√シルバー【完結】   作:ノイラーテム

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滅びしモノと、喰らえるモノ

●怒りの矛先

 俺には特殊な目、『精霊の眼』(エレメンタル・サイト)がある。

 この目は『情報体次元(イデア)』にアクセスし、存在を認識する力だ。

 

 バックアップは狙撃距離と言うほどには遠くない場所に居た。

 操弾射撃の限界なのか、それとも奴自身の限界か。

 いずれにせよ、この位置ならば十分に届く。

 

「そこか…。そんな所にいたとはな」

 だから他者がイデアにアクセスし、『個別情報体(エイドス)』に魔法式を投射する際には、より詳しいことが判る。

 先ほどまでは人が居るということしか判らず、それも人払いをしていなければ誰なのかもハッキリしないレベルであったが、今度は詳細に掴めた。

 この情報を記憶。処分するまで…出来なければ再度に備えて深く覚えておく。

 

「喰らった傷から逆算したのか? しかしこの距離でお前に何が出来…」

「オン・マケイ・シヴァラヤ・ソワカ…」

 実体験から想像したのだろう、森崎が都合の良い勘違いをしてくれるので軽く頷いておく。

 だが説明には答えずに、俺は本来不要な真言(マントラ)を唱えた。

 

 そう、こんな真言は本来不要なのだ。

 あえて言うなら、俺の心を鎮める最終ストッパー。

 秘密事項に指定されている俺の能力を使う際に、本当に使って良いか自問する合図、居るならば周囲の仲間に情報封鎖を頼む合図だ。

 駄目な方の親父が思い付きで行動する為、そうならない様に自重する為のくだらない仕掛け。

 

(では、自問しよう。当てられる距離、一撃で終わらせられる状態だ。だが、深雪に負担を掛け…あるいはエリカ達に『口封じ』する程の事か?)

 合図である真言を聞いて、今頃は深雪が精神魔法を準備して居るはずだ。

 その精神魔法、『白き真実』で塗り潰した言葉は、周囲が正確に記憶する事が出来なくなる。

 

 発動出来れば秘密を気にする事はなくなるが、慣れない精神魔法の行使だ、深雪に負担を掛けるのは間違いが無い。

 発動に失敗するか、止めさせるならば、エリカ達の口封じが必要になる。

 

(深雪に負担を掛けてまで、深雪を攻撃された報復をするレベルじゃない。狙われたのは俺だ…)

 俺の心を締める怒りが、徐々に収まって行く。

 深雪の苦労に比べればエリカ達に口封じ…誤魔化すなり、黙っておいてくれと言うなり、それでも駄目なら始末する事は苦労でも何でもない。

 だが、ここ最近の交流と、狙ってくる相手を何時でも把握できると言うことが、報復の必要性を薄れさせた。

 

「お兄さま、おやめ下さい。私などの為にそのお力は使っては成りません」

 俺の怒りが収まった、脅威ではなくなったことが深雪にも判ったのだろう。

 ここぞとばかりに、俺の腕を掴んで制止して来た。

「シュン…何が起きようとしていたの?」

「判りません。…あいつは二科生の筈なのに…。なんだ、この殺気は…」

 リンと森崎の会話は、周囲の心境を如実に表したものだろう。

 震える手で抱きしめ合いながら、疑念を込めた目をこちらに向けて来る。

 そこまで極端ではないにしろ、他の連中も似たようなものだろう。

 

(ふう…。立ち止ったのは良いが、適当に言い訳を考えないとな。…それと逃げ出した奴の対処もだ)

 奇しくも抱き合う男女が二組。いや美月と幹比古を合わせれば三組か。

 

