覇王炎莉のちょこっとした戦争   作:コトリュウ

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エンリ様の二次創作だよ。
将軍様の活躍劇だよ。
変な堕天使の事なんか忘れて、かる~く楽しんじゃってくださいね。

では、はじまり~はじまり~。



第1話 「ゴウン様ひどい!」

 エンリ・エモットは大変です。

 自分で宣言するなんて可笑しな話だけど、とても大変なのです。

 切っ掛けはやはり両親の死、だったと思います。

 それからゴウン様との出会い。

 妹と二人で生きていかねばならない――そんな状況の私達へ、あまりに多くの援助を与えてくださった村の救世主様。

 十九体の小鬼(ゴブリン)を授けて頂いたことに始まり、石の動像(ストーンゴーレム)の貸し出しや、ルプスレギナさんの派遣。もしゴウン様の手助けが無かったなら、妖巨人(トロール)の襲撃や王国兵との戦いで何度死んでいたか分からないくらい……。

 もちろん私が村長になることもなく、村自体が無くなっていたことでしょう。

 一時はカルネ村が呪われているのかと思い悩むこともありましたが、今は違います。カルネ村は最初の襲撃があったとき、既に存続不可能な立場になっていたのだと思うのです。その終わった立場の村を、ゴウン様の力で今まで無理やり存続させていた――のではないでしょうか?

 本当ならとうの昔に消え去っている村です。故に妖巨人(トロール)の襲撃も、王国兵が攻めてくることも無かったはずなのです。

 潰れるはずの出っ張りがいつまでもそこにあるから、次から次へと引っかかるモノが出てくるのでしょう。私達にとっては迷惑な話です。

 でも、潰される運命だったとしても退くわけにはいきません。

 ゴウン様の力を借り続けるのは甘え過ぎだと思いますが、それでも何とか自分たちでできることを探し、自分たちで成し遂げ、生きていかねばならないのです。

 とは言っても――

 

「ゴウンさまぁああぁーー! ひーどーいー!!」

 

「エ、エンリ、駄目だよっ。ゴウン様を悪く言っちゃ」

 

「言ってません! ンフィー! 私がゴウン様の悪口なんて言うわけないでしょ?!」

 

 いやいや、モロに言っていたけど、なんてンフィーレアが口にするわけも無く、「ご、ごめん」と若き薬師は頭を垂れるだけだ。

 しかし、カルネ村の村長エンリが大声を張り上げたのは何故なのか?

 その答えをくれるのは、美しき赤毛のメイド、ルプスレギナであろう。

 

「エ~ンちゃん、アインズ様の御言葉に何か不満でもあるんすか? お仕置きしちゃうっすよ」

 

「ち、違います! ちょっと驚いただけです。だ、だって竜王国へ行け、だなんてっ」

 

 からかい顔のルプスレギナを前に、エンリは必死に取り繕う。

 ゴウン様の御言葉に不満なんてあるわけがない。それは本心だ。だけれども内容に困惑するぐらいは許してほしい。

 私は、エンリ・エモットは、ただの村娘なのだから……。

 

 

 エンリはこれまで、五千ものゴブリン軍団を養うため八面六臂の活躍を見せていた。

 ゴブリン軍団を小部隊に編成し直し、トブの大森林を広範囲に渡って狩猟させて当面の食糧を確保。無論、捕り過ぎて獲物を枯渇させないよう配慮しつつだ。

 続いて村を囲む柵の、更に外側へゴブリン軍団の住居を設営。同時に防衛用の柵を新たに設置し、その外側に広大な畑を開墾。その姿はまるで小規模版エ・ランテルのようであるが、村としては小規模どころの話じゃない。まるで小都市だ。

 次にエンリはトブの大森林へ踏み込み、“西の魔蛇”と会談。縄張りへの一時的な侵入を許可してもらい、その先にあるというリザードマンの集落へ直行。そこで“コキュートス”と名乗る蟲のドラゴンとでも言うべき存在と面談し、湖からの水路造成を願い出たのだ。

