ラブライブ!サンシャイン!! 〜希望の光〜   作:リオート

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曜「おお!投稿頑張ってるね!お疲れ様!」
リオート「正直今回会話が多くて読みずらいかもしれない」
曜「えっそれ大丈夫?ただでさえ読みずらいのに...」
リオート「自分の努力不足です...」
曜「次は頑張ってね...」
リオート「はい...」

今回ほんとに読みずらいです!


第14話 sound of sea

洋希「どうすりゃいいんだろうな~」

 

果南先輩と別れ、船着場から歩いて帰っていた俺は、こらからどうするかを悩んでいた。

このままダイヤさんに認めてもらえなければ、スクールアイドルを始めることすらできない...まさかこんな所に壁があるとは...

 

頭を抱えながら海岸沿いを歩いていると、桟橋のところに人が立っているのが見えた。

なにをしているのだろう?ただ単に黄昏ているだけなのだろうか?

するとその子は突然上着を脱ぎ、今度はスカートに手をつけ始めた。

嘘だろ?こんな所で服を脱ぐなんて正気か!?まさかそういう趣味の人...いや!だとしても止めないと!

俺はダッシュでその子のところへ向かった。

スカートのチャックを開け始めたぞ...。もうパンツを見てしまうのはしょうがない...だが!それ以上は男として見るわけにはいかない!

 

だか全て脱ぎ終わったその子はなぜか水着だった。そして「うおおおお!」といって走り出した。

まさか!飛び込む気か!?いくら静岡でもこの時期がまだ海が冷たいことぐらい俺でもわかるぞ!予定変更だ!次は飛び込みを止めないと!

案の定その子の走りはあまり早くなかったので後ろからきた俺でもぎりぎりその子の手を掴んで止めることができた。まじでぎりぎりだよ...。

 

洋希「ちょっと君なにしてるの!この時期に海に飛び込む気なの!?」

???「離してください!私は飛び込まなきゃいけないんです!」

 

なにを言ってるんだこの子は...。飛び込まなきゃいけない理由なんて自殺か海に落ちた何かを拾いにいくかしかないだろ...。とにかく話しを聞こう...。

 

洋希「とにかく落ち着いて!なんか理由があるなら俺が相談にのるから!」

???「...ほんと...ですか...?」

 

突然上目遣いで聞かれたのでドキッとしてしまった。

よく見るとこの子、めっちゃ美人やん。スラッとした体に、ワイン色のロングの髪。まじもんの美人だ。

 

洋希「お、おう!だから飛び込むのはやめような?」

???「わかりました...」

 

よし、これで一件落着、どんな理由であれこの時期に飛び込ませるのは危険だからな。止めれてよかったぜ。

安心してその子を連れて道路のほうに戻ろうとした。だが、問題があった。

 

ツルッ

 

洋希、???「えっ?」

 

どうやら足下が濡れていたらしく、二人同時に後ろに滑ってしまった。後ろにはなにがあると思う?道路のほうに向かっていったのだ。つまり、後ろは海だ。

 

洋希、???「うわぁぁぁ!?」

 

じゃぼーん!

 

俺達は2人仲良く海に落ちた。そして思った通り海はかなり冷たかった。

 

洋希(うわ!?流石に冷たすぎだろ!早く出ないと死んじまうぜこんなの!俺だけじゃなくて、この子も!)

 

俺はさっきの子を抱き抱えながら海面を目指した。

もらったばっかの制服なのにもう濡れちったよ...とほほ...

 

 

 

 

《???視点》

 

???(ど、どうしよう...飛び込もうとしたらいきなり男の子に止められちゃって、そしたら今度は一緒に落ちちゃったよ...ていうか、ほんとに冷たい!静岡の海ってもう大丈夫かと思ってたのに!)

 

そんなことを考えてる途中、自分の今の状況を整理した。

 

???(腰に手が回ってて、体がさっきの人とくっついてる...ええ!?わたし...抱き抱えられてるの!?)

 

自分の今置かれている状況を知ってしまったので、かおがみるみる赤くいく。それどころか体の体温が上がっていって、さっきまでの冷たさを全く感じなくなってしまった。

 

???(い、今の顔を見られたらどうしよう...は、恥ずかし...)

