土浦女子が共学だったら   作:シデンカイ

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まさか今日1日で2話も書けるとは思わなかった。


第3話

「守東君の言いたい事わかったわ。確かに県予選を、優勝すれば話ぐらいは聞いてくれると思うよ」

 

 

「ちなみに県予選っていつですか?」

 

 

「今から3日後よ。」

 

 

「3日後ですか・・・わかりました。なら俺は個人戦に出ます。」

 

 

「なら私の方から顧問に話を通しておくから」

 

 

「ありがとうございます。先輩」

 

 

それから数時間後に部活が終わったので家に帰った。そして3日後の今日だけど俺は県予選で優勝した。

 

 

土浦女子が共学になった後で初の男子麻雀部の県予選の男子個人戦を優勝した事で俺は校長先生に呼び出されていた。

 

「麻雀で県予選の男子個人戦の優勝おめでとう」

 

 

「ありがとうございます」

 

「県予選の個人戦を優勝した事で全国行きが決まったみたいで嬉しいよ。」

 

 

「運が良かっただけですよ。」

 

 

「運も実力の内とも言うぞ。さて優勝したからには何か1つ頼んでいいぞ。何か言いたい事あるかな?」

 

 

「それなら1つだけあります」

 

 

「何かな?」

 

 

「俺は土浦女子で麻雀部に入ってます。けど俺の他に男子いません。団体戦に出るには5人必要ですが俺の他に男子が後4人いれば団体戦にも出られたのですが人数の関係で団体戦には出られませんでした。そこで出来れば校長先生には俺の他に男子を4人麻雀に入れてもらえませんか?」

 

 

「いいでしょう。優勝って結果を出しましたからね。時間かかるけど大丈夫かな?」

 

 

 

 

「それで構いません」

 

 

「なら男子を後4人増やす事を約束しよう。また何かあったら伝えるから今日はもう帰りなさい」

 

 

「わかりました。それでは失礼します」

 

 

俺は校長先生の話が終わったので職員室から出るとタイミングが良かったのか俺が数日前に話していた2年生が目の前を歩いてきた。

 

 

「どうだった?」

 

 

「増やしてくれると約束をしてくれました。コレで俺も安心できますよ。」

 

 

今から部室に来れる??ちょっと話したい事あるんだけど」

 

 

「大丈夫ですよ。行きましょう」

 

 

俺は2年生の先輩と一緒に部室に行って中に入るとクラッカーの音がした。

 

 

「優勝おめでとう守東君」

 

「ありがとうございます。先輩達に言われるとは思ってなかったので驚きました。」

 

 

「あたし達は数日前に君が部長と話してた後に部長から言われたんだよね。」

 

「確かにあの話を聞くと逆の立場になった時に私も嫌だなって思ったんだよね」

 

 

「だから私は守東君の話を聞いてみようとしたんだけど守東君は私達を避けていたよね?」

 

 

「事実ですから否定しませんよ。」

 

 

「同じ麻雀部なのに全然お互い話しかけないで過ごすのも何かなって思ってね」

 

 

「それに今度は私達が優勝する番だから見に来てね。守東君」

 

 

「わかりました。その時は行きますね」

 




主人公が1番最初に話してた人は部長にします。

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