最近凄く暑くなってきましたね。この時期になると熱中症が怖いです。皆さんもくれぐれも熱中症にならないように、適切な水分補給を心がけてください。あと、夏バテにならないよう、ご飯もしっかり食べましょう。
以上、呼びかけでした。では本編をどうぞ。
「痛かったわぁ...死ぬかと思った」
( *・ω・)ノやぁ、レイトだ。今右手が痛いんだよね、静まれ!俺の右手みたいな感じ。まぁ一応御札で回復力をMAXにして、ヒールをかけてあるから痛みは薄くなっていくんだけども、こう、思い出すと痛くなる事ってあるよね?。そんな感じ。忘れられない痛さかな。
「あ、レイト様ー!。登録は終わりましたか?」
痛いから右手揉み揉みしてたら、スーが来た。おうおうおうスーちゃんよー、あの時の苦笑いはこれだったのかい?。何で教えてくれなかったんだよ!。
「あぁ、終わった。それにしても痛かったわぁー」
「あはは、私も体験した痛みなので」
「なぁ、あのときなんで苦笑いで返したんだ?。なんで教えてくれなかったんだ?」
「いえ、この登録方法は凄く痛いのですが、それを聞いた冒険者が登録を解約したという事件が過去にあったんです。なのでそれを防ぐ為として登録方法を登録前の冒険者に言ってはならないという暗黙のルールがあるのです」
「成程、まぁその気持ちは分かるわ」
死ぬほど痛かったし。しかも針が貫通してたし。
「レイトさーん。登録が完了しましたー!」
「あ、はーい」
スーと駄弁っていると受付の人が呼んできた。どうやら完成したようだ。
「はい、これです。紛失した場合登録をやり直しなので無くさないようにしてください」
「はい分かりました。ありがとうございます」
受付の人が渡してきたのは1枚のクレジットカードぐらいの大きさのカードだった。これ紛失したら登録やり直しか。死んでも無くさないようにしよっと。
「ではこれからの冒険者生活頑張ってください!」
「ありがとうございます!。頑張ります!」
そう言って俺はスーの所へ行った。
「あ、レイト様、貰ってきましたか?」
「あぁ、貰ってきた」
「おめでとうございます。これでレイト様も冒険者の仲間入りですね」
「あぁ、ありがとう」
仲間が増えるよ!。やったねスーちゃん!。
さて、貰ったはいいが何するかな。ていうか冒険者にもランク的なものとかあんのかな?。
「なぁスー」
「何ですか?レイト様」
「冒険者にもランク付けとかあるの?」
「はい、一応あります。下からランク1、2、3、4、5です」
「へぇー、数字なんだ」
なんの捻りもなくて草。
「レイト様がいた所は数字じゃないんですか?」
「まぁ、俺がいた所は特殊だったからなぁ。そういうのはなかったよ」
「へぇー。そうなのですね」
まぁ冒険者自体がないし。ところで俺のランクは...。
「俺のランクは...5!?」
「えぇ!?。5ですか!?。私、一気に越されました...」
oh(´・ω・`)...そんな悲しい顔すんなよ...。
「ランク5ってどれくらい凄いの?」
「ランク5だと世界の危機を救うようなクエストも受けられます。そして全てのクエストを受ける事が出来ます。宿も高級な場所に止められますよ」
「かなりの優遇があるんだな。てか世界の危機ってどんなクエストだよ」
「クエストではありませんが最近は魔神の問題が目立ち始めてきました」
魔神の問題か...。まぁ俺はその魔神を倒すためにこの世界に来たわけだし。頑張るしかないね。その為にも近々ここを出ないといけないね。冒険者登録も済んだし、この国に特に用はないんだよね。
「なぁ、スー。俺はもうそろそろここを出ようと思っているんだ」
「え?、何ですか?」
「冒険者登録も済んだし、この国に用はなくなったんだ。あと1秒でも速く魔神を倒したいんだ」
「っ!...そうっ...なんですか...少し外に行ってきます...」
「?、分かった」
スーはギルドの外に走っていった。
スース said
「っ...」
私は無言でギルドの外へ走ってきました。何故なのでしょうかレイト様がここを出ると言った瞬間、私の中の何かがレイト様を引き留めようとしました。
「何故なのです?、何故なこんなに悲しくなるのです?」
先に進まなければいけないことは分かっているのに、進まないと世界の人達が幸せになれないと分かったいるのに、レイト様が遠くへ行くのが何だか嫌なのです...。そう考えていると私の目から涙が出てきました
「嫌なのです...。レイト様が遠くに行くのが嫌なのですぅ...」
ポロボロと私の目から止まることなく涙が出てきます。やはり...私は...あの方が... レイト様が...。
「好き...なのですね...あの時から私は...」
だからこそ私は止めるのです。ずっとレイト様のお傍にいたいのです。だからこそ...私は...
「少し...考えてみましょう...」
私はレイト様の元へ戻りに行きました。
麗飛 said
そろそろ飯食おうかなーと考えていたらスーが帰ってきた。
「おかえりスー。どうかしたの?」
「いえ、少し1人で考え事をしていたのです」
「うぬ、分かった。そろそろ飯食わね?。俺お腹が空いちゃって」
「そうですね。お昼も近いですし、食べましょうか」
俺とスーはギルドの飯を食った。今日の俺のメニューはピグロースステーキだこれは気に入った。この量と美味さで銀貨2枚だぜ?。日本円にすると約200円で食える。安すぎて原産地を疑うわ。この肉本当に使っても大丈夫なの?みたいな。スーはピグ飯のデスジンジャーをガンガン振りかけ食っていた。
「美味いな、毎日でも食いたいわ」
「はい、そうですね」
「けど、スーの料理も凄く美味いよ」
「もう!///。からかわないでください!///」
「俺は本当のことを言ったまでよ」
「//////」
スーは顔を真っ赤にしてる、アホ毛も恥ずかしそうにぷるぷるしてる。どっちも可愛い。
そんなことをしている内に日が落ちて夜になっていく。
前書きで夏バテにならないようと言っていましたが最近私は夏バテ気味です。