ISと無気力な救世主 作:憲彦
所謂ただのおふざけ回です。
しかし、最近ファイズの公式配信を見て思ったんですが、なんか人間の汚い部分を見せられた気がするんですよね……。そんな部分も考えると深い作品ですよね。ファイズって。
※短いです。ストーリーとは関係ありません。
『 誰かが言った。前を向き、進むのに疲れたら後ろを振り返れと。そうすると自分が今までに歩んだ足跡が道になり、再び前を見て進む気力をあたえてくれると。
その言葉を信じて、俺もやってみた。だが、もう二度と見たくないと思った。前に進む活力?イヤ、前に進まざるおえないだけだった。自分の後ろにあったのは道なんかじゃない。自分と同じ顔をした、物言わぬ死体が転がっていただけだった。吐き気がした。逃げ出したくなった。
人間は成長し、社会に出るにつれて本当の自分を消さなくてはならない。本当の自分を出せば、周りから拒絶され、孤立するのは明らかだからだ。独りになりたくないが為に、人は自分を殺し続ける。休まずに自分を殺し続け無くてはならない。そして気が付くだろう。自分の価値について。この世界に自分と言う人間が本当に必要なのかが。想像すれば簡単にわかるだろう。自分がいなくても、この世界にはなんら影響はないと。今までに関わってきたグループから自分が居なくてもなんの問題も無いことに。
変な夢や幻想を追い掛けるのも悪くはない。だが、現実を忘れるな。人間は現在から逃げることが出来ないのだからな。
むしろこんな言葉を考えたヤツは何を考えて生きてきたんだ?絶望や挫折を知らないのか?バカなのか?頭の中お花畑なのか?』
「織斑。これは一体なんだ?」
「現文の時に出された課題ですが。」
現国の課題の作文の様だ。
「イヤ、それは分かっている。私が聞いているのは何故こんなふざけた作文になるのかだよ。読んでいて生きるの力を吸いとられて行ったぞ。読んだ女子共の感想もかなり酷いぞ(ヽ゚д゚)」
1年1組女子共の感想
・なにも考えず生きててごめんなさい。
・幻想ばかり見てました。ごめんなさい。
・現実直視してませんでした。ごめんなさい。
・生きててごめんなさい。
・気軽にこの言葉を使っていました。ごめんなさい。
・過去になにかあった様ですね。なんかごめんなさい。
・おりむー大丈夫?
「確かに私は、よく言われている言葉に自分の考えを書けと言ったが、言葉と言った本人をディスれとは言っていない。布仏以外読んだヤツは皆は全員謝ってるぞ。」
「思っていたことを素直にまとめただけですよ。作者の(ボソ」
クソ。蹴飛ばしてー!
イヤ、違うからね。作者こんなに歪んでないからね。ここまで酷く歪んでないからね。
「お前がこんな作文書くから、見ろ、真耶を。」
「わぁーお。」
机に突っ伏している。わずかに見える顔は……、かなり疲れていた。少し青白くなっている。
この学園の人打たれ弱すぎだろ。この程度の作文でグロッキーとか……。
「お前と作者が歪んだ人間だと言うことは知っているが、流石にこれは無いだろ。嘗めてんのか?」
おい、そこに俺を絡めて来るなよ。
「イヤ、俺はそこまで歪んでねーよ。」
「死んだ魚みたいな目のヤツが何を言う。はぁ、まぁ細かいところまで伝えなかった私が悪かった。」
因みにこの作文、学園の一部の層には受けが良かったらしい。歪んでるな(笑)
「今のイメージを払拭したいのなら趣味ぐらい持て。」
「えぇ~。面倒くせー。」
無趣味の人間には生きづらい世界になったな。
ヤバイ。ネタが出てこない。消えた……。これからもネタが出てこない時はこんな感じの回をやります。なので、今日みたいな話が出たらネタが消えたのだと察して下さい。
次回もよろしくね。感想と評価もよろしく!
『教えて!憲八先生!!』は質問が無いのでお休みします。質問はいつでも受け付けております。どうぞよろしく。
人気キャラ投票はかなりグレーですが、感想と一緒なら大丈夫だと思いますが、いちよう後で活動報告出そうと思います。