 水路の件は――何故か――快く了承してもらい、リザードマンの魚養殖に影響のない箇所から工事を始めることとなったわけだが……、トブの大森林を貫くカルネ村までの水路となると一筋縄ではいかない。

 しかし、意外な活躍を見せたのはゴブリン軍団の工作部隊百五十名だ。

 工作部隊は戦争時に於ける軍団のサポートを主な任務としている。陣地の設営及び撤去、部隊の進軍を助けるための渡河作業や進軍に邪魔となる木々の伐採、沼地の埋め立て、他には大規模なトラップの土木作業なども行っているのだ。

 お蔭で水路工事は三交代制の二十四時間施工で、信じられない進捗具合となった。

 ちなみに、“コキュートス”や“西の魔蛇”が積極的に協力してくれたことが早過ぎる水路完成に大きく関わっているのだが、その理由は――ゴウン様の石像があったから多分そうなんだろうなぁ~と思いつつも――謎のままとなっている。

 ただ、水路で水を確保しても畑を開墾しても、森から薬草を採取して売却しその金で食料を確保したとしても、やっぱりどうにもならなかったのだ。

 トブの大森林をより広範囲に渡って狩猟すればまだマシだったかもしれないが、森の中には亜人の王国が点在するという。そんな場所へ入り込めば、争い事の切っ掛けを今度はカルネ村自身が作り出すことになってしまうのだ。

 村長としては絶対に許されない行為であろう。

 だから、だからこそカルネ村の村長エンリは、「甘え過ぎ」という己の考えを曲げて、ルプスレギナへ懇願したのだ。

 農作物収穫までの食糧支援を、ゴウン様へお願いできませんか? と。

 

 ルプスレギナは数日後に返事を持ち帰ってきた。

 そして返事を聞いたエンリが叫び声を上げてしまった、というわけである。

 

「エンちゃんも我儘っすね~。アインズ様の提案は結構イイ話だと思うっすよ」

 

 ルプスレギナが持ち帰ってきたアインズの言葉とは、

『食糧支援の件だが、ちょうど良かった。今竜王国の女王からビーストマンとの戦争における軍事支援の要請があってだな、誰かを行かせようと思っていたのだ。ゴブリン軍団なら戦力的にも申し分ないだろうし、助けに行ってみてはどうだろう? 竜王国では数年前から国策として食糧を備蓄していたそうだが、食糧を消費させるはずの兵士や国民が食糧にされてしまい結構余っているらしいぞ。五千ぐらいのゴブリンなら十分食わせてくれるだろう。戦闘経験も積めるし一石二鳥だな』

 

「それにしても食糧を消費させるはずの者が食糧として食われるとは、竜王国の女王も中々面白いことを言うものだ、あっはっはっは。ともアインズ様は仰っていたっすね」

 

「はぁ……(女王様は冗談を言ったつもりはないんだろうな~。ゴウン様は御自身が凄過ぎて下々――相手は女王様だけど――の機微に疎いのかも?)」

 

「あ、あの、それでどうするのさ? エンリは竜王国へ行くの?」

 

 ンフィーレアの問い掛けは恐る恐るといった感じだ。恋人同士になったのだから、もっと積極的に言ってもいいと思うのだが……。

 

「いやいや、無理無理! 私村娘なんだよ! 今は色々あって村長やっているけど、戦争中の国へ助けにいくなんてっ」

 

 エンリの答えは当然の言い分だ。誰も否定なんてできないだろう。ただの村娘が、ビーストマンに滅ぼされかけている国の救援になんて行けるわけがない。

 

「あれ~? 断っちゃうんすか? アインズ様の提案を? それマジっすか?」

 

「うっ、それは……」

 

 お気楽に聞こえるルプスレギナの問いかけに、エンリの周囲が騒がしくなる。部屋の片隅にいたレッドキャップスが数名、そしてゴブリン軍団の暗殺隊がエンリの近辺を固め始めたのだ。

