機動戦士Dガンダム~悪魔の兵器の物語~   作:クニクニ

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連続投稿です。

感想が早速あってうれしかったのでもう1話投稿させてもらいました。

ちなみにデビルガンダムの出番はしばらくありません。
DG「えっ?」
UG「( ´・ω・)⊃旦 <これ飲んで待っといて。」
DG「 (´;ω;`) <うん」

だいたいこんなかんじ。

今回は原作にオリジナル展開があります。




第2話 神様からのプレゼント ~クーリング・オフできますか?~

~主人公視点~

 

「うーん、ここは?」

 

さっき神様に転生されたから、ここは転生先の世界かな?

 

目がぼやけていてまわりがよく見えない。

それにしても、さっきから騒がしいな。

 

「キョウジ!早く行け!

こいつを軍に悪用させてはならん!」

 

「けど、それじゃあ父さんが!」

 

「早く行け!」

 

 

あわわわ。

ここは『Gガンダム』のキョウジがアルティメットガンダムに乗るシーンじゃないか!?

なぜこのシーン!?

 

ふと、手元に一枚の神が落ちてきた。

『この手紙が届いているということはうまく転生できたかの?

実は1つ確認ミスでの、お主が乗りたい機体がわからないので、

そこにある『アルティメットガンダム』じゃったかの?その機体をプレゼントするぞ。

 

追伸・おまけで原作の真っ最中に送ってやったぞ。嬉しいじゃろ?

では、良き転生ライフを。』

 

神様ーーー!!?

確かに、俺が機体の名前を言わなかったのは悪い!

けど、よりにもよってガンダムシリーズの中でも最恐のラスボスでもある『デビルガンダム』こと『アルティメットガンダム』を選ぶなんて!?

くそー、俺はダブルオーガンダムとか、νガンダムとかに乗りたかったよ。

 

でも、せっかく神様が用意してくれたし、

それにあれに乗らなかったら、俺がウルベに捕まってなにされるかわかったもんじゃない。

とにかく乗らなくちゃ。っとその前に。

 

 

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~キョウジ視点~

 

「さあ、そのアルティメットガンダムをこちらに渡してくださいカッシュ博士」

 

ウルベはミカムラ博士と複数の兵士を連れて、カッシュ一家を取り囲んでいた。

 

「これは地球の再生に必要なのだ。君達に渡すことはできない。」

 

「安心して下さい、私が代わりに地球を再生してみせますよ。私がこの世界を支配した後にね。」

 

ウルベの目的はネオ・ジャパンが世界の頂点に立ち、そしてウルベが頂点に立つには強力な力を持つアルティメットガンダムが必要な為である。

 

(くっ、やはりアルティメットガンダムに乗ってここから脱出しないと。

でも、そうなると父さんが。)

 

キョウジはアルティメットガンダムに乗って脱出しようと図るが父と母を見捨てないと逃げれないので決断するのに戸惑ってしまった。

しかし、ここでこのままアルティメットガンダムを奪われるのだけは阻止しなくてはならない。

 

(父さん、母さん、ごめん)

 

遂に決断し、アルティメットガンダムに向かって走ろうとするが。

 

「おい!貴様何をしている!」

 

(くそ、バレたか!?)

 

キョウジはアルティメットガンダムに向かおうとしているのがバレたのかと思ったが、兵士たちの視線は自分に向いていないことに気付く。

 

(一体何を見ているんだ?)

 

兵士たちと同じようにアルティメットガンダムに向くとそこには紙袋を被った謎の人物がアルティメットガンダムに乗り込もうとしていた。

 

(あいつまさか、アルティメットガンダムに乗るつもりなのか!?それにあいつはいったいは誰なんだ!?)

 

紙袋を被っているので誰かはわからないが、ここの研究員はほとんど撃たれているし、残りはすでに避難しているはず、そうなると謎の人物の正体が誰なのかキョウジはますます分からなくなった。

 

ただ解っている事は、奴がアルティメットガンダムを奪うつもりなのかもしれないと言う、最悪な展開だけだ。

 

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~主人公視点~

 

ふー。

なんとか、アルティメットガンダムのコックピットにたどり着いた。無重力状態だから、よかったけど重力があったらたまったもんじゃない。

設定では他のガンダムよりも大きいからよじ登ったらどれくらいかかることか。

 

ちなみに、いま被っている紙袋ここに来る前に偶然近くに落ちていたのだ。中にはパンとピーナッツバターの入ったビンが中にあったので、被ると少し甘い臭いがする。誰かのランチだったのかな?

 

とりあえず、コックピットに入ってここから逃げよう。

 

「おい!貴様何をしている!」

 

ひっ!?見つかった!?

とにかくコックピットに入ればなんとかなるはず。

 

隆司はすぐさまコックピットの中に入り、アルティメットガンダムを起動する。

なぜか、初めてなのに操作方法の仕方が分かっていた。

 

もしかして、神様の特典の影響かな?

モニターでは、ウルベと兵士たちがこちらを見ているがどこか驚いているような表情をしていた。

やっぱり目の前でガンダムが動いていたらやっぱり誰でも驚くだろうね。

そうだ!ついでにカッシュ一家をも救っておこう。

さすがにここに置いといたら後でウルベにありもしない罪を擦り付けられて冷凍刑にされてしまったらあまりにもひどい。

 

アルティメットガンダムを動かしてカッシュ博士たちを掴んで、ウルベ達から離れた場所に置く。

カッシュ博士たちは呆気に取られたが、俺はそのままアルティメットガンダムを動かして格納庫を無理やりこじ開けた後、そのまま宇宙へと飛び立った。

 

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~ウルベ視点~

 

なんなんだあいつ!?

アルティメットガンダムに乗っていた謎の人物。

あいつがコックピットに入ろうとしたのに気づき、すぐさま兵達に射撃の合図を出そうとしたが出せなかった。

いや、出来なかった。

アルティメットガンダムがいつの間にかこちらを向いており、バルカン砲を撃とうとしていた。

だが、一番の原因はあの謎の人物だ。

あいつの雰囲気が異質だったのだ。

私はガンダムファイトで色々なファイターと戦ってきたがあいつはそんなものではなかった。

もしあのまま合図を出していたらやられていたのはこちらかもしれない。

しかし、あの雰囲気。

もしかしたら、東方不敗以上か?

いや、そんなはずはないあれ以上のものがいるなんてたまったものじゃない。

どうせ見間違いだ、ガンダムが無ければただの人間なのだからな。

 

なんとかして、アルティメットガンダムを取り戻さねばなければ。

だかその前にカッシュ博士たちを捕まえて口封じをせねばならんな。

 




次回はアルティメットガンダムと主人公の能力の解説です。

デビルガンダムとハーレムはもう少しお待ちください。
ハーレム物は書いてみたかったんじゃ~(文章力がほしいです。)

↓今の作者の心境
(∀・;)オドオド(;・∀)

次回の投稿もご期待ください。

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