勇者「絶対に笑ってはいけない魔王討伐24時?」   作:めんぼー

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前回のあらすじ

勇者は隣村を救った!



ついに魔王城

~馬車内~

 

 

 

神父「おいお前ら」

4人「?」

神父「なんだかんだでこの小説5話目に突入したから」

勇者「なんでいきなりそんなメタ発言を」

神父「作者がそろそろネタ思いつかん言うてるから、魔王城まで省くで」

戦士「一発尻叩かれればいいのにな」

神父「このSSを始める1日前に竹箒でケツをシバかれたらしいわ」

 

 

 

 

~魔王城~

 

神父「ついに…ここまで来たな」

 

勇者(もう何もつっこまない)

戦士(シバかれるのは勇者だしな)

魔法使い「結構大きいのね」

僧侶「き、緊張してきました」

 

 

神父「ほな、いこか」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

魔王城の重たい扉を金属の音を立てて開く神父

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

勇者「ん?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

勇者「扉は開いたのになんでまだ音が」

 

そっと近づいてみる勇者

 

 

 

 

 

神父「ゴゴごごごごごご…何みてんねん」

勇者「ふひゅ」

 

デデーン 勇者 アウトー

 

戦士「早速か」

勇者「無駄にクオリティ高い真似してんじゃねーよぉ!!」スパァン!

 

 

~魔王城・エントランス~

 

 

僧侶「ここが魔王城の中…」

戦士「あったかいナリィ…」

魔法使い「笑えないしセクハラだからやめて」

勇者「仲間内で潰しあうのやめて?」

 

神父「しかし暗いな~明かりはないんかいな」

 

次の瞬間

 

??「太陽拳!!!!」カッ!

神父「うおっまぶしっ」

 

一瞬で 明るく なった !

声の主を見ると

 

 

 

 

 

 

魔王「…」太陽拳のポーズ

 

勇者「まwwwおwwwうwww」

戦士「あいつもかよwwww」

魔法使い「っていうか何してんふふふふwwww」

僧侶「」コヒュ

 

 

デデーン 全員 アウトー

魔王 は 逃げ出した !

 

勇者「逃げんなwwww」スパァン!

戦士「魔王が逃げたwww」スパァン!

魔法使い「もうやだ最初から全力じゃないのー!」スパァン!

僧侶「ひぃ…ひぃ…」スパァン!

 

どこからともなく女魔族がやってくる

 

女魔「ようこそ、ホテル魔王城へ。」

4人「えっ」

神父「あの~予約した勇者一行ですけどええですか?」

女魔「もちろんでございます。4人と1人で二部屋でございますね?」

神父「そうです」

 

 

勇者「あいつ何言ってんの?ねぇあいつ何言ってんの?」

戦士「おい完全に旅行じゃねーか」

 

 

女魔「ではお部屋までご案内致します。神父様はこちらでお待ち下さい」

勇者「待ってもう既に嫌な予感しかしない」

僧侶「別行動っていうのがまた…」

戦士「いやでも前回ボスとのやりとりでひでぇ目にあったからよ…」

魔法使い「ある意味安心できるじゃない?」

 

 

~4人部屋~

 

女魔「女性の方々は着替えられる時はこちらの部屋に個室が御座いますので」

魔法使い「ご丁寧にどうも」

僧侶「ありがとうございます」

 

 

女魔「寝るときはあちらのベッドをお使い下さい」

勇者「結構いいベッドだねこれ」フカフカ

戦士「いいのかなぁ…魔王城に泊まるって」

 

 

女魔「皆様にはこちらの部屋で待機していただきたいとの、神父様からの言伝を預かっております」

勇者「あ、わかりました」

女魔「寝る時とお風呂、おトイレの際以外はあちらの机と椅子でお待ち下さい」

魔法使い「はーい」

女魔「それでは失礼致します」パタン

 

 

 

 

 

 

 

勇者「机で待機ねぇ…ん?」

戦士「机の上に名札があるな」

魔法使い「名前どおりに座ればいいのかしら」

僧侶(引き出しが4つあるのが気になりますね)

 

 

戦士「とりあえず座るか」ボフッ

勇者「だね、もうクタクタだよ」

魔法使い「私なんて足痛いわよ」

僧侶「さすがに疲れましたね」

 

 

勇者「神父様がいないとこんなに心が休まるなんて…」

戦士「お前シバかれにシバかれまくってたからなww」

勇者「はは、一回死んだからね、三途の川見えたもんw」

魔法使い「あ」

僧侶「あ」

 

デデーン 勇者、戦士 アウトー

 

勇者・戦士「あ」

 

 

スパスパァン!!

