黄昏時の約束   作:ナナシの新人

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Episode60 ~因果~

 高校サッカー三年間の集大成、冬の選手権大会が始まりを告げた。

 夏のインターハイと新人戦で好成績を残した朱雀高校は、予選リーグ免除のシード権を得た。予選リーグを勝ち上がってきた学校、同じくシードされた学校を相手に全国大会への切符を争う決勝トーナメント戦からの参戦。三年は、負ければ終わりの一発勝負。この最後の大会に向けて、勉学と両立しながら費やしてきた三年間。受験勉強もあって、夏で引退した部員も少なからずいたけど、残った三年と下級生は次戦に向けて集中して練習に励んでいる。

 それなのに今日の俺は、どうしてか心ざわついて集中できないでいた。

 

「おつかれさま。はい」

「ありがと」

 

 練習終わり、ベンチに座って右膝のテーピングを剥がしていたところへ、寧々(ねね)がスポーツドリンクを持ってきてくれた。

 

「考えごと? うわのそらって感じがしたわ」

「うん、ちょっと」

 

 チームメイトはごまかせても、彼女の目はごまかせない。

 

「どこか寄り道して帰りましょ。気分転換も必要よ」

「そうしようか。あれ、メッセージだ。五十嵐(いがらし)から?」

 

 普段であれば片付けをしてから解散だけど、五十嵐(いがらし)から届いていたメッセージが何やら急を要する用件だったため一足早く上がらせてもらい、指定場所の新校舎へと急ぐ。

 メッセージの送り主五十嵐(いがらし)は、神妙な面持ちで腕を組んで、新校舎のエントランスの壁に寄りかかり待ち構えていた。

 

「来たか。詳しい話は、部室でする」

 

 五十嵐(いがらし)はくるっときびすを返して、早足で歩き出す。待ち構えていたのに、わざわざ部室へ誘導。よほど切羽詰まった状況らしい。

 

「どうして、山田(やまだ)が居るのよ?」

 

 部室には、後輩の女子二人と宮村(みやむら)に加えて、受験勉強に専念している山田(やまだ)も居た。それも、まるでこの世の終わりを迎えたかのような表情で深く肩を落としている。

 とりあえず、荷物を部室の隅に置き、いつものポジションに並んで腰を降ろす。窓際に立っている五十嵐(いがらし)は制服のポケットに両手を突っ込んで外を見つめながら、真剣な声で呼び出した理由を話し出した。

 

「話と言うのは、山田(やまだ)にも関係することだ。お前たちは――」

 

 後に続いたのは「白石(しらいし)うらら、と言う名前の女子生徒を覚えているか」と言う言葉。

 

「どうだ? 小田切(おだぎり)

白石(しらいし)うらら......悪いけど、心当たりはないわ」

 

 寧々(ねね)の答えを聞いた山田(やまだ)は、恐る恐るこちらへ視線を動かした。

 

「悪い。俺も、心当たりがない」

「そ、そうか......」

「ふむ、お前ならもしかしてって思ったんだけどな」

 

 そう言ってひとつ息を吐いた宮村(みやむら)もまた、山田(やまだ)から白石(しらいし)うららのことを訊かれ、俺たちに確認することを提案した。

 山田(やまだ)から、山田(やまだ)と出会う前から白石(しらいし)と仲が良かったと聞かされ、宮村(みやむら)寧々(ねね)と一緒に自宅アパートで一年の頃のアルバムを開いた。だけど、当時の記憶から現在までを辿ってみても、どんなに思い出そうとしても、この学校で一緒に過ごした彼女との日々の記憶は何一つとして思い出せなかった。記憶に霧がかかっている、というような抽象的な感覚ではなく。

 それはまるで、そう、最初から存在してなど居なかった、そんな感覚。それでも、アルバムに残る彼女の笑顔は、確かに朱雀高校(ここ)に存在していたことを物語っていた。

 

「う~ん......」

「どうしたの? 寧々(ねね)

「あ。ええ、思ったんだけど、私たちの記憶は能力で消されたんじゃないんじゃないかしら?」

小田切(おだぎり)さんも気づいたか。実はオレも、そうじゃねぇかと薄々思ってた。オレ、昨日の放課後学校に居なかったんだよ。山田(やまだ)が午後の授業をフケたの知ってさ。つまんねーから、オレも早退したんだ。それなのにオレが覚えてねぇのはオカシイだろ?」

「授業はちゃんと受けなさいよ、まったく。私が思った理由は、今の状態が儀式で記憶を消された時と酷似した感覚だからよ」

「そうなんだ」

 

 それなら確かに、寧々(ねね)のいう通りなのかもしれない。ナンシーと旧生徒会主導の元、別々に行われた二度の記憶消去の儀式。“7人目の魔女”の能力“記憶操作(リライト)”は都合の良いように記憶を書き換える能力、記憶そのものを消去することは出来ない。俺の記憶も、白石(しらいし)と過ごしたハズの日々が誰かと置き換わってる訳じゃない。