 幹比古が古式魔法の使い手なのに目を付けて、意味の無い説明を行うことにした。

「俺は十年前なら一流で通じたタイプでな。サイオンの量と正確性がウリなんだ。その切り札と言えば判るか?」

「古式魔法だね? 負担は大きいけれど遠距離攻撃や威力は申し分ないよ。かなり反動も大きい術ばかりだから無茶だと言わせてもらうけど」

 流石に専門家が居ると都合が良い。

 こちらの用意したヒントを頭の中で繋げて、自分の常識にあった答えを出してくれる。

 その頃は古式魔法と組み合わせながら現代魔法を確立して居た時だ。

 思い当たるフシもあったのだろう。

 

(これで良い。…なら後は片付けだけだな)

 何をするか判らない奴と言う疑念が完全に晴れたわけではないだろうが、ここは良しとしておこう。

 それに、ここで作った言い訳を信じさせられるならば、後あと気兼ねせずに行動できる。

 

 バックアップで測量射撃してきた奴は既に逃げ出し、黒服を足止めに使ったようだ。

 こちらは様子が攻守という意味で逆転しており、干渉強化型が壁役、自己加速型が牽制攻撃に徹して居る。

 今度は奴らがマンションの壁を横にし、回り込まれない様に徐々に後ろに下がっている。

 

(時間稼ぎの為にこれほどの魔法師を使い捨てに出来るとは、なんとも贅沢なことだ)

 それとも確実に逃げられる、…あるいは後で回収する手段でもあると言うのだろうか?

 七宝が警察を動かしている筈だが、軍の方にも手を打った方が確実だろう。

 俺と関わりある部隊に連絡を付ける必要性に至る。

 

 ともあれ今は着実に目の前に居る三人を確保すべきだろう。

「レオ、壁役の気を引けるか? エリカは援護に出て来た自己加速型を叩いてくれ」

「また元の配分か? おーらい。エリカが片付けるまで保たせてやるぜ」

「何言ってんのよ。ちゃちゃっと終らせてあげるから」

 二人は俺の方に注意を払って無かったせいか、特に変化なく頷いてくれた。

 レオは走り出し、エリカの方は警棒を短くして右手に持ち直す。

 

「行くぜ、ハルト!」

「お兄さま…あれって」

「師匠がやった『壁走り』と同じだな。そうか逐次展開だったのか」

 レオは硬化魔法で片足をマンションの壁に付けると、即座に打ち切ってもう片方の足に硬化魔法を使用する。

 その方式で壁を走っていくのだが、忍で師匠が殆ど痕跡を残さずにやった魔法とソックリだった。

 

 レオがやれるのも得意魔法だからだろうが、その痕跡を隠す師匠の技にもビックリである。

(体術で互角なのに師匠との組手にはサッパリ勝てんし、俺にはこの手のやり込みは向いて無いのかもしれんな)

 曲芸じみた動きだが、意表を突くには十分だった。

 正確には驚きもせずに干渉型が対応して居るのだが、その援護に自己加速型が出て来るのは予定と同じだ。

 思えばレオも、意表が付けなくても確実に気を引ける方法を取ったのかもしれない。

 

 そして、エリカがやったことはもっと曲芸じみていた。

 ハッキリいって、大道芸と変わりない。

「武器を…投げた?」

 エリカは右手に短くした警棒を持ち、自己加速型の手前で左手にトス。

 即座に延ばしながら、急所へ一撃を繰り出した。

 肩から肩の距離を伸ばし、左右逆の打ち込みを切り替える技だろう。

 

「これぞ飛燕の太刀…ってね。まあ一の太刀の応用なんだけどさ」

「エリカちゃん…一の太刀って普通の人には使えない奥義だと思うの」

「すまんが一の太刀と言われてもサッパリだ。援護に来てくれると助かる」

 エリカが言う一の太刀。

 これは流派によって二通りの使われ方がある。

 

 一つ目は、渾身の力を発揮して、一撃で倒す技。

 二つ目は、相手の目付けを誤魔化し、一撃で倒す技。

 ようするに、一撃で倒す技が『一の太刀』の概念であり、今回は後者の応用なのだろう。

 それまでエリカに対し回避を捨てて体力保持に努めて居た自己加速型が、見切りを失敗してガードしてない場所に打ちこまれて気絶した訳である。

 

