション低いけど、ペンネーム「俺、参上!」さんからの質問です。「一夏がファイズ以外で変身するなら何が良いですか?」ザクッとお答えしましょう。特にありません。ISと言う作品とファイズの相性が良さそうだったので、今回はこんな感じになってますが、原作一夏で考えると、これと言って似合うライダーが居ないんですよね。千冬さんなら斬月とか似合いそうなんですけどね。性格改変しても何かシックリ来ないんですよね~。性格は仮面ライダーで良く居そうだけど、それに伴う実力が原作一夏には…………。

続いて、ペンネーム「orotida」さんからの質問です。「ウルトラマンで1番好きな台詞は何ですか?」はい、丁寧にお答えしましょう。ただ、結構な量があるので、個人的に好きな平成ウルトラマンからいくつか抜粋させてもらいます。

・「光は絆だ。誰かに受け継がれ、再び輝く」(姫矢准)
光の中に消えていく時に孤門に姫矢が伝えた言葉ですね。伝える直前の戦闘シーンやbgmが相まって印象に残っています。

・「僕には守るべきものがある。大切な仲間が、そして、何よりも大切な人が!」(マドカダイゴ)
映画で出てきた名台詞ですね。レナへの愛情、仲間への気持ちが伝わって来ました。

・「ウルトラマンさん!ティガさん!光の力、お借りしまーーす!!」(クレナイガイ)
テレビ本編最後の変身の時のヤツです。覚悟と意気込みが伝わってきて、頭に叩き込まれました。

・「ふん。あばよ」
こちらもテレビ本編最終回のラストバトル。決着間際にガイに言った言葉ですね。短くてもカッコ良すぎてヤバイです。

・「お前だって、ウルトラマンだろうが!!」
ウルトラゼロファイト2のゼロがベリアルに言った言葉です。他の皆は闇だの堕ちただの言っていたけど、ゼロだけは自分と同じ、対等の立場にいるウルトラマンとして放った言葉の様に感じました。ゼロだから言える言葉だと思いました。

次回もお楽しみに~。感想、評価もよろしくお願いしま~す。

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