異世界に転生したけど俺が強すぎて話にならない   作:しらす丸

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どうもしらす丸です。初めての感想ありがございました!見たときに一人の部屋で、全力でガッツポーズしてました。これからも沢山の人からの感想、お待ちしております。
今回は太文字や拡大を入れてみました。
それではどうぞ。


~5話~ 心が叫ぶことを強いられているんだ

麗飛side

いやー承認したはいいものの、どうすればいいんだ?。てかなんか倒すのか?

 

「あのー、世界を救うってどう救えばいいんですか?」

 

そう言うと村長さんは真面目な顔になった。

 

「今、この世界は謎の魔神が支配してしまいました」

「魔神?、名前は?」

「実は生まれた場所どころか名前ですらも分からないと言われております」

 

村長が申し訳なさそうに話した。名前の分からん魔神かー。魔王とかじゃないのか。けど俺何回も言うけど倒せんの?。てかなんで俺が勇者って分かんの?。ただ単に事故で降臨しましたーとかじゃないの?。

 

「あのー今更なことを聞くんですが。何故俺が英雄って言えるんですか?」

「?。あなたの装備が英雄の証なのですよ?」

 

?装備?。英雄の証?。なんか頭の中で勇ましい狩人の音楽がなったけど、装備?。

とりあえず周りを見る。あれ?なんか腰の左あたりに付いてる?これは杖?、いや剣かな?。けど武器っぽい。右には何かお札のキーホルダーみたいなのがある。あるぇ!?、そう言えば買い物袋は!?。皆覚えてるか分からないけど、一応俺買い物の帰りだぜ?。祠に落としたとか?村長に聞いてみるか。

 

「あのー装備の前に俺、手提げの袋を持ってませんでしたか?」

「はて?...そんなものは見ていませんでしたぞ?」

「祠にそのようなものとかありましたか?」

「いいえ、ありませんでしたぞ。一応あの後少し見回りをしましたがそのようなものはありませんでした。」

 

あー完全に失くしたわー。まぁ特に凄いものとかなかったからね。けど...財布は?スマホは?。ボディーチェックみたく探してみたが。あーないわーそっちも失くしたかー。唯一の連絡手段が...消えた...。がっかりしてると、ルナさんが心配そうに話しかけてきた。やっぱルナさん優しいわー

 

「あの...どうしましたか?、レイト様」

「いや...気にしなくて大丈夫ですよ...優しいですね、ルナさん」ニコポ

「っ////」

 

だから何で顔赤くしてるの?暑かったらそんなに来なくてもいいんだよ?。まぁいいや、特に思い入れも無かったし。それより俺が気になるのはこの武器っぽいやつとキーホルダーだよな。

 

「これの武器?は何ですか?。と言うかこれが英雄の証ですか?」

「左様でございます。レイト様のお持ちになっている道具、武器、そして着ている服はすべて三種の神器と呼ばれております」

 

三種の神器?。あの天使がメドゥーサ倒す時に使ったあれ?。あっ違う?。

 

「三種の神器とは何ですか?」

「はい。三種の神器とはこの世界にあるのかも分からないプルートと呼ばれる島に眠ると言われている3つの最強の武器です」

 

え?最強?、最強なの?。鍋の蓋から始まるとかじゃないの?。そこらへんで拾った薬草に一命を取り留められるとかじゃないの?。

 

 

はぁぁぁぁぁ!!!!????

 

 

 

 

俺は元気な声で叫んだ。勿論心の中で。だってバレると変な目でみられそうだし。

 




感想やアドバイス等、お待ちしております。

2017/05/16 18:09 友人から話数を間違っていると言われ、直しました。申し訳ございませんでした。

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