 

無論海のなかではまともに目が開けないので、洋希が顔を見ることは無かった。

 

 

 

《洋希視点》

 

 

 

洋希、???「ぷはぁ!」

 

何とかして海面に出ることはできた。それにしてもほんとに冷たい、早く海岸にいこう...

 

洋希「君、大丈夫?けがとかしてない?」

???「え、あっはい!大丈夫です...」

 

なんだ?心なしかこの子顔赤くないか?まさか今のでなんかあったんじゃ...。

 

???「あの...」

洋希「どうした?」

???「じ、自分で泳げますので...その...手を...」

洋希「ん?...あっ!ご、ごめん!」

 

俺は咄嗟に腰に当てていた手を離す。

状況が状況だったとはいえ、みだらに女の子に触るのは男としてはよくないだろう。

 

洋希「とりあえず、海岸までいこう」

???「そうですね...」

 

 

やっとの思いで海岸までたどり着いた。とりあえず俺は置きっぱなしにしたバックをとりにいき、戻ってきた後でその子にタオルを渡す。

 

洋希「これで体拭きな、冷えちゃうと風邪ひくから」

???「あ、ありがとうございます...」

洋希「あとこれ、君の制服」

???「えっ!?あ、ありがとうございます...」

 

なぜかこの子の服が俺のバックの隣に置いてあったのだ。誰が置いたのだろうか?親切な人が置いといてくれたのだろうか?そうとしか考えられなくもないが...

 

その後、近くにあった小さいドラム缶にそこら辺に落ちてた流木なんかを入れて、焚き火を作った。これで少しはマシになるかな。とりあえず制服を乾かしておくか。あ、上だけね。さすがに女の子いる所でパンツ一丁はダメだからね。下はあとで洗います...

 

女の子は海から上がってからずっと黄昏てる。結構深刻な悩みなのかな。一応聞いてみるか。

 

洋希「隣、すわってもいい?」

???「ど、どうぞ...」

洋希「ありがと」

 

そういって俺は隣にすわった。

 

洋希「単刀直入に聞くね、なんで飛び込もうとしてたの?」

 

正直、これだけが聞きたい。なんであんな海に飛び込もうとしたのか、そうとうな理由か...

 

???「笑わないって、約束してくれますか?」

洋希「あ、ああ、いいよ、笑わないよ」

???「私...

 

 

 

 

 

 

 

海の音が聞きたいんです」

 

 

 

 

 

 

えっ?海の音?ま、まさかそのために飛び込もうとしてたのか...自殺とかじゃなくて...?お、俺の早とちりだったのか...

笑いより、むしろ呆れてしまった。俺がポカーンとした顔をしてると、

 

???「やっぱり...変ですよね...」

 

え、ちょっとなんでそんな悲しい顔するの?やっぱりただ海の音を聞きたいだけじゃないっぽいな。

 

洋希「どうして、海の音を聞きたいの?」

???「私、ピアノをやってたんです、でもある時から全く弾けなくなっちゃって...だから、海の音聞けば、また弾けるんじゃないかなって思って...」

 

なるほどね、やっぱりちゃんとした理由はあったんだ。ピアノか...瑠美がたしか上手かったな。あいつのピアノ聞くと、悲しい気持ちが一気に吹き飛んだんだよね。

 

洋希「そうなんだ...そういえば、君どっから来たの?この辺じゃ見ない制服だけど」

 

なんか初めてここに来た時に会った人にされた質問をそのまま質問してるみたい。結局あれ、何回聞かれたんだろう...。

 

???「私、東京の音ノ木坂からきたんです」

洋希「音ノ木坂ねぇ......!?、音ノ木坂!?」

 

俺はおもわずバッと立ち上がってしまった。隣の子もかなり驚いている。

 

???「ど、どうしたんですか?」

洋希「音ノ木坂からきたんだよね!」

???「はい...そうですけど...」

洋希「じゃあ、μ'sはしってるよね?」

???「μ's?」

洋希「そう!スクールアイドルの!」

???「スクールアイドル...なんですか?それ...」

洋希「えっ...」

???「私、ほとんどピアノしか触ってなくて、そういうこと、全然知らないんです...」

 

い、意外。音ノ木坂にいるのにμ'sもスクールアイドルも知らないなんて...。もう音ノ木坂にはスクールアイドルはないのか?だからこの子は知らないんじゃ...。うぅむ、わからん。

 

洋希「じゃあ、みしてあげるよ」

 

