自宅で寝てたら幻想入りしたんだけど   作:マム

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やっと2話書けた。シナリオは思い浮かぶんだけどどう物語を書けばいいか全く分からない。
友達はUA4桁いくしどんどん話も進めて凄いな~。
僕も負けないように頑張ります。
お待たせ致しました。2話ですどうぞ。


2話 妖怪ルーミア

女の子を背負い歩きだしたのはいいけど何処に向かえばいいんだろう?川がないし湖や沼すらも見つからない。水辺があれば近くに食べられるものがあると思ったのに、見つからなければ意味がないな。

歩き始めてからかなり時間が経っている。俺は体力が人並みより少し多いから疲れはまだ感じないけど早めに森から出たい。それに…この子の食べ物も早めに見つけておかなければならない。というか大丈夫かな?目を覚まさないけど。他に異常があるとかないよね?

 

「…うぅ…ん。」

「お、目が覚めたみたいだな。」

「あれ?あなた何で?」

 

目が覚めてビビったけどどうやら俺を食べる気はないみたいだな。普通に喋れるから他に異常はなさそうだ。

 

「俺は食べられないけど一緒に食べ物を探すことは出来るから手伝うよ。」

「!そ、そーなのかー。」

 

なんだ、普通に素直じゃないか。少なくとも人間とは思えない女の子だけど、案外良い子なのかもしれないな。そうだ名前聞いてみよう。名前呼べないんじゃ不便だしな。

 

「あのさ、君の名前は何ていうの?」

「ルーミアなのだー。」

「そうか、ルーミアか。良い名前だね。」

「そーなのかー?」

「あぁ、良いと思うぞ。」

 

ルーミアか。外国人とかか?金髪だし。いやでもあの弾出したから違うか。

 

「あなたは何て名前なのだ?」

「あぁ、俺か。俺は桜庭 叶夢。叶う夢と書いてかなめだ。」

「叶夢。いい名前なのだー。」

「ははっ、ルーミアの方がいい名前だよ。」

「両方いい名前なのだー!」

「あぁ、そうだね。」

 

なんだやっぱり良い子じゃないか。出会ったあの時が嘘みたいだ。あぁ、俺もこういう妹が欲しかったな。しかし何故1人でいたのだろう。

聞いたらルーミアは妖怪のようだ。それに人喰い妖怪らしい。どおりであんな事を言ったわけだ。現代で妖怪がいるなんて珍しい。しかも人の姿をしているのだから全く分からなかった。まぁ、あの弾を出したんだから人間以外の、それか舞空術を習得している人以外ありえないな。あぁ、そうだ。ここが何処なのか、妖怪のルーミアなら分かるかな。

 

「なぁルーミア、ここって日本のどこなんだ?」

「日本?」

「そう日本。それか外国かな?」

「外国?」

 

あれ?ご存知ない?てことはここどこ?俺どこに来ちゃったんだ?

 

「ここは幻想郷なのだー。」

「えっ、ゲンソーキョウ?どこそこ?」

「?幻想郷は幻想郷なのだー。」

 

マジでどこ?アニメやゲームじゃあるまいし。召喚されたとか?非現実的だけど気のような弾を出した妖怪のルーミアがいるわけだしなぁ。ていうかいつの時代だ?日本も外国も分からないとなれば相当昔の時代、戦国時代よりも前の時代かもしれない。

そう考えながら歩いていると道に出た。といっても歩きなれた砂利道のような道だ。これなら道に沿って歩けば家くらい見つかるだろう。

 

「この道見覚えあるのだー。」

「お、マジで。なら何かしら見つけられるかもしれないな。」

 

ルーミア曰くこの近くに知り合いの家があるらしい。ならそこで色々と詳しく幻想郷について教えてもらうとしよう。俺はルーミアに道を教えてもらい知り合いの家を目指した。




読んでいただきありがとうございます。
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もっと上手く書けるよう努力していこう。

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