黄昏時の約束   作:ナナシの新人

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Episode54 ~温もり~

「――んっ、んぅ~ん......はぁ~」

 

 飛行機を降りて入国審査の順番を待つ間、組んだ両手を前に大きく伸ばして深呼吸。国際空港を飛び立ってからおおよそ4時間のフライトを経て、ようやく到着した修学旅行の目的地、常夏のリゾート島グアム。

 入国審査を終え、クラスごとにバスに乗車して、宿泊先のホテルへ向かう。海岸線を走るバスの車窓から見える澄んだ青い海は、雲ひとつない蒼く澄み渡った空から降り注ぐ陽射しが反射して、まるで一面に宝石を散りばめたようにキラキラと輝いていて、長旅の疲れを忘れさせてくれる。

 でも今も、飛行機に乗っていた時も、読書や同じ班の女子とお喋りをしたりして、それほど苦痛ではなかったけど。やっぱり仲の良い友だち、恋人と一緒に同じ景色を眺めて同じ時間を共有できたら良かったのに、何てやるせない想いばかりが、どうしても頭に浮かんでしまう。クラスが違うから、愚痴を漏らしてもどうしようもないんだけど。

 

「どうしたの? 大丈夫?」

 

 思わず漏れたタメ息を聞いた隣に座っている同じ班の女生徒が、心配そうに気遣ってくれる。私は「平気よ、海がキレイだったから思わずね」と言って、ホテルに着いた後の班行動の話題を振って話を逸らした。

 ――いけないわ。夕食の後は一緒に過ごせるんだから、気をつけないと。

 反省しつつ、今日行く予定の確認をしている間にバスは、ホテルに到着。クロークで、部屋の鍵を代表して受け取り、各自荷物を部屋に置いてから、初日の班行動に出かける。

 

「あら、山田(やまだ)じゃない」

「ああー? あん、小田切(おだぎり)じゃねーか」

 

 近くを散策したあと、休憩がてら自然豊かで鮮やかな緑の溢れる広場へ足を伸ばすと、柔らかな木漏れ日が差し込むベンチで、眼鏡をかけた小柄な男子と一緒に、気怠そうにだらしなく腰掛ける山田(やまだ)が居た。

 こんなところで何をしているのか訊くと、呆れたことに「めんどうだから」という理由で散策をサボって、同じ班の女子たちと別行動を取っていた。今ここ居ない宮村(みやむら)は、近くの雑貨屋(ショップ)へ、明日の使う物の買い出しに行っているそう。

 

「つーか、せっかくグアムに来たってのに何で散策なんだよ。海だろ、海! なっ、中村(なかむら)!」

「僕は、米軍基地に行ければそれでいいです」

「ほらな? 中村(なかむら)も、そう言ってるだろ?」

 

 ――何が、ほらな、よ。結局、自分が海で遊びたいだけじゃない。呆れて言葉も出ない。気持ちは分からなくはないけど。

 

小田切(おだぎり)さん、そろそろ行こー」

 

 班の女子に声をかけらた私は「すぐに行くわ」と返事をして、ポケットから取り出したスマホのカメラアプリを立ち上げて、自然豊かな広場の景色を数枚おさめる。

 

「真面目に散策してんだな、お前」

「あら、分かってないのね。写真は何も、風景を記録するためだけに撮るわけじゃないのよ」

「はあ? どういう意味だ?」

 

 意味をすぐに理解出来なかった山田(やまだ)は、写真を撮る意図を説明してあげるまで、腕を組んで首を傾げたまま頭にクエスチョンマークを浮かべていた。

 

「と、言うことがあったの」

「あはは、そうなんだ。で、これがその時の山田(やまだ)?」

「そうよ、スゴい表情(かお)してるでしょ」

 

 レストランで早めの夕食を食べ終えたあと、班のみんなで遊ぼうという男子たちの誘いを断った私は、ビーチに隣接しているホテル敷地内の屋外プールのテラス席で待ち合わせをした結人(ゆいと)くんと、お互い班行動で撮った写真を見せ合って話をしていた。

 

「さっき、ラウンジで会ったうららちゃんにこの写真を見せたら、考え事をしてる時はいつも、こんな表情(かお)をしてるんですって」

「へぇー、クセなんだ」

「そうみたい。本人には自覚がないみたいって言っていたわ。あなたの方は、なんだか変わった写真が多いわね」

 

 結人(ゆいと)くんがスマホで撮った写真は洞窟とか、碑石とか、鬱蒼とした繁みだったり、何となく観光地らしくない写真が多く写っている。

 

伊藤(いとう)さんの強い要望で、ミステリースポット・パワースポット巡りだったから。でも、これ見て」

「あっ、スゴいキレイ......」

 

