それでは「会議」どうぞ!
<木虎side>
「はぁ~、桐ヶ谷先輩と模擬戦したかったな~」
「模擬戦なんていくらでも出来るじゃないか木虎」
「俺達はは広報の仕事があるのであんまりできないんですよ嵐山さん」
「賢、確かにそうだが別に桐ヶ谷がやめるという訳ではないからいつでもいいだろう」
「これだから鈍感組は」
「なんだ、なんでそんな呆れたような目で見る?」
「察してください嵐山さん」
「充まで」
そんなこんなで会議室についた。中にはオペレーターの綾辻さんとボーダー本部長忍田さんとなぜかA級3位冬島隊隊長、冬島さんがいた。
「木虎、桐ヶ谷君と模擬戦できた?」
「いえ、できませんでした。余計な邪魔が入ったもので」
「皆ありがとうな、疲れているのに」
「大丈夫です、俺達慣れてますから」
「よ、お前ら」
「冬島さん、なぜここに?」
「時枝、それは後で話す。今は入隊日の打ち合わせを始めよう」
私たちと忍田さんで当日の予定、ポジションごとの引率、現場監督の位置など必要なことを決めた。
結果私、嵐山さん、時枝先輩は攻撃手、銃手、射手の引率に、佐鳥先輩は狙撃手の引率を、綾辻さんは作戦室で各場所での報告をまとめることになった。
「で、次は俺からだな」
冬島さんが喋りだす。
「俺の行きつけの店のマスターがSAO
SAO
なお入隊の、申し込みは2ヶ月前に終わっており、今からでは申し込みは出来ないのだ。
「冬島、人数はどれくらいだ?」
「えっとだな‥………あぁそういえば写真預かっているんだったけ…えっと7人だ忍田さん」
冬島さんは預かっていた写真を私たちに見せてくれた。写っていたのは全員美女といえる女の子だった。
「うひょー!どれもかわいいですね」
「佐鳥先輩、ナンパなんてしないでくださいよ」
「しねぇーから!だから木虎、クズを見るような目で見るのをやめろ!」
「ん、冬島さん」
「なんだ、時枝」
「この黒髪の女の子の名前桐ヶ谷直葉って書いてあるんですけどもしかして‥………」
「そうそう、あの桐ヶ谷の妹だってさ」
「「えーー!」」
私と綾辻さんの声が重なった。
「どうした木虎、綾辻?」
「こんなにかわいい妹が‥………しかも胸がでかい」
「これなら桐ヶ谷君が中々女子と付き合わないのも納得かも‥………」
「いえ綾辻先輩、この子と仲良くして、妹の友達というつながりで責めてはどうでしょう?」
「さすがね木虎!」
「女子って怖いっすねぇー、冬島さん」
「そうだな」
「なんの話をしているだ、嵐山わかるか?」
「俺もわかりません、なんでしょうね」
「鈍感二人組」
時枝先輩が忍田本部長と嵐山先輩に聞こえない程度で呟いた。
「とにかく、SAO
桐ヶ谷先輩は半年でA級部隊の隊長となった。そのうらには二年間も仮想世界で戦ってきた経験がでかいだからだろう、もちろんそれだけではないことは皆知っている。
「この子たちは後日面接をする。冬島伝えておいてくれ」
「わかりました忍田さん」
「それでは今回はここまでとする、皆ご苦労だった」
私たちはその場で解散した。
入隊日当日
「とりあえず皆合格できてよかったね」
「私は落ちるんじゃないかと思っていましたよ」
「珪子あんたは心配しすぎなのよ」
「ここがお兄ちゃんが働いているところ‥………」
「なんだか少し緊張するわね」
「僕はとってもワクワクしてるけどね、早くキリトと戦ってみたいし!」
「キリト様と同じ職場にいられるなんて光栄です‥…………!」
「ひより~あんた一人世界に入ってないで戻ってきなさーい」
「ふふ、キリト君びっくりするかな」
「なにせ誰もいってませんからね」
「ユイちゃんも楽しみ?」
『はい!早くパパと会いたいです!』
「アスナ、そろそろ集合みたいわよ」
「わかったよ詩乃のん、それじゃいこうか皆」
「「「「『「「はーい」」』」」」」
待っててねキリト君
次回はVR組が大暴れ‥………する?
それでは次回もお楽しみに!