ラギアクルスに転生したらしい   作:そこらへんの雑草

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遅れてすいません


イゼの真実

はいはいどうも幼女のラギアさんだよー。

やっとブラキさんを越しましてその上粘菌も使えるようになりました。

いやぁこの孤島の覇者になったなぁ...。

ギルドからは危険視されているらしい。

まあそりゃそうだわな今だけ暴れてれば。

どっか俺の相手になる奴が来ればなぁ...

??「よう、ラキ。元気か?」

「お、イゼじゃん。もちろん元気さ。」

イゼ「なんかお前が悩んでるのを見てな。良ければ力になる。」

「いやライバル的な存在を探していてね。」

イゼ「それならあてがある。」

 

 

「渓流...か。ここに誰が?」

イゼ「ここで雷を使うやつって言ったらわかるか?」

ウォオオオオオン

「ジンオウガ...!?」

オウガ「へっ、水たまりの王者が俺に何だってんだ?アァ?」

「いい度胸じゃねぇか。そういうの嫌いじゃねえぜ番犬」

イゼ「彼はジンオウガのオウガ。この辺りは支配勢力の殆どがこいつ。古くからの友でもある。」

このジンオウガは...『ちがう』

体の色も青っぽくなくむしろ白い。

イゼ「タダのジンオウガじゃない。こいつは周りのジンオウガとはちがう何かとも思えるほどの強さだ。ギルドからはジンオウガ希少種と呼ばれている」

オウガ「俺の雷はちっとばっか響くぜ?『白雷』」

ピカン

光ったと同時に体が燃えるほど熱くなった。電流だ。

「雷耐性ついてる俺でもこれまでダメージを食らうとはね...」

オウガ「それ受けたやつは普通塵も残らねぇんだがな」

「じゃあこっちからもプレゼントをしてあげよう。鉛玉!」

口から固めた鉄の玉を飛ばす。

オウガ「おもしれぇもんだすなお前。」

イゼ「そこらへんにしとけ。あまり騒ぐとハンターどもがくる」

「んで、こいつがいいライバルになるってか?」

オウガ「甘く見てもらっちゃァ困るぜ?アマが。」

イゼ「何をするかと言うと人化した私を倒してみろ。それだけだ。」

オウガ「なら遠慮なくいくぞ『白雷』」

イゼ「...申し訳ないがこの中で一番強いのはラギアだ。オウガ、私を倒してから奴に挑むんだな。」

「...過大評価ってのも困るもんだぜ?」

目の前で戦闘が始まった。

周りのジャギィ達は吠え、ハンターと異常なジンオウガが争っている。

ただそのハンターはモンスター。タダでは勝てない

イゼ「こんなもんか?」

オウガ「ハァ...ハァ...」

「まてまて俺がここに来てなんの意味があったんだ」

イゼ「あぁ...その事か。...もうすぐだ。」

オウガ「ウォオオオオアアアア!!!!!!!!」

イゼ「オウガの覚醒状態と戦って勝ってほしい。お前のためにもなるしこいつには負けというものを知らせなければならない。」

「やっとまじでやらせてくれるってわけか。なら早速」

オウガ「ウルァ!」

「ガッ!?...話してる時にそれはねぇよ...」

イゼ「覚醒状態にはいると意識を保てなくなるらしい。」

「めんどうなこっちゃ...『アイスフィールド』」

渓流は川が流れている。だからアイスフィールドを使うにはもってこいの場所。水辺という水辺がすべて氷の床になる。

「この上にたつのは自殺するようなもんだぜ?『アイスランス』」

オウガ「グルァアアウ!!!!」

「くっ...吠えただけで氷が砕けるとはね...仕方ない。一気に行くか」

恐らくこいつには小細工は通じない。かといって正面からいくとあの白雷に焼かれて死ぬ。作は一つ。爆破粘菌を付けて爆破させる。

「...飛ぶッ!」

オウガ「ゥァアアアオオオオオオオン!!!!ウォオオオオオン...」

「鉛玉【爆】」

オウガ「グォオオウ...」

「こいつ単体でもダメージは相当なもんだがこいつは爆発するぜ?」

ボンッ!

オウガ「...」

「思ったよりはなかなか弱いもんだな。しかし...あと数秒遅れてたら俺は死んでたな...」

氷の床がとけて電気が流れやすくなる。俺も完全に電流を無効化できるわけではなく耐えてるだけ。最大の食らってたら俺は間違いなくあの世いきだったな。

イゼ「流石だな...ラキ。」

オウガ「ッて...」

「どうだ思い知ったか?」

オウガ「戦いの内容は覚えてないがこうなっているってことは俺は負けたんだろうな。へっ...情ねぇぜ。」

イゼ「どうだ?いい相手になっただろう?」

「迅速に、それでいて大胆に動かないとこいつは倒せないことが分かったよ。最もこいつだけだがな。俺は帰りたいんだが」

イゼ「...今日はもうおそい。山奥に私の住処がある。ついてこい。」

「わかったよ。お泊まり会ってわけか。」

 

 

 

オウガ「お前の家ってこうなってんだな。殺風景だぜ。女の癖して」

「女ァッ!?」

イゼ「おいバカそれは言うなっていったろ!!!!」

「ほっほーう?これはこれ私の目が光りますぞ~」

ムニュ

イゼ「ひっ!?触るな!!!!!!」

「...これは...サラシ...?なるほどそういうわけか。」

イゼ「.....」

オウガ「ハッハッハざまあみろwww」

以外ッ!イゼは女の子だった!サラシ巻いてたから胸は無いように見えた。

イゼ「わっ...私はもう寝る!」

「デレ要素もありと...」

オウガ「ほんとにざまあないぜw」

スタスタ...

「ってかマジで言っちまった。」

オウガ「あいつは男に生まれたかったーとか何とか言ってたしなー」

「んで、どうなのよ?イゼちゃんと」

オウガ「ハァ?」

「どこまで進んだの?もしやもう禁断のキスまで...」

オウガ「してねーしもししてたとしてもお前にはかんけーねーだろ」

「気になってるんでしょ?!?!顔に書いてる」

オウガ「っるせぇ...」

「てか俺もそろそろ眠いからね..Zzz」

オウガ「ちっ...めんどくせぇやつだ...」

オウガ「...別にあいつ嫌いってわけじゃねーけど...」

「(ふっふっふネタ振り作戦せいこう...これは結ばせたい...)」

結局ラギアさんは朝起きたら孤島の自分の住処にいたらしい。

カップリング成立させたかったなぁ...




オウガはワイルドな感じだけどちょっと素直じゃない子

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