覇王の冒険   作:モモンガ玉

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※今回は少し捏造が入ります


森林の覇王

トブの大森林。

リ・エスティーゼ王国と隣国バハルス帝国を隔てるように聳え立つアゼルリシア山脈、その南の麓を取り囲むように存在する、極めて広大な地域である。

全域にゴブリンやオーガが生息し、奥へ進むにつれ跳躍する蛭(ジャンピングリーチ)巨大昆虫(ジャイアント・ビートル)森林長虫(フォレスト・ワーム)等の多種多様なモンスターと遭遇することになる。

狭い視界や不安定な足場も相まって魔境とされており、地図も満足に作られていない。

まさに人類未踏の地だ。

 

ここはその大森林東部。赤い全身鎧姿のエンリが歩いていた。

厳密にはバハルス帝国の領土とのことだが、見回りの兵士どころか住人すらいないのだからエンリもそれを気にすることは無かった。

 

何故魔法の使用が制限される鎧を着ているのかだが、それはエンリの要望だ。

モモンガの力があれば大抵の敵は何でもないことはよく分かっている。実際、襲い掛かってきたゴブリンの群れをまさに鎧袖一触で吹き飛ばしてしまった。

しかし不安なものは不安なのだ。外界との間に赤い鎧を挟むと恐怖心が綺麗に無くなった。《善なる極撃(ホーリー・スマイト)》でさえ凌ぎ切ったこの鎧はエンリの心の拠り所となっている。

例え全てモモンガの演技だったと知っていても、頼もしさを感じずにはいられなかった。

 

「うーん、空気が美味い! これが森の匂いってやつなのかなぁ。」

 

モモンガはテンションが上がりっぱなしである。

先ほどから何か見つけるたびに子供のようにはしゃいでいた。村の近くの川や群生している花、果てはその辺の蝶にまで大喜びする始末である。

これには流石に苦笑せずにはいられなかった。

 

「モモンガさん、まるで初めて森に来た子供みたいですよ。」

「はは、実際初めてなんだから仕方ないじゃないか。」

 

つい口を衝いて出たセリフだが、良い気分のところに水を差してしまったかなと不安になるエンリ。だが、モモンガにそれを気にする様子は無い。

エンリにとっては見慣れた光景だが、彼は心から楽しんでいるようだった。

 

「あ、あれは・・・マツィタケ!? それもあんなに!!」

 

トブの大森林にのみ自生すると言われているマツィタケは、豊かな香りと独特な歯ごたえから富裕層にはかなりの人気があった。しかしその入手難度の高さからほとんど流通しておらず、天然物となると貴族でも滅多にお目にかかれない代物である。

庶民からすると最早伝説レベルの食材に、エンリのテンションも鰻登りだ。

 

「マツィタケ? それは美味しいのかい?」

「ええ、市場に滅多に出回らない高級食材です。焼いたり蒸したり、どんな食べ方をしてもおいしいと聞いています。村にそんなお金はないので実際に食べたことはないですけど、余裕のある貴族が大枚をはたいて探し回るほどの味らしいですよ!」

「よしエンリ、確保だ!」

「はい!」

 

エンリがマツィタケを右手で摘み取り、それを左手で受け取ったモモンガがアイテムボックスへ突っ込む。妙にテンションが高い1人会話をしながら空間へ手を抜き差しする異様な女の姿がそこにあった。

しかしここは野盗も寄らない大森林。人目を憚る必要など無い。

人類未踏の神秘に溢れた森は、まさに食材の宝庫だった。

 

こうしてエンリはマツィタケに引き寄せられるように奥へ、奥へと進んでいった。

 

――普段のエンリならば森の東部を支配する巨人の言い伝えを思い出したはずだが、目前に現れた伝説を前に、耳にしたことがあるだけの言い伝えなど無力であった。

 

「ん? なんだお前は。」

 