 そこから先は一方的な展開だった。

 前衛二名が足止めし、森崎のノックダウン魔法が早いか、深雪の氷結魔法が早いかの差でしかない。

「リンさんも落ち付いた様だし、七宝家のセーフハウスへ移動しましょう。詳細は後ほどで構いません」

「ええ…」

 俺と縁のある軍の部隊、独立魔装化大隊に連絡を入れてその場を立ち去ることにした。

 仮に警察の部隊が護送に失敗したとしても、隊の方でトレースしてくれるだろう。

 

●複数の頭を持つモノ

 

 俺達は七宝の案内で、一高近くのセ-フハウスへ移動した。

 途中で幹比古が精霊に対するジャミング術を何度も行使したこともあり、時間は夜に差し掛かる。

 

「急にすまんな。場所を変える場合は俺の方から費用を出させてもらう」

「お兄さま、問題ありません。あまり表に出せない会合に使うだけで、別荘以外の使い道では滅多に使いませんから」

 フル装備で出迎えてくれた七宝に対し、戦争する気なのかと苦笑しかけた。

 だが、秘匿魔法で暗殺者を消滅させようとした俺が言うべき事でもないので、スルーして監視装置の使い方を教わっておいた。

 

「すまないが司波。詳しいことはリンさんが落ち付いてから…」

「それでも構わないが…これだけは言っておくべきだろう。第一高校が何者かに狙われている」

「ウチの学校が?」

 依頼主を守ろうとして森崎が俺に釘を刺して来る。

 先ほど言った、詳細について話して良いかどうかを判断する時間を与える為だろう。

 

 とはいえそんな心遣いを気にしていては何も始まらない。

 情報を引き出す為に促す事にした。

「俺は風紀に誘われているんだが…。厄介な物を一高に持ち込んだ馬鹿が居る。コレに関わる情報があるならば一高や十師族の関係者は貴女を上にも下にも置かないでしょう」

「リンさんを利用する気か? せめてもう数日待てないのか?」

「良いのよシュン。いいわ、全てでは無いにしろ話す事にします」

 せっかくなので森崎を心情的なプラスとして利用する事にした。

 あいつが優しく出ているところに、俺が厳しく出ると言う訳だ。

 

 リンという女は、これが取引だと言う事を理解出来るくらいには頭が回るようだった。

 情報というのは、何処で出すか、誰が言い出すかで変わるモノだ。

 俺達が何かを発見してからでは価値が下がるし、本当に一高に関わる可能性がある事ならば、こちらが把握して居ない今の方がずっと高いのだ。

 

「そうね、まずは私の身の上から…。父はある業界の大立者で、立ち寄る港ごとに女と子供が居るような人だったわ」

「あー。エライ人のお妾さんがお母さんって事ね」

 意外にも同情的な視線を向けたのはエリカだ。

 上から目線の憐れみではなく、その苦労を理解出来て居る様だった。

 もしかしたら、エリカ自身がそう言う身の出なのかもしれない。

 血統が能力に関わる魔法師の間では、良くある話だ。

 

「使えると思ったのか…父が私を娘として認知して暫く、連絡が取れなくなったわ。ようやく何が起きたのかを理解した時、あの男達がやって来た」

「今回の連中…ね。もしかして後継者争い?」

 リンはエリカの質問に、少しだけ首を傾げてから頷いた。

「多分ね、他に考えられないし…。顔見知りだったダグラス・(ウォン)は、私達が父の死を隠したなんて言ったけど」

「アレじゃない? 後継者争いだと複数の候補が居て、他の有力候補の差し金とか」

 今度は明確に首を振る。

 よくあるお家騒動では無いらしい。

 

