土浦女子が共学だったら   作:シデンカイ

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お待たせしました。続きをどうぞ


第10話

俺は今ある人の実家に来ていた。

 

 

俺は家のチャイムのボタンを押すとピンポーンと音がしたので家の中から返事が聞こえた。

 

 

玄関のドアが開いて中から女の人が出て来た。

 

 

「さあ家の中に入って今日は来てくれてありがとう」

 

この人は俺が会う約束していた人で名前は小鍛治健夜さん

 

 

国内無敗で女性雀士の中では最強の人だ。テレビで瑞原プロとか三尋木プロを見るけどその人達よりも強いけど今日みたいなプライベートでは頼りない所あって色々と心配になる時あるが麻雀で対局する時は別人のように頼れる人で俺と同じ無敗で誰にも負けてないから俺は健夜さんに興味あった。それに加えて共通点もあるからだ。それは高校が一緒で無敗って所も一緒だから俺は健夜さんと良く話をする事もあった。いつ俺が健夜さんと知り合いになったのか?それは今から数年前の俺の話だけど俺が小学生の時は今と違って麻雀が嫌いだった。なぜなら俺が負けないで勝ち続けるから他の人も俺とは誰も対局してくれなかった。そして俺と対局した人は心が折れて2度と牌を持たなくなった人を腐るほど見てきたからだ。対局しても辞める人いるのなら誰も俺と対局してくれないのなら俺も麻雀を辞めようと考えていたりもした。けどそんな時に俺は小鍛治健夜さんに会った。健夜さんに今の事を話したら健夜さんは真剣な表情で俺の話を聞いてくれていた。俺の話が終わると健夜さんが俺に話しかけてきた。

 

「私も負けないで勝ち続けてきて何回も何回も優勝してきたから牌を置く人を何人も何人も見てきたけど私は麻雀しか出来ないから私は私の麻雀と真剣に向き合っているんだよ」

 

 

っと言っていたので俺は驚いているが嬉しくもあった。

 

 

俺の他にも無敗の人がいたからって話もそうだけど俺と同じ気持ちの人がいたのも俺と同じ高校も一緒だと話を聞いた時は思わなかったからだ。

 

 

健夜さんは高校3年生の時に麻雀を始めたけど、部員と対局する時も勝ち続けてきたからか他の部員と関係が悪くなり健夜さんは麻雀を辞めようとした時もあったけどそんな時に健夜さんは、ある人と会って話をした事で悩みは解決したみたいでそれからはメンバーに選ばれて先鋒ってポジションになった。

 

その時の先鋒戦で健夜さんが一緒に対局した人が朝酌女子高校の瑞原はやりさん

 

 

新道寺の野依理沙さん

 

 

阿知賀女子学院の赤土晴絵さんだった。

 

 

瑞原はやりさんは牌のお姉さんと知られている。

 

野依理沙さんは実況で見る時あるけど普段は見かけない

 

 

赤土晴絵さんは実業団に入ったらしいけど色々あって今では自分の母校の阿知賀女子学院で監督をしているらしい

 

さて今日は何で俺が健夜さんの家に来ているのか?それは今から数日前に部活が終わった後に健夜さんから連絡あったので俺は今日だけど健夜さんの家に来た訳です。

 

 

俺は健夜さんと一緒に健夜さんの部屋に入った。人の部屋をジロジロ見るのは良くないので俺は出来るだけ見ないようにした。

 

 

 

 

「実は祐介君に頼みたい事あるの」

 

 

「頼みたい事ですか?」

 

 

「実は明日の話なんだけど私は仕事で東京に行くんだけどその時に祐介君にも付いて来てほしいの」

 

 

「俺が健夜さんと一緒にですか?」

 

 

「その時に恒子ちゃんもいるんだけどね」

 

 

「福与アナウンサーですか・・・・・俺あの人が苦手なんだよな」

 

 

「やっぱり」

 

 

「いつもテンション高いし何を言ってくるか、わからない所とかテレビ見てて正直ついていけません」

 

「確かに恒子ちゃんはテンション高いから」

 

 

「けど健夜さんに付いていく話は大丈夫ですよ。」

 

 

「学校は大丈夫なの?」

 

 

「大丈夫ですよ」

 

 

「じゃあ明日よろしくね」

 

「はい、わかりました」




気づいたらUAが2000を越えてて驚きました。それだけ読んでくれた人いるって事なので嬉しいです。ありがとうございます

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