今回は募集キャラのフレアちゃん(君?)との戦闘です。そして、麗飛君が壊れます。
それではどうぞ。
「幼女?」
「やだなぁ、僕は幼女なんかジャナイヨ。レッキトシタ男の子ダヨ」
「いや、お前は男の子というより男の娘だな。うん、それしかありえない」
レイトだ。今幼j...ゲフンゲフン!、男の娘と対峙しているのだが。相手から敵意しか感じられない。取り敢えずこっそり左腰にあるサーベルに手を置く。奇襲されても大丈夫なように。
「で、そんな男の娘が俺になんのようだ?。わざわざ2人だけにして。愛の告白でもすんのか?」
それだったらウェルカムや!。告白されたことはないからな!。
「イヤ、告白なんかはシナイけど」
すると、いきなり耳の横から声が聞こえた。
「僕ハネ、君と戦いに来タンダ」
「っ!?....!!!」
何時の間まに!?。まずい!攻撃がくる!。俺はサーベルを逆手に持ち、反射神経で180度回転し攻撃を防いだ。
「アレ?、やっぱりキミハそれだけじゃ死ナナイヨネ。良かった良カッタ。それで死んだらツマラナイしね」
「お前...名前は?」
「僕の名前はフレア・シュトラウス・ゲオルグ・マキシマス。フレアってヨンデイイヨ?」
「そうか、フレアって言うのか。さっきの奇襲は見事だ。反応が少しでも遅れたら、俺は死んでたかもな」
「褒めてくれてウレシイナ。けどモウチョット油断はシナイデ欲しい...なっ!?」
フレアがさっきみたく素早く後ろに回って攻撃してくる、さっきよりも素早い速度で。そんな攻撃分かりきったことだ。さっきはサーベルを使ったが、俺は1歩前にでて回避した。そして俺は御札で魔力、筋力を解除、気力と素早さをMAXにする。そして両手両足に気力を纏う。纏った部分は綺麗な緑色の炎みたいなオーラが出てくる。名付けて、
「
さっき自分で作った技だ。強化された両手両足と、ドーピングされた気力、素早さ、反射神経でトリッキーな攻撃を仕掛ける。
「せい、やっ!、はっ!」
「くっ...こうなっt...っ...」
フレアが何か言おうとしているが無視して攻撃を続ける。まだサーチはしていないが、細長い武器を持っていない。短剣持っている可能性があったが、あいつの服装を見ると、余り動きやすそうじゃない。つまり、あいつは魔法使いだ。だったら魔法を唱える時間を与えずラッシュを続ける。
「せいっ!、このまま終わりにしてやる!」
「バカにスルナァッ!!。シールド!!」
「なっ!?、無詠唱!?」
なんつー唱え方だ。体を後ろに思いっきり反らせて顔をフリーの状態にして、唱えた。更にビックリしたのはあいつは詠唱をしなかった。かなりの上級、いや、ボス級だぞこれ!?。
「リストリクション!。ムーブ!」
「くそっ!。うおっ!?」
素早い!。俺がサマーソルトをした瞬間にシールドを唱えた。更に着地までの時間を使い新しく魔法を唱える。
リストリクション。何かしらの制限を相手に与える魔法だ。そして俺は、ムーブ(move)で動きを制限された。この使用例みたく、リストリクションはなかなか使い勝手がいい魔法らしい。
俺は魔力の鎖で縛られた。
「ふぅ...。ヤット捕まえたよ...」
縛られた俺にフレアが近づいてくる。
「サッキノオ返シだよ?。メテオフレア!」
メテオフレア。大きな炎の塊を振らせてくる魔法だ。1発の威力が高いが燃費が悪いことで有名だ。上級の魔法使いでも2発だすと魔力切れで動けなくなるらしい。フレアはどれぐらい出せるんだ?。そう思い、首を動かして見上げると
「.....は?」
空には大量の炎があった。なんだこの量。確か武器自体が魔力を持っている武器を持っているのはこの世界では俺だけだ。ってことはこれがフレア自身の持っている魔力!?。しかもフレアは疲れているように見えない!。
「クライナ!」
ひゅん!ひゅん!
「うっ!、ごはっ!、ヴォエ!」
炎が俺に向かってガンガン降ってくる。かなりキツい。確かにこの服の特性で、特定のダメージ以上は威力が一定になってはいってくるのだが、それでも同じ数が何10何100とはいってくる。しかも痛みも同じようにくる。俺は痛みの中、俺の中の何かが切れた。
「痛い...痛い...痛い...痛い」
「ン?なんだよ?」
「痛い、痛い、痛い、痛い、痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
「ッ!」
「....殺す....」
「ハ?」
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。コロシテヤル」
俺は御札で反射神経を解除、運動神経をMAXにさせる。此奴は殺さないと気が済まない。
そして、魔力で全身を包む。黒いオーラが全身を包んでいく。
「...
「!?シールド!」
「....」
魔力の鎖を引きちぎり、一気にフレアの所に走って、技を出そうとするが、フレアがシールドを唱える。これで後ろに下がったら終わりだ。俺は同じ失敗を繰り返さない。だから、俺はフレアのシールドに虫のように張り付く。
「.....」
「くそっ!キモチワルイ!っあ!」
ビックリした拍子でシールドを解除した。俺は纏っていたオーラを全て右手に集中させ、手をパーにして前に突き出す。
「...シャドウスタンプ....」
「シールドッ!」
黒い大爆発が置き、フレアは闘技場の端まで押された。だが、多少のダメージはあるもののシールドのお陰で死なずに済んだようだ。
「ハァ...ハァ...。凄い攻撃だ...ここは逃げるに越したことハナイネ。また会オウヨ、レイト・カミジ君」
「....」
逃がすか、と思って飛びかかったらもうフレアの姿はなかった。逃げたか...。げどなんで俺の名前を知ってたんだ?。駄目だ、考えられない。痛みが回って...
俺の意識はそこでブラックアウトした。
no said
「フィー。危なかった危ナカッタ。けど凄かったナァ...」
闘技場の外らしき所で男の子...もとい男の娘のフレアが一人呟いてた。
「また戦イタイナァ...」
「ほぉ?。誰とだ?」
「ギクゥ!。カッ...カルマ...なっ...何で此処にいんの?」
いきなり近くで、男の声が聞こえた。カルマと呼ばれた男は黒いコートを羽織っており、顔には仮面を付けていて、背中には綺麗な黒い刀が2つ付いていた。
「お前を迎えにきたからだ。それ以外に理由があると思うか?。全く...1週間もどこをウロウロしていた」
「エヘへ...オ兄サン暇潰しにウロウロシテタンダ...。そしたら面白い奴ヲ見ツケタンダヨネ」
「お前が言うほどなら、相当ヤバい奴なのだろうな」
「僕を変人ミタク言わないでクレル?」
「お前の今までの言動を振り返ってからその台詞を言うといいぞ」
「ムキー!」
フレアは可愛くプンスカ怒る。カルマはそれを平然と受け流し、話した。
「兎に角、そのヤバい奴とやらのことをあのお方にも報告しておけ。帰るぞ」
「ハーイ」
2人はその場から消えた。
最後に出てきたカルマというキャラは後に出てくる新キャラです。勿論敵です。