酒は飲んでも飲まれるな   作:しゃけ式

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そんなに長く続けるような話でもないので、起承転結の転辺りに入ります。遅かったのはその辺りが関わっているのでどうかご容赦を!



間違った日常が間違ったらそれは正しい日常に戻るのだろうか

0001 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID 8mNhMHt

 

しかもほとんどが同じ学校\(^o^)/

 

 

 

0002 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID moBU1234

 

嘘乙糞スレ建てんな氏ね

 

 

 

0003 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID aBCdEfgh

 

フィギュア定期写真はよ

 

 

 

0004 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID 8mNhMHt

 

いやいやwマジなんだが

 

 

俺どうすりゃいいの?

 

 

 

0005 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID taMa21nW

 

詳細は?

 

 

 

0006 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID 8mNhMHt

 

酒の勢いで

 

 

 

朝起きたら1回りくらい年上の女性が隣で寝てたわ

 

 

 

0007 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID H1ra2kA

 

>>6 奇遇だな、私も似たようなことがあった。

 

とりあえず>>1の写真キボンヌ

 

 

 

0008 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID 8mNhMHt

 

>>7 出したら俺が詰むだろうが。

 

 

つかキボンヌって………、何歳のBBA抱いたんだよオッサン

 

 

 

0009 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID 774nOmB3

 

>>7 キボンヌ草

 

 

 

0010 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID Za1mKNgU

 

>>7 これはオッサン

 

 

 

0011 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID H1ra2kA

 

まだアラサーだよクソが氏ね

 

 

 

0012 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID 8mNhMHt

 

>>11 それがオッサンって言うんだよオッサン

 

 

 

というかオッサンよりも俺だよ俺。死ぬしかねえの?

 

 

 

0013 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID t2KaNGel

 

>>12 確かに人としてはダメなことをしてると思うけど、僕だったらその人がどうあれ死んでほしくないと思うな。

 

簡単に死ぬなんて言ったらダメだよ

 

 

 

0014 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID taMa21nW

 

>>13 天使あらわる

 

 

 

0015 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID Za1mKNgU

 

>>13 やべえキュンってしたわ

 

 

 

0016 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID 8mNhMHt

 

>>13 確かに胸に来たけどお前が浮気されてたら殺したくなるだろ?

 

 

 

0017 名無しにかわりまして名無しがお送りします

ID t2KaNGel

 

>>16 確かに辛いとは思うけど、やっぱり僕はそれよりも大好きな人に死なれる方が嫌だよ

 

だから簡単に死ぬとか言っちゃダメだよ?

 

 

 

 

〜〜〜以下、天使を讃える流れが500ほど

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

翌朝、俺は小町に起こされた。長らく俺の部屋に来ていなかった小町だが、なぜか今日は起こしに来てくれていた。寝そべりながら時計を確認しても別段遅刻するような時間ではなかったので、今回は本当に自分から起こしに来てくれたのだろう。

 

 

「お兄ちゃん、朝だよ。ほら起きて?」

 

 

カーテンを開けて俺を揺さぶる。差し込む光が俺を射抜き、条件反射で目を細めてしまうが、いつまでも寝転がっているわけにもいかないので布団を押しのけて上体だけ起こす。押しのけた布団は足元に寄り、布団の温もりが無くなったので若干身震いをする。

 

ふと小町を見てみると、既に制服に着替えていたことからするにいつもより早起きしたから俺を起こしに来たのかもな。やることがないから、みたいな。

 

 

そして、なぜか小町はいつものように赤面しながら目線をふいと反らせ、しかしチラチラ見てくる。

 

 

「どうした?……って、あ」

 

 

「も、もうお兄ちゃん?!朝だからしょうがないのはわかるけどさ………、小町も女の子なんだよ…?」

 

 

そこにはいきり立った俺の愚息が。

 

 

「お、おおすまんな。ほっといたらおさまるからお前は先に下に降りといてくれ」

 

 

「…ねえお兄ちゃん」

 

 

「どうした?」

 

 

「今の小町は小町だからね。比企谷でもなんでもないただの小町」

 

 

「は?何言って……ってオイ!?」

 

 

小町はそう言ってそっと俺の愚息に手を重ねてきた。

 

 

 

 

………あとは、察してください(泣)

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

朝からすっきりとした気分で通学路を歩いていた俺は、しかしすぐに打ち消されることとなった。

 

 

「あ、ヒッキー!今日は自転車じゃないんだね!」

 

 

「え?…お、おお由比ヶ浜。おはよう」

 

 

あのあと小町は逃げるように学校へ向かったので、2人乗りができなくなり今日はすっきりしているから歩くか、なんて考えたのが完璧に裏目に出たようだ。

 

 

