ISと無気力な救世主   作:憲彦

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疲れた。の一言です。まさか風邪をひくとは思ってなかった笑




不死身のライオトルーパー部隊

ドイツでは、パトリック率いるライオトルーパー部隊とドイツ軍が連携してISと戦っていた。が、リミッターが完全に外れたときにベルトは破壊され、ほとんどの戦力が削がれた。

 

「はぁ、今日で何日目だ?」

 

「隊長、んな事気にしてどうすんですか?」

 

「テレビならそこにありますよ?チャンネルはどこも映りませんけどね」

 

「いやテレビが見たい訳じゃねーよ!」

 

だが、ここに居る連中はしぶとく生き残り、ドイツ軍の基地で籠城作戦を取っていたのだ。因みに、今日で7日目だ。

 

「パトリックさんは余裕そうですね~」

 

「それが家のバカなんですよ……はぁ。お宅の隊長を見習ってほしい」

 

そう言って、ライオトルーパー部隊の副長であるライがベッドで横になっているラウラに目を向ける。全身に包帯を巻いている状態だがな。

 

「おい!俺が無能みたいな言い方止めろよ!」

 

「あんたラウラ大佐と比べたら無能でしょ」

 

「お前らを率いてるのはどこの誰だよ!!」

 

パトリックが隣に居る部下の胸ぐらを掴んで睨む。まぁいつも通りの扱いなんだけどな。

 

「フッ。ハハハ!アハハハハハハ!お前たちと居るといつもこうだ。こんな状況なのに、自然と笑いが込み上げてくる」

 

「大佐!起きてたんですか?」

 

「私はお前じゃない。こんな状況でゆっくり眠れる訳ないだろ?」

 

「なんですか!?その俺が神経図太いみたいな言い方!」

 

ラウラが目を覚ますと、真っ先にパトリックをバカにした。意識してバカにしたと言う訳ではないと思われるがな。ベッドから降りると、側に置いてあった松葉杖を使ってパトリック達の元に歩いていく。

 

「大丈夫なんですか?」

 

「あぁ。戦えはしないが、歩くこと位は出来る」

 

そう言いながら、全員と一緒に外の様子を見る。今のところISが攻めてくる様子はない。だが、その辺に大量のISや兵器、建物の残骸が転がっている。

 

「隊長のレーゲンさえも敵に回るとは……」

 

「暴走では仕方無い。心苦しいが、レーゲンは破壊せねばならない」

 

ラウラの怪我の原因は、他ならぬレーゲンにある。ISが宣戦布告をしてから、最初の2日はレーゲンに異常は無かった。だが、3日目で突然暴走。VTシステムの時の様になりかけたのだ。パトリックが一瞬の隙を突いてラウラを助け出したので、怪我は負っている物の、命に別状は無かった。が、無理な動きをしたことに変わりは無いため、骨折や肉離れ、靭帯損傷に筋肉断絶等でしばらくはまともに動けないのだ。

 

「しかし、何故大佐のレーゲンだけが3日目に暴走を……?」

 

「確かに。他のISは全て宣戦布告のあった次の日に暴走を始めたのに……」

 

実際に目にしたから、それが最大の謎になっているのだろう。まぁ真面目な連中だったらすぐには思い付かないだろうな。パトリックの様なパーで単純な人なら簡単に答えが出てくるだろう。

 

「まぁそんな疑問は後で考えることにしといて、どうやって戦いを終わらせるかだ。まずはそれを考えようぜ」

 

パトリックの一言に全員が同意した。このまま籠城をしていれば、1回の戦闘における被害は最小限に留められる物の、長期的に続けば確実に自分達が負けるからだ。

 

「残ってる兵器は、全て対IS用の歩兵装備」

 

「無線はここに居るメンバーが使ってるヤツ以外は壊れてる」

 

「おまけにベルトも壊れてる」

 

「はぁ……予備が残ってればな~」

 

「あんたがやれる時にやっとこうとか言って、予備を全部メンテに出しちゃったんでしょうが。全く、何考えてんだが」

 

うん。パトリックのせいだった。考えられないわけではない。彼ならあり得そうだ。だが、本当にやるとは思わなかった。しかし、こんな状況でもいつものテンションを保てる辺り、流石としか言いようがない。

 

「よし、今すぐ余ってる対IS用の装備を持ってきてくれ」

 

「?何をするつもりで?」

 

「さっさとアイツらを片付けて来るだけだ」

 

「ベルト無しでですか?」

 

「一昔前の戦い方に戻るだけだ。問題はない」

 

