part別れるので少なめです。
吹雪だけでは戦力が足りず、また危険な目にあわせてしまうと考えたガルバトロンは艦娘建造計画を開始した。
工廠ではレーザーウェーブが明石達の手伝いをしている。
「夕張、ガルバトロン司令官の言っていた通りの資材の数入れた?」
「入れたわよ明石、だけどこの資材の数だと出来るのは駆逐艦や軽巡洋艦ね・・・」
二人が話しているとレーザーウェーブが二人に言った。
「今は誰でも良いから戦力が欲しい、資材も少ないし仕方のないことだ」
「ですが鎮守府付近の海域にル級が現れたんですよ?無理矢理に戦艦でも建造しないとこの先勝てません」
「俺はそうとは思わん、たとえ駆逐艦や軽巡洋艦であっても戦力には変わりないからな」
「そうですか・・・わかりました、ガルバトロン司令官のご命令は絶対ですからね」
その時、工廠にガルバトロンが入ってきた。
「計画の方は順調か?」
「はい、出来るのは駆逐艦や軽巡洋艦かと思います」
レーザーウェーブが答えるとガルバトロンは言った。
「そうか・・・吹雪だけでは戦闘が難しい、駆逐艦や軽巡洋艦でも戦力は必要なのだ・・・わしはこれから近くにある鎮守府の司令官に会いに行ってくる、お前達留守を頼んだぞ」
「了解しました、ガルバトロン様」
ガルバトロンは工廠から出て行った。
「・・・夕張、二人建造したがどれくらいかかるんだ?」
「えーっとですね・・・一人は18分ともう一人は一時間です」
「そうか・・・では少し待つか」
待つこと18分・・・ついに一人の艦娘が完成した。
「皐月だよ、よろしくな!」
そう、建造できたのは睦月型5番艦の皐月であった。
「明石、彼女は駆逐艦か?」
「はい、睦月型5番艦の皐月ですね、幼いですが戦力になると思います」
レーザーウェーブは皐月に近づいた、皐月は驚いた顔をしている。
「凄いやロボットだ・・・ボク始めてみた・・・」
「俺の名はレーザーウェーブ、ガルバトロン様の側近だ」
「ガルバトロン様?その人が司令官なの?」
「ああ、今ガルバトロン様は出かけており不在だが夜になれば帰ってくるだろう、その時まで待っててくれ」
「うんわかった、でも鎮守府の案内はしてほしいな」
「良いだろう、ちゃんと覚えておけよ」
レーザーウェーブは皐月に鎮守府を案内した。
工廠を始めとし入渠施設や皐月の部屋、執務室と広場そして出撃用の施設を案内した。
「そして最後に此処が食堂だ、わかったか?」
「うん!ばっちりわかったよ!」
「そうか、では自分の部屋で・・・」
その時である!鎮守府全体に深海棲艦警報がなった!。
『緊急事態!緊急事態!鎮守府正面海域にル級4人こちらに接近中!直ちに戦闘態勢に入ってください!』
「・・・どうやらさっそく出番が来たみたいだぞ皐月、直ちに出撃しろ!」
「わかった!ボク頑張ってみるよ!」
そして此処は出撃用の施設・・・。
施設の中では吹雪が戦闘準備をしていた。
「ん?もしかして貴方が新しい艦娘?」
「うん、ボクは皐月だよ」
「私は吹雪、よろしくね皐月ちゃん!」
「よろしく、でもボク達2人で大丈夫なの?」
「大丈夫だよ!なんとかなるって!」
そして出撃準備が完了した。
「吹雪、行きます!」
「皐月、出るよ!」
2人は出撃し、戦艦ル級達の方へと進んでいった・・・。
part2に続く・・・。
次回、お楽しみに!。