「もう、二人っきりの時は結衣って呼んで」

 

 

「…ああ、そうだったな。結衣…「八幡!!!朝から出会うとはまた数奇な運命であるな!!!」…ガハマ!!な!!由比ヶ浜!!」

 

 

「えっ!?…あ、そうだね!ヒッキー!」

 

 

「ふむ?もしやお主らは一緒に登校しておるのか?もしかして我邪魔?」

 

 

「そんなことないぞ?なんなら一緒に行くか?」

 

 

そして材木座にアイコンタクト。すると材木座はニヤリと返してそうだな!と肯定してくれた。やっぱこういう周りには気付かれないような会話っていいよな。すっげえ厨二心をくすぐられる。

 

 

「む〜、せっかくヒッキーと一緒に学校行けると思ったのに」

 

 

「何言ってるんだ?一緒に行ってるだろ?」

 

 

「そういうことじゃないし!ヒッキーの鈍感!」

 

 

なんて言われるが、全部気付いて言っている身としては少し心が痛む。まあ下手に二人になってボロを出すよりかはましか。材木座に感謝だな。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

そして授業中、昼前の4時間目にある一通のメールが届いた。

 

 

From 材木座

 

To 比企谷八幡

 

八幡よ、雪ノ下女史の姉の雪ノ下陽乃さんのことは知っておるな?今日の放課後すぐに最寄り駅のスタバに来いとのことだ。

 

……あと我に質問しても何も意味はないからな?正直何を聞かれても何も言えないし、ましてあの人の命令を逆らうなんてことしたら我は死ねるレベルだ。

 

 

 

「えっ!?!?」

 

 

ガタッ!!と膝で机を蹴りあげて大きな音を立ててしまう。一斉に周りがこちらを向き、俺は軽く会釈をして先生の方を、あぁダメだ平塚先生見つめたら恥ずかしがって授業どころじゃなくなる。

 

怪訝な顔をしたクラスメイトも次第に関心が薄れ、元通りの授業に戻ったが依然俺はオロオロとしていた。無論心の中でだが。

 

 

雪ノ下さんが俺に用?タイムリーなネタとしてはあの日の情事以外に何も思いつかないが、しかし雪ノ下さんは忘年会には来ていない。まして年が明けてから俺と出会ってもいないのだ。理由が全くわからないのだが、とりあえず命の危険はなぜか感じてしまう。

 

それになぜ材木座が雪ノ下さんと繋がっているのか。……いくら考えても共通項は見つかりそうにないので考えるのはやめるが、にしても意味のわからない組み合わせだ。

 

 

…そして、三日連続奉仕部を休むことが決定した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休みに入るなり、由比ヶ浜が突然俺のことを呼んだ。

 

 

「ヒッキー!お弁当作ったんだけど食べてくれない?ていうか食べて!」

 

 

小包を2つ持って俺の席に向かってくる。危険を察知したのか前に座っているモブA君は即座に席を移動し、遠巻きに観察している。

 

 

「お、おお弁当か。ならありがたくもらうわ」

 

 

そして俺は二度と同じ間違いを犯さない男だ。こんなこともあろうかと弁当は持って来ずに誰かからもらう算段だったのだ!…そこ、ヒモって言うなバカ野郎。人間誰しもヒモなんだよ。超ひも理論知らねえのか?スーパーストリングな理論だぞ。まあ理系理系したことなんざあんま知らねえけども。

 

 

「えへへ〜、今日のは自信作なんだ〜!」

 

 

そう言って自分で弁当箱を開ける由比ヶ浜。中には多少形の崩れた卵焼きに、焦げあとが痛々しいハンバーグ。他にも多かれ少なかれダメージはありそうだが以前に比べると大分進歩したと言えるだろう。

 

 

「いただきま…「ちょっと先輩!!何結衣先輩のお弁当食べようとしてるんですか!先輩はこっちです!」…」

 

 

ずけずけと入ってきた一色が俺の隣のモブBさんの席を陣取り(既に俺の周りにはこの2人しか居ない)、弁当を渡してきた。

 

 

「んっ!」

 

 

「…え?俺もう貰ってんだけど…?」

 

 

「んんっ!!」

 

 

「カンタかお前は」

 

 

「本当、下品な人ね。見ていられないわ」

 

 

「いやいや、別にカンタは下品ではないだろ…って」

 

 

「何かしら?私がここにいるのはそんなにおかしなこと?」

 

 

気付けば後ろの席に雪ノ下も座っていた。

 

 

…その事態によりクラスのやつらは軒並み教室から出ていき、残ったのは俺を含めた4人のみとなった。都合良く相模は過去の友達に誘われて嬉しそうに飯を食いに行ったのでいない。三浦たちにしても、葉山が気を利かせて連れていった。最後に教室を出る時、俺を見てフッと爽やかな、しかしどこかニヒルな笑みを残して出ていった時はやっぱ葉山はイケメンなんだな、と感じた。