 しかしそれは、つまり別の問題が浮上すると言うことでもある訳で――。

 

「だけど」

「ええ、そうなのよ」

「ああ、あり得ねぇーんだよ、儀式はな!」

 

 ――そう、儀式はあり得ない。

 詫摩(たくま)側と五十嵐(いがらし)側、両方とも既に一度儀式を行っている。既存の魔女が一人以上入れ換わらない限り、儀式は行えない。

 

「謎は深まるばかりだな」

「そうね」

 

 寧々(ねね)は頬杖をついて、宮村(みやむら)は両手を頭の後ろで組んで寝転がった。

 俺は目を閉じて、山田(やまだ)から聞いた話をひとつひとつ話を繋げてみることにした。

 先ず、白石(しらいし)は自ら記憶を書き換えることを詫摩(たくま)に頼んだ。詫摩(たくま)もそれを受けて、実際に能力を使った。昨日の放課後は部活を早退して、寧々(ねね)と一緒に買い物に出たから、それ以前の可能性が高い。

 仮に儀式だった場合は、放課後前に儀式が行われたとしても、山田(やまだ)だけが彼女のことを覚えているのは矛盾する。そうなると考えられるのは、能力でも儀式でもない別の要因――。

 

「あら。誰か来たみたいよ」

「ちょっと出てくるね」

 

 考えを巡らせているところへ呼び鈴が鳴った。この時間帯の来客は珍しい。まあ、新聞か何かの勧誘だろうけど。部屋の明かりがついているから居留守を使う訳にもいかない。

 

玉木(たまき)?」

「やあ、夜分遅くにすまないね。彼がどうしても、キミの家へ連れていってくれと聞かなくてね」

「彼?」

 

 突然の来客。大きな荷物を担いだ玉木(たまき)と、話題に上がっていた長身の男子――詫摩(たくま)が立っていた。

 

「お前......」

「やあ、久しぶりだね」

 

 俺が知るアイツとは真逆、無駄に爽やかでどこかミステリアスな雰囲気を醸し出している。

 

「誰だったんだ......って、詫摩(たくま)!?」

「やあ、キミたちも居たんだねー」

「ち、ちょっとどういうことよっ? どうして、詫摩(たくま)が来たのっ?」

「......僕も居るんだけど?」

 

 存在を完全に無視されて不満気な玉木(たまき)を促し、俺が座っていた場所に座らせる。詫摩(たくま)は、空いていた場所に座り。二人の分の飲み物を用意して、俺は寧々(ねね)が横に動いて作ってくれたスペースに腰を下ろす。

 

「何よ?」

「熟年夫婦みてーだなって」

「......誰がお年寄りですって?」

「キミの彼女は、そっちに反応するんだね」

 

 とりあえず受け流して、用件を訊ねる。

 

「そうだね。まずは僕から、山田(やまだ)くんの彼女だったという白石(しらいし)さんについて分かったことを伝えさせてもらうよ」

 

 玉木(たまき)の調べによると、白石(しらいし)は親の転勤による都合で昨日づけで海外の学校に転校した。山田(やまだ)には既に伝えているらしいが、部室ではその話は出なかった。あれだけショックを受けていたんだ無理はない。

 

「海外の学校に転校か。それで、詫摩(たくま)に自分の記憶をみんなから消してくれって頼んだのか」

「きっと、みんなとの別れることが辛かったんだろうね。特に、山田(やまだ)くんとは恋人だったと言うんだから」

「......私は、そこまでする理由が分からないわ。だって、今どきメールだって、電話だって出来るし。その気になれば会いに行けるのよ」

「確かになぁ、今生の別れって訳じゃねーし。記憶を消す必要はねぇような気もするけどよ」

「僕は分からないでもないけどね。負担に感じて欲しくないって気持ちはね」

 

 寧々(ねね)の想いも、玉木(たまき)の考えも、きっとどっちも遠からず当たっているんだと思う。でもそれなら、どうして山田(やまだ)の記憶だけ残したのだろうか。詫摩(たくま)が意図的に消さなかった......いや、違う。彼女が、山田(やまだ)にだけは忘れて欲しくなかったんだ。だけど、みんなの記憶は消さなきゃならない理由もあった。

 たぶんその理由を、コイツは知っている――。

 

「お前、何か知っているんだろ?」

 

 俺は、正面でコーヒーをすすりながら澄まし顔で話を聞いていた詫摩(たくま)に真相を訊ねる。

 

「ふむ。キミたちは、魔女ってなんだと思う? オレはね、ずっと考えていたんだ。なぜ、魔女の能力なんてモノが存在するのか。なぜキスで能力が発動するのか。そもそも魔女とはなんなのか」