マツィタケの事で頭がいっぱいになっていたエンリに声がかけられる。

 

「え?」

 

突然のことに顔を上げる。

最早エンリ達はここが大森林の深部であることを忘れていた。採集に熱中するあまり、このような秘境に普通の人間がいるはずが無いということに気付けないでいた。

帝国の人だろうか?などと呑気に考えていたエンリの目に映ったのは当然人間ではない。

そこに立っていたのは身長2メートルを超えるトロールだった。

 

「ニンゲン? ブァッハッハ! これは傑作だ、餌が自分からやってきたぞ!」

 

背後に付き従う3体のオーガがトロールと似たような笑い声を上げる。

その非常に下品な笑い方はモモンガを酷く不快にさせた。これまで機嫌よくマツィタケを採取し、一体どんな味がするのだろうと今から期待していたモモンガは、その落差に怒りさえ覚える。

 

「愚かなニンゲンよ、食われる前に名乗るがいい。東の地を統べる王である、グ、が名乗ることを許してやる!」

(グ? 何を言っているんだこいつは。)

 

その横柄な態度にモモンガの怒りは増していく。

エンリを餌だと言い放ったのだから話し合いなど意味を為さないだろう。

今にも気絶しそうなエンリの代わりに、モモンガが苛立ちを隠すこと無く答えた。

 

「エンリ・エモットだ。」

「ブ、ブァハハハハ! なんて臆病な名だ、脆弱なニンゲン共に相応しいな!」

 

今度は腹を抱えて笑う。

本当に不愉快な連中だ。いい気分を台無しにするだけでは飽き足らず名を貶してくるとは。名によって勇敢さを判断する奇妙な価値観が少し気になりはしたが、殺意のほうが勝った。

 

「今夜は御馳走だぞ。そいつを殺せ。」

「メス、ウマイ、ヒサシブリ!」

「オレ、オマエ、クウ!」

 

オーガが突進してくる。

モモンガは溜息をつくと、先頭のオーガの側頭部に裏拳を浴びせ、残りのオーガの頭を掴んで地に打ち付けた。

トロールが再び不快な声を上げる前に、創造した1本のグレートソードを槍投げの様に投擲する。常人の目では追えない速度で飛翔したそれは、狙い違わずトロールの喉を貫いた。

 

「立つ鳥跡を濁さずってね。」

 

モモンガは鎧を消すと、空いた穴が気色悪く蠢くトロールと頭部が消えたオーガを燃やす。焼け跡も、血の跡すらも残さない見事な焼き方だ。

その炎を見て香ばしく焼けたマツィタケを幻視し、涎を垂らすモモンガだった。

 

 

●◎●◎●◎●

 

 

(あー、びっくりしたぁ。)

(本当にね。あれだけ人を不快にさせるのが上手いモンスターなんて初めて見たよ。それに喋ってたし。)

(喋るところを見たのは初めてですか? その辺にいるゴブリンやオーガも普通に喋りますよ。その前にモモンガさんが倒しちゃってるだけで。)

 

モモンガは気を晴らすために森の散策を続行した。とはいってもマツィタケを乱獲しすぎると二度と取れなくなる可能性があるので、今は気の向くままに歩いているだけである。

水をかけられたようにボルテージが下がった2人は、口を動かすこともなく会話していた。

 

「ここに何の用だ?」

(またかぁ・・・。)

 

エンリがうんざりしながら突然かけられた声の方へ振り返ると、黒い鱗の蜥蜴人(リザードマン)がいた。

モモンガがいれば例え大森林に1人でいても大抵は安全だと理屈だけでは分かっていたエンリだが、今日の探索で数多のモンスターと出会い、漸く精神的な面でも慣れてきた。

 

(しかし今度は話ができるタイプみたいだよ。)

 

蜥蜴人(リザードマン)は警戒心を隠そうともせず、十分に距離を取っている。此方を餌だと宣う様子も無い。

これを異文化交流の好機と見たモモンガは、友好的に接することにした。

 

