テスト終わったんで投稿します!
「ライブッ‼」
「お父さん?どうしたの?」
「私の後ろに隠れていろ、ライブ」
ライブを私の後ろに下がらせ辺りを見渡せば、そこには、
「ガストレア……」
ステージⅣと思われるガストレアが1体。ステージⅢと思われるガストレアが5体。
ガストレアは前後両方からやって来る。前方からは巨大なステージⅣガストレアが一体。後方からはステージⅢガストレア五体が向かってくる。
「まずいな……」
片方を始末しているうちにもう片方の奴らがやって来る。近づかれては弓を用いた戦法は使えない。今まで戦ってきてわかったことだが、奴らはステージⅢの時点で種類によっては並みの英霊と同等の力を持つものもいる。勿論単純な筋力においてだけであるから、技術を始めその他多くのもので圧倒的な差があり、英霊が負けることなどありえない。だが、奴らには数の優位性がある。複数のガストレアに攻められたら分が悪い。
加えてあれは・・・
「あれは何だ……?」
ステージⅣガストレアの体の構造。とても生物体とは思えない異形の姿。特に異質なのは肩口から伸びる二つの筒。それは細く長く伸びてガストレアの後方から生えるようについている。昆虫は腹の部分に気門と呼ばれる呼吸のための穴が空いているが、おそらくそれに近い器官から伸びているのであろう。
では、なぜそんな器官がついているのか?考えるまでもない。細く長く伸び、中心を貫くように空洞が空いた棒状のもの。そんなもの、一つしか考えられない。
「砲台かッ‼」
ここまで来る間に多くのガストレアと戦った。中にはガストレアを産み出し射出するようなタイプもいた。あれもそのように何か……ガストレアか、それとももっと別の何かを射出するのだろう。
そのようなものがいることはわかっていた。だが、あの長さはなんだ?
銃火器、に限らず何かを飛ばす装置というのは、その砲身が長ければ長い程、力を受け加速する距離が長くなり、結果としてより強く、遠くへ射出できる。
何を打ち出すのか、どれ程の力を加えて射出するのか。そういったことは不明だが、あの長さの砲身であればここまで余裕で届くだろう。
考えられる手段としては、三つ。
一つ目は、ライブを抱えて最大の速度で逃げ出すというもの。だが、これは、ガストレアに狙撃、撃墜される危険性がある。
二つ目は、ステージⅣガストレアの方に向けて宝具を射出、奴の打ち出すものと相殺しつつ、奴を討伐、直ぐ様ステージⅢガストレア5体の処理に回るというもの。これは、私がステージⅣに手こずった場合、ステージⅢに高速で移動できるものがいたら背後から襲われることになる。
三つ目は、私本来の宝具、固有結界"無限の剣製"の展開。私の心象風景を具現化し、現実を侵食。私とライブがそこに逃げ込み、奴等がいなくなったのを見計らって戻ってくる、というもの。安全ではあるが、しかしこれは長時間固有結界を展開していなければならず、ライブの負担が大きすぎる。彼女は素質は十分だが、如何せん修行を積んでいない。彼女ではおそらく耐えられない。
結果として、とれる手段は一つだけ。二つ目の方法だ。可及的速やかに前方のステージⅣを沈めて、後方の相手をする。
ステージⅣともなればその再生力は凄まじいものであるから、最悪、ステージⅣは砲身二つを潰すだけでいい。そしてそれが再生する前に後方を一掃すればよいのだ………なんて楽観的に考えてみることはできない。
失敗は許されない。少しのミスが命取りだ。はっきりいって絶体絶命。
あと一人、自分と同等に戦えるものがいて、やっと解決できる程難しい局面だ。しかし、そんなものはいない。
しかし‼私はッ‼ライブを守り抜くと誓ったのだ‼無茶でも無謀でもやり遂げるより他はない‼
「I am the bone……」
私が詠唱を始めると……
「お困りのようですね。助太刀いたします」
私のすぐそばで声がした。凛とした声音。可愛らしく、それでいてどことなく威厳のあるその声音。
「な!?君は‼」
知っている。私は知っている!その声を知っているッ!!
「細かいことはあとです‼今は敵に集中してください‼私が前方の敵をやります‼あなたは後方を‼」
「…ッ‼あぁ、了解したッ‼」
色々な言葉が溢れてきて、ぐちゃぐちゃになった思考を直ぐ様落ち着けて戦闘に切り替える。心強い助っ人が来てくれたとはいえ、絶体絶命には違いない。
しかし、不思議と焦りは感じられなかった。
「いくぞ
「はいッ‼」
いやぁ~Heaven's Feelよかったなぁ~
戦闘シーンがもう最高ッ!あの大音量!大迫力で引き込まれる戦闘シーン!最高だった!そして桜かわいすぎ!
そんでもって、アイツは外道だったなぁ~fgoとのギャップがねぇ~(知ってたけどね)
あとやっぱり麻婆は麻婆ですね。
後編も早くみたいなぁ~
評価、コメントお待ちしております!
そう言えば、fgoでアルトリア(剣)召喚できました!