 

 こういう回りくどい言い回しをする奴は大抵、既に何かしらの解答を持ち合わせている場合が多い。おそらく、コイツもアイツと同じタイプだ。

 

「掴んだんだな」

 

 俺の言葉に、詫摩(たくま)は小さく笑った。

 けどその笑顔は、まるで全てに絶望してしまったかのような、どこか儚げな笑顔に思えた。

 

「オレは既に、魔女の能力を失いかけているんだ」

「はあ? なんだよ、それ?」

詫摩(たくま)くん、それはどういうことだいっ!?」

 

 宮村(みやむら)玉木(たまき)は血相を変えて詰め寄るも、詫摩(たくま)は酷く冷静に、そして淡々と話を続けた。

 

「物事というものは、始まりがあればいつか必ず終焉を迎えるんだ」

 

 ふと、この先に続く言葉がなんとなく判った気がした。

 

「魔女の起源にして終焉をもたらす存在......彼女は――」

 

 そしてそれは、思った通りの言葉で。

 白石(しらいし)うららは、朱雀高校に魔女を誕生させた魔女。

 

 ――はじまりの魔女。

 

 はじまりの魔女は、卒業と同時に周りから自分のとの思い出を忘れられてしまう代わりに、望みのままの学校生活を手にできる“契約”を結んだ魔女の名称。

 契約は本来卒業まで。しかし、白石(しらいし)は転校してしまったため予定よりも早く朱雀高校から魔女が消えようとしている。

 

「おそらく明日には魔女全員の能力は完全に消滅するだろうね」

「はじまりの魔女の契約......まさかそんなことが僕の三代前の生徒会長、雨宮(あまみや)会長の主導の元で行われていただなんて......!」

玉木(たまき)は、何も知らなかったの? 生徒会長は魔女のことも引き継ぐんでしょ?」

「僕は何も。そもそも、会長になる前から魔女のことは知っていたから一切話題に上がらなかったからね」

「そう。じゃあ、宮村(みやむら)も知らなかったわけなのね」

「ああ、何も聞いちゃいねぇよ。あの狸のヤツ......!」

 

 元会長に悪態をつく宮村(みやむら)を後目に、俺は詫摩(たくま)に問いかける。

 

「どうして、山田(やまだ)は覚えているんだ? 契約満了と同時に忘れるはずだろ?」

「それはね、彼女が代償を支払ったからだよ。本来記憶を失うのは、はじまりの魔女以外の全生徒。白石(しらいし)さんは、自分の記憶と引き換えに山田(やまだ)くんの記憶を残すことを選んだんだ。オレも彼女のことは覚えていないけど、それを出来るのもオレだから、彼女たち行く末を見届ける責任がある。とは言っても、山田(やまだ)くん次第だけどね」

 

 記憶がない俺たちがどうこう出来る問題じゃないことだけは確からしい。結局は、山田(やまだ)自身が立ち直れるか否かということ。

 そして、しばしの沈黙――。

 その重苦しい沈黙に耐えかねたのか、玉木(たまき)は話題を変えた。

 

「ところで。キミたちはどういう関係なんだい? 知り合いのように思えるんだけど?」

 

 訊いてきた玉木(たまき)と同じく、寧々(ねね)宮村(みやむら)も興味津々といった様子。

 

「そうだね~。ひと言で言うと熱い夜を過ごした仲かなー?」

「意味深に気色悪いこと言うな。それに()()じゃないだろ?」

 

 食いぎみに突っ込みを入れる。

 俺と詫摩(たくま)の出会いは、一年の三学期。リハビリで一時入院していた病院に、貧血で倒れた詫摩(たくま)が担ぎ込まれてきた。少し横になるとすぐに回復したのだが、念のために入院することになり、同じ病室で退屈そうにしていたところを歴戦の猛者たちとの麻雀に誘った。

 

「今の詫摩(コイツ)と違って、もっと好戦的な感じだった。まさか、二重人格とは思わなかったけど」

「そういう関係だったのね。世間って意外と狭いわね」

「ふーん。で、詫摩(たくま)は麻雀強いのか?」

 

 宮村(みやむら)は俺たちの関係のことよりも、既に麻雀の腕前の方に興味が移っていた。

 

「強いよ。要領をつかむのは早かった。こっちの詫摩(たくま)は知らないけど」

「オレも強いよ。スマホ買ってから時々オンラインで全国ランカー相手に対戦してるからね」

「おっ、マジか、今度勝負しよーぜ!」

 

 宮村(みやむら)の提案に詫摩(たくま)は今日一の笑顔を見せると、玉木(たまき)が担いでいた荷物から麻雀牌を取り出した。

 

「実は、そのつもりで持ってきたんだよねー」

「準備いいな! やろうぜー」

「ダメよっ!」

 