 

 

勇者「くっそぉ…くっそぉぉぉぉ…」プルプル

戦士「完全に油断してた…今完全にリラクゼーションしてた…」

魔法使い「これは私達も」

僧侶「危ないですね、気をつけないと」

 

 

僧侶「…」ジッ

魔法使い「どうしたの?机なんて見つめて」

僧侶「いえ、なんか引き出しあるの気になっちゃって」

魔法使い「…たしかに」

 

 

戦士「待て、それは罠だ」

勇者「落ち着こう、冷静になるんだ」

僧侶「私、こういうのダメなんです。気になっちゃうんです、昔から」

魔法使い「なんてピュアな子」

僧侶「えへへ」

魔法使い「ふふ、褒めてないわよ?」

勇者・戦士「あ」

 

デデーン 魔法使い、僧侶 アウトー

 

魔法使い「絶対に許さんぞ虫けらどもォ!」スパァン!

僧侶「クリリンのことかー!」スパァン!

勇者「なんでドラゴン●ール?」

戦士「名前と台詞の時点で伏字の意味ないんだよなぁ」

 

 

戦士「よし、死なばもろともだ、勇者から行こうぜ」

勇者「えっ」

僧侶「お願いします」

魔法使い「どうせみんな開けるんだから、覚悟決めなさい」

 

 

勇者「ええい、ままよ!!」ガラッ

 

勇者 は 横に長い 引き出し を 引いた !

 

勇者「…?なんだこれ」

戦士「どうした?」

勇者「いや、なんか封筒が入ってる…」

魔法使い「げっ」

僧侶「嫌な予感しかしないですね…」

 

 

勇者「どれどれ」カサカサ

戦士「結構乗り気じゃねーか」

勇者「俺もこういうの結構気になっちゃう方だから…ね」カサカサ

 

勇者 は 中身を 見た!

 

勇者「ふはっはははははははwwwwww」

 

3人「えっ」

 

デデーン 勇者 アウトー スパァン!

 

勇者「いてて…」

戦士「何が入ってたんだ?」

勇者「…」スゥ

魔法使い「待ちなさい勇者。見せないで、警告よ」

僧侶「そ、そうですよ何があったのかだけで…」

 

 

バッ

 

 

 

 

 

 

 

黒光りするマッチョな身体と王様の顔のコラ

 

 

戦士「むはっwwwww」

魔法使い「ちょっwwwwww」

僧侶「」ブッー

 

 

デデーン 戦士、魔法使い、僧侶 アウトー

 

スパスパスパァン!!!

 

 

戦士「勇者あぁぁぁぁぁぁ!!!」

勇者「他の引き出しにももう入ってないみたいだ、俺のとこは終わり」スチャッ

 

勇者 は 壁に 画像 を はりつけた !

 

戦士「見ないからな、見ないからな」

魔法使い「なんで魔王の城にきて仲間割れしてるのよ」

僧侶(ちょっと危険ですねあのきんにk、いえ画像…)

 

 

勇者「次は戦士だ」

戦士「おー、開けるか」

魔法使い「わかってるわよね?」

戦士「わーったよ!」ガラッ

 

戦士 は 横に長い 引き出し を 引いた !

 

戦士「…」

魔法使い「どうしたの?」

戦士「…」スッ

 

 

勇者人形(そっくり)

 

魔法使い「…勇者ね」

戦士「勇者だな」

僧侶「勇者様ですね」

勇者「え?俺こんな顔してるの?」

 

 

戦士「…」スッ

 

戦士 は 勇者人形 を 机の下に 持って行き もぞもぞ やりだした !

 

勇者「お前なにしてんの?」

戦士「…」

魔法使い「余計な事はしないで頂戴ね」

僧侶(もぞもぞ…勇者様と戦士さん…戦x勇ですね)

 

 

戦士「…ブフッwwwwwww」コトッ

 

 

 

 

 

 

 

勇者人形(M字開脚)

 

魔法使い「なんでM字かいんふふふふwwwww」

僧侶「むふふふふふふwwwwww」

勇者「…」

 

 

デデーン 戦士、魔法使い、僧侶 アウトー

 

スパスパスパァン!!!

 

魔法使い「次は私ね」

戦士「悪かったな」ボロッ

魔法使い「いいの、次やったら燃やすだけですもの♪」

戦士「あひぃー!」ガクブル

勇者「遊ぶからだよ…俺も人の事言えないけど…」

 

 

魔法使いは 全ての 引き出しを 開け放った! 

しかし なにも入っていなかった !

 

 

魔法使い「…」

戦士「…」

勇者「…」

僧侶「…」

 

「むふっ」

 

デデーン 全員 アウトー スパスパスパスパァン!!!!