そう言って、手慣れた様子で装備を身に付けていく。因みに、ここにある弾丸やナイフ等の武器は、ラファールの追加パッケージであるクアッドガトリングパッケージの技術を応用している。その為、ISのシールドエネルギーを飽和することが可能なのだ。また、これは爆弾などの爆発系の武器も同様。故に、生身でISに対抗できない時代は終わっていると言える。まぁISの動きを見切れる動体視力や、機動に付いていける身体能力が無いと無意味だがな。

 

「大丈夫なんですか?相手は10機ですけど、中にはレーゲンもいますよ」

 

「大丈夫大丈夫!俺は不死身のコーラサワー。10機程度じゃ死なねーよ!」

 

かき集められた装備を身に付けながら得意気に言うが、パトリックの部下たちはそれを見て溜め息を1つ溢す。そして、自分達も装備を整え始める。

 

「おい、お前らまで来たらここの守りが手薄になるだろ」

 

「俺達がいなくても通信機使えますか?」

 

「戦場であんたのお守りを誰がすると思ってるんですか?」

 

「俺はなんか面白そうだから行く」

 

「方向音痴だけで行ったら戦場に着く前にくたばりそうなんでね」

 

……動機はどうであれ、パトリックのライオトルーパー隊は全員でISを止めに行くようだ。まぁ、パトリックの人柄もあることだ。全員口に出した言葉だけが付いていく理由ではないだろう。

 

「はぁ、お前ら死んでも知らねーぞ?」

 

「だいじょーぶ!俺達は不死身なんですから!不死身のライオトルーパー部隊!」

 

「お!響きが良いね~。それ」

 

「ついでに言うと、俺達最強だし!」

 

「では、黒兎隊の皆さん。お宅の隊長の旦那はしっかりと俺達がお守りをするので、皆さんは家の隊長(バカ)の嫁さんをお願いしますね」

 

ライが黒兎隊の全員に頼むと、基地を出て全員IS討伐へと向かっていった。

 

「頼んだぞ。皆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レーゲンのコアの反応を追いながら、IS達が密集している場所へと全員で向かう。

 

「なぁ、ウェイとベルとテオ、何でそんなに爆発系の武器持ってんだ?」

 

「な~に。派手に花火を打ち上げようと思いましてね」

 

「勝利を祝うにはもってこいでしょ!」

 

「前祝いにも上げますか?」

 

「お前ら、祭りじゃないんだぞ?」

 

パトリックが疑問に思ってた事を聞くと、まさかの祝い用だった。だが、テオが前祝いに上げようとか言い出すと、隊長のパトリックの代わりに副長のライが止めておいた。流石にここで持ってきた物を消費されるのは痛いのだろう。

 

「おい。敵が出てきたぞ」

 

パトリックの言う通り、数百メートル先に打鉄が5機、ラファールが4機、そしてその奥にはラウラの専用機であるレーゲンが鎮座している。動きを見せない事から、相手が攻撃を行ったと認識するまで動かないのだろう。

 

「気に入らねーな。あの余裕そうな態度」

 

「バカか。相手は機械だ。俺達人間は絶対に勝てないとか計算に出てんだろ」

 

ベルが気に入らなそうに言うと、ウェイが冷静にツッコミを入れる。演算しか出来ないタイプの存在だ。ウェイの言っていることは間違ってはいない。それは確かだ。

 

「イラつくから、1発撃ち込みますね」

 

ウェイがロケットランチャーを構えて狙いを定めると、10機のIS目掛けてすぐに撃ち込んだ。それに合わせて、ベルとテオも各々撃ち込む。ISは特に避けるような動きはしなかった。3発撃ち込んで3発とも命中した。

 

「お、ようやく動きだした」

 

パトリック達の攻撃を攻撃と認識したのだろう。全機が一瞬で起動する。そして、レーゲンだけを残して他の機体がパトリック達に迫ってくる。

 

「やっぱレーゲンは司令機の役割があるか」

 

予想が当たってたと言う表情をして、全員武器を構えて前へと進んでいく。今持っているのはアサルトライフルタイプの武器だ。迫ってくるISに向けて一斉に撃つ。銃弾はISのシールドエネルギーを飽和させて、シールドを貫き機体を傷付ける。

 

「よし!」

 

ある程度ISが接近すると、手榴弾を投げ付けて瓦礫を舞い上がらせ、少し足止めをする。

 

「狙いはレーゲンだ!他は無視して突っ走れ!!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

5人は散開し、各々の方向からレーゲンを討つために走り出す。打鉄とラファールも散ったパトリック達に付いていく。

 

「おっと!」

 

「ウワッ!あっぶねー」

 

ベルとテオの2人がいる方向にラファールが全部飛んできた。高速で接近され攻撃を受ける。だが、銃撃も斬撃も全て避ける。それは他の連中も同じだ。IS達の攻撃が全く当たらない。

