異世界に転生したけど俺が強すぎて話にならない   作:しらす丸

39 / 44
どうもしらす丸です。
最近無線のキーボードを購入しました。誤字も少なくできたような気がします。
文字の入力速度もかなり上がりました。


~38話~ か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛

「つーわけで探してみるかな」

「はい!。頑張りましょう!」

 

やぁ。レイトだ。今ギルドの方にいてね、仲間探しをしてるんだ。

 

「レイト様はどんな人がいいのですか?」

「うーん、魔法使いと戦士だよなー。スーはどんな魔法使いになってみたい?」

「私は…うーん…戦闘での補助を基本とした魔法使いになりたいです」

 

つまりヒーラーって訳か。

 

「んじゃ魔法使いは攻撃にスポットを当ててみるか」

「すぽっととはよく分かりませんが言いたい意味は分かりました」

「宜しい」

「ふみゅ~」

 

俺が流れで頭を撫でるとスーは嬉しそうに目を細めた。アホ毛もぴょこぴょこ動いている。か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛ス゛ー゛ス゛ち゛ゃ゛ん゛は゛って違う。

 

「ごっ、ごめん」

「え?、あぁ〜…うぅ…」

 

俺が急いで手を話すとスーはとても残念そうにしていた。アホ毛と一緒に。

 

「レイト様!、もう1回撫でてください!」

「いーや、駄目だ。今回はもうやらん」

「嫌ですぅ!、やってくださいよぉ!」

「駄目だ。やらんと言ったらやらん…ん?」

 

俺はピーピー喚くスーの話しを聞き流していると、ギルド内の隅の方にあるテーブルに1人で座っている女性が目に入った。女性は黒い髪で後ろ側で髪を1つに結んである。結んだ髪は長く、腰辺りまで長さがあると見た。顔は澄んだ黒い瞳にシミ1つない綺麗な肌である。所謂大和撫子みたいな女性だ。得に目立つのが彼女の隣にかかっている大きな刀

 

「やってください…ってどこ見てるんですか!」

「え、っででで!!。痛い痛い!。耳引っ張んな!」

 

スーが耳を引っ張った。アニメとかでよく見るけど超痛い!。

 

「レイト様が余所見するからです!」

「ごめんごめん。あ、」

 

俺がまたその席を見ると、女性はいなかった。

 

「行っちゃったか」

「誰がですか?」

「さっきあの隅っこの席にいた人が気になったんだよ。あの刀、あの風格、多分…いや間違いなく戦士だ」

「男性ですか?女性ですか?」

「そこ気にするか?。女性だけど」

「駄目です!。きっと仲間にする気でしょう!?。反対!、断固反対です!」

 

またコイツは...。

 

「スー…。確かお前あんときいったよな?。誰でも大丈夫だって」

「う…。分かりましたよう…誰でもいいですよぅ…」

「宜しい」

「で す が!。私はレイト様にして欲しいほしいことがあります」

「分かった。お詫びとして俺ができることをしよう」

 

結構平然としてるけど内心ビクビクしてるよ。ここは腹を括らないとな。どんとこいや!!。

 

「私の頭をナデナデしてください」

「……え?」

 

今何と仰いましたか?。

 

「聞こえませんでしたか?、私の頭を撫でてください」

「アッハイ」

「ふみゅ~」

 

スーは目を細めて嬉しそうにしてた。か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛ス゛((以下略。

 

「はぁー、他にいないかな?」

 

さっきの女性はとっても自分勝手だが、保留だな。今度会ったとき話しかけてみよう。次は出来れば魔法使いがいいかな?

 

「誰がいないかなー、魔法使い」

「レイト様、魔法使いなら私がいますよ?」

「いやお前ヒーラー志望だろ」

「……」(´・ω・`)

 

あからさまにがっかりすんなよ。

 

「まぁ仲間なら次の国でも見つかるからさ。とりあえず俺が見た女性が気になるんだ」

「どこが気になったのですか?」

「うーん…何だかあの人、寂しそうな目をしていたんだ」

 

確かに無表情だったけど、やっぱり寂しそうだったんだよなぁ……。とりあえず俺たちはギルドの受付に向かい、情報を集め始めた。

 

「すみません。人を探しているのですが」

「分かりました、一応貴方達の名前とランクをおしえてくれないかしら?」

「レイト・カミジです。ランクは5です」

「スース・べラティスです。ランクは1です」

「あ!、貴方達が最近この国に来た英雄様ですね。それでどなたをお探しでしょうか?」

 

なんだここまで情報が出回ってたのか。

 

「えーっと、名前は分らないので見た目とか特徴だけでいいですか?」

「大丈夫ですよ。多分大丈夫だと思います」

「女性の方で髪を後ろ側で結んでいて、持っている武器は…見た感じ刀だと思います」

「あぁ!、カホさんですね。女性で刀を持っている人といったらここのギルドだとカホ・サクラネさんしかいません」

 

あの見た目といい、名前といい和風だねー。やっぱりおとしやかなのかな?。

 

「そのカホさんって人に会えますか?」

「彼女は今、クエストに出ていて不在なんですよ」

「いつ会えますか?」

「簡単な採集クエストなのでそんなに時間は掛かりませんよ。帰ってきたら彼女に伝えておきますか?」

「できたらお願いします」

「了解しました。彼女が来たら教えますね」

「ありがとうございます。お願いします」

 

俺とスーは受付近くテーブル席に座って待ち始めた。昼飯を食べながら。




現在キャラ募集を行っております。
締切は2017/09/3 22:30 までとなります。
詳しいことは私の活動報告をご覧ください。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。