 少しだけ考えた後、リンは思いきって口を開いた。

「そういう貴族に在りがちな血統主義じゃないの。力が全て、血は大義名分程度ね。そして、さっき言ってた厄介な物にも覚えがあるわ」

「つまり、アンダーグラウンドで暗躍する組織の一つという訳か」

 俺の確認に躊躇はするが頷いた。

 闇の組織の血族としられて、放り出されるのを警戒したのかもしれない。

 

 とはいえ、この場に居るメンツで気にするのは美月くらいだろう。

 森崎は依頼主だからか、それとも気があるのかリン側のようだし…。

 後継者問題とは切り離せない幹比古やエリカの家でも、平和なだけで一歩間違えば似たような物だ。血で血を洗い、負けた方は暗殺者稼業に成りかねない危うさがある。

 

「私に判るのは父や有力者が何人か死んで、他所との抗争で組織が大きく弱体化したことよ。付き合いのある組織に吸収されかかってるの」

「ああ、なるほど。今度は俺にも判るぜ。大親分の傘の下でシマを整理して組を再統合ってことだな」

「組って、あんたどこの任狭映画の話をしてんのよ」

 レオが納得して頷いているが、案外、その辺が真相なのかもしれない。

 

 ブランシェが闇組織と抗争を起こして、勝利して吸収するというのは少し疑問符が付く。

 だが、『同じスポンサー』が居る別組織を吸収して、再出発を手助けするというならば理解が出来る。

「なるほど、どうやら関連があるようですね。警察など官憲には貴女の事を知らせず、十師族も出来るだけ遠慮というスタンスで良いですか?」

「そうしてくれると助かるわ。これ以上の内容はもうちょっと考えが整理できてからね」

 もともと、ブランシェの活動は魔法師への牽制という意味合いが強く、何処かの・誰かの造った組織というのはあり得る話だ。

 リンの父親が操っていた組織も同じ系譜に属するブローカーか何かの組織で、影響力低下を懸念した親玉が指示したというなら吸収合併の可能性も無いではない。

 

(納得はできる。だがどういうことだ? 闇組織を経営し。暗殺を警戒して居た筈の首領があっけなく始末される?)

 そんな安易なことがありえるのか?

 黄という男に聞いて父親の死を知るくらいだし、その黄にしても勘違いするほどボスの情報が身内にも知られていないと言うことだ。

 どんなに強い奴でも暗殺には弱い以上、情報隠蔽はベストに近いベターな手段の筈だ。

 

(情報隠蔽はベストではなく、ベター。まさかな…)

 俺の思考は此処で引掛った。

 何故ならば、俺を含めた四葉がかなりの情報隠蔽体質だからだ。

 本来であれば、俺がシルバーであること、意味合いが薄まったからと言って『再生』を使えることも秘密であった筈なのだ。

 俺が世に出たのは、名前を出す事でとある存在から深雪を守るため。

 

(アンダーグラウンドの連中を始末したのは、『紅世の徒』が捕食した結果だとするならばアッサリ行くのも判る気はするが、まさかそうなのか?)

 闇の組織に対する遠慮が無いのも、紅世の徒であれば当然。

 連中ならば人間のマフィアを喰うことに躊躇いがあるはずもない。その影響度=存在の力を考慮すればさぞや美味かったろう。

 人間の暗殺者に魔法師がいかに強かろうとも、紅世の徒の方が遥かに死に難い。

 加えて喰った相手の記憶が薄れて行くため、次々に食われない限りは気が付かれ難いというのもある。

 

 可能性のある解として、整理されて行く思考。

 だが、俺にはその答えに躊躇してしまう問題が一つだけあった。

(紅世の徒ならば簡単だ。複数の組織を狙った中に偶々リンの組織もあった…で済む。だが、餌さ場を複数持って居るのか? それとも…)

 問題なのは、紅世の徒が『不特定多数』居る場合だ。

 

