赤い瞳と赤い弓兵   作:夢泉

7 / 20
設定

○ライブ(live)

 8才の少女。呪われた子供たちとよばれる子供で差別や暴力を受けてきたが、それでも人を憎めず、とてもやさしい少女。人の醜い部分を見続けたため、嘘を見抜くことや心理戦等、感情が関わることには大人顔負けの能力を発揮する。

 地獄で生きてきたためか基本敬語で話すなど、変に大人びているが、心から信頼した人(現在は英霊エミヤのみ)といるとき等は年相応の反応をする。

 捨て子で名前がなく、live(ライブ)という名前は英霊エミヤが彼女のあだ名evil(イーヴォ)のスペルを逆さにしたもので普通の生活を送ってほしいという願いが込められている。

 名付け親の英霊エミヤをお父さんと読んでいる。これは、また孤独になるのが嫌で、初めててにいれた繋がりを身近に感じていたいから。

 令呪は左の瞳にあり、原因不明だが能力使用時の赤い瞳の時のみ令呪が表れ、ルビーのように透き通った赤色の瞳の上に赤黒い令呪が浮かび上がる。

 

 

○英霊エミヤ

 言わずと知れた赤い弓兵。マスターはライブ。今のところ語られていないが、何かしらの理由で特殊な召喚をされたようで、守護者の任からは解放されている。すでに衛宮士郎との対決は果たしており、召喚前は答えを得た状態で守護者の仕事をしていた。家事能力が高い。ライブにはお父さんとよばれる。

 

 

~解説~

 ここから書くことは私の記憶がもとであり、間違いもあるかもしれません。

 ライブの眼ですが、赤い瞳の時には左目に令呪が出てきます。キリスト教において「悪魔が宿る」とされる左目。僕個人の考えですが右優位の考え方って結構ありますよね?右は英語でright(正しい)ですし。これに右利きが多いのって無関係ではないと思うんです。でも、キリスト教以外をみてみると左を司る善い神様って結構います。よくフリーメイソンとかで出てくる、アメリカ紙幣に描かれたピラミッドの上にある眼は左目で、ウアジェトと呼ばれる神様の眼。ウアジェトはアヌビスの娘ともいわれ、コブラの頭をもつエジプトの()()女神。守護者(エミヤ)守護神(ウアジェト)コブラの頭の女神(ウアジェト)怪物の血をもつ少女(ライブ)。日本神話でも太陽の女神アマテラスがイザナギの左目から誕生しています。地獄のなかでも優しさを持ち続けたライブは暗黒の宇宙で輝く太陽のようだとも思います。誰よりも優しいのに、怪物と言われたライブと誰かのためにあろうとして恐れられたエミヤの姿はどことなく多くの国では「悪魔」と言われている左を司る神様に重なるような気がするのです。

 

長文失礼しました。これからも「赤い瞳と赤い弓兵」をよろしくお願いいたします。

 

P.S.

 評価、コメントお待ちしております。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。