俺は誰かからメールが送られてきたので俺は携帯を見るとと健夜さんからメールが送られてきたので俺はメールの内容を確認した。詳しく言うと健夜さんと瑞原プロと三尋木プロに聞いて許可を貰ったので今度は非公式では無く公式戦で健夜さん達3人と対局が出来ると決まったので俺は今から楽しみだった。今から1週間後の日曜日でお昼過ぎから始めるそうなので俺は今の内に連絡が出来る人に連絡をしようと決めた。
「まずは・・・・やっぱり永水の人達に連絡しないとな」
永水の人達にメールで送った後は健夜さんに連絡して詳しい事を聞いてから家に帰って行った。
そして1週間後・・・・・今日は待ちに待った運命の日で俺は今から健夜さんと瑞原プロと三尋木プロの3人の人達と対局する事になった。半荘は2回だがしかも相手が相手だからか会場には満席状態で埋め尽くされていた。
俺は警備員の人に挨拶をして名前を言った後に控え室のカギを受け取ってから控え室に入っていった。中に入ると誰もいなかったからちょうど良かったので俺は集中力を高めようとオーラを出した。その瞬間に会場全体が揺れているような感覚になった。
「祐介君・・・・・コレは私も本気でやる必要が出てきちゃったな」
「へぇ・・・・・やるもんだねぇ」
「コレは本気を出さなきゃ負けちゃうかもね」
「祐介様・・・・・」
「本気で、やるみたいなのですよー」
「大丈夫でしょうか?」
「相手がトッププロだからわからないわね」
「けど私達は応援しましょう」
集中力を高め終わった後は時間になったので俺は対局室に向かって歩いていた。
「さあ今回は以前の時に土浦女子の守東選手がインタビューで1回だけでもいいから公式で小鍜治プロと瑞原プロと三尋木プロと対局したいって言ってましたが今回は何と!その願いが叶いまして今回の対局は公式戦で対局する事になりました。守東選手がトッププロ3人に勝つのか!それとも守東選手の無敗が消えてしまうのか!それが気になる人はテレビに注目だ。それでは選手の紹介をします。1人目は土浦女子男子麻雀部2年主将の守東祐介選手です。」
「学生でトッププロ3人と公式戦とはな」
「藤田プロは、どう見ますか?」
「学生では無敗で勝ってても相手はプロだ。しかも小鍜治プロも、いる以上は厳しい対局になるだろうな」
「続いて2人目を紹介します。2人目は小鍜治プロです。小鍜治プロは国内無敗のグランドマスターで勝ち続けている最強の雀子です」
「小鍜治プロに関しては言う事は無いが小鍜治プロが負けるとは思わないな」
「続いて3人目は牌のお姉さんで瑞原プロです」
「瑞原プロは牌のお姉さんの他にも雀士の課題もクリアしているからプロの中では1番忙しい人だな」
「続いて4人目は三尋木
プロです」
「三尋木プロは日本代表の先鋒で勢いが強いからそのまま削られてしまう可能性も出て来てしまうぞ」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「それでは4人の人達が全員集まりましたので試合開始です」
最初の牌は悪くなかったので俺は牌を出していた。
「ツモ・8000です」
「最初は瑞原プロがツモを言ってきたー」
俺は瑞原プロに8000の点棒を渡した。
(いきなり8000か・・・・・コレは痛いな)
それをキッカケに健夜さん達に勢いが出てきた。
「ロン・12000」
「ツモ・24000」
「2回連続で小鍜治プロが言ってきた」
「12000を守東に24000を三尋木に当てて、来たか・・・だが今この中で1番厳しいのは守東だな」
(以前やった時と違う・・・・・健夜さんは最初から本気で来てるのか?いいやトッププロ3人が今回は最初から本気なんだろうな・・・・・けど負けられない!)
