土浦女子が共学だったら   作:シデンカイ

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毎日1日1話を目指して書ければいいなって思ってます。


第2話

次の日の朝になって俺は学校に行く準備は前の日に終わらせていたから朝ごはんを作って食べた。

 

 

ごはんと味噌汁と納豆と目玉焼き(半熟)と言う朝ごはんだ。

 

 

 

朝ごはんが食べ終わったら洗って家の戸締まりをして家に鍵をしてから学校に行った。俺の家から学校までは歩いて20分ぐらいだ。だから学校に行く時は最低でも30分ぐらいは時間に余裕を持ってないと危ないからな。

 

 

 

俺は気づいたら学校に付いたので教室に向かっていた。教室に着くと俺の他に誰も、いなかったので俺は学校の図書室にあった本を見る事にした。学校の図書室の本なら仮に誰かに見つかっても返す日を守れば誰にも文句は言われないからな

 

 

俺が本を読んでいる時に教室に誰かが入ってきた。俺は見てみるとクラスメイトの人で人数は3人だった。俺は3人に、おはようって言うと向こうも、おはようと言ってきた。それからしばらく時間が経って教室に全員が揃った。

 

 

先生も入ってきて授業が始まった。お昼ご飯は自分で作った弁当を1人で食べていた。午後の授業が終わって放課後になったので俺は部室に行った。だけど今日は2年生の先輩が1人いた。俺が先輩にあいさつすると先輩もあいさつしてきた。荷物を置いてネット麻雀をしようと思った時に先輩に話しかけられた。

 

 

「どうして守東君はネット麻雀してるの?私達は5人いるから私達と一緒に麻雀をすればいいのにさ」

「俺は嫌なんですよ。学校で麻雀をするのが」

 

 

 

「学校で麻雀が嫌って・・・・・麻雀部なのに?」

 

 

 

「先輩も知ってると思いますが土浦女子の男子は俺だけなのは知ってますよね?」

 

 

「もちろん知ってるよ」

 

 

「俺が土浦女子を選んだのは家から近いからって理由で選びました。今年から土浦女子が共学になって俺は嬉しかったんですよ。共学じゃなかったら俺は他の県の学校に行ってましたからね。でも元々は女子校だから女子の方が多いの俺は知ってました。けど共学になったのなら少なくても俺の他に数人は男子いるだろうっと思ってたんですよ。しかし入学してみると男子は俺だけでした。朝の通学時間の時の視線と教室にいる時のクラスメイトの視線と部活が終わった後の視線・・・まるで動物園にいる動物になったみたいで俺は嫌なんですよ。部活の時も視線を感じますが教室よりかは少ないので我慢が出来ますよ。だから俺は麻雀部でも先輩達5人とは麻雀をしたくないです。」「確かに、その話を聞くと常に見られているのは嫌だね。それこそ本当にストレスが、たまりそうで・・・けど守東君は麻雀部に所属してるけど私達と麻雀しないのならネット麻雀をしたい為に麻雀部に入ったの?」

 

 

「違います。俺は先輩達みたいに団体戦と個人戦の両方が出たかったんですけど団体戦は人数の関係で出られないのは仕方ないです。けど個人戦は違います。個人戦は俺だけしか男子いなくても出られますからね。だから俺は個人戦だけに出たいから所属しているんです。」

 

「転校とかは考えなかったの?」

 

 

「考えてました。けどそれをすると他の学校に転校する前に住む所を見つけなくちゃならないんですよ。俺は別に名声とか、いらないんですし強豪校じゃなくてもいいですし無名校でも構わないんですよ。麻雀が出来ればね。そりゃあ団体戦にも出たいですよ?でも団体戦に必要な人数は5人で俺の他に誰もいません。あと4人も足りないのに今から集めてからじゃ間に合わないですからね。強くなったとしても今年は無理で来年行きでしょう。だからこそ俺は個人戦で優勝しなければならないんですよ。県予選で俺が優勝すれば学校側も俺の言葉を聞いてくれるかも知れないですからね。」

「じゃあ守東君が仮に県予選の個人戦を優勝したとして何を学校側に頼むのかな?」

 

 

「そんなの決まってるじゃないですか?俺の他に男子を入れてくださいって言うんですよ」

 




もし毎日1日1話が出来なかったらスイマセンね

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