女子恐怖症な俺がIS学園とか地獄でしかない件   作:ソーミア

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長い間空きましたねー何でですかねー
こっから原作とは全然違った動きをするかもしれません


影とISと幼馴染

寝すぎていたせいかまだ太陽も昇っていない時間に目を覚ましてしまった

自分のベッドじゃないことにあぁ、そういえば保健室だっけなと思い出し少し身体を起こしてみることにした

そして、身体を起こして目の前にいたのは

ー影ー

そうとしか言いようがない真っ黒な人のようなものだ

夜の暗さでもわかるくらいさらに深い黒

俺はそれを見た瞬間鳥肌と冷や汗が止まらなくなった

影は動き出し部屋の外に行ってしまった

俺は慌ててそいつを追うことにした

追わなければいけない気がした

着いた場所はISの格納庫のようなところだ

そこには俺の専用機ー武蔵の前で影は止まる

俺はそこでようやく問いかける

 

「お前は一体なんなんだ」

 

影は俺を指差して声ともいえない声で

 

「マモリ・・・タイ・・ラチ・・カラヲ・・・タダ・・・ツカエ」

 

途切れ途切れのその声を聞き取ることができなくて

聞き返そうとしたら影は消えてしまった

 

「何なんだよ・・・一体」

 

俺はそのまま動かされるように武蔵に近づく

触れると起動し俺の身体に装備される

勉強した甲斐もあってか初期設定から一次移行まで終えることができた

頭痛が酷くなり頭にノイズが流れ具合が悪くなってからあぁ、そういえば病み上がりだっけなと思いISを解除して保健室に戻ることにした

・・・あれ、セキュリティってどうなってるの?

と思ったのは保健室で横になってからだった

 

 

 

 

朝いつもより目覚め早めに教室に向かうと教室のみんなからは心配の言葉をかけられた

俺はそれに

 

「え、・・・あぁ、うん。大丈夫」

 

と何とか答える

何だろういつもより自分の中で何かがざわつく

これが嫌な予感っていうのかな

考えすぎか

俺はため息をつき自分の席で周りの会話に耳を傾けることにした

周りは噂話で盛り上がってる様子だった

何でも別のクラスに転校生が来るらしい

ふーんなんて他人事みたいに思ってると教室のドアが思いっきり開けられた

そこには・・・一夏がものすごく焦った表情をしていた

そして俺の事を確認すると安心した表情になった

 

「いやー焦ったよ、保健室行っても刃がいなかったからさ」

 

「あ、心配かけてごめん・・・早めに目が覚めたから先に来てたんだ」

 

「だから大丈夫だって言ったんだ、お前は心配しすぎだ」

 

篠ノ之と一夏とのやりとりを聞いて、一夏たちに一声かけておくべきだったな・・・それに束さんたちにも何か言っておくんだった

そう思って携帯を開くと充電切れ

ま、何にも充電してなかったからそりゃそっか

あとで大人しく怒られよう

 

「そういえば転校生が来るらしいぞ」

 

「転校生?」

 

「周りの女子たちが噂してた」

 

すると周りも会話に参戦して来た

 

「ま!でも、専用機持ちは1組と4組だけだしクラス対抗戦もきっと余裕だよ織斑君!」

 

あーそういえば一夏がクラス代表になったんだっけか

自分の友人が代表ってちょっと誇らしいな

なんて思ってると

 

「その情報古いわよ!」

 

ドアの前にツインテールの女の子がいた

その姿に一夏は

 

「お前・・・鈴か!?」

 

「そ、久しぶりね一夏」

 

「知り合いなのか一夏」

 

「幼馴染だよ」

 

「幼馴染?それって篠ノ之も知り合いじゃないのか?」

 

「いや、こいつはまぁセカンド幼馴染ってところかな」

 

「ちょっと!セカンドってなによ!」

 

なんて朝から騒がしいやりとりに朝のSHRのために来た山田先生のワタワタした対応で止められるわけもなく2組の先生に連れてかれるまで続いた

こんな日に限って織斑先生は会議に行ってるらしい

山田先生の泣きそうな顔でSHRが始まった


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