 当然だが、ルプスレギナにエンリを害しようという考えはない。

 ただ、笑っていないルプスレギナの瞳を見てしまうと、主の安否を気にせずにはいられないのだ。

 

「だ、大丈夫だよ、エンリ。なにも君が戦う必要はないんだ。ゴブリン軍師さんに指揮を任せて、エンリは安全な後方にいればいいんだよ。そ、それに(……僕も一緒に行くから)」

 

「え? 最後、なんて言ったの?」

 

「ヘタレっすねぇ。一番大事なとこっすよ」

 

 ンフィーレアが場の空気を読んだわけではないだろうが、ケラケラ笑うルプスレギナの様子に、レッドキャップスの一人は少しだけホッと胸を撫で下ろす。

 

「い、いや、どっちにしろ食糧がないとゴブリン軍団は困っちゃうわけだし」

 

「ん~、そうだけど、戦争に連れていってゴブリン軍団のみんなが犠牲になったら本末転倒なんじゃないかな?」

 

「エンリ将軍、我らの心配は無用でございます。むしろ自分たちの力で食糧を確保できるのなら有難いことです。今までエンリ将軍には多大な迷惑をお掛けしていましたから……」

 

 もうすっかり慣れてしまった将軍という言葉、そんな現実にエンリはため息を吐きたくなるが、レッドキャプスの想いが本物であることは分かっていた。それだけ長い時間を共に生きているのだ。だからこそエンリとしても無下に扱えない。

 そう、ゴブリン達はもはや家族同然なのだから。

 

「言っておくっすけど、アインズ様はエンちゃんの意向を汲んでくれたと思うっすよ。そもそもエンちゃんは、アインズ様の力に甘え過ぎないよう頑張ってきたわけっすよね。でも無理だから頼ろうとした、そこで竜王国への派兵ってわけっす!」

 

「そうかっ、僕たちだけで食糧を確保できる手段を教えてくれたんですね。凄い! そこまで僕たちのことを考えてくれていたなんて」

 

「あっ、あぁぁ、ごめんなさいルプスレギナさん。私、ゴウン様の御気持ちも知らないで……」

 

「大丈夫っす! アインズ様はお優しい御方、全て許してくださるはずっす! っで? エンちゃんはどうするっすか?」

 

「はい! もちろん竜王国へ行かせていただきます! ビーストマンを倒し、竜王国を救い、ゴブリン軍団の皆さんに食糧を行き渡らせて、アインズ・ウール・ゴウン魔導王陛下の素晴らしさを広めてきます!」

 

 ルプスレギナを見つめるエンリの瞳に迷いはない。

 無論、戦争に向かうという恐怖感は拭えないだろうが、今は道を示してくださったゴウン様に感謝の気持ちでいっぱいなのだ。

 そもそもゴウン様は、カルネ村の救世主たる慈悲深き御方。殺される寸前だったエンリを救い、その後も幾度となく多大な支援を継続して頂いている。そして今度はビーストマンの侵略を受けている竜王国を救えと――救う道があるのだと示してくださった。

 ゴウン様はこうおっしゃりたいのだ。

『昔のお前たちのように、悲惨な運命を辿ろうとしている弱者がそこには大勢いる。助けるのか? 助けないのか?』と。

 自分達さえ良ければ他はどうでもイイ、なんてエンリは思えないし、思いたくはない。そんな非道な考えを持つなんて、救ってくださったゴウン様に申し訳が立たないだろう。しかも今はゴブリン軍団というゴウン様から授かった力があるのだ。

 よく考えれば、見殺しなんて選択肢は最初から無い、無かったのだ。

 ゴウン様は全てを解かっていて、エンリに話を持ち掛けてきたのだろう。ちょうど竜王国の女王から軍事支援の要請があったなんて方便だ。以前から要請はあったのだろうし、何かしらの支援はしていたはずだ。軽い冗談もエンリの心境を慮ってのことに違いない。