 

「バーカ!俺達は生半可な訓練なんかしてないんだよ!」

 

「あのドS達がやる攻撃に比べたらな!お前らの攻撃なんて遅いんだよ!」

 

因みのコイツらの言うドS達とは、一夏と草加と村上の事だ。ライオトルーパーでも生身でも、ここに居る5人は元々所属していた軍を出た後はあの3人に鍛えられた。生身でスナイパーライフルの銃弾を避けさせられたり、生身で対物ライフルの銃撃を避けさせられたり、生身でライダーズギアの攻撃を避けされられたり。良く生きてられたな。

 

「あの人たちの訓練と比べたら、全部生易しくなっちゃうでしょ!!あんなのに比べたらね!」

 

地獄の100時間鬼ごっこの事か。ライダーズギアを使ったあの3人と、対IS用の装備を持たされたパトリック達が無人島で100時間逃げ切る訓練だ。当然、生きるも死ぬも自己責任。

 

「容赦なく本気で殺しに来てるんだからな!あの人たちは!!」

 

パトリックの言う通りだ。全く手を抜かずの訓練。しかも死んでもおかしくないもの。それに比べたらコイツらの攻撃は避けるのは容易い物なのかもしれない。

 

「よし!このまま一気に!ッ!?」

 

突っ込もうとしたパトリックの動きが止まった。良く見ると、パトリックの行き先にいるレーゲンがパトリックに向けて手を翳していた。AICで動きを止めたのだろう。それを好機と見たのか、近くにいた打鉄達が一斉にパトリックに迫ってくる。

 

「隊長!!」

 

「ヤベッ!!」

 

ライが撃ち込んだ銃弾のお陰で、何とか拘束から逃れることが出来た。だが、先程の様に余裕を持って攻撃を避けることが出来ない。地面を転がりながら、ギリギリの所でしか避けられないのだ。

 

「チッ。副長!……隊長のお守りは任せましたよ」

 

「ッ!?」

 

「ウオオオオオオオォォォォォ!!!こっちだ鉄屑!!!」

 

ウェイが走り出し、パトリックを襲っている打鉄1機に体当たりを食らわせる。他の打鉄達がそれを見ると、一斉にウェイへと目標を変えた。それを見て不適な笑みを浮かべると、背中を向け走ってその場から離れる。だが、少し離れるとそれをすぐに足を止める。

 

「ウグッ!フッ」

 

当然、打鉄はウェイに刀を突き刺す。1機が突き刺すと他の打鉄も続いて突き刺す。顔は一瞬苦痛に歪む。しかしすぐにそれは笑みへと変わる。

 

「さよならだ。パトリック・コーラサワー隊長。皆」

 

それがウェイの、尉浩然(ウェイ・ハオラン)の最期の言葉だった。パトリックと残った仲間にそう伝えると、打鉄を巻き込んで自分ごと吹っ飛んだ。

 

「グッ!ウェイ……お前……」

 

「あ~あ。先に花火上げられたな」

 

「じゃあ俺達も上げるか」

 

「は?」

 

ベルとテオの2人もレーゲン目掛けて走り出す。4機のラファールはレーゲンを守るように立つが、2人はそれに飛び込んで行く。

 

「道は作ります!!」

 

「しっかり最後は決めて下さいよ?!!」

 

「よせ!止めろぉぉぉぉぉ!!!」

 

止めるために手を伸ばす。だが、パトリックの叫びは届かずに2人もラファールを巻き込んで爆発した。悲しいが、この行動によってレーゲンを守るISはいなくなった。

 

「隊長!おい!早く!!」

 

「…………」

 

「おいパトリック!!何やってんだ!?早く終わらせるんだよ。こんな無益な戦争を」

 

「クッ!……ウワアアアァァァァァ!!!」

 

持っていた銃を投げ捨て、アクセレイガンに持ち変えてレーゲンに向かって走っていく。そんなにパトリックを見て、リボルバーカノンを撃つ。

 

「当たるかぁぁぁぁ!!!!ウラァッ!!」

 

レーゲンの放った砲弾を避け、アクセレイガンを突き刺そうと飛び付く。またAICを発動させようと手を翳すが、それはライの援護で阻止される。

 

「ヌゥラァッ!!!」

 

パトリックの攻撃はシールドを貫き、レーゲンに突き刺さる。そして一気に切り裂く。真っ二つになった体の断面からコアを引き抜き、機能を完全に停止させた。

 

「……帰るぞ」

 

コアを回収すると、2人はドイツ軍の基地へと引き返していく。その道中で2人の間に会話は無かった。ライは何も考えず、パトリックはずっと下を向いて歩いている。そして、いつの間にか目的地に到着していた。

