異世界に転生したけど俺が強すぎて話にならない   作:しらす丸

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1日に2話投稿が出来ました!。今回はいつもより長いです。
それではどうぞ。


~4話~ やはり異世界だった

やっほー麗飛だぜ! 今村長がこの世界の事について話してくれたぜ! ……このテンション辛いから普通に戻すね?

とりあえず話されたことを噛み砕いて言うと、ここは俺の知ってる世界じゃないみたい。なんだよ8つの国と1つの神殿とか。てか国はこれしか無いのか。俺がいた世界は100以上はあったぞ。まぁいい。とりあえず今そのことについて話してるんだ。

 

「それで国なのですが、国は最北端にある神殿、アポロンから、マーキュリー、ヴィーナス、アース、マーズ、ジュピター、サターン、ウラヌス、ネプチューンの8つの国です。」

「…………」

「あの……大丈夫でしょうか?」

 

村長話しかけてるけど気にしないで考えよう。もしかしなくてもさ、やっぱり太陽系だよね? しかも律儀に惑星と恒星しかないし。よくわからん人に向けてわかりやすく言うと、神殿であるアポロンが太陽(太陽は恒星)。マーキュリーが水星。ヴィーナスが金星。アースが地球。マーズが火星。ジュピターが木星。サターンが土星。ウラヌスが天王星。ネプチューンが海王星だ。これは某美少女戦士でも使われているから覚えといて損はないと思う。....多分。とりあえず村長に反応しないと。

 

「ん? ……ああ大丈夫ですよ。少し考え事をしてました」

「ああ良かった。少し心配しました。そして私達がいる村はネプチューンという神殿から一番遠い国です」

 

一番遠い国かー。なーんか嫌な予感がするんだよなー。最初の国で俺は世界を救う英雄……あっ……(察し)

 

「ここからが本題なのですが……」

 

そう言うと村長と隣に座っていたサラさんがいきなり立ち上がって俺のもとに来た。やめて! 俺に乱暴するんでしょ! エ〇同人みたいに! いやぁぁぁ!俺の純潔がぁぁぁぁ!(汚い)

 

「お願いします!この世界を助けてください!」

 

2人が膝を曲げ倒れ込み、額を床に押し付けて叫んだ。日本で言う、土下座だった。え?違うの?娘に俺の純潔奪わせる(意味深)んじゃないの? えっ何これ死にたい。

 

「お父さん……お母さん……」

 

ルナさんは2人を見て何かを決心したのか2人と同じ体勢になり。

 

「私からも、お願いします!」

 

土下座をしてしまった。不味い……断れない……けど俺世界救えんの? そんな力があるの? とりあえずこの体勢をやめさせなければ。

 

「顔を上げてください」

「はい! 宜しいでしょうか、レイト様」

「わかりました。私にできることなら何でもします」

 

言った瞬間3人は喜び涙を流した。

 

「やりましたね!あなた……!」

「あぁ……やったな……!」

「ありがとうございます!レイト様!」

 

おぉルナさん。あまりの嬉しさに涙を流さないでください。けど泣いてる顔も綺麗だね。これ普通の..いやどんな男でも堕ちるな(確信)

 

「涙を拭いてくださいルナさん。折角の綺麗な顔が台無しですよ?」カオヌグイ

「っ....!!///すっすいません!ありがとうございます!///」

 

あれ?また顔赤くしてる。やっぱり暑いの?俺そんなに体温高いの?

 

「ほう……これは……」

 

サラさん何かニヤッとした表情でルナさんを見ないでください。

 

 

 

ルナside

 

 

こんにちは。私はルナです。このネプチューンの村長の一人娘です。今お父さんが祠から帰ってきました。お父さんによると英雄を迎えに行ってきたそうです。裏で畑仕事をしていた私は英雄様が来るので。すぐに身だしなみを整えてきました。泥とかついてませんよね?

部屋に来てみたら。お父さんとお母さんがいて、もう1人カッコいい男の人がいました。カッコいいなぁ……あの人。と、惚けていた私にお父さんが、

 

「こら、ルナ。挨拶しなさい」

 

と普通の声で叱られました。恥ずかしいです……変な印象されてないかな? ……。心配です……。

 

「あっ挨拶なしにすみません。ルナ・ガレスです。よろしくお願いします」

「えっと……神路麗飛……じゃなくて、レイト・カミジです。よろしくお願いします」

 

レイト・カミジ様ですか。いいお名前です。

 

「すみません……出来の悪い娘なもんで……」

 

お父さんが言ってます……うぅ……悲しいです……。

 

「気にしなくていいですよ、村長。可愛い娘さんですね。」(ニッコリ)

 

っ..../////。今とてもレイト様が綺麗に見えました。いや!? さっきまでは綺麗じゃなかったわけではないんですよ!? って私は何を弁解してるんでしょう……。何でしょうか……この胸の高鳴りは……。

 

「あの、ルナさん。顔赤いけど大丈夫ですか?」

「あっ...ええ!大丈夫です!大丈夫ですよ!?///」

 

えっ?////、顔が赤いんですか?///。余計恥ずかしいです///。

 

 

少しして、私はお茶やお茶菓子などの用意をしています。

そして両親がレイト様のところへ行き、土下座をしました。

 

「お願いします!この世界を助けてください!」

 

っ……!!!

 

「お父さん……お母さん……」

 

2人がお願いしているのなら……私も……!!

 

「私からも、お願いします!」

 

私も土下座をしました。それでこの世界を救ってくれるのなら……この生活が終わるのなら……。

 

「顔を上げてください」

 

お父さんは恐る恐る顔を上げた。

 

「はい! 宜しいでしょうか、レイト様」

「わかりました。私にできることなら何でもします」

 

そう言った瞬間、私の目から涙が溢れてきました。両親も同じらしく、3人で喜びあいました。

 

「やりましたね! あなた……!」

「あぁ……やったな……!」

「ありがとうございます!レイト様!」

 

私は涙を流しながらレイト様にお礼を言いました。

 

「涙を拭いてくださいルナさん。折角の綺麗な顔が台無しですよ?」

 

っ.......!!!!!///////。今私の涙を拭ってくれました。心臓が止まりそうです//////

「っ....!!///すっすいません!ありがとうございます!///」

 

「ほう……これは……」

 

お母さんがにやけ顔で私を見てきました。やはり私はレイト様を……。




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