 エンリは改めて素晴らしき御方の加護を受けているのだと、ナザリックへ招待されたあのときの光景と共に心へ刻む。

 

「ンフィー! 直ぐに準備を始めるよ! 集会所にリィジー様とブリタさんを呼んできてっ。ジュゲムさんとゴブリン軍師さんは私が呼んでくるから!」

 

「う、うん!」

 

「エンリ将軍、ジュゲム殿と軍師殿は我らが」

 

「あ、そうですか、ではお願いします。ルプスレギナさん、私達は先に集会所へ行きましょう」

 

「おっけーっす」

 

 影の中から声を掛けてくる暗殺隊に何ら気後れすることなく、エンリは手早く返答し動き出す。その様は完全に『村娘』でも『村長』でもないのだが、ルプスレギナの珍獣でも見るかのような視線にエンリは気付かない。

 エンリはただ一生懸命に考えるだけだ。

 どうやったら竜王国で苦しんでいる人たち――主にネムのような抵抗する力を持たない弱者――を助けられるのだろうか、と。

 

 

 ◆

 

 

 カルネ村の集会所は、以前のボロ倉庫とは異なり、見事な様相を見せていた。

 住人のほとんど――ゴブリン軍団五千は建築後の出現により想定外――が避難できる大きさと頑強さ。二階部分に生活備品や武器が収納され、地下には緊急用の食糧まで備蓄されている。

 これなら偽装騎士が襲ってきた場合でも籠城可能だと、五千の王国兵士が現れるまでは誰もが思っていたものだ。

 

 今、その集会所にカルネ村の主だった者たちが集まっていた。

 カルネ村の村長、エンリ・エモット。

 アインズ・ウール・ゴウン魔導王陛下のメイド、ルプスレギナ。

 天才薬師、リィジー・バレアレ。

 最重要人物にして村長の恋人、ンフィーレア・バレアレ。

 村の警備隊を率いる元冒険者、ブリタ。

 ゴブリン軍団のエンリ側近、ジュゲム。

 ゴブリン軍団を指揮する、ゴブリン軍師。

 カルネ村の前村長さん。

 他にも、ゴブリン軍団のレッドキャップスや暗殺隊がいるのだが、議論には加わらないだろうから省略する。

 

「食糧を確保するために竜王国への軍事支援を行おうと考えています。竜王国の女王様から要請があり、ゴウン様がゴブリン軍団なら大丈夫だと勧めてくれています。……そこで、皆さんの意見を聞かせてもらってもよろしいでしょうか?」

 

 口火を切ったのは村長エンリだ。

 当人は一軍を引き連れて向かうつもり十分なのだが、村長である以上、住人との意見交換は大切だ。場合によっては取り止めることもあり得るだろう。今回は絶対に無いが。

 

「竜王国とは……相手はビーストマンかい? こりゃ難儀な相手じゃのぉ」

「ほっほっほ、我らゴブリン軍団なら問題ありませんな。エンリ将軍には指一本たりとも触れさせませんぞ」

「なら安心だぜ。姐さんに怪我でもされたら死んでも死にきれん」

「ちょっ、ちょっと本気で行く気? 相手は何万もいるんでしょ? 小競り合いとはわけが違うわよ!」

「そ、そうですぞ。他国の、それも獣との戦争なんぞに……。それに村の警護はどうするので?」

「それは大丈夫ですよ村長さん、って前村長さん。ゴブリン軍団の内、百五十名ぐらいはカルネ村の警護に残ってもらいます。あっ、僕はエンリに付いていきますけどね」

「私もエンちゃんに付いていくっすよ~」

「えっ、ルプスレギナさんにはネムのことをお願いしようかと思っていたのですけど……」

「あ~、大丈夫っすよ~。私がいないあいだは代わりの者を派遣してくれるそうっす。だからカルネ村は外敵の心配なんかしなくってイイっすよ~。むしろ襲ってくるモノがいたら、ソイツらの心配をしてあげた方がイイっす」