 さっきの洞窟内部の写真、澄んだ湧き水で出来た泉を青くライトアップして幻想的な雰囲気を演出している。他にも壮大な滝や、時間は合わなかったけど、私も行った純白の大聖堂、それから――。

 

「やっぱり、素敵ね」

 

 旅行前から一緒に行きたいと話していた、恋人岬。

 沢山の人たちの想いが込められたハート型の南京錠は、まるで満開の花のように岬へと続く長い通路に設置されたフェンスを艶やか彩っている。

 

「あら、これで最後なの?」

 

 恋人岬の写真は、遠くからの写真が一枚あるだけで、岬からの写真は一枚もなかった。

 

「一緒じゃないと行く意味ないから」

「そ、そう......」

 

 ――顔が暑い。不意打ちは反則よ、反則。ホント、今が夕暮れで良かった。絶対顔紅くなってるもの。

 そんな私の気持ちも知らないで彼は、私が撮ったスマホのアルバムを穏やかな横顔で見ている。

 

「今回は予定が合わなくて行けなかったけど。いつか、一緒に行けるといいね」

「......うん」

 

 ちょうど夕食時とあって、私たち以外には誰も居ないプールサイドを照らす幾つものランタンの柔らかな灯火、微かに聞こえる波の音。

 そっと手と手を重ね合わせ、どちらからともなくゆっくりと距離を縮め、ほんの少しだけ触れるだけの短いキス。

 一緒に過ごせなかった時間を、お互いの気持ちを通わせるには十分過ぎる温もりだった。

 

           * * *

 

 修学旅行も無事に終わり、再び通常の学校生活がスタート。

 登校日初日の放課後の部活前、私は、フットサル部の部室に来ていた。

 

海外旅行(グアム)、いいなー」

「来年になれば、私たちも行けるじゃん。グアムかは分からないけど。ていうか、先輩エロすぎー」

「エローい」

「もうちょっと他の言い方ないのかしらっ?」

 

 帰国後すぐに現像した修学旅行の写真を見て好き勝手言ってくれる後輩の女子二人、滝川(たきがわ)さんと猪瀬(いのせ)さん。せっかくお土産買ってきてあげたのに渡す気がなくなる。それに、旅行前にはなかった座椅子やら、クッションやらを持ち込んで、二人ともすっかりくつろいでいる。

 

「あれ。二人とも、もう来てたんだね」

「早いな」

「お疲れさまでーす。私たちのクラス、最後が自習だったんです」

「ですです」

 

 少し遅れて、結人(ゆいと)くんと(うしお)くんがやって来た。二人も靴を脱いで部室に上がり、いつも使っている座布団(ポジション)に腰を落ち着けた。

 

「ああー、修学旅行の写真を見てたんだ」

「はい。水着姿の寧々(ねね)先輩がえっちぃって話を――」

「それは、もういいわよ!」

 

 ――ほら、結人(ゆいと)くんが反応に困って苦笑いしてるじゃない。まったく、もうっ。

 

「ところで、お土産はもう渡した?」

「まだよ。みんな揃ってから渡そうと思って......」

 

 バッグを膝の上に置いて、二人へのお土産を取り出す。

 

「私からはこれよ、ココナッツオイル配合のクリーム。肌荒れと日焼け止めの効能もあって、顔と体はもちろん髪の毛まで全身に使えるわよ」

「さすが寧々(ねね)先輩、女子力高いですね。宮内(みやうち)先輩のは、マグカップですか」

「そう、部室(ここ)で使うのにちょうどいいかなって」

 

 (うしお)くんの観測者(スポッター)滝川(たきがわ)さんは基本的に下校時間までこの部室に居るし、猪瀬(いのせ)さんも生徒会の仕事の合間に息抜きで時々来ているから、専用のコップがあるのは便利。私たちも、それぞれ気に入ったマグカップを買って来た。因みに彼女がここへ来るのは、副会長二人に対する愚痴を漏らしに来ているそう。私も苦労したから、猪瀬(いのせ)さんの気持ちはよく分かる。

 

「デザインもワンポイントが入っててカワイイです。色違いで分かりやすい」

「それに実用性も抜群ですねー。それに比べて、五十嵐(いがらし)先輩ときたら」

 

 滝川(たきがわ)さんは、(うしお)くんからのお土産を持って若干不満そうに目を細めた。

 

「女子へのお土産に量産型チョコとか、そんなだからそうなっちゃったんですよ」

「ど、どういう意味だッ?」

「女心が分かってないって話です。あっ、コレ意外とおいしー」

「ま、確かにそうかもですね。あ、ホントだ、チョコの中にナッツ入ってておいしい」

「だ、だから、どう言う意味だ!?」

 

 後輩の女の子二人から、ダメ出しを受けて狼狽える(うしお)くん。こんな(うしお)くんを見るのは初めてだから、不謹慎だけどちょっと新鮮。意外と年下の女子に弱いのかも。