 

「パトリック!?」

 

「大佐……」

 

「大丈夫だったか?」

 

「俺は―」

 

「これが回収したコアです。レーゲンも破壊してコアを回収しました。スマートブレインに連絡を。我々の回収の依頼もお願いします」

 

パトリックが何かを言おうとすると、それに被せるようにコアを渡してスマートブレインへの連絡を依頼した。

 

「じゃあ少しの間お願いしますね。俺、少し疲れちゃったんで、休みますね」

 

そう言って、空き部屋に入っていく。見ていた人は何も声をかけない。無理矢理笑おうとしている顔を見てしまっては、かける声が見つからないのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「入るぞ」

 

「大佐」

 

「それは、アイツらのドックタグか?」

 

ラウラが部屋に入ると、パトリックはベッドの側に座って丸まっていた。そして、手の前には3つの名前が刻まれたドックタグ。それを見て泣いていたのか、顔には涙が伝った跡があった。

 

「えぇ。尉浩然、元中国の軍。シャルル・ベルナールド、元フランス軍。テオドール・レオノブィッチ・アルハンゲリスク、元ロシア軍。全員、俺が戦場から拾ってきた連中です」

 

「敵軍……だったのか」

 

「えぇ。全員瀕死の所を俺が連れてきたんです。他のヤツらは助けようとしても、自分で頭を撃ち抜いて死にました。でも、コイツらは、どんな恥を背負おうとも、どんな汚名を着せられようとも、例え泥水を啜ることになろうとも生きようとしていました。それを見たら放っておけなくて」

 

「助けた。そして自分の部隊にした」

 

「ライは同期でした。俺が上層部に無茶言って、部隊を作ったときに補佐として来てくれました。それから、ずっと……俺達は……ずっと……!なのに俺は!!俺はアイツらを死なせた!!何が不死身だ!何が不死身のライオトルーパー部隊だ!!何が、不死身のパトリック・コーラサワーだ……」

 

自分の無力さを嘆くように、拳で床を殴り付ける。目からは再び涙が溢れ出ている。仲間との大切な時間が、頭の中を駆け巡っているのだろう。そして、死なせてしまった悔しさも。

 

「在り来たりな事を言うようだが、お前達は不死身のライオトルーパー部隊だ。この3人も、死んではいないさ」

 

「心の中に……ですか?」

 

「あぁ。その通りだ。私達は戦うための人間だ。戦場に出れば誰かを殺し、誰かが死ぬ。それは敵かもしれないし、仲間かもしれない。敵を殺せばそれだけの名声や栄光を得られる。仲間が死ねば、次の人間が補充されて死んだ者は過去の人間となる。赤の他人からすれば尚更な。だが……」

 

一旦切って、ドックタグを拾い上げてパトリックの目の前にぶら下げる。

 

「だが、この3人は違う。まだ私の中には印象深く彼らの事が残っている。今後どんなに時間が流れようと消えないくらいにな。私の部隊のヤツらは全員その筈だぞ?あと、お前達と一緒に戦った全員がな。本当に、お前達は不死身だよ」

 

それを聞くと、少しばかし顔が明るくなった。

 

「俺だって忘れませんよ!いつまで経っても、コイツらは俺の大切な仲間なんですから!」

 

ラウラの持っているドックタグを取り、自分の首にかけた。いつまで経っても泣いているのは性に合わないからだろう。涙を拭って立ち上り、いつものテンションでラウラと一緒に部屋を出ていった。悲しみは消せなくても、乗り越えることは出来る。ラウラとなら。恐らくそう思ってるのだろう。




パトリックぽくない?気にするな。気にしたら負けだ。主に俺が。

オートバジン。意思を持った色々と万能な一夏の相棒にして、愛車のバイク。打撃主体の戦闘から盗聴器・盗撮カメラの探索、掃除、料理、買い物、子育て、ツッコミまで幅広くこなせるロボット。村上によるフル改修で人間の姿を手に入れた。とある事を切っ掛けに虚と交際を始める。結婚までした。もっとも人間臭いロボットと言う二つ名がある。一夏を守り、共に戦い、ストッパーとしての役割を果たす。滅茶苦茶強い。戦いも心も。性格は至ってクールだが、時にはとんでもなく熱くなる。婿入りのため、布仏・A・バジンと名乗るように。因みに、ご近所の奥様方や町の老人たち、警察からの評判が良く、ロボットの状態の時は子供に人気だ。

次回もお楽しみに!感想と評価、その他作品もよろしくお願いします!!

彼らが使った爆弾は、大量に使えばISの機体を破壊できる物です。無理がある設定だとしても、今回ばかりは許してくださいね。まぁ、未来の兵器の1つだと思ってください。

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