「ゴウン様は相変わらず太っ腹じゃなぁ。それで儂はどうする?」

「リィジー様は村に残ってください。竜王国へ向かうのは私とンフィー、ルプスレギナさん、ジュゲムさんとゴブリン軍師さん、そしてゴブリン軍団の皆さんですね。村へ残る部隊の選定に関しては軍師さんにお任せします」

「はっ、同時に長期遠征の準備も整えます」

「あ、あの~、これってもう竜王国へ行く気満々って感じ?」

「このままだと食糧不足で冬を越せないのは明白ですから、やるしかないと考えています。ブリタさんには今まで通り村の警護をお願いしたいのですけど……」

「まぁ、他に食糧のアテは無いもんね。だけど相手は何万ものビーストマン、いや十数万って話もあるけど」

「心配性っすね~。エンちゃんの軍勢なら楽勝っすよ。それにビーストマン数万より、そこにいるレッドキャップスのほうが危険なんすよ。無知って怖いっす」

「えぇっ?! そうなの?」

「ルプスレギナさん、面白がってブリタさんの不安を煽らないでください」

「エンちゃん怖いっす~。拷問されちゃうっす~」

「もぉ、人聞きの悪いこと言わないでください」

 

 結局のところ、不安を示したのはブリタと前村長ぐらいだ。

 しかしその二人とも食糧難改善の策を持たないのだから、エンリの提案、というか魔導王の提案を退けられるわけがない。

 ゴブリン軍団は当然ながら賛成――エンリ将軍の意向に反対は有り得ない――であり、ンフィーレアも恋人を一人で戦場へ行かせるわけもなく賛成だ。ただ、孫を戦場に送ることになるリィジーが何も言わないのは不思議であろう。孫の安否に不安はないのだろうか?

 ちなみにルプスレギナの意見は聞くまでもないし、参考にならない。

 

「では準備を始めましょう。竜王国へ行くまでの食糧も――」

 

 五千近くの軍勢を竜王国まで出兵させるには多くの準備が必要だと、流石のエンリも理解していた。戦争の経験はないが、カルネ村から竜王国へ行くにはカッツェ平原を迂回して多くの山河を渡る必要があるはずだ。山を登る装備、川を渡る準備、そして辿り着くまでの食糧。

 戦争とは言いつつも、戦う前から頭の痛い問題が山積みなのである。

 

「エンちゃん、ちょっと待つっす。あっちのエンちゃんから連絡が入ったっすよ。頼んでおいたモノが到着したみたいっすね」

 

「え、はい? 何のことですか? ルプ――」

「エンリ将軍! カルネ村に接近する部隊を確認しました! 四頭引きの大型馬車が約百台! もうまもなく村の見張り台からも視認できます!」

 

 会話を遮るように影から現れたのは、ゴブリン暗殺隊の一人だ。その口調と報告内容からは危機的状況の香りがする。

 

「軍師さん! 迎撃用意!」

「はっ!」

「暗殺隊! 周囲索敵! 住人を村へ!」

「はっ!」

「レッドキャップス! 三名は私と、残りは村を囲むように展開!」

「はっ!」

「ブリタさんは避難誘導を! ンフィー! 行くよ!」

「は、はい!」「うん!」

 

 まるで人が変わったような手早い指示にはエンリ自身もビックリだが、そう変化せざるを得なかった事情を思い起こすと身が震える。

 カルネ村は襲われ過ぎた。

 危険に遭い過ぎた。

 命が失われ過ぎたのだ。

 強くならなければ今日を生き抜き、明日を迎えることはできない。絶体絶命の瞬間に、骸骨魔王様が助けに来てくれるとは限らないのだから……。

 




カルネ村の食糧問題。
原作ではアインズ様の手によってあっさり解決しましたが……。
はたして、本作ではどうなるのか?

頑張れエンリ将軍!

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