「森を探検していただけですよ、そんなに警戒しないで欲しいな。」

「そんな装備でか?」

 

蜥蜴人(リザードマン)は訝しげに立派な赤い鎧を見つめる。

その華美な装飾は一見すると性能よりも見栄えを重視しているように思える。しかし蜥蜴人(リザードマン)は、この鎧が並々ならぬ性能を持っていると見抜いていた。

彼には、この人間が何らかの目的をもってここまで遠征に来た強者にしか見えなかった。

 

「これは失礼。」

 

そう言って鎧を消すと、蜥蜴人(リザードマン)に問いかける。

 

「私はエンリ・エモットという者です。それで、あなたがここにいるということは、近くに蜥蜴人(リザードマン)の棲家があるんですか?」

「教えると思うか?」

「それもそうですね・・・うーん。」

 

この蜥蜴人(リザードマン)はモモンガにとって初めて出会った理知的な亜人種だ。どうしても信じて貰いたかった。

 

「ではこうしませんか? 私に目隠しをして武器を突き付けていてもいいですから、あなたの棲家に連れて行ってください。」

「――行ってどうする。」

「私はあなた達の事を知りたいだけです。」

 

その言葉に蜥蜴人(リザードマン)は警戒を幾分か緩めたようだが、まだ距離を詰めることはしない。

 

「お前は、人間たちが俺たち亜人種をどう思ってるのか知らないのか?」

「はぁ、知ってますが・・・。」

(エンリ! 人間は亜人種をどう認識してるんだ!?)

(えぇ!?)

 

蜥蜴人(リザードマン)は、普通に知ったかぶりをしたモモンガに気付くことなく言葉を続ける。

 

「それと同じだよ。俺たちも人間に同じ感情を持ってるってことだ。俺はそうでもないが。」

 

エンリから話を聞き終えたモモンガは納得する。

人間は基本的に亜人種を忌避しており、討伐の対象とするのが普通らしい。嫌われれば嫌うといった感情の鏡レベルの話ではなく、最早戦争相手だった。

だがモモンガに亜人種を忌避する気持ちなど微塵もない。何しろ彼がリーダーを務めていたギルド、アインズ・ウール・ゴウンには異形種しかいなかったのだから。

亜人種だからと言って特別な感情は沸かない。

 

「私もあなたと同じですよ。人間種と亜人種の違いなんて姿形くらいでしょう。寝て起きて食べて、寿命が来れば死ぬんですから。」

 

 

蜥蜴人(リザードマン)――ザリュースは瞠目した。

彼は集落を出て、体に烙印を押された“旅人”である。今は集落に戻っているが、旅先では様々な出会いがあった。

しかし初めから友好的な人間など1人もいなかった。亜人種である蜥蜴人(リザードマン)を恐れ、忌避し、攻撃してくる者もいた。優れた戦闘能力に加えて凍牙の苦痛(フロスト・ペイン)を持つザリュースは負けることこそ無かったが、向けられる忌避の視線に何とも思わない訳ではなかった。

それでも放浪を続け、時には正体を隠し、また時には会話を盗み聞きして様々な情報を手に帰ってきたのだ。

 

そんな人間たちと関わってきたザリュースだからこそ、目の前の人間が嘘を言っていないことが理解できた。その視線に混じるのは断じて忌避ではなく――純粋な、好奇心だった。

その初めての“出会い”を、信じたいと思った。

 

「疑って悪かった、俺は緑爪(グリーン・クロー)のザリュース・シャシャだ。よろしくな。」

 

そう言って右手を差し出す。これも旅先で知った人間の作法だ。

少女が微笑み、その手を握り返した。

 

「はい、ザリュースさん。こちらこそよろしくお願いします。」

 

 

●◎●◎●◎●

 

 