そういってスマホを取り出して、画像ファイルからμ'sの写真を見せる。

 

洋希「どう?」

???「どうって言われても...なんだか...普通?」

洋希「ま、そうだよね」

???「ち、違いますよ!別に悪い意味じゃなくて!ただ...もっと芸能人みたいなものだと思ってたので...」

洋希「その考えは間違ってないよ」

???「えっ?」

洋希「この人たちもこの時は俺たちと同じ高校生、なんら代わりのない普通の人たちだったんだと思う。でもこの人たちはこうして9人集まり、μ'sというグループを作り上げた、そしてラブライブを優勝した」

???「そうなんですか...」

洋希「そう、でな俺にはこれといって夢がないんだ、とくに得意なこともなくて、なりたいものもなくて、なにかやるには元から『才能』がなくちゃできないだろって思ってて、でもそんな時にμ'sに出会った。衝撃だったよ。彼女たちは元々そういう才能があった訳じゃないのにあそこまで輝いていた。人々を魅力した。世界にだって羽ばたいた。『才能』がなくても、なにか自分に合うものが何かしらあるんじゃないかって!気づかされたんだ。だから俺、それから色んなことやってきた、でも、これといって合うものはなかった。でも色々やってきたことで、俺は一つ気づいた」

???「何にですか?」

洋希「俺は誰かの『希望』になることが1番あってるって!」

???「き、希望?」

洋希「簡単にいえば、誰かの手助けをすること、簡単そうに見えるけど、案外難しいんだ」

???「手助けをすることがあなたに合っていることなんですか?」

洋希「そう、俺が前に立って俺自身が輝くことじゃなくて、誰かを輝かせるのがいいんだって、君みたいに、前にたって、なにかするってのはあってないってね、きづいた。それを教えてくれたのが、この、μ's、なにができるかわらなかった『普通』の俺にできることを教えてくれた」

???「すごいですね、そのμ'sっていう人たちは」

洋希「だからね、俺は君を輝かせたいんだ!」

???「私を?」

洋希「今、悩んでるんでしょ?だから俺が君の『希望』になって、君を助けたいんだ」

???「ふふっ」

洋希「ええ...そこ笑うとこじゃないよ~こんなに話したのに...」

???「面白い人だなって思って...ふふっ」

 

俺があんなに熱演したのにこの子は...。でも、さっきまでの思い悩んだ顔より、こっちの笑ってる顔のほうがいいな。

 

???「じゃあ、お願いしてもいいですか?」

洋希「へっ?なにを?」

???「あなた、さっき私の『希望』になってくれるっていってくれましたよね?それです」

洋希「お、おう!まかせて!やることはわからないけど...」

???「じゃあ...まあ今度相談にのってください♪」

 

なんか突然元気になったなこの子。まあいっか、っていつまでおれは「この子」だの「その子」だのいってんだ。名前聞こう...

 

洋希「じゃあ、名前教えてくれない?」

???「私は桜内梨子です、あなたは?」

洋希「おれは赤羽洋希、浦の星女学院のたった1人の男子生徒だ」

梨子「浦の星...あ、よろしくお願いしますね、赤羽さん♪じゃあまた明日!」

洋希「バイバイ、気おつけてかえりなよ」

 

そういうと、桜内は帰ってしまった。なんなんだあの子は...。いきなり飛び込もうとするわ、人の真面目な話聞いて笑い出すは、落ち込んでると思ったらいきなり元気になるし...。わけがわかんねぇよ!

 

そんなモヤモヤを残しながら家へと帰っていった洋希。

このあと制服の後始末に相当苦労したようだ。

 




曜「たしかに読みずらいかもね」
リオート「だれかちゃんとした書き方教えてくれー!」
曜「そういって、さらっと感想とかアドバイスもとめてるよね...」
リオート「あ、ばれた?」
曜「たしかに全然感想もらえないね」
リオート「正直ほしい」
曜「とにかく書いていこう、そうすればいつから1人ぐらい感想くれるよ」
リオート「まさに0から1に!だね!」
曜「その話相当あとだよね...」
リオート「頑張ります...」





書いてるうちにどんどんオリジナルになって言ってしまって、アニメストーリーは流れだけしかつかってないです。もうこうなってしまった以上、この路線で頑張ります!次回お楽しみに!


あ、感想やアドバイス、お待ちしてますよ...。

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