 

魔法使い「なんで何もないのよ!!飽きるんじゃないわよ!!」

戦士「いやまったくだ」

僧侶「入ってなくても変わりませんでしたね…」

 

 

僧侶「次は私ですね」ガラッ

戦士「即開けとか」

魔法使い「神父様も確か即開けだったわね」

勇者「何?教会関係者って絶対に即開ける決まりでもあんの?」

 

一枚の円盤と紙が入っていた

 

僧侶「…」ペラッ

戦士「なんだ?その円盤」

魔法使い「魔力を感じないから戦闘用のアイテムではなさそうだけど…」

勇者「僧侶、一緒の紙にはなんて?」

 

 

僧侶「今、見せます。」スタスタ

勇者「おいまてやめろ」

 

僧侶が壁際においてある置物に触れると、引き出しが出て来た

円盤をそこに入れると、吸い込まれていく

 

戦士「お、おいおい」

魔法使い「何かしら今の」

勇者「…なぁ、上になんか魔力の遠視みたいなのが…」

僧侶「今の円盤はでぃーぶいでぃー、上のはてれびがめんと言うらしいです。記憶した場面、風景を映す事が出来るのだとか」

 

 

戦士「ほほー、すげぇな」

魔法使い「ん?何か映ったわよ」

 

 

ここは、魔王城

様々な種族が出入りし、日々社会の為に健闘しています。

 

勇者「魔王城で社会の為て」

 

受付には魔族の美しい娘達が、皆様のご来場をお待ちしております。

 

女1「ようこそ、魔王城へ!」

女2「ようこそ、魔王城へ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女3(始まりの国の姫)「っしゃっせーい!!!」

 

 

 

 

デデーン 全員 アウトー

 

 

勇者「ふ ざ っ け ん な よ !」スパァン!

戦士「これは無理だわ」スパァン!

魔法使い「なんで国の姫が敵国で受付譲やってんのwww」スパァン!

僧侶「この喋りかたはだめですってばぁ!!」スパァン!

 

 

 

 

姫 「おう、これ見てるな!?勇者一行!!」

 

勇者「やばい喋り方で既に死にそう」プルプル

 

姫 「時間がねぇからよく聞けよ!!一回しか言わないからな!!」

 

戦士「時間がない…?」

魔法使い「巻きでやらないとって事じゃないの?」

戦士「あぁ、そういう」

 

姫 「私は…魔王に捕らわれています…日々、国のお父様を思い涙を流しております…」

 

勇者「急に真面目やめてくんない?」

戦士「なぁ…この旅って結構真面目にやらないとだめなんじゃないか?」

僧侶「大分真面目とはかけ離れてますけどね」

魔法使い「まったくもってその通りだわ」

 

姫 「どうか…どうか助けて下さいまし、勇者様!私は…私は…不安に押しつぶされそうで悲しくて…」

 

勇者「姫様…」

戦士「…そろそろ気合の入れ時なんじゃねーの?」

魔法使い「今からでも遅くはないわ、姫様を助けに抜け出しましょう!」

僧侶(不安、ですよね…待ってて下さい。すぐに助けに参ります)

 

 

 

 

 

 

姫 「僧侶さんがタイキックされてしまう夢を見ていますわ…」

4人「え?」

 

デデーン 

 

勇者「え?何?誰か笑った?」

戦士「いや俺じゃないぞ」

魔法使い「私もよ」

僧侶「私もです」

 

僧侶ー

 

僧侶「!?!?」

3人「えっ」

 

 

タ イ キ ッ ク -

 

 

 

ぴーひょろろ~

ガララッ

 

姫 「…」シュッシュッ

勇者「あれ?姫様?あれ?なんで?」

戦士「助けて下さいっつったよな今」

魔法使い「なんか蹴りの素振りしてるけど」

僧侶「ま、まさか…くっ!」ダッ

 

僧侶は 逃げ出した ! しかし 回りこまれてしまった !

 

僧侶「い、いやっやめ」

 

ズバァン!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

フワッ

 

僧侶「んやああああああああああああ」ポテッ

 

勇者「浮wwいwwたww」

戦士「今一瞬浮いたぞwwwwwww」

魔法使い「むひゅ」

 

デデーン 勇者、戦士、魔法使い アウトー

 

スパスパァン!!

 

僧侶「うぇぇぇぇぇぇぇ」号泣

魔法使い「おーよしよし痛かったわね…」ナデナデ

 

姫 「僧侶さん…ゴメンネ」

僧侶「ううううう…」ヒックヒック

 

勇者「結構エグかったな…」

戦士「人が浮くって並の武道家でもなかなか出来んぞ」

 

 

姫 「…」ジーッ

姫は 勇者と戦士を 見つめる !

 

 

勇者「えっ何…こわい…」

戦士「…」

姫 「ニタァ」シュッシュッガラピシャッ

 

勇者「おい今素振りして出てったぞ」

戦士「あれ悪いと思ってねーよ、めちゃくちゃノリノリだったよ。蹴り足りねーってすげぇゲス顔してたもん。」

 

神父「なんやお前ら屍の山やないか」ガラッ

 

勇者「出たな悪魔め」

神父「神に仕える聖職者捕まえてお前」

戦士「自分で言うか」

 

神父「なんか外で催し物やるそうや、いこか」

 

勇者「うわっ、鬼」

戦士「僧侶が死に掛けているのにこいつ…」

魔法使い「流石に引くわ…立てる?」

僧侶「はぁ…痛い…」

 

 

一同、魔王城の庭へ

次回へ続く


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