俺は今、学校に来ていた。部長が俺に放課後の時に部室に来てほしいっと言っていたからだ。
全国で優勝してから1週間が経って今度は俺が全国で対局する事になった。
「さてと今度は俺の番だな」
「明後日からだけどな」
「けど俺は油断と慢心と傲慢には、ならないようにしないとな」
「まあそうですね」
「そう言っときながら負けたヤツを俺は腐るほど見てきたからな」
「そうなんですか?」
「龍門渕の大将とか風越の大将とか白糸台の部長とか清澄の先鋒と副将とかな」
「あー・・・・・確かに」
「言われてみると何人か心当たりが・・・・・」
「しかも表情に出すタイプの雀士いるから余計にわかりやすいしな」
「まあ・・・そうだな」
「否定はしない」
「間違っては、いないね」
「そっすね」
「来年もしかしたら一緒に団体戦に出られるかも知れないからな」
「そうですね」
「けど主将なら勝てるだろ?何しろグランドマスターと同じで男子で国内無敗なんだし」
「負けるつもりは無いが勝ち続けるつもりだ」
「ちなみに主将の通り名あるみたいですよ?」
「なに!そうなん」
「はい」
「主将の通り名は小鍜治健夜の後継者とか小鍜治2世とか」
「男子無敗の百戦百勝とか」
「・・・・・俺の高校の公式戦は県予選の個人戦だけだが?」
「その前に小学校と中学校で成績ありますから」
「そこからか・・・」
「・・・・・ちなみに俺が小鍜治健夜の後継者って呼ばれた理由は?」
「小鍜治プロと同じ無敗で小鍜治プロと同じ高校が土浦女子だからって理由みたいですよ?」
「なんで疑問系なんだ」
「しかし無敗って言う肩書きは魅力的だな」
「だが、いつまで無敗でいられるかは、わからないもんだぞ」
「ちょっ!そんな事を言っていいんすか」
「構わないよ。確かに俺が、いつまで無敗かわからないが少なくても学生で今いられる間は負けるつもりは無いしコレからも勝ち続ける」
「強気な発言ですね」
「他の人が今のを聞けば、ふざけてると言われてもおかしくないが成績を残してるから周りもどうこう言いませんし」
「コレで負け続けているって言うんならば所詮は口先だけのヤツだったとか言われるんだろうがな」
「そうね」
「部長!いつから」
「通り名あるって辺りからよ」
「所で部長?俺を呼んだのは?」
「それなんだけど・・・・・守東君の他に人いると話せないんだよね」
「しばらく席を外しましょうか?」
「お願い」
「わかりました。ほら行くぞ」
みんなが部室から出て行くと部室には俺と部長の2人になった
部長は何を言いたいのだろうか?