 

「二年の女子から結構人気あるんですよ。背高いし、そこそこイケメンの部類ですし」

 

 そういえば(うしお)くんは一年生の時も、今年のバレンタインデーも二桁近いチョコを貰っていた。

 

「ノアたちのクラスの女子は、クールな感じが良いって言ってましたよー。けど実際は、クールじゃなくて根暗ですけど」

「――なッ!? 俺のどこが根暗だッ!?」

「いつも本を片手に、解散した将棋部から持ってきた将棋盤で一人で将棋指してるじゃないですかー」

滝川(たきがわ)さんは、五十嵐(いがらし)の相手してあげないの?」

「ノアも最初は、寂しい先輩に付き合ってあげようとしましたよ。でも『基礎(ルール)を覚えろ』って突っぱねられたんですよー」

 

 よよよっと、わざとらしく口元に手を添えて泣き崩れるマネをする滝川(たきがわ)さんに、(うしお)くんは血相を変えて反論。

 

「誤解を招く言い方をするな! お前が、真面目に教わろうとしないからだろ!」

「だって、先輩の説明小難しくて面白くないんですもん。相居飛車とか、穴熊とか、専門用語で言われてもイミフですって」

「将棋おける定番の戦術をだな――」

 

 二人の言い分を聞いた限り、どっちもどっち。そのあともしばらく言い合いを続ける二人をよそに、猪瀬(いのせ)さんは、部室の掛け時計に目向けて立ち上がった。

 

「じゃあ、私は生徒会室に行きます。先輩たちは、部活に行かなくていいんですか?」

「そうね、そろそろ行きましょ」

「だね。じゃあ、俺たちも行くよ」

「あ、ああ」

「はーい、お土産どうもでしたー」

 

 じゃれ合う二人を置いて、私たちは三人で部室を出て廊下を話ながら歩いて、新校舎の昇降口を出た直後、頬に冷たい物が当たった。

 空を見上げる。

 どんよりとした暗い雲が空全体を覆い、小さな雨粒がぽつぽつと地面を濡らして色を塗り替える。

 

「雨、ですね」

「朝の予報だと夜からって言っていたけど」

「とりあえず、朝比奈(あさひな)に訊いてみるね」

「お願いするわ」

「私は、小雨のうちに行きます。お土産ありがとうございました」

「ええ」

「またね」

 

 小雨の降る中を校舎へ駆けて行く猪瀬(いのせ)さんを、私たちは見送った。その間も雨は降り続けて、雨足は徐々に強まっていった。そして彼女の姿が見えなくなった頃、結人(ゆいと)くんのスマホに、朝比奈(あさひな)くんからの返信が届いた。

 

「今日は、部活中止だって」

「そう。じゃあ、どうしましょうか?」

「そうだね......」

 

 今日の部活動は、雨天中止。急遽予定が空いてしまった私たちは部室に戻って、月末の中間試験に備えてテスト勉強をすることにした。

 

「あれ? 五十嵐(いがらし)は?」

 

 部室には、ハート柄のクッションを抱いて退屈そうに転がっている滝川(たきがわ)さんが一人だけ。(うしお)くんの姿は見当たらない。

 

五十嵐(いがらし)先輩なら生徒会室へ行きました。てゆーかお二人は、部活に行ったんじゃなかったんですか?」

「中止になったんだよ、雨でね」

「雨?」

 

 身体を起こして滝川(たきがわ)さんは、窓の外を見る。変わらず雨は降り続いている。菜種梅雨には少し遅く、梅雨にはまだ早い初夏の雨。

 

「ホントだ、雨ですね」

「そういうわけだから今日は、テスト勉強をしようと思って戻ってきたの」

「ええーっ? せっかくの休みなのに、勉強するんですかっ? 遊びましょうよー」

「あのねぇ。私たち今年、受験なのよ」

「毎回成績上位のお二方なら、推薦で朱雀大学(うえ)に行けるんじゃないんですかー?」

「そうなるように、次の中間試験と期末試験の結果が重要なのよ」

 

 推薦を貰えれば、秋に行われる内部進学学力試験を受けずに済む。ただ、朱雀大学への進学を目指す部活動の部員は、推薦を取れなければ事実上の引退勧告。サッカー部三年生の高校最後の大会で集大成の冬の選手権大会に向けて全力でサポートするためにも、今学期の学力考査は絶対に落とせない。

 そんな訳で、あの手この手を使って誘惑してくる滝川(たきがわ)さんをやり過ごして、私は集中して試験勉強に打ち込んだ。

 

 

           * * *

 

 

「記憶を消したのは、当時の生徒会ですって......!」

「ああ、そうだ」

 

 生徒会室から戻ってきた(うしお)くんは、難しい表情(かお)をしていた。場所を結人(ゆいと)くんのバイト先に移動してから詳しく話を聞くと、驚くべき事実が判明。

 