モモンガは満足気な顔で森を歩く。歩き疲れたエンリはモモンガに体を任せていた。

疲れたと言っても体力は飛躍的に向上しているため、精神的な部分だが。

 

――ザリュースに連れられて訪れた彼らの集落は、意外にも文化的なものだった。

当初は洞窟かどこかに塒を作っているものと思っていたが、彼らは湿地に木造の家を建てていたのだ。世帯ごとに家を持ち、子と暮らす姿は見た目さえ違うが人間と同じものだろう。

 

蜥蜴人(リザードマン)達に簡単な挨拶を済ませた後、ザリュースが見よう見まねで生け簀の制作に取り組んでいるということを知り、それを見に行くことになった。

モモンガは生け簀について多少の知識があったらしく、「嘗ての仲間からの受け売りだが」と前置きをしてからアドバイスを与えた。何故かザリュースと生け簀談義で盛り上がり、様々な案を出し合うと、試作まで始めたのだ。

モモンガはその作業の合間も、主食は何なのか等蜥蜴人(リザードマン)の生活について質問を続けた。強い者が族長になるという原始的な部分には少し驚いた。

その後、知識と作業のお礼にと食事も御馳走になった。少し遅い昼食だったが、普段食べない魚の味は中々良かった。もちろんモモンガのテンションは上限を振り切っていた。

 

そうやって蜥蜴人(リザードマン)との交流を重ねて知的好奇心を満たし、帰途について、今に至る。

モモンガと同化していると言っても、流石に少し疲れてしまった。

 

「そんなに疲れた? つまらなかったかい?」

(いえ、ザリュースさん達とのお話は新鮮でしたし、楽しかったですよ。でも色々あったからちょっと疲れちゃって。)

「はは、本当に今日は遊び尽くしちゃったね。」

(はい、怖いこともありましたけど本当に楽しかったです。)

 

エンリが村ですることなど畑仕事か裁縫しかなかった。そんな彼女にとって、この1日はこれまでの人生で最も濃い物だったと断言できる。

未知を解き明かしていく冒険。

それを求めるモモンガの気持ちが、今のエンリには良く理解できた。

 

「フフフ、漸くマツィタケを食す時がくるのか・・・待ちきれないぞ!」

(モモンガさん、悪い人みたいになってますよ。)

 

そんな他愛ないことを話している2人の耳に、聞きなれない音が入ってきた。

大地を揺すぶるような、重い地響き。その音は徐々に、確実に大きくなっていく。

 

(な、何かすごいのが向かってきてません?)

(うん、一応警戒しておこうか。)

 

モモンガが鎧と2本のグレートソードを装着する。

そしてその音が間近に感じられるようになり、遂には停止した瞬間――

 

「むっ!」

 

硬質な音が響いた。

エンリは自分の体だというのに何が起こったのか理解できなかったが、体勢から考えると飛来してきた何かを弾いたのだろう。

 

「それがしの初撃を完全に防ぐとは見事でござる・・・。それほどの相手は・・・もしかすると初めてかもしれぬな。」

(あわわわわわわ・・・)

 

その深みのある静かな声に、エンリはギリギリだ。

対してモモンガは聞こえてきた言葉に耳を疑っていた。

 

(それがし・・・ござる?)

「さて、それがしの縄張りへの侵入者よ。今逃走するのであれば、先の見事な防御に免じ、それがしは追わないでおくが・・・どうするでござるか?」

(モモンガさん! 逃げましょう、すぐに!)

 

エンリが泣きそうな声で嘆願してくるが、モモンガは何となくその姿を見たくなった。

相手の言葉を鼻で笑い、答える。

 

「愚問だな。それよりも姿を見せないのは自分の姿に自信が無いのか? それとも恥ずかしがり屋さんなのかな?」

「ほう、言うではござらぬか、侵入者よ。ではそれがしの偉容に瞠目し、畏怖するがよい!」

 

そう言って声の主が茂みを踏み分け、姿を現す。

 

(ぁっ・・・)

 

――エンリの意識はそこで途切れた。

 

 

●◎●◎●◎●

 

 

エンリが意識を取り戻したのは、柔らかい絨毯の上――ではなく、精強な魔獣の上だった。

再び意識を失いそうになるが、ぐっと堪えてモモンガに問いかける。

 

(モモンガさん・・・これは?)