 

だから俺が葉山に手を出してしまったのも仕方ないね(白目)

 

 

「あ、なあ雪ノ下。俺今日も奉仕部…」

 

 

「「はぁ?」」

 

 

ビクッ!!とその声にびびる。声を揃えて異を示す2人の「は?」には万感の思いが込められていたのだろう。怖くて仕方が無い。

 

 

だがそんな中助けてくれたのは意外にも一色だった。

 

 

「ちょっと、先輩方?そうやって先輩を威圧するのやめませんか?」

 

 

「あなたには関係ないわ」

 

 

「関係あるなしこそ関係ありませんよ。理由も聞かないで頭ごなしに否定するのはちょっと頭が悪いかな〜、なんて」

 

 

「へえ?ちなみに私はあなたと同じ1年生の頃、学年一位以外を取ったことなかったのだけれど?」

 

 

「ふふっ」

 

 

「ちょ、ちょっといろはちゃん!?確かに決めつけるのは悪かったし、これ以上ゆきのんを挑発しないで!」

 

 

「いやですけどぉ〜、まさか先輩がそんな馬鹿みたいなことを言うなんてぇ〜、マジ爆笑レベルじゃないですかぁ〜?」

 

 

「だからその腹の立つ話し方をやめなさいと前にも言ったでしょう!!…ああ、頭が悪いから忘れてたのね。ごめんなさい」

 

 

「ま、それでもいいんですけどね。わたし自身そんなに頭良くないですし。…ですけど、先輩の事情も聞かずにダメだと決めつけるのははっきり言って論外ですよ。駄々こねてる子どもですか」

 

 

「は?」

 

 

「ん?」

 

 

雪ノ下はこめかみに青筋を立て、一色はうまい具合に煽って自分の土俵に引きずり込む。挟まれた由比ヶ浜は初めに「は?」と言ったことを忘れたかのようにおろおろしている。というか一色口喧嘩強いんだな。雪ノ下の視線に射抜かれても余裕のある表情は崩さず、雪ノ下の反論も的確なことを言われているからかいまいち覇気がない。

 

…いや、覇気がないというよりはいつもの正論の迫力がないの間違いか。

 

 

「じゃあ聞きますけど雪ノ下先輩。縁起悪いですけど、もしも先輩の家族の誰かが事故にあったから休むのだとしたら許しますか?許しますよね?なのに雪ノ下先輩はそんな切羽詰まった事情を聞くことなくダメだと決めつけたんですよ?これって頭の悪い人のやることですよね」

 

 

「比企谷君ならそういった優先事項は先に言ってから休むというはずよ。効率重視の彼ならまずそうするわね」

 

 

「……なるほど、それは一理ありますね」

 

 

「ね?だからこの話は終わり!ヒッキーもさすがに3日連続休むのは…「あ、ですけど先輩」…まだあるの……」

 

 

「これで最後です。雪ノ下先輩」

 

 

「何かしら?口喧嘩を吹っ掛けてきて挙句負けた一色いろはさん」

 

 

「その主張の中に、先輩の気持ちは加味されていますか?」

 

 

「…は?」

 

 

「ですから、先輩の気持ちを考えてその主張をしましたか?って言ったんです」

 

 

「あなた何を聞いていたのかしら?考えたからこそ効率重視に行き着いたのでしょ」

 

 

「なるほど、つまり雪ノ下先輩は()()()()()()()()()()発言したんですね」

 

 

「何回も同じことを言わせないでちょうだい」

 

 

「じゃあ先輩は自分の身内の不幸を簡単に周りに言いますか?」

 

 

「…言わないわね。恐らく言えないわ」

 

 

「先輩のことですから、周囲に気を使わせるのは本意ではないでしょう。加えてここに来て3日連続休んでるんですよね?大事なことだから連続してるんじゃないですかね」

 

「………、そうね。一色さん、ごめんなさい。誠に不本意だけど比企谷君には休んでもらうわ」

 

 

「いえいえ、先輩が困らないのならわたしはそれで。じゃあ先輩!時間もなくなってきたことですし早くこれ食べてください!」

 

 

そう言って持ってきた二つのうちの片方を俺に渡す。

 

 

「「は?」」

 

 

………時間なくなるぞ、いやマジで。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「単刀直入に言うね。多分ことの発端は私だよ?二股の八幡君」

 

 

 

 

「…は?」

 

 

 

 

 

スタバでの会話の一節、雪ノ下さんはどでかい爆弾を投下していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




フェアリーテイルの61巻のゼレフの息子のくだり凄かったですよね!てっきりまた真島ヒロが伏線の立て逃げをしてたのかと(蹴

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