あのトッププロ3人達の公式戦から数年後・・・・・今の俺は世界ランキング1位になっていた。
「あれから3年か・・・・・早いな」
「あっという間でしたね」
俺は久し振りに永水の5人と会って話をしていた。
「学生の時と違って会う時間が減りましたからね」
「それは仕方ないわよ」
「今は俺もプロになって世界で1位になったから特に忙しくなったしな」
「今回いつまでここにいるの?」
「明日までだ」
「すぐに行くのですね」
「けどまた来るって少なくても年の終わりまでにはな」
「ならその時を待っていますね」
「俺の他にもプロになった人達もいるし・・・・・気が抜けないから」
「それもそうね」
「俺が引退したら霧島に住むよ。老後は俺ここで過ごしたいからな」
「でも50年以上は先ね」
「今が忙しいからな・・・・・仕方ないっちゃ仕方ないさ」
「そうですか」
「他に行く予定あるんですか?」
「土浦女子の部長達に会ったり清澄の男子に会う予定だな」
「そうなんですか?」
「部長達は大学に行って活躍してるし清澄の男子はプロになったしな」
「それぞれの道に行ったのね」
「けど部長達の事だから大学を卒業したらプロになるかも知れないな」
「そしたら会って話しやすくなりますね」
「それがいつの話かは、わからないがな」
「小蒔ちゃんにも話は来てたわね」
「けど私達は家の事情でプロには、なれませんから」
「けど俺達の中でプロになった人達は確かに何人かいるから、いずれ会うかも知れないな」
「高校を卒業すると人によっては、もう会わない人とかいますからね」
「高校を卒業しても会える方が少ないからな」
「高校じゃないにしても、卒業してから、それっきり会わない方が多いですからね」
「出会いがあれば別れもあるって言うが別れの人数の方が多いような感じするけどな」
「そういえば祐介様」
「どうしたんだ?小蒔」
「数年前の公式戦が終わってからもプロの人達と連絡してるんですか?」
「してるよ?一緒に、ごはん食べに行く事あるしな」
「他には何かありますか?」
「他?他は無いな」
「そうですか」
「何か気になる事でもあったのか?」
「祐介様がプロになって変わった事あったのかな?っと思いまして」
「食事には良く誘われるな・・・・・後は無いな」
「けど今日は泊まるのよね?」
「泊まりますよ。ただ明日は朝ごはんを食べたらすぐに行きますから、ゆっくりは出来ないですけどね」
「じゃあ私達は夕飯の準備をしてくるわね」
「はい、わかりました」
「祐介様」
「どうした?」
「私達は、いつでも待っていますから来てくださいね」
「そうするよ」
次の日の朝になって・・・・・
「朝ごはんありがとうございました」
「もう行くの?」
「行きますよ。本来ならば全員に挨拶したかったんですけどね」
「それじゃあ気を付けて、いってらっしゃい」
「いってきます」
最後は普通に終わりましたが楽しんで貰えたでしょうか?