どうもキャプテンタディーです。
今回からまた、アニメを基準に
サンシャインの第6話を書いて
いきたいと思っています。
サンシャインは半分も終わってない
ので、頑張りたいと思います。
それでは、本編をどうぞ!
〜ルビィ side〜
放課後
全ての始まりは、理事長の鞠莉さんと、お姉ちゃんの2人の会話からでした。
「どういうことですの!?」
「どういうって、書いてある通りよ」
そんな会話が聞こえた時、ルビィはたまたま理事長室の前を通リ過ぎようとしていたところだった。
鞠莉さんとお姉ちゃんが話をしているのが私の耳に入り、一体何の話をしているのかが私は気になって仕方なかった。
だから私はドアをこっそり開け、開いたドアの隙間から様子を眺める。コソコソして人の話を聞いちゃいけないと思っているけど、ルビィは気にせずにはいられなかった。
そしたら次の瞬間、理事長の鞠莉さんの口からは、ルビィが信じられないほどのことを言い出す。
「沼津の高校と統合して、浦の星女学院は“廃校”になる。ダイヤなら分かっていたことでしょう?」
「それは……そうですが……」
内容は、この浦の星女学院はなくなり、沼津の学校と統合するということ。
つまり、“統廃合”の話だった。
ルビィは両手で口を抑え、声が出ないようにする。あまりにも衝撃的過ぎて、思わず声を上げて驚いてしまいそうだった。
「嘘、学校が……廃校!?」
ルビィは2人が聞こえないように小さい声で、鞠莉さんが言ったことを繰り返すように呟く。
ルビィは少し、信じられなかった。
やっとスクールアイドルになれて、Aqoursのメンバーになって少しずつランキングも上がって、少しずつ人気になってきたところなのに……。
「ただ、まだ決定ではないの。まだ待って欲しいと、私が強く言ってるから……」
「鞠莉さんが……?」
すると鞠莉さんは、まだ統廃合が確定したわけではないと話し、鞠莉さん自身の理事長の権限なのか、『待ってほしい』と、伝えているらしい。
だとしても、たとえ学校の理事長の権限でも、それがいつまで持ってくれるのか分からない。
下手をすれば、時間の問題かもしれない。
「何の為に私が理事長になったと思ってるの?」
「鞠莉……さん……」
「この学校は絶対になくさない!私にとって、どこよりも大事な場所なの!」
だけども鞠莉さんは、この学校を絶対に廃校にさせないと強く意気込んでいる。鞠莉さんの表情がその強い意志そのものを表現していた。
お姉ちゃんは、鞠莉さんに尋ねる。
「でも方法はあるんですの?この2年間、入学者はどんどん減っている一方なんですのよ?」
確かに、お姉ちゃんの言う通りでもある。
私と花丸ちゃん、善子ちゃんの3人が合わせたとしても、1年生はたったの15人しかいない。
それをどういった方法で人を集めるのか?
ルビィもそれが気になって耳を傾けた時、鞠莉さんは座っていた椅子から立ち上がって、お姉ちゃんにその方法を話す。
「“スクールアイドル”、これがあるじゃない?」
「鞠莉さん……」
その方法は、スクールアイドル。
つまり、私たち『Aqours』が学校を救う方法の1つだと、理事長の鞠莉さんは話す。
そして鞠莉さんはお姉ちゃんに対し、握手をしようと右手を差し出しては、私にとって意味深な言葉をお姉ちゃんに投げかける。
「あの時も言ったでしょ?私は諦めないと。今でも決して、終わったとは思っていない」
「……………………」
鞠莉さんが発したその言葉に、なんの意味があるのかはルビィは全く知らない。
だけどお姉ちゃんとの間で何かがあったことは確かで、話を聞いていて自分の頭の中で理解出来る。
お姉ちゃんの身に、一体何があったの?
そんなことを私は考えていた矢先、お姉ちゃんは、鞠莉さんとの握手を拒否した。
「私は、私のやり方で廃校を阻止しますわ!」
鞠莉さんに対してお姉ちゃんはそう告げると、鞠莉さんに背を向けてこっちに歩いてくる。
あっ……お姉ちゃんにバレちゃう!
