異世界に転生したけど俺が強すぎて話にならない   作:しらす丸

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どうもしらす丸です。最近テスト勉強が忙しく、更新が遅くなる可能性があります。
更新を止める気はありません。だって書きたいもの。

今回はダイジェストで一気に時間が飛びます。
それではどうぞ


~8話~ 自由行動と、良くある風呂ネタ

帰り道、村長が話しかけてきた。

 

「レイト様。何時頃ここを出発なさいますか?」

 

んー言われてみるとそうだよなー。明日の昼ぐらいにしとくか。食糧とか回復アイテムとかの準備が必要だし。あーあと魔法について詳しくなんないとな。資金のほうは問題ない。沢山あるし。

 

「明日の昼頃に出発しようと思います。朝に準備をして行きますので」

「そんなお早く行くのですか?」

「ええ、一刻も早く魔神を倒すためにですね」

「わかりました。ということはこれから準備ですか?」

「はい。そうなりますね。ですが、寝床を見つけてからですね。どこか近くの宿で泊まろうと思います」

 

寝床を見つけないとね。そこは優先だ。

 

「いえ!、そこは英雄様をもてなす身としては、許せません!。私の家でお泊まりください。部屋もありますので。勿論御飯も付けます」

「え!?いいんですか!?」

 

ラッキー!タナボタ!

 

「じゃあお言葉に甘えて...お願いします」

「はい!。私の我が儘に聞いてくださってありがとうございます!」

「平気ですよ。むしろ感謝するのはこっちですから」

 

本当に村長には感謝している。寝床も貸してくれたし。情報もくれたし。感謝感激だね!。

 

「寝床もとれたし、出発の準備を初めますね」

「了解です。私は先に戻ってますので。これ、この村の簡単な地図です。どうぞ。暗くなる頃には私の家に来てください」

「ありがとうございます。では、後ほど」

 

村長さんと分かれて俺は出発の準備をすることにした。まだ昼だし、たっぷり時間がある。

 

とりあえず俺はもう一度フェンの店に戻った。少し探してる物があるからね。

 

「お邪魔しまーす。フェンさん居ますかー?」

「はいはい居ますよー。あ、レイト様。さっきぶりです。何か魔法の事ですか?」

「あのー、少し探してる物があって。魔法が載ってる本とか道具とかありますか?。載ってれば何でもいいんですけど」

 

これを探しにきたのだ。魔法は使えるけど魔法名を知らないからね。

 

「あーそれなら本がありますね。えーっと、どこにあったかなー?」

 

フェンさんが本を探し始めた。少し待つと、店の奥から沢山の本を持ってきた。

 

「えーっとこれが下位魔法でこれが中位魔法、これが上位魔法でこれが回復魔法系、これが...」

 

フェンさんが本の内容について話し始めた。てか俺全て魔法が使えるんだっけ?。それなら全部買ったほうがいいかな。

 

「これが召喚魔法...以上ですね。どうしますか?」

「一応全部買います。使えるかどうかは自分で判断します」

「毎度ありー。金貨25枚です」

 

日本だと大体25000円くらいかな?。高いね、まぁこれだけの量だし、仕方ないか。まぁ払えるけど。

 

「どうぞ」

「金貨25枚で丁度ですね。ありがとうございました。商品をどうぞ」

 

俺は本を受け取りボックスに入れた。

 

「あと、魔力を回復する薬とかありますか?」

「あ、そこらへんは僕はやってませんね。近くにある薬師に行かないとありません。すいませんね、レイト様」

「気にしくていいですよ。それと、レイト様とか堅苦しく呼ばないでください。もう少し自由に呼んでいいですよ」

 

俺はそう言いながら店を出た。店を出るとき、フェンさんがにぃっと笑い、話した。

 

「了解です。レイトさん」

 

その後はダイジェストだが、いろんなアイテムを買い、沢山の人達と出会った。気づけば辺りはすっかり暗くなっていた。

 

「さて、帰るか」

 

俺は村長達が待っている家へと戻っていった。

家に戻ると、ルナさんが笑顔で出迎えてくれた。

 

「おかえりなさいです。レイト様」

「ただいま、ルナさん」

「御飯も出来てますからこちらへどうぞ」

 

昼間話してた部屋で4人で晩御飯を食べた。見たこともない料理ばっかだったがなかなか美味しかった。

食べ終わった頃、村長が俺の部屋まで案内してくれた。

 

「お風呂の用意が出来ましたがどうしますか?」

「んーすぐ、入りますね」

「わかりました。お風呂はこちらです」

 

村長さんについて行き、風呂場に付いた。

 

「では、ごゆっくり」

 

村長さんはいなくなった。いや別にこの世からじゃないよ?。え?そんなこと知ってる?あっ、そうですか。

くだらない話は後にして、服を脱ぎ、まずは剣を持って服に向かって魔法を唱えた覚えたての魔法だ。

 

「アクアボール」

 

水系の魔法だ。唱えると目の前に水の球が現れる。その中に服を入れ、も一つ魔法を唱えた。

 

「スクリュー」

 

水系の補助魔法だ。水系魔法を出した前提で出せることが出来る。唱えると水を回転させることが出来る。これである意味洗濯機だ。中に石鹸も入ってる。

そしてその次は御札を持ち、昼間にとある武器やで買ったブレスレット型の杖を腕に装着した。

まずは魔力MAXを掛けて、その次はこの杖の耐久力MAXを掛ける。すると、頭のなかで機械的な声が聞こえた。

 

―レイト様の魔力限界突破。確認しました―

 

―レイト様の腕に付いてる杖の耐久力限界突破。確認しました―

 

うお!。何だか分からんけど力が沸いてきた。ちなみにこれはサーベルステッキではないため、詠唱が必要になる。

 

「遥かなる守の神よ、汝の力の1部を我に貸したまえ!。シールド」

 

痛々しい詠唱の後に言った魔法、シールドは、唱えるとバリアーのようなものが出てくる。だが、そのままではまだバリアーの役割をしてない。俺はサーベルステッキと御札をバリアーの中に入れ、もう一度唱えた。

 

「クロウズ」

 

見た感じは何も変わってないように見えるが、触ると堅くて丸い壁の様なものが御札と剣を遮る。簡単な防衛策だ。盗まれたらひとたまりもない。

 

「さてと、入るかー」

 

風呂場は普通にある風呂を少し粗末にした感じだった。そこは全く関係けどね。

 

 

体を洗ってるといきなりドアが開いた。驚いて後ろを向くとタオル姿のルナさんがいた。転生したときと同じ位思考停止してると、ルナさんが緊張気味に話した。

 

「おっ...お背中...ながしましゅ!...流します...」




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