「修学旅行で山田(やまだ)が言っていた、当時一年の三学期の記憶を全校生徒から消したのは、当時の生徒会だったんだ」

 

 修学旅行二日目の夜、山田(やまだ)と同じ班の女子、完全記憶者(アカシックレコード)の話を聞いた山田(やまだ)は、みんなをテラスに集めて、一年の三学期のことを訊いた。

 その結果、私も含めた全員の記憶が不鮮明ということが判明した。ただ一人だけを除いて。

 

「何だか大変なことになってますね」

「ったくお前は、他人事だと思いやがって」

「実際、他人事ですもーん」

 

 悪気なく無邪気に笑う、滝川(たきがわ)さん。(うしお)くんは、やれやれと大きなタメ息をつく。

 

「それで、先輩たちが一年生の時の三学期の記憶を持っているのは完全記憶者(アカシックレコード)と、宮内(みやうち)先輩だけなんですか?」

「ええ、そうよ」

 

 そう、彼だけは、失われた三学期の記憶を保有していた。

 

「ある意味奇跡だな。ケガの治療で入院、退院、通院していたことで、記憶を消す儀式が行われた時をピンポイントで避けただなんて」

 

 防球ネットを支える鉄柱に背を預け、腕を組む(うしお)くんは、私たちが腰掛けているベンチのコートで、店長さんと一対一の勝負をしている結人(ゆいと)くんに目線を向ける。私も彼に目を向ける。額から大量の汗を流し、両膝に手をついて肩で息をしていた。

 

「どうした? もう終わりか?」

「――行きます!」

「シャッ! 来いや!」

 

 パスを受けた結人(ゆいと)くんは顔を上げ、店長さんに向かってドリブルを仕掛ける。でも、何度も抜こうと試みても、素早い反応で行く手を塞がれて抜けない。攻めあぐねる彼は足の裏でボールを引き、一旦距離を取って短く息を吐いて仕切り直し、そして再び、ドリブルを開始。

 さっきまでとは比べものにならないスピードの仕掛け、素速いフェイントで足下のボールを左右に巧みに転がして揺さぶる。素速い切り返しを仕掛けた瞬間、店長さんの体が不意に傾いた。

 

「あれは! 俺と、朝比奈(あさひな)を崩した技だ!」

 

 二月の球技大会、鉄壁を誇った朝比奈(あさひな)くんを抜いて、決勝点をもぎ取るきっかけを作った技。あの時と同じように結人(ゆいと)くんは、バランスを崩した店長さんの脇を抜いて――突然、彼の体が前のめりになった。

 ――危ない! と思った瞬間、咄嗟に地面に手をついて体を反転させて足から着地した。

 

「すっご! サーカスみたい!」

「あの状態から受け身を取って着地するとは、化け物じみた反射神経だな」

 

 感心する二人をよそに私は急いで、しゃがんでいる彼の元へ駆け寄る。

 

「ちょっと、大丈夫!?」

「あ、うん、大丈夫」

 

 ニコッと笑顔で立ち上がり、その場でジャンプ。どうやら、本当にケガは無いみたいでひと安心。

 

「そう、ならいいけど」

「ケガねーか?」

「問題ありません」

 

 奪い取ったボールをリフティングしながら、私たちの元へやって来た。

 

「最後の、アイデアは悪くない。けど、仕掛けまでの時間がかかりすぎだな。もうちょいシンプルじゃねぇと実戦じゃ厳しいぞ?」

「分かってます。本番までに、あと二手は少なくするつもりです」

「そうか。暇な時は、また相手してやる。今日は時間切れだ」

「はい、ありがとうございました。お疲れさまです」

「おう、お疲れさん」

 

 片付けを済ませて私たちは、フットサルコートを後にする。途中までみんなで話をしながら、商店街で歩き、交差点で別れてそれぞれ帰宅の道を行く。私はいつものように、彼と一緒に駅へと向かった。

 

「さっきの、惜しかったわね」

「上手くいったと思ったんだけどね。結局、止められた。もっと速く、もっとシンプルに改善しないと――」

「言っておくけど、無茶はダメよ」

「分かってますって。それに夏は、シード権持ってるから本番まで余裕があるからね」

「それなら先ずは、月末の中間試験ね。そういうことだから、駅前のファミレスへ行きましょ。現代文でちょっと教えて欲しいところがあるの」

「構わないけど、時間大丈夫?」

「平気よ、ちゃんと言ってあるから」

 

 最寄り駅前のフェミレスに入って少し遅い晩ご飯を食べながら、色々な話をして充実した時間を過ごした。

 そして、中間試験は無事終わり、本格的な梅雨の季節の訪れと共に、夏のインターハイが開幕した。


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