こっちに歩いてくるお姉ちゃんに咄嗟にドアを閉めた私は、慌ててドアの陰に隠れるように廊下の壁にベッタリ張り付く。
ガチャ!バタン!
お姉ちゃんが理事長室から出ると、鞠莉さんにお辞儀をすることなく、そのまま私にも背を向けて廊下を歩いていく。気づかれないように息を殺し、お姉ちゃんの姿が見えなくなるまで隠れた。
早く千歌さんたちにも、この学校の『統廃合』の話をしないと大変なことになっちゃう。
そう私が考えていた時、理事長室でただ1人佇んでいた鞠莉さんが、独り言のように呟く。
「本当、ダイヤは好きなのね。“果南”が……」
「…………」
ただ、それは意味深な発言だった。
その言葉にも、どんな意味が込められているのかはルビィもよく分からない。
とにかく、千歌さんたちに伝えなきゃ!
そう思った私は、まず1年生の教室へ走り出す。
花丸ちゃんと善子ちゃんに、“学校の危機”が迫っていることを伝えるために……。
〜ルビィ side out〜
〜〜〜〜〜〜※※※※〜〜〜〜〜〜
「「「「「統廃合!?」」」」」
「そ、そうみたいです…。沼津の学校と合併して、浦の星女学院はなくなるかもって……」
善子ちゃんがAqoursのメンバーになった束の間、ルビィちゃんの話を聞いた私たちは、驚きを隠す事が出来なかった。
浦の星女学院の“統廃合”
沼津の高校と合併して、そのせいで浦の星女学院は事実上“廃校”になってしまうことに、私もみんなも信じられずにいた。
「そ、そんな……」
「それ…いつなの!?」
私はそのことにポツリと呟き、梨子ちゃんはルビィちゃんに対してそんなことを聞くと、ルビィは下に俯きながら話す。
「それは、まだ分からなくて…。一応、来年の入学希望者の数を見て決めるらしいんですけど……」
「そ、そうなんだ……」
すぐに廃校にはならないことに、梨子ちゃんは安堵はするものの、部室には重苦しい空気が漂う。
でも、仕方がないようにも思える。
私たちの学校は少子化の影響だったりで、入学希望者がどんどん減ってきている。そのせいもあって、学校が廃校の危機にさらされている。
何かと、必然的なことのように思えた。
「廃校……?」
「えっ?千歌……ちゃん?」
そんなとき、さっきまで下に俯いて黙っていた千歌ちゃんが、ポツリとその言葉を呟く。
千歌ちゃんも学校が廃校になってしまう事に、ものすごく悲しく感じていると、そう思っていた。
「キタ!ついにキタ!」
「えっ!?ちょ……千歌ちゃん?」
でも私の考えは、間違っていた。
千歌ちゃんはなんと、笑っていた。
学校が“統廃合”になるかもしれないっていうのに、千歌ちゃんは心なしか、凄く嬉しそうに笑う。
「統廃合ってことは、つまり廃校ってことだよね!学校のピンチってことだよね!?」
「そ、そうだけど……」
「千歌ちゃん、心無しか嬉しそうに見えるよ」
私は左手を千歌ちゃんの顔の前で振って、千歌ちゃんに対してそう告げる。
すると千歌ちゃんは、嬉しそうに話をする。
「だって廃校だよ!音ノ木坂と一緒なんだよ!」
「確か、μ’sが通ってた学校だよね?」
「そうだよ!それと一緒なんだよ私たち!」
学校の廃校のピンチであることを、μ’sが通っていた音ノ木坂学院と同じよう見せかけて、千歌ちゃんは話を続ける。
