俺のパンツが無い。   作:彼是

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ひさしぶりにこっちを書いた。
しかもまだ終わらない。すまんなぁ・・後は帰り道だけだから・・・


皆さんお気に入りありがとうございます!

一応仮面ライダーの短編を書いたので今日あげます!よろしくね!


咲と映画 後編

個人的な話だが映画館の中に食べ物、飲み物を飲むのは好きではない。飲食の音で隣の人に迷惑がかかるし匂いも出るでも・・

 

「何故か美味しそうに見えるよね」

「?何か言った?」

「おう。映画館の食べ物って美味しそうに見えるよねって」

 

 映画館の時間が近くなり俺達はフロアに入った。フロアには売店で売っているお菓子?のいい匂いが漂っている。

 

「わかるわ。お祭りと一緒よね」

「どうする?買う?」

「ん~やめとくわ。圭は・・買わないわよね」

「うん」

 

 咲達とは子供の時からたまに映画に行ってたから俺が買わない事を知っている。ちなみに天と唯とは映画に行く事はたぶんもう無い。

 

 映画の待つ時間に新作のグッズや広告を見る事にした。中には話題作や聞いたことも無い作品があり楽しい。

 

「ってまだこれやってたのか」

「ん?本当ね。懐かしいわ」

 

 そう言って見つけたのは『どら子ちゃんシリーズ』だ。ダメダメなのび子ちゃんを助ける為に未来からやってくるロボットがやってくる話で俺の子供時代・・・寧ろ前世からあるレベルの作品だ。

 

「内容は・・・南極大冒険?」

「へ~面白そうね」

「・・アレ?これどっかで見たような・・」

 

 どこだっただろう?確かネットの・・あ!

 

「思い出した。これクトゥルフ神話っぽいって話題になったヤツだ」

「クトゥ・・何?」

「クトゥルフ神話って言って・・そうだな・・・ホラー?神話?まあそう言う作品のネタっぽいのが出てくるらしい」

「へ~じゃあコレホラーなの?」

「子供向けだけど知ってる人はぽく見えるらしいよ」

 

 ネットで掲示板を見ていた時にその話題をチラ見したのを思い出した。気になるが今日は違うからね。

 

「お、そろそろ時間だぞ」

「本当ね」

 

 色々見て面白そうなグッズを見て楽しんだ。グッズって色々あるね。特にこの世界は男女あべこべで変わったグッズが多い。つけ爪、針なしイヤリング等のアクセサリーがあった。しかし・・・

 

「アレは無いな」

 

 シアター入口の受付の人にチケットを渡しながらひとりごちる。ビームサーベルイヤリングやR2D2イヤリングはまだわかるでも・・・

 

「アレは無い」

「まだ言ってるの?」

「いやいやアレは中々凄いと思うよ」

 

 何が無いのかって・・小さい女の子がビームサーベルを持って黒いマスクを付けコスプレしてた。まさかのコスプレがフルセットで売っていた。子供向けから大人までそれなりの数が用意されていた。

 

「そう?普通じゃない?」

 

 と咲は言うが前世を知っている俺からしたらありえない光景だ。見に来た作品のキャラのコスプレをする子達がいるのがすげーよ。あの子なんてウィッグ、靴までしてるじゃねか。

 

「そういえば咲はしないよな」

「みんなするからね~」

「そういえばそうだね」

 

 実は雪、天は結構やる。唯は・・アイツとは絶対に行かないしいいだろう。それを見ていたから咲もしないのだろう。

 

 席は・・・真ん中の端側だ。うお・・・見ればほぼ全員女の子じゃないか。しかも少しだけコスプレしてる子が多いから中々すごい光景だ。やはり男が少ないからか凄く見られる。

 

「・・・・」

 

 咲はやや顔がこわばってるどうしたんだろ?まあいい。とりあえず席につきパンフレットを見る。今回のパンフレットは表紙に男の子がビームサーベルを持っているシーンだ。

 

「へ~男の子のイメージは無かったけど中々良さそうだね」

「う、うん」

 

 ビームサーベルは青色・・・主人公らしい色だ。有名かどうか知らないが設定では色にも意味があり青、緑がジェダイ側、赤が敵らしい。(紫もあるよ!)個人的には緑のビームサーベルが好きだな。

 

ブー

 

 周囲が暗くなりスクリーンが動くそろそろ映画が始まる。

 

 

 

 




ちなみに俺はスター○ーズと南極は見てないです。

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