 乗り気の宮村(みやむら)たちを、寧々(ねね)が止めに入る。

 

結人(ゆいと)くんは、サッカー部は明後日準決勝なんだから体調を崩しかねない麻雀(こと)は禁止!」

「えぇ~、せっかくマットも持ってきたのに。これ消音性が高くて結構いい値段したんだよ?」

「担いできたのは僕なんだけど......?」

「とにかくダメよ! 私が許さないわっ」

 

 寧々(ねね)の剣幕に圧された詫摩(たくま)は、しぶしぶ麻雀牌とマットを片付ける。

 

「それにしてもお前、ホント麻雀好きだよな。サッカー部の連中とも勝負してるって聞いたぞ」

「別に、ただ好きで遊んでる訳じゃないって。球技全般にいえることだけど、観察力とか洞察力はもっとも重要なんだ。相手の目線、呼吸、しぐさ、クセ、ほんの僅かな挙動変化を察知して相手の行動を先読みする。将棋とかチェスでもいいんだけど、麻雀は複数人の動きを同時に把握する必要があるから鍛えるのにはもってこいなんだよ」

「なーる。それで朝比奈(あさひな)のヤツ、合宿所(クラブハウス)にカード麻雀を持ち込んでたのか。お前のやたら広い視野にも直結ってワケだな」

「それに関しては一種の職業病みたいなモノ。子ども相手だから絶対安全第一、常に周囲を見るのが習慣(クセ)になって自然と身に付いた副産物だよ。練習中に見失ったことがあったんだけど、どこに行ったかと思ったら股の間を潜って裏取ってた」

 

 ホント、子どもの発想力には驚かされる。毎回教えられてばかりだ。

 

「じゃあ、オレは帰るよ。勝負は予選を突破してからにしよう」

「おうよ」

 

 片付けた終えた詫摩(たくま)は立ち上がり、返事は宮村(みやむら)が返した。と言うか勝ち上がることが前提らしい。

 一瞬白い歯を見せた詫摩(たくま)は背中を向けると、玄関の前でピタッと立ち止まり、くるっと踵を返して振り向いた。

 

「駅までの道教えてくれない?」

 

           * * *

 

「それで?」

「んー?」

「用があるから、わざとらしい演技して連れ出したんだろ。お前が道に迷うなんてあり得ないからな」

「クックック......」

 

 隣を歩いていた詫摩(たくま)は、突然立ち止まり笑いだした。

 

「いつから気づいてた?」

「麻雀牌を取り出した時。あの時、お前からほんの僅かだけど殺気に似た威圧感を感じた」

「へぇ、そいつが身に付けた洞察力ってヤツか。さすがじゃねーか」

 

 今度は、愉快そうに笑った。あの時から何も変わっちゃいない、相変わらず食えないヤツだ。

 

「用件は何だ?」

「急かすなよ。久しぶりの再会なんだからよ」

「俺も暇じゃないんだ」

 

 アパートで、寧々(ねね)が夕食を用意してくれてる。出来るだけ早く帰りたい。まあ、宮村(みやむら)玉木(たまき)もいるけど。

 

「あの女、白石(しらいし)うららのことだ」

白石(しらいし)の......?」

「オレも、あの女の顔も声も姿も覚えちゃいねぇ。けど、代償の移動させた時のことは覚えてる。あの女、最後の最後に微笑みやがった」

「微笑んだ? どうして......」

「さーな、あの女の真意は判らねぇが。吹っ切れたって表情(かお)じゃなかったな。因果まで残していきやがった」

 

 ――チッ! と不機嫌に舌打ち。因果が何を示しているのかは不明。

 

「どうして俺に話した? 山田(やまだ)に教えてやればいいだろ」

「フン、アイツは山田(やまだ)を気に入ってるらしいがオレは気に入らねぇ。だが、オレはお前を気に入ってる。お前は、このオレに本気で敗北の突きつけたヤツだからな......!」

 

 まだ素人同然だった時に負かしただけなんだけど。

 

「とにかくお前は、お前が成すべきことを果たせ。リベンジはその後だ」

「リベンジ、ね」

 

 意外に暑苦しいタイプみたいだ。

 そして、翌日――魔女の能力は跡形もなく消え去り、詫摩(たくま)から話を聞いた山田(やまだ)は、白石(しらいし)の想いを知って立ち直った。更には彼を個人講師を依頼し、殿様大学を目指して再び猛勉強を再開した。おそらく、詫摩(たくま)が口にした因果とはこのことを示唆していたんだろう。もう一度、白石(しらいし)と出会い、切れてしまった縁を結ぶために。

 そして、サッカー部は週末の準決勝を突破し、全国大会出場を賭けた決勝戦へと駒を進め、全国編への切符を手に掴んだ。


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