出来れば1000文字ぐらいで綺麗に終わらしたい。
夜中に急に目が覚める時ってないか?それは怖い夢を見たり、眠気が覚めたり要因は色々だろう。今夜の俺の原因は腹痛だった。
「ぅぅぅ・・・」
季節は秋、そろそろ夜は寒く毛布を用意してもいい時期だ。
「・・・ぃたぃ・・・」
そんな中、寝相の悪い俺はお腹かお尻を冷やしてしまい身体に不調をきたしてしまった。その所為でトイレに立てこもってしまった。今の俺は火事でも梃子でも動かないだろう。てか動けない。盲腸を疑うレベルだ。
「もぅ・・・無理・・・限界だぁぁ・・・」
貝、怪、海、買、甲斐・・・痛みに耐える為に意味の無い言葉を考え無心になろうとする。うっ・・・痛みが強い・・・
「っくぅ・・・」
普段の腹痛とは違う鋭い痛みで体力、精神力をガリガリ削られる。てか酷い腹痛で死にたくならない?頭痛もするし。どうでもいいが身体を全部オーバーホールしたくなる。
「・・・?」
急に痛みが引いた?ん~経験上、布団に入ると痛みがぶり返して地獄をみるのはわかるが・・・治る場合もある。
「ん~大丈夫か?」
とりあえずトイレから出よう。汚い話だが、綺麗にして扉を開けようとして気がつく。アレ?扉開かないんだけど・・・
唯の視点
「で?風邪を引いたと」
『うん』
朝になっても兄さんが降りてこないので雪姉さんが見に行くと言うなんともうらやましい事をした。風邪の引いた兄さんの部屋とか・・・すごく入りたい。むしろ住みたい。
話がそれてしまった。兄さんが風邪だとわかったの興奮した雪姉さん早急に回収して比較的冷静?な咲姉さんに電話して貰った。
「はぁ・・・何か食べたい物とかある?」
『・・・無い』
「はい、ウソ。ポカリ?ウイダー?」
『ウイダー・・・』
「はいはい。後冷えピタとリポディーもでしょ?」
『・・・ありがとう』
「どういたしまして」
はぁ・・・面白くない。なぜ電話する権利じゃんけんに負けたのだろうか?全部、天の所為だな。後で枕の下に匂い袋を置いておこう。
「ってさ。とりあえず買い物行ってくるわ」
「私は兄さんのご飯作る」
「えっとじゃあ私は・・・」
「天は雪を見張る役ね」
「コクリ」
「え~なんでだよ!あの雪ねぇ怖ぇんだよ~」
「わかる」
「確かに」
兄さんの汗の匂いに興奮した雪姉さんは怖い。アレは病んでる。私達の中で一番病んでる。がんばって気合も入れて雪姉さんを御母様の寝室に封印した。私らグッジョブ。
まあ、私達も兄さんの匂いに耐えれるか怪しいけどね。
その後、看病は雪を除く姉妹が交代でめっちゃがんばった。
理想を求めて書いていこう。