今の世界と神話融合   作:クロワッサン

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なんか、若干カオスな感じ(?)です。



Worth or Victory

飯島Side

神殺しの鑓(グンニグル)…だと?」

(違う。この技じゃない。もっと…別の…近接技だ!)

彼を傷つけた唯一の技とは違う。別の強力なわざを形成していた。

 

ターンッ、と音がした。

 

目の前の少年が技を消す。そしてーーー

「んなっ、てめぇ!逃げんのか!」

「Yes!もちだぜ!」

バイ、と手を振り川へと飛び込まれた。

「ちっ!」

彼は闇の中へと溶け込んでいった。

 

 

北岡Side

「あ、もしもし?今から帰る。え?会長来たのか?やべぇ…おう!サンキュー!」

チョーカーを付け直し、夜の街を駆け抜ける。

 

ー翌朝

「おはよう、北岡君」

「…おはようさん…生徒会長…」

違う。断じて違う。同棲などでは無い。朝、目覚める前からインターフォンで起こされたのだ。今日はサボる筈だったのに…

「昨日の夜はどこにいたの?」

「関係ないだろ…つか、ここ男子寮で目立つんだが?」

「昨日の夜はどこにいたの?」

「え…?いや、だから…」

「あなたのルームメートさんが私のところまで来たんだけれど」

「…坂上いいいぃぃぃ!」

クロめ!来たじゃなくて、坂上のど阿呆が呼んだんじゃねぇか!

「何!?なんか呼んだ!?」

「ここがお前の墓場だああああぁぁぁ!」

「どうしてこうなったああぁぁぁぁ…!」

「それで、昨日のy…」

騒がしい一日が始まる。

 

ー教室(1-G)

「腹…減ったな…」

「いやいやお前、今日は結構食ってたじゃん!?」

「昨日はハード過ぎた…」

「でも、お前が無事で良かったぜ」

「お前…もしかして、こっちなのか?」

「違うわい!」

ダメダメクラス、G組。その名のとおりダメ人間が集う。なんて言われるが、そうでもない。ようは教師に癖ありと思われたやつらの集団ってだけだ。

「なーなー、昨日はチョーカー外して戦ったってホントかー?」

「ガチだぜ。つか、情報早いな」

「まー、空砲撃ったのは俺だしー、とうぜんだにゃー」

「GJ」

キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン

「チャイムか…抜けるか…」

「いや、受けろよ」

しょうがない、受けてくか…

 

黒崎Side

そいつはいきなりやってきた。音もなく、突然、背中に乗られるように…やつは来る。いつもは5限目くらいなのに…

(くそ!昨日…昨日…

 

 

 

 

 

 

 

あんなに夜更かししたからかー!?)

 

 

 

 

北岡Side

(ぐー)

 

坂上Side

(こいつ…先生の目の前で寝てやがる!?)

 

黒崎Side

(ぐー)

 

---昼休み

北岡Side

『1年G組北岡君、今すぐ生徒会室まで来なさい。繰り返します…』

「あん?」

「またなんかやったのかー?」

「生徒会長にちょっかいでも出したか?」

「今度は停学かの〜…」

「お前ら心底死ねと思うぜ☆」

と、言いつつ何のことか予想しつつ生徒会室へ向かう。

 

ー生徒会室

「へーい、出前でっせ〜」

「はんっ、ようやく来たか」

「お疲れ様」

「何の用だ?」

生徒会副会長とは絡んでやんねぇ。

「そうね。一緒にお昼でもどうかしら?」

「…え?」

「一緒にお昼でもどうかしら?」

「「え?」」

「北岡君、一緒にお昼でもどうかしら?」

「いいけど…」

「うおおおおおおぉぉぉぉ!」

副会長は駆け抜けて行った。

「いきなりなんでだ?」

「あなたとは一度ゆっくり話してみたかったの」

「…そうか」

俺たちは食堂の方へ歩いて行った。

 

ー食堂

ざわざわ…ザワザワ…

「会長と北岡が一緒に飯食ってるぞ!」

「なんで!?天変地異の前触れ!?」

「す、スクープだ!!」

「北岡死ね」

暴言が入ってた。

「キツネうどんをお願いします」

「親子丼」

「はいよ〜」

注文を済ませ、受け取り口にて料理を待つ。

「お待ちどう!」

「ありがとう」

「さんきゅ」

割り箸を取って適当なテーブルに座る。

「単刀直入に聞くわ」

やっぱり昨日の夜な話か。

「あなたは誰かと付き合っているの?」

「だから、かんk………お前はいきなり何を言い出す!?」

「冗談よ」

なん…だと…

(俺の思考時間を返せ!)

「本題は先生方からの苦情よ」

「?」

「授業はサボるし、寝てたりするでしょ?」

「ああ、なるほど」

「だから、今日は補習よ」

「きょh「ないわ」いk…って早すぎ!」

「当然よ」

放課後の予定が埋まりました。




次回は放課後の補習です。
リアルに俺自身呼ばれると思います。
どうぞ、期待せず待っていてください。

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