「これで舞台が整ったよ!私たちが学校を救うんだよ!そして輝くの!あの、μ'sのように!」
「あ、あははは……」
μ’sと同じように、学校を救う。
何故か善子ちゃんを抱きかかえ、千歌ちゃんは右手の人差し指をビシッと上に掲げて、ポーズをとる。
千歌ちゃんに抱きかかえられている善子ちゃんも、なんだかノリノリでポーズをとっていた。
それで梨子ちゃんは、千歌ちゃんに尋ねる。
「本当に出来ると思っているの?」
「出来るよ!μ’sが出来たんだもん!」
μ’sが、学校の廃校の危機から救うこと出来たんだから、私たちにも出来るよって、千歌ちゃんは俄然やる気満々な表情を見せる。
だけど、そう簡単に上手くいくかなぁ……。
「花丸ちゃんはどう思う〜?」
ルビィちゃんは廃校のことで、花丸ちゃんに尋ねている。花丸ちゃんも何かと真剣に考えている様子が見て取れた。
だけど、花丸ちゃんが口から発せられたのは、私にとっては驚きの言葉だった。
「統廃合〜?」
「こっちも!?」
目をキラキラと輝かせ、統廃合という言葉に対して嬉しそうに笑う花丸ちゃん。
それにルビィちゃんは驚くと、笑顔の花丸ちゃんはルビィちゃんに対して尋ねながら話す。
「学校が合併ということは、沼津の高校になるずらね!あの町に通えるずらね!?」
「ま、まあ……」
「うわぁ〜!!」
私たちが通うこの学校が廃校になれば、沼津に通うことができる。それが、花丸ちゃんが廃校を嬉しく思っている理由なんだと思う。
私にとって不確かな理由だけど、その花丸ちゃんを呆れて見つめる善子ちゃんは、私と梨子ちゃんに話をしてくれた。
「相変わらずね、ずら丸。実はずら丸、昔からこんな感じだったし……」
「えっ?そうなの?」
「幼稚園の頃から、よく『未来ずら!』って……」
善子ちゃんが私と梨子ちゃんに話してくれたのは、幼稚園の頃の花丸ちゃんの話。
幼稚園の砂場にあった人感センサーで付く自動照明を、自分で付ける度にそう叫んでいたらしい。
昔から、花丸ちゃんは変わっていないんだね。
それで私は、今度は善子ちゃんに尋ねる。
「善子ちゃんは……」
「ヨハネ!」
「……ヨハネちゃんはどう思う?」
「そりゃ統合する方にヨハネは賛成よ!私みたいな流行に敏感な生徒も集まってるだろうし!」
得意な堕天使のポーズをしながら、善子ちゃんは統廃合に賛成する。流行に敏感な善子ちゃんは、自分と同じ子たちと友達になりたいと話す。
だけど花丸ちゃんは、善子ちゃんの心に“グサッ”と突き刺さるような言葉を投げかけた。
「善子ちゃん良かったずらね!中学生の頃の友達に会えるずらね!」
「やっぱり統廃合絶対反対〜!」
そしたら善子ちゃんは前言撤回。
きっといつもの堕天使ヨハネを、ドン引きするような目で見ていた子たちが多いのかもしれない。善子ちゃんは慌てて、今言ったことを否定した。
バンッ!
そして、千歌ちゃんがテーブルを右の手の平で叩くと、私たちに対して一つの宣言をした。
「とにかくっ!廃校の危機が迫っていると分かった以上、Aqoursは学校を救うため、行動します!」
μ’sがしたように、学校の廃校を阻止する。
そんなやる気満々に笑顔を見せる千歌ちゃんを見ていたら、私もやる気が湧いてきた!
千歌ちゃんがやるなら、私たちもやらなきゃ!
