やはり俺がこんなやつの弟なんて間違っている 作:さくま@多趣味なフレンズです
内容は一色いろはに弟がいたらって話だよー
そんな大層な内容じゃないよー
では書きます〆
朝 チュンチュン (あっちの朝チュンじゃないです)
いろは起床
「ん‥う〜〜ん。今何時?うわあ完全に寝坊だよ。綾鷹起こしにこなかったのかなあ?」
「あれ、ご飯の用意もしてない。変だないつもは綾鷹が作ってくれてるのに、早めに家出たのかな?いやそれでも毎朝朝食の準備はしてくれるし、う〜ん」
「靴はまだある。てことは、はは〜ん綾鷹のやつ寝坊だなあ♫仕方ない、今日はお姉ちゃんが起こしてあげよっかな♫」
コンコン
「綾鷹ー!寝てるのー?早く起きないと学校にーってもう完全遅刻なんだけどさっ。入るからね!」
「寝てる。ほら綾鷹、いつまで寝てんの!起きなさいって!」
「う、う〜ん‥熱い‥頭痛え」
「ちょっ!?なにアンタ顔真っ赤だよ!それに、すごく熱い‥もしかして熱出てんじゃないの!?」
「うっせえなあ‥いいからお前はさっさと学校行けっての」ゴホゴホ
「アンタ置いて学校になんて行けるわけないでしょ!学校にはあたしから連絡入れとくから、今日は休んでなさい!」
「俺に指図すんなっつの‥ゴホゴホ‥大丈夫だっての」
「全然大丈夫じゃないでしょ!とにかく、アンタは大人しく寝てなさい。あとのことはお姉ちゃんがなんとかしとくから」
「‥勝手にしろ」
バタン
「さて、とりあえず何か食べるもの作らなきゃ。こういう時はおかゆがいいのかな?でも作り方分かんないし、ご飯にお湯をかけるだけでいいのかな?あとは梅干しとか載せて終わり?なんか違う気がする‥先輩方に聞いた方がいいよね」
‥‥
「なるほど、ただお湯をかけるだけじゃなくてだしとか調味料で味付けしないとなのね。梅干しはなかったから卵を入れてたまご粥にしよ!」
コンコン ガチャ
「綾鷹、おかゆ作ってあげたから食べなさい」
「いらねえよんなもん。それにお前が作ったのなんてまずくて食えるかっての」
「むっ。ちゃんと先輩方に作り方教えてもらったし味見だってしたんだから大丈夫!」
「わかったよ。いいからさっさとよこせ」
「そんなフラフラな状態で食べれないでしょ。はい、食べさせてあげるから口を開けなさい!」
「///‥ガキじゃあるめえし、んな恥ずかしい真似出来っかよ!いいからさっさと‥ゴホゴホ」
「そんなんで食べれるわけないでしょ。フーフー‥はい、あーん」
「///‥あ、あーん」もぐもぐ
「どう?美味しい?」
「‥しょっぱすぎ、塩入れすぎ。あと米も少しまだ固い。沸騰させたあともちゃんと弱火で煮込まないとだめだろ。お粥くらいまともに作れないのかお前は」
「しょうがないじゃない料理なんてまともにしたことないし、それに頑張って作ったんだから‥」
「‥いいから食べさせろ‥食材が無駄になる」
「う、うん!!」
‥
「それじゃああたしは部屋に戻るけど、ちゃんと寝てないとダメだからね!」
「わーってるよ。その‥りがと」
「ん?なに?」
「ありがと!その‥‥姉ちゃん」
「綾鷹‥うん、こちらこそ♫おやすみなさい」
翌日
「おい!おいこら起きろバカ!いつまで寝てんだ!起きろー!!」
「う〜ん、なによ綾鷹〜まだ寝かせてよ〜」
「ダメだ!タイムオーバー!待った無し!はい起きた起きた」
「(治って元気になってくれたのは嬉しいけど、あーあ、寝よ)」
「って!布団を被るな!!落とすぞ!国語辞典から家庭の医学からバーベルまで力の限り落とすからな!」
「夢の中へ〜夢の中へ〜行ってみたいと思いませんか〜ふふっふーん♫」
「思わねえよ!!今度は叩く!よく晴れた天気の下干してある布団を叩くように思いっきり叩いてやる!!」
そんなこんなで、またバカなこいつとの慌ただしい一日が始まる。
やはり、俺がこんなやつの弟なんて‥まあ悪くわないかな。
終わりです。
書きたいことが書けたので満足です。
せんぜん小説とも呼べない陳腐なものですが、書くのはすっごい楽しいし、また何かネタがあったら書きたいです。
ではさよなら。