 派手な行動を起こすと、自身を狩るフレイムヘイズや自在師他の武闘派魔法師を呼び寄せてしまう。

 だから紅世の徒たちも近年では大掛かりな活動をしないらしいが、必要に迫られてやっているか、その辺りを配慮できない新参者なのだと思っていた。

 新参者であれば見付けだして討つのは容易いし、何かの目的があって技術者たちを選んだのであれば時間は掛るが追い詰められるはずだった。

 

(技術者たちを餌さ場にする紅世の徒の他に、闇組織を餌さ場にする徒も居ると言うのか? どちらにせよ『担当者』に声を掛けた方が良いな)

 俺達の所属する四葉家は、十師族の中でも技術者を多く持ち、その勢力を隠している。

 もともと魔法師は兵器として開発された経緯もあるが、四葉はその系譜を色濃く残す家だからだ。

 

 ブランシェの情報だけならば連絡を取る意味も薄いが、今の状況ならば話は別だ。

 技術者という餌さ場、暗躍する組織という餌さ場。

 偶然ながらその両方を兼ねる四葉家の者に、忠告すると同時に利用できる情報として投げた方が良いかもしれない。

 

 本当に偶然なのか、それとも狙う意図があるのか?

 深く考える前に、俺の思考はそこで途切れた。

 何故ならば、リンの父親が操っていた組織に連なる情報が出て来たからだ。

 

「それで森崎さんと手に手を取って逃げ出して来たんですか? なんてロマンチックな…」

「違うわよ…順番が前後するけど、ジェームズ・(チュー)という男が追って来てる途中で彼に出逢ったの」

「ということは、途中で出会わなければ捕まって居たってわけね。まさに運命の出逢いってやつじゃない」

 女子会が始まっており、森崎とリンの仲を肴に盛りあがっていたようだ。

 気の毒だとは思うが、ここで見過ごせないキーワードが散見された。

 

「ジェームズ・(チュー)って国際指名手配されていなかったか?」

「確かその筈だ。オフィサーに成りあがって前線からは身を退いたそうだが…」

 同じ思いを抱いたと言うか、顔を赤らめて逃げるように森崎がこちらに質問を投げかけて来た。

 思わず頷いてしまったが、俺はその先の情報を知っている。

 

(ジェームズ・(チュー)はノーヘッド・ドラゴンに所属していた筈だ。無頭竜ほどの組織が壊滅?)

 あり得ない…。

 個人、いやチームだとしても都合良く幹部を始末して行くのは難しいだろう。

 少なくともどこかの国の特殊部隊と、同様の犯罪シンジケートが手を組まねば難しいだろう。

 

 だが、懸念している紅世の徒であれば別だ。

 俺は四葉の担当者である、黒羽家と連絡を取ることを決めた。




 と言う訳で香港の犯罪シンジケート、ノーヘッド・ドラゴンは出る前に潰れました。
時系列的には、とある紅世の徒が付近の闇組織を食い荒らし、それを他の組織の攻撃だと思って抗争が始まる。
ノーヘッド・ドラゴンはスポンサーが同じであることから、ブランシェ日本支部に統合命令が出た。
しかし本人達も進んでやってる訳ではないので、その齟齬を突いてリンさんが脱出した(それでも森崎と達也の両方が居なければ直ぐ捕まった)。
と言う感じになります。

 精神魔法『白き真実』と、マントラ『オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ』に関して
すみません、完全にネタです。うみねことかグランゾンとかそういうのを考えて居て、そちらのネタではSS書かないだろうなーと言う事で、持ってきました。
マントラを唱えて、はたと我身を振替り、それでもやるぞ! と成った時に初めてお兄様が本気を出す。
深雪が設定した、白く塗りつぶした文字は、思い出す事ができない。…と言う感じです。

 魔法の使い方への視点。
この作品での達也は、かなり技術者よりの準マッドなので、新しい使い道を視ると使い方や、専用CADを作りたくなります。
彼を施術したのはMADなので、そういう方面への興味は残しておいたのかもしれません。

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