そして気づいたら半荘1回目のオーラスになっていた。
「ロン・12000」
「三尋木プロが瑞原プロに当ててきたか」
「半荘1回目が終了です。やはり小鍜治プロは強い!圧倒的だ!」
「小鍜治プロは無敗で勝ち続けている人だからな」
「それに対して守東選手は最下位で半荘1回目が終わってしまいました。やはりトップの壁は厚かったのか!」
「このままでは何も出来ずに終わってしまうな・・・・・やはり今回のトッププロ達の対局は早すぎたんじゃないのか?」
「・・・・・・・・・・控え室に戻ります」
俺は3人の人達と審判の人に伝えて対局場から出て行った。
「小鍜治さん・・・・・やりすぎたんじゃないの?」
「そんな事ないよ!」
「けど対局してわかったけど前よりも調子が悪そうだよ」
「やっぱり・・・・・まだ本調子じゃないのかな?」
(今の俺は次に大きいのが来たら確実に飛ばされてしまうからな)
考え事をしながら俺は自分の控え室に入ろうとしたら人の気配が5人も感じたので気になりながらも中に入った。
「祐介様」
「小蒔・・・・・それに永水のみんな!ゴメン・・・・・最初から、やられちゃった。」
「大丈夫よ。これからだから」
「絶対に勝つですよー」
「大丈夫」
「私達が見守ってますから」
俺は気合を入れる為に両手で自分の頬を叩いた。
「どうやら俺は前に勝ったからって油断と慢心と傲慢が、あったみたいだ。次も勝てるって保証も無いのな・・・・・まだまだ俺も未熟みたいだな」
「もう大丈夫そうね」
「ああ」
「祐介様がんばってください」
「それじゃあ行ってくるよ」
俺は控え室を出て対局場に戻ると3人の人達が俺の方を見ていた。
(さっきとは雰囲気が違う・・・・・)
(要約だねぇ)
(どう来るのかな?)
「お待たせしてすいません」
「大丈夫だよ」
「前回の時は俺が勝ったからって油断・慢心・傲慢になってました。俺だって負けたくないし勝ちたいので今から本気を出します!」
そう3人の人達に宣言した後に俺は本気のオーラを出した。それを出した途端に3人の人達が警戒するかのように見てきた。
「それでは半荘2回目開始です!」
今の俺に後は無いので今回は最初よりも、いい牌府が来てくれた。
「ロン・8000」
「ロン・12000」
「ロン・24000」
「3連続!最初と比べて段違いだ。藤田プロは今のを見てどう思いますか?」
「小鍜治プロに3回連続か・・・アイツやるじゃないか・・・・・私もアイツに興味が出てきたよ」
「ちょっと調子に乗りすぎだよ。ロン・12000」
「今度は小鍜治プロが守東選手に当ててきた!」
「やったら、やりかえされるからな・・・・・当然だな」
今度は小鍜治プロがイーピンを出してきたので俺は宣言した。「ツモ!・清一色・対々・三暗刻・三槓子・赤1・嶺上開花・・・・・32000」
「決めてきた!スゴイのが出ましたね!藤田プロ」
「長野県予選・決勝戦のオーラスで清澄の大将が今と同じのを出したが・・・・・まさかまた出るとは」
俺は小鍜治プロから点棒を貰ってから雀卓のサイコロが回って牌が上がって来たので確認すると声と表情には出さなかったが驚いてしまった。
「ツモ!」
「えっ!」
「えっ!」
「まさか!」
「天和 16000オールだ!」
「きっ・・・・・決まったーーー!天和で16000オールでトッププロの3人を飛ばすやり方!コレは驚きました」
俺は勝ったので席を立ってから嬉しくて涙が出てしまったが、そんなのを関係無しに泣きながら叫んだ。
「よっしゃあーーーーー!」
「守東選手が号泣!そして叫んだー」
「最後に天和でトッププロ3人に対して16000オールか・・・・・コレには私もさすがに驚いたぞ」
「それと同時に小鍜治プロの無敗伝説が無くなりました!」
「瑞原プロと三尋木プロが無理でも小鍜治プロならば勝つだろうと思っていたんだが・・・・・まさか高校2年生が勝つとはな」
「おめでとう祐介君」
「ありがっ・・・・とう・・・・ございます。」
終わらせられなくて、すいません