「ヨーソロー!スクールアイドルだもんね!」
私は笑顔を見せながら千歌の言う事に賛成し、いつもやっている敬礼をして『ヨーソロー』を呟く。
梨子ちゃんや花丸ちゃんたちは何も言わないけど、笑顔を見せているからみんなの気持ちは同じなんだと、私はそう感じた。
それで梨子ちゃんが口を開く。
「それで、行動って何をするの?」
その言葉を、千歌ちゃんに投げかける。
すると千歌ちゃんの表情は打って変わる。
「…………へっ?」
梨子ちゃんの話に、千歌ちゃんは首をかしげる。
その行動を意味するのは、千歌ちゃん自身が発した行動について、千歌ちゃんは全くもって考えていたなかったようだった。
「もしかして、全然考えてない?」
「か、考えてるよ〜!!」
梨子ちゃんの指摘に慌てる千歌ちゃん。
『考えてるよ』と言いながら、実は全然考えていなかったってことは、千歌ちゃんに関してはよくあることなんだ。ごめんね梨子ちゃん。
「μ’sはね、スクールアイドルとしてランキングに登録して、ラブライブに出て、生徒を集めたって私聞いたことあるんだ!」
「それだけなの?」
「あとは……PVを作ったりとか!」
それから千歌ちゃんは、梨子ちゃんから出る質問に対して意気揚々に答え、梨子ちゃんとはそんな感じにやり取りを見せる。
花丸ちゃんにルビィちゃん、善子ちゃんの3人は、今から何をするんだろうって、黙々と千歌ちゃんと梨子ちゃんの話を聞いていた。
そしたら千歌ちゃんは、みんなに話を切り出す。
「よしっ!決めた!」
「えっ?何を決めたんですか?」
右手を握り拳にして、決心めいた言葉を口にした千歌ちゃんに花丸ちゃんは尋ねる。
その答えに千歌ちゃんはというと、『ムフフ』という少し不敵な笑みを浮かべながら答えた。
千歌ちゃん、ちょっと怖い……。
「PVだよ!私たちみんなで、PVを作るの!」
「……そもそも、“PV”ってなに?」
「あっ、梨子ちゃんはそこからなんだ……」
私は梨子ちゃんの言葉に少し驚いた。
初めて聞いたような声を出す梨子ちゃんに、私も隣に立つ千歌ちゃんも驚いていた。
「PVっていうのはね……ゴニョゴニョ……」
「へぇ〜!そういう意味なのね!」
「うん!だからみんなで作ろうよ!」
千歌ちゃんは梨子ちゃんに“PV”の意味について耳打ちして話をすると、梨子ちゃんはその説明に納得してくれた様子を見せていた。
「私はいいよ!なんか面白そう!」
私は千歌ちゃんの意見に、すぐさま賛同する。
善子ちゃんも同じように賛成する声を上げたけど、その時の善子ちゃんは面白かった。
「フフッ、堕天使ヨハネの姿を下界の民に思い知らせ、見てくれる人たち全員、リトルデーモンにしてやるんだから!」
堕天使ヨハネの口調から、だんだんいつもの口調に戻っていることを知らず、思っていることを口から発しているだけにしか見えない善子ちゃん。
花丸ちゃんとルビィちゃんは苦笑いをしているけれど、私も千歌ちゃんも梨子ちゃんも笑っていた。
「なによ!なんで笑ってるのよ!」
「いや、ごめんごめん!」
「善子ちゃん、無自覚だったずらか……」
さっきまでの重苦しいは、なんだか嘘のよう。
学校の統廃合の危機になっているのにも関わらず、私たちはみんなで笑い合っていた。
「じゃあ、練習を始めよう!」
私はそれで思う。
この楽しい時間を、この学校を、今からみんなで守るために、私たちは活動すべきなんだと思う。
もちろん、上手くいくとは限らない。
でも、やるべきなんだと思う。
だって私……この学校が大好きだからっ!!