(ああ、起きたのかい。何だか懐かれちゃってね、森の賢王と言うらしいよ。今はハムスケって名乗らせてる。)

「も、森の賢王!?」

「ど、どうしたでござるか!? 姫!」

 

その返答に再び叫びそうになった口をモモンガが塞ぐ。

 

「いや、なんでもないよ。そういえばハムスケは賢王と呼ばれるほどの大魔獣だったなぁと改めて思っただけさ。」

「おお、姫にそう言って貰えるとそれがしも鼻が高いでござる!」

 

得意げに少し上を向くハムスケの頭を撫でてやりながら、エンリに状況を伝えた。

 

(何故か背中に乗って移動してほしいって言われてね。断ったんだけど悲しそうな目をするものだからつい・・・。それと姫呼びもやめろって言ったんだけど聞かないんだよ。)

 

エンリが聞きたいのは、何がどうなれば森の賢王が自分に付き従うことになるのかということだったのだが、モモンガにかかればこの程度容易いかと強引に納得する。

移動も楽だしこれでいいか・・・と逃避気味に考えながら、徐々に近づく村を眺めた。

 

 

●◎●◎●◎●

 

 

日の入り直前のカルネ村。

いつもなら1日を終える準備を始め、徐々に静まり返っていく時間帯だが、今日は喧騒に包まれていた。

それは先日の襲撃の際とは真逆の騒がしさ。

酒に酔って素面ではできない一発芸を見せる大人と、それを見て大笑いする者たち。

ひたすら食べ物を口に運ぶ者もいれば、何故か未調理の食材に拝んでいる者もいる。

 

そう、カルネ村は今――マツィタケパーティーの最中である。

 

エンリが持ち帰った大量のマツィタケを見た村人たちは、驚愕する者と不思議そうな顔をする者に別れた。前者はマツィタケの存在を知る者、後者はそうでない者だ。

だが、詳しく話を聞いた村人は皆、音を鳴らして唾を飲み込む。

エンリがこれを売るのではなく、村の皆で食べたいという意向を示したとき、村人たちは狂喜乱舞して大急ぎで準備を始めた。

 

七輪のような物に火を灯そうと四苦八苦している村人たちを見たモモンガは、待ち遠しいとばかりに懐からマジックアイテムを取り出す。

そのチャッカメンというマジックアイテムを使って、全ての七輪のような物に一瞬で火を付けて回ったのだ。その不思議な便利アイテムを物欲しそうに眺める村人だが、今はそんな場合じゃないと再び準備に取り掛かる。

初めは恐怖の眼差しで見られていたハムスケも、せっせと準備を手伝いすっかり溶け込んでしまった。

 

モモンガはマツィタケの芳醇な香りと歯ごたえを楽しみながら、これからのことを考える。

 

(今回はマツィタケを持ち帰れたからいいけど、今後もカルネ村で暮らして行く中で何もしないっていうのはまずいよなぁ。畑仕事してたら旅ができないし。)

(じゃあ冒険者をやりながら旅をすればいいんじゃないですか?)

 

あまりの美味しさに涙を流しながらエンリは答える。

何気なく言った一言だが、モモンガの食いつきは良かった。

 

(冒険者!? 楽しそうじゃないか!)

(そうですか?)

 

2人の次の行先が決まった。

 




少し駆け足気味です。

以下捏造設定
・ハムスケの体毛は気を緩めれば安い絨毯程度の柔らかさになる
・今後出番があるか分からないマジックアイテム

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