〜〜〜〜〜〜※※※※〜〜〜〜〜〜
〜ルビィ side〜
練習前、ルビィは生徒会室に向かっていた。
理由は、お姉ちゃんにこれからAqoursのPVを作るから、しばらく帰りが遅くなると親に伝えて欲しいとお願いするため。
あとでルビィからもお母さんとお父さんに伝えるつもりだけど、いち早く伝えないと怒られちゃう。
だから、お姉ちゃんにお願いしに行くの。
「はぁ……はぁ……!」
廊下を走ったせいで息が上がってる。
呼吸……整えなきゃ……。
「すぅ……はぁ……」
千歌さんたちには、部室で待っててもらってる。
お姉ちゃんに話をしてくるという無理なお願いなのに、千歌さんは許してくれた。
息を整え、目の前には生徒会室がある。
生徒会室に何とかたどり着き、私はドアのガラスからこっそり中を覗き込むと、パソコンとにらめっこをしているお姉ちゃんの姿があった。
ただ、お姉ちゃんは困惑の表情。無闇にお姉ちゃんに話しかけるのが、なんか気が引ける。
でも練習はすぐに始まっちゃうし、言わなかったら親に叱られちゃう。だからルビィは、勇気を出して生徒会室に顔を出す。
「お姉ちゃん……?」
「ルビィ?どうしたんですの?」
ルビィの声を聞いたお姉ちゃんは、ルビィが生徒会室にやってきたことに驚いた表情を見せる。
それでルビィは、お姉ちゃんに話を続ける。
「実は千歌さんの提案で、入学希望者を増やすためにAqoursのPVを作るんだって言ってて、今日から少し帰りが遅れるかもしれないの……」
「今日から?」
「う、うん……」
千歌さんの話を持ち上げ、学校の入学希望者を増やすためにPVを作ると告げる。それと同時に、帰りが遅くなることも伝える。
「はぁ……」
「………っ!」
ルビィの話を聞いたお姉ちゃんは、パソコンに向き直るとそれと同時に、一度ため息をつく。その行動をするお姉ちゃんに、ルビィは一瞬恐怖した。
『ダメです!』って言われちゃうかもしれない。
そう思ってルビィは覚悟を決めた時、お姉ちゃんはもう一度ルビィに視線を向けて話をする。
「分かりましたわ。お父様とお母様に伝えておきます。ですが、暗くなる前に帰ってくるのですよ?」
「……っ!うん!分かったっ!」
お姉ちゃんから発せられた言葉は、“許可”の言葉。
“暗くなる前に帰ってくる”という条件付きでの許可だけど、お姉ちゃんが許してくれたのが、ルビィにとってとても嬉しかった。
「じゃあお姉ちゃん!行ってくるね!」
そしてルビィはお姉ちゃんにそう告げたあと、急いで部室に戻ろうと、ドアを開けて廊下に出る。
その瞬間だった。
「どう?スクールアイドルは?」
「………っ!」
お姉ちゃんは、ルビィにそんな質問をしてくる。
素っ気ない、何気ない質問なのに、お姉ちゃんの声は何だかルビィに気を遣っているような声。
その質問に、ルビィはありのままに答えた。
「大変だけど、とても楽しい!」
「そう。良かったですわ……」
ルビィの言葉を聞いたお姉ちゃんは、少しだけ安心しきったようなそんな声を上げる。
でも、何かを隠しているような声にも聞こえた。
「…………………」
「…………………」
“真意を尋ねたい”、そう思った私は口を開く。
「お姉ちゃ……」
「早く行きなさい!」
「うっ、お姉ちゃん……」
だがそれを知っていたかのように、お姉ちゃんはルビィに部室に戻るよう促してくる。
「練習、遅れてしまいますわよ?」
「………………分かった」
これ以上、お姉ちゃんに迷惑はかけられない。
そう考えたルビィは、お姉ちゃんにこれ以上の質問とかも何も言わず、お姉ちゃんに言われるがまま、生徒会室をあとにした。
「……お姉ちゃん」
でも、お姉ちゃんが気になって仕方がなかったルビィは、ふとお姉ちゃんと呼んだ後ろを振り返る。
いつか……お姉ちゃんを助けてあげたい。
そう思ったルビィは、また、部室へと駆け出す。
学校を救うため、ルビィは頑張ります!
ガンバ……ルビィ!
〜ルビィ side out〜
『ダイヤ』と『ルビィ』
姉妹の会話を初めて書きましたが、
書いててすごく重苦しかったです。
はよダイヤを救いたい。
スクールアイドルが大好きなダイヤを
取り戻したいと思う。
次回はこの続きになります。
皆